2012年12月30日日曜日

撥水と親水

今年は曜日廻りの関係でお正月休みが何と6日間。過去最長。

で、昨日から大掃除ですが本日は大雨。昨日せっせと磨いた窓も1日でやられてしもうた。
気を取り直し、今日は朝からR2のサイドミラー対策。雨の日には、サイドウィンドウとドアミラーが共に水玉だらけになって後ろが見えないのです。これまで5台の車を乗り継ぎましたが、こんなこと初めて。R2のタイプFにはリアワイパーが無いので後方確認にドアミラーは重要です。

そこで大雨の中、オートバックスへ。ミラーの雨滴対策、いろいろ並んでます。てっきり親水性ケミカルばかりかと思いっきゃ、撥水性もある。どうしたもんだか。元々頭にあったのは親水性のスプレー。持ちが短いのが難点ですが、吹いた直後は効果あるので、B4に乗っていた時常用しておりました。ところが店頭の親水製品は、塗布後、太陽の下で何とやら・・・。あかんやん。今日、大雨やし。

確か親水性ケミカルって、太陽光の触媒がどうたらこうたらで膜を形成するとかって理屈だったような。そうすると予めお天気の日に仕込んでおかねばなりません。と言うことで、気持ちは撥水に。撥水がミラーに効果あるかどうかは疑問が残ります。走っても風が当たらないので、水滴が流れないですもんね。しかし、商品パッケージの写真には全くクリアな使用後のミラー写真が。ほんまにこうなんのん?多少は誇張があるかも知れないけど、この半分でも効果あったら、ミラーは充分見える。しかも特価品!てな具合でガラコのドアミラー用撥水スプレーをお買い上げ。

オートバックスにはレガシィで行ったので(そりゃR2は後方視界確保難で危ないっすから)、駐車場で早速ドアミラーにスプレーしてみました。幸い?帰りも大雨。幹線道路に乗り出して走ってみると、おお 見える! 何故か判りませんが、水滴が小粒になっており、見易くなっています。もっともレガシィについては元々見づらかった訳ではないので、あくまでも参考値。帰って早速R2のドアミラーに吹いてみました。ついでにフロントウィンドウやサイドウィンドウに撥水剤を塗布してみました。

大雨の中、試運転。うーーん。点数つけるとしたら100点満点の55点かな。緊急としては仕方ないけど、今度は撥水剤剥がして、親水剤を試してみようと思ったのでした。
それにしても「撥水」と「親水」どっちが評価高いのでしょうね。思想的には親水のほうが文字通り「親しみ」易いですが。

ついでにフロントウィンドウの撥水効果もいまいち。スピードが遅いせいかガラスの品質なのか。リアは「それなり」の効果でした。道産子R2なので雪に慣れてても、雨には慣れてないのかな?
来年は全方位見通し良好にしたいものです。
使用前:バイクなんか殆ど認識できないです
使用後:クリア!とは言えないけどマシ



2012年12月24日月曜日

リムを歯磨き

昨日 雨中走行したので今日はメンテ。

年末大掃除?も兼ねて、恒例のスプロケ磨きから。ディグリーザーをブシュとかけて、古Tシャツを寸断した布でゴシゴシ。以前スプロケ磨き用に靴下を切って使ってみたのですが、布地のせいかボロボロ糸屑が出て、却って面倒になりました。やっぱりTシャツが一番です。ついでにディレーラのプーリーやチェーンも磨きます。自転車のメンテをしていると、愛犬が「何しとんねん」と寄ってきてクンクンするのですが、鼻先でディグリーザーをシュッとやると、大抵嫌がって寄り付かなくなります。嗅覚、人の数千倍以上ですからねえ。拷問とも言える。

その後は注油ですが、毎度ウエスや手(ゴム手)についた油汚れがフレームのあちこちに付いてしまい、何やってんだか が繰り返されます。どういう順番が良いのでしょうねえ。フレームが黒なら気にならないのに、と毎回思います。(でも白が好き) 雨中走行後はリムが汚れる、ということで今回はリム磨きも実施。黒い線が木星の縞模様みたいに幾重にもリムを周っています。以前もいろいろ調べた結果、砂消しゴムがbestとありましたので、今回も地味に砂消しでゴシゴシ。

いや~皆さん根気ありますねえ。砂消しゴムも相当力入れて何回もゴシゴシしないときれいになりません。しかも、折角きれいにしても再度雨中走行したら元に戻った・・・ って記事も(よく)見かけます。それを考えたらやる気も萎え、ズボラに走ります。何か磨くのに良い方法・・・ お! ハミガキ? と思いつきでやってみました。これまで殆ど見かけなかった方法なので、ひょっとしたらエライ事になるかも、いやいや微妙な研磨剤だから砂消しと同じ筈、などの葛藤の中、Tシャツに歯磨き粉付けてゴシゴシ。

取れます。劇的とは行きませんが結構取れる。水を付ければ一層伸びがよくなり楽。しかし何故かリムのアルミが曇る。結局ハミガキ粉で擦った後、砂消しでゴシゴシしたのでありました。私はTシャツに付けて磨きましたが、歯ブラシでも良いかも。そして、辺りは朝の爽やかな香りに包まれます。きっと歯周病にもならないでしょう。
そうこうしてると空から雪。今日は最高気温が3℃だそうです。流石に寒くて前輪だけで止めてしまったので、前だけ妙にピカピカの「ゆきかぜ」です。

しかし、クリスマスイブに何やっとんねん。

本日のお仕事パート2は、R2のオイル交換。自分でやったりはしません、あと始末大変やし。今朝初めてR2の整備記録を車内から見つけ、眺めると1月からオイル交換していないことが発覚。このままでは年を越してしまう。幾らなんでも1万キロ同じオイルでは可哀想。と言うことで、ディーラーに電話したらなんと18時になります と。何故かとんでもなく混んでいるのですね、イブのディーラーさん。みんなヒマなんか? 

と言うことで聖なる夜にアブラを交換に行きましたが、時間かかりました。ついでにヘッドライトのバルブも交換できたりして? なんて頼んだ私も悪かった。イブの夜ですから若い整備士さんも早く帰りたい!R2のバルブ交換はバンパーを外さないと・・・なんて置いておいて、何とかならんかと手を突っ込んだそうです。このディーラーさんは待合室?からピットが見下ろせるのですが、私も見ていて「あらら・・・あんな事してる」と思っていたのですが、しばらく後、再び覗くとバンパーが外されておりました。完成後、整備長さんも「やってしまいました!」と正直なレスポンス。オイル交換・エレメント交換・幾つかの整備チェックとバルブ交換で1時間半かかりました。

但し、結果はOK。全然違います。流石はPIAAの4000K。Ice stormの名に恥じない明るさでした。満足。こうして、イブは更けてゆき、慌しかった3連休は終わったのでした。

清しこの夜、リムとPIAAは光り、奮闘してくれたスバルの整備士さんに神のご加護があらん事を。

ハミガキ後のピカピカ リム
バンパー外してバルブ交換中。頑張れ!

 

2012年12月23日日曜日

八尾空港 その2

2度目の八尾空港。

ストレートに行ったのでは変化がないので、一旦北へ向かい、R168に回り込んで竜田川沿いを南下し、王寺からR25に入りました。天気は曇り。西風なのでアゲインストですが下り基調なので大丈夫。交通量もそこそこでしたが、基本「走りやすい道」です。お昼前に八尾空港到着。今日は周回せず、ひたすら飛行機を待ちます。そう、写真撮影の練習も兼ねているのです。

少し待つと、バリバリバリ とヘリが来ました。これはOK. 更にセスナ着陸。よしよしこれも撮れた。更に目の前に駐機していた軽飛行機(多分Diamond社のカタナって言う飛行機)のエンジンがかかり、ライトがフラッシュしはじめました。きっと離陸です。でもなかなか動きません。
東を見るとセスナが着陸体制。やった、これも撮れた…と思ったら離陸。タッチ&ゴーですね。練習中なんでしょう。いいなあ。

その後も結構離発着が続き、カタナ君はなかなか動きません。1時間滞在と決めていたのでそろそろリミット・・・と思いかけた頃、ようやくカタナ君はタキシングを始めました。続いて低翼の双発機もタクシーしてゆきます。するとまたタッチ&ゴーがやってきました。カタナ君はきっと「現在位置で待て」とか言われてるんでしょうね。ようやく少し高いエンジン音が大きくなってカタナ君Take Off。翼が長い! グライダーみたいですね。

双発機の離陸まで居ようと思ったのですが、TaxiWayのホールド点からちっとも動きません。見れば着陸機とまたまたタッチ&ゴーがやって来る。空模様が次第に怪しくなり、じっとしていると寒くなってきたので、もういいやと店仕舞いしました。それでも1時間で離着陸が10回くらい(うち半分はタッチ&ゴーですが)見られたので多い方でしょう。なかなか忙し八尾空港。

今日の天気は「晴」と思っていたのですが、大和川べりの自転車道に出て見渡すと、府県境の生駒山系と二上山には雨のカーテンがかかっています。前回、帰りは雨だったなと思い起こして走っていると柏原付近で今回もパラパラと来ました。R25に出て、上り基調であるものの追風を受け、25km/h~30km/hで巡航。雨も次第に本気になってきて、奈良県に入る頃にはビショビショに。「ゆきかぜ」はチェーンオイルを結構たっぷり注油したせいか、例の摩擦音もせず、ブレーキがシャーという言うだけで快調でした。

斑鳩町に入り法隆寺近くの公園で、遂に雨宿り。持ってきた「ビスコ」を齧っていました。カミさんにメールすると自宅付近は降っていないとの事。大変局地的なようです。それも私の動線に沿って局地的。これは何を意味するのだろうか・・。
雨は30分位で上がり、ソロソロと出発。強い西風に煽られながら帰着。本日の走行は72.4km。「ゆきかぜ」泥んこ。やれやれですが、「ゆきかぜ」のODOは4000kmを突破しました。

そして写真の成果は? はっきり言いましょう。止まっている物は撮れています。でも飛んでく奴らは、ブレたりボケたり。ま、ここにはベストショットしか掲示しません。すなわちこれ以上はない、と言う事です。まあいい。私が写真下手でも誰も困りません。病院のX線技師が撮影下手では困りますが。

「これ何撮ったん? 肺か胃か?」
「はい い です」
「どっちやねん!」

オヤジも末期やな。m(_ _;)m
FLY! (Diamond Katana)
到着便 かっこいい飛行機だね


この子も翼があります 遊んでたハクセキレイ

法隆寺付近でみつけた不思議のカボチャ

2012年12月22日土曜日

R2整備開始

北海道からやって来たスバルR2タイプF。ベーシック過ぎるので手を加え始めました。

まず、昨夜ディーラーに持ち込み、診てもらいました。タイヤハウスの上から後にかけて折り曲げられたような凹みがあり、塗装も剥げ、錆びているのです。北海道では雪が凍りつく部分のため発見が遅れたみたいです。結果、板金しかない と。 交換する場合、ドアの上から前部のフェンダーまで繋がっていて、かつ躯体そのものなので「ムリ」と言う事でした。通常こういう場合、半分ほどをカットして溶接するそうですが、「そら板金のほうが安い」みたいです。まあそうだろ と納得。

それから「リアワイパー装着」「ガラスへのフィルム張り」「ドアミラー折畳み化」「ホイールのアルミ化」も目論んだのですが、まずリアワイパーは後付不可(多分リアゲートごと交換なんでしょうね)、フィルム張りはディーラーでは高くつきそうなので量販店に頼むこととし、ドアミラーは手で折り畳めることが判明し解決。曲がらないものと信じていたのですね、これまで。それに長女も「北海道ではドアミラー畳んでいる人、見たこと無い」そうで、大地が広いとそうなるんでしょうか。
アルミホイールは今じゃなくても良いのでタイヤ交換時期までお預けとしました。

この他、ライト大好きな私としては、「ヘッドライトバルブの交換」「フォグランプ追加」は外せません。
ヘッドライトバルブは量販店で買って持ち込んだらやってあげますとの事でした。かつて、ハロゲンライト車に乗っていた頃は私も自分で替えてたんですが、ググって見るとR2のバルブ交換は、手を入れるスペースが無く、バンパーを外すか、エンジンルーム内の諸々を外すかしないと出来ないと。バンパー外すって、多分あの樹脂クリップみたいなの外すのでしょう。何回もあれを外そうとして折った経験のある私は「クリップ恐い」。どうせフォグ(これは純正を希望)付ける時、バンパー外すんだから一緒にやってもらうことにしました。

諸々で1週間位預かりたいと言う事でしたので、代車手配の出来る来年1月に施工予定です。
で、本日バルブを買いにオートバックスへ。交換用バルブって「鮮烈なブルーの光 6000K!」とか派手な肩書きが付くのですが、K(ケルビン)を過信してはいけません。数字が大きくなると青色が入ってきて、路面を照射すると却って見辛かったりするのですね。白い光も、誰も走っていない高速や山道等、真っ暗な中では明るく感じるのですが、バンバン対向車が来る国道では、相手の光に負けて前方が良く見えないことがあります。純正フォグは多分ノーマルな光(3000K程度)だと思うので、ヘッドライトを4000K位の白色にして、組み合わせて使用する事にしました。よって、PIAAの4000Kのバルブをお買い上げ。とか言っても実装着して走ってみないとどう見えるかなんて判りませんけど。

バルブ売場では、隣にあったLED室内灯に魅かれ、衝動買い。500円オフというのもあったのですが、高々数百円程度の室内灯に2450円も投入! 省エネと思ったのですが、5W-12V灯と消費電力がどれ程違うかは不明です。交換は簡単なので、オートバックスの駐車場でやってしまいました。そうそう、本日某駐車場で、すぐ後に駐車していた車は沖縄ナンバー。こちらは道内のナンバーなので「一体ここはどこ?」って感じでしたよ。

それにしてもR2って何故か運転していて楽しいんですよね。ワゴンR等のメジャーな軽もレンタカー等で乗っていますが、何が違うんだか・・・。ずっと走っていたい気分になる珍しい軽自動車です。ブオーンって言う4気筒エンジン音なんだか、4輪独立サスのせいなんだか判らんですが。カヤックや自転車を載せないのならR2で充分と思っている次第です。

軽いのは私も一緒なんで親近感? 軽万歳!

交換したLED室内灯
フェリーすいせん 第1甲板にて


2012年12月17日月曜日

新日本海フェリー

北海道から自動車運搬の旅。

往路は関空からLCC  JETSTAR。 カーゴ搬入の都合で十数分遅れでしたが、まあ快適に千歳到着。新車?の香りプンプンのエアバスA320。そんなに狭い感じは無く、シート皮張り・ドリンク有料。クッキーセットを500円で頂きました。外国人キャプテンが時々英語で機内放送チャンネルを使って指示するので、その突然の大声にびっくり。普通はピンポンのコールサインを使うのに、社の方針か個人のクセか?

千歳に着いてからはJRの接続があるので慌ててエアポート快速に飛び乗り、南千歳で やれやれ間に合った…と思って、スマホ見たら、知らない番号から着信が。局番からして道内。恐る恐るコールバックしたらフェリー会社でした。何でも本日の到着便が5時間遅れなんで、出航も遅れるとのこと。出た! 荒れる日本海の恐怖。文句言っても始まらないので了解し、スーパーとかち号に乗り込みました。南千歳駅ってどこら辺が何号車か判らないので、いつもウロウロしてしまいます。

列車は帯広行きで、南千歳を出るとだんだん自然の中に突入してゆきます。追分を過ぎ、夕張を過ぎると積雪も数十センチを超え、真っ白な山の斜面や凍てつく川、静かな、ただ静かなだけの情景の中をディーゼル特急は”ピャー”と警笛を鳴らしながら進みます。1時間少しでトマム着。まさに白銀の世界でした。駅には長女が本日乗って帰る軽自動車(R2)で迎えてくれ、お昼食べて、挨拶回りするのを待ってR2で出発。夕方4時には暗くなるのでその前に高速に乗りたかったのです。

雪の道東道を四駆のR2が驀進。といっても、雪道不慣れな私の運転なので後ろから来る道産子車は皆イライラ。追越レーンの都度たくさん抜かれました。が、ここは我慢。無事に長女とR2を連れて帰るのが今回の任務。慎重を期します。苫小牧東港には日付変わって1時半までに来てと言われたのですが、どうやって時間潰しするかが問題。

まずは千歳のアウトレット Reraへ。周囲は真っ暗、寒い中、そこそこの人達がお買い物中。長女はadidasのスニーカーをお買い上げ。その後、ドリンク類をスーパーで買って、ファミレスで食事して時間潰して港に向かいました。と、簡単に書いてますが、みんな雪道、雪の中。わたしゃ必死のハンドリングです。高速も70~80キロ巡航。道民の皆さま遅くてスミマセンでした。道央道から日高自動車道に入り、苫小牧東ターミナルに着いたのは23時過ぎ。聞けばフェリー到着は少し早まり0時45分とのこと。といっても時間は腐る程ある。ターミナル2階はだだっ広い待合室ですが、そこで長女は寝てしまいました。時間が経ってもフェリーは来ません。ターミナルに集まってる人達も十人程。大丈夫かいな?

結局 新日本海フェリー”すいせん”が現れたのは午前1時でした。第一印象は「でかっ!」。前に乗った”すずらん”とは同型で、今年新船になったばかり。17382トンの巨大船です。全長は 我がカヤック”はつゆき”の、えー 50倍!!の224m。乗船は2時半、出航は4時でした。乗船待ちで置いていたR2にもこんもりと雪が積もっておりました。

敦賀行き”すいせん”はいきなり荒れる津軽海峡。今回も和室にしたのですが正解でしたね。フネの揺れと一体感があります。”すいせん”にはスタビライザーが付いているせいか、ピッチング中心の揺れ。これで酔う人が多いのですが、私はカヤックでの波乗りと同じ気分だし、長女はいきなり熟睡しているし今回も船酔いとは無縁でした。竜飛岬を回ると幾らか収まるかと思ったのですが、どっこい西風向かい波で結局殆どの時間が荒れていました。

季節柄仕方ないですが、お客さんは49名。自家用車も10台以下。それでもクルーの人は「今日は多い方です」って。頑張ってくれ新日本海フェリー。レストランは部分営業、真新しい大浴場は快適でした。でも流石に露天風呂は覗いてみたら寒いわ塩だらけになりそうだわ で諦めました。和室も4畳半位に広くなり、トイレも付いて快適。産業用フェリーって感じの航路ですが、もう少し近海走ってクルージングに使えば素敵だと思いました。因みに航海距離は約1000km。最高速度30ノットは滅法速いです。

途中で”すずらん”とも擦れ違いましたよ。誰も居ない沖合いで船に逢うのは嬉しいことですね。能登半島を回りこむ辺りからスマホ3Gも繋がるようになり、敦賀入港は5時間遅れの午前1時20分頃。敦賀からは北陸・名神をひた走り、帰宅したのは午前4時前。そしてそのまま朝から仕事でしたし、なかなかハードでありました。

北陸道では後から来た釧路ナンバーの大型トラックに抜かれましたが、きっと一緒に乗ってたんでしょうね。フェリー内で写真撮ってくれた京都の仏壇店のおっちゃんも有難うございました。船には一体感があります。

電車・飛行機・ディーゼル特急・自動車・船 と乗物大図鑑みたいな2日間でした。長女のお陰ですっかり馴染みになった北海道ですが、今度はいつ行けるのやら。今は雪質も良いみたいですよ。でもやっぱ、気候の良い季節のロードバイクかな。北海道を「ゆきかぜ」で走ったら、半端じゃない状態になりそうでちょっと怖いけど。

道産子R2も急に暖かくなってびっくりでしょうね。錆びた所もちゃんと手当てしますよ。
広いけど狭いニッポン。仲良くしましょう。

JETSTAR A320 GK159便
北海道ですよー


やっと到着した すいせん

僚船すずらん と荒れた日本海

2012年12月14日金曜日

レインボーラムネ

ご近所から頂きました。

幻のラムネと言われるレインボーラムネ。奈良県は生駒で作っているそうで、半年に2回ほどの予約販売のみだそうです。競争率は10倍以上、1回に1万人以上が応募するそうです。 と言っても全然知らんかったけど・・・。

味は、まあラムネ。でもあっさりしている。いろんな人がいろんなコメントしているのでそちらをどうぞ。私としては好んで応募しようとは思いませんが、嫌いなわけじゃないってところです。

さて、ウィークデイにブログ書いているのは、今週末は自転車どころではなく、ましてやブログどころではないからです。
北海道まで長女と軽自動車を引き取りに?参ります。早い話が引越しなのですが、車は運んでくれないため取りに行くのです。と言っても担いで持って来れる訳はなく、Jetstarで飛んで、軽自動車を運転してフェリーで帰って参ります。以前逆経路で軽自動車を運んだのですが、今度は真冬。彼の地の最低気温は昨日マイナス20℃でした。おいおい。帰って来れんのかい。

でもLCCはこう言う時に有難い。フェリーのざっと3分の1。代えが利かないなど欠点はありますが。
写真のもう1枚は京都の法務局のもの。なんでそんな所へ行ったのかは置いといて、凄いです。今月初めのものですが、本当に大銀杏ですね。上京区の誇りだとか。だからと言って、クイックルワイパーみたいとか言ってはいけません。

このところ、日本海を爆弾低気圧が進むこと多いです。フネは「すいせん号」だそうです。寒風に耐える神々しい花の名前ですが、一瞬聞くとトイレみたい。(失礼)

流れませんように。

鈴みたいな幻のラムネ
圧倒されます

2012年12月9日日曜日

本当に雪風だったー

奈良マラソンのコースを避けて、ベーシックに葛城自転車道を南下し橿原方面へ。

朝は薄日が差して、風はあるものの、まあ大丈夫なコンディションに見えました。富雄川沿いを南下するにつれ、川べりに雪が溜まっていて路面も濡れています。夜に雪が降ったんやなあと思いながら第2浄化センターへ。いつもはテニスだ野球だとたくさん人が居るのですが今日は子供が2,3人遊んでいるだけ。グラウンド見れば理由は一目瞭然でしたが・・・。

そのまま自転車道を走り始めると次第に西の空と山から地面までがグレーの雲?に覆われてきます。げ、雪かな? と思いながら走っているとチラホラ雪が舞い始め、急に横殴りに・・・。トンネルで小休止してみたものの、すぐには収まりそうにありません。しゃあない。出発。
遠くに見える葛城山系もパウダーをまぶされたよう。西風も強烈でまさに「ゆきかぜ」。結局、橿原市内までこれが続きました。今井町の華甍で休憩するも雪は止まず、キリがないのでそのまま戻る事にしました。屋外で座っていると寒いだけだしね。

帰路はこれまた基本形の大和中央自転車道。北西方向へ走りますので当然向かい風でなかなか寒く、途中からマスクをして走っていました。指先ジンジン。それに寒いとトイレが近い! と言うことで帰路も第2浄化センターへ寄ったのですが、その辺りから青空も見え始め、色づいた山々も見えるようになり、えらい違いです。それでも西風は強烈で、煽られながら帰って参りました。空を見ればカラスも煽られておりました。本日走行は少し控えめ62km。

今日は2,3台のロードバイクと擦れ違いましたが、まあこんな日には好んで走りたくないわなあ。帰宅後「ゆきかぜ」を見るとフレームからスポークからブレーキキャリパまで泥んこ。掃除と注油などに30分くらいかかりましたよ。本日マラソン走った人たち、本当にお疲れ様でしたね。

ニュースではANA機もオーバーランとか。ボーイングにスタッドレスタイヤが付いてる筈も無いので、凍てついたランウェイで一旦滑ると手が付けられないでしょうな。逆噴射しすぎると却って怖いしね。こんな所でこそ「氷上性能」が活かされるタイヤが必要ですねえ。先週は「早よからスタッドレスにしてしもた・・・」と思っていたのですが、今日は「いやいや先見だった?」と少し満足しています。

先見があったら今日は走らない・・・。 ごもっとも。

うっすらパウダーの葛城山系
地吹雪がやって来る!



2012年12月8日土曜日

ワンワン バギー

遂に犬用バギーを買ってしまった。

暴風の吹き荒れる土曜日。我家のシェルティー(ワッフル)を獣医さんで再度診て貰いました。レントゲンを見ながら丁寧に説明して頂きましたが、現時点では関節の骨に異常が出ているとしか解らないそうです。
左右の足を見比べると、確かに右足の間接付近の骨に凸凹があったり、骨の中に雲のようなものが浮かんで居たりします。徐々に形成されて、ボーダーを越えたので痛いのだろうと言う事でした。コリーやシェルティーには多いそうです。(そんなんで羊追っかけられるんだろか?)
先週は鎮痛剤を飲ませて(食べさせて)いたのですが、ちっとも効果が無いので今週からは注射になりました。4回打つそうです。

それから後足は左だけで立っているため負担が集中すると言うことで、散歩も控えて欲しいとの事。元々怖がりで、散歩も好きでない犬なのですが、ずっと同じところに居るのもなあ と言う事で、その足でホームセンターに行き、犬用バギーを買ってしまいました。夕方、ワッフルを乗せて近所を少し回ってみましたが、不思議そうな顔して乗っています。こういう事になるとは思いませんでしたねえ。以前は犬がバギーに乗ってるのを見て「散歩の意味無いやん」とか思っていたのですが、いろんな事情があるのが解りました。

足が痛いせいか、ワッフルはこの頃よく喋るのです。ワン・ワン!ではなく、小さい声でウーウーとかウォイウォーとか言ってます。何か訴えているんだろうなーと思います。昔流行った「バウリンガル」では翻訳できないかなあ。

お昼には京都府最南端の精華町光台にある Cafe A.Aにカミさんと行きました。どこかギリシャっぽい白い四角い建物で、外国人のおじさんがマスター(兼ウェイター?)です。以前にも来た事あるのですが、この周囲に研究施設が多いからか、お客さんが私たち以外は全部外国人で、外国人同士であるマスターとお客さんが日本語で会話し、帰り際には「おおきに!」とか言っているのを聞いて、ボーダレスを感じましたね~。メニュー数はワンディッシュもの中心でそれ程多彩ではありませんが、手作りメニューが可愛いです。

前回はドライカレー、今回はポトフカレーを食べましたが、相当美味しいです! やや辛めとは言え、辛いの好きな私には初心者級でした。サラダとドリンク付きで1000円なんで、普段の昼ごはんには厳しいですが、休日ブランチには丁度良い感じ。機会あれば是非どうぞ。駐車場は店の裏にぐるっと回り込まないと入れないのでご注意下さい。

明日は奈良マラソンなので交通規制があります。そういうややこしい所を避けて走りたいですが、この暴風は明日も続くのだろうか? 紅葉は吹っ飛び一気に寒々しくなりました。

冬将軍の先兵には、秋を愛でるゆとりがないようです。

A.Aのポトフカレー 美味!
シトシトピッチャン シトピッチャン!




2012年12月2日日曜日

紅葉 宇治川

天ヶ瀬・宇治方面を走りました。

出掛けようとして、auのRUN&WALKをスマホで立ち上げると「アップデートしないと使えません」メッセージが。止む無く”UPDATEする”をタップするとauマーケット自体がUPDATE(DOWNLOAD)を始め、イライラ。つっかえつっかえDOWNLOADし、その後RUN&WALKのUPDATEを行い再起動して・・と結局30分のロスタイム。朝の30分は大きいよ。

まずは木津川自転車道を北上。自転車めっちゃ少なし。寒くなったから? 京田辺で自転車道を外れて山城大橋を渡ってデンジャラスラインR307へ。本日も日曜なので大型車が少なく命拾いしました!? 宇治田原の頂上までで、たった2台に追い抜かれただけ。上り基調の坂道をエイホエイホと掛け声掛けながら走って、右手にコンビニが見えたら一気に降下。宵待橋付近から、川と山と紅葉が見えてきます。片側通行の残るクネクネの宇治川ラインを走って天ヶ瀬ダム到着。紅葉狩りのハイカーたくさんでした。

写真ではいまいちなんですが、本当はもっとしっとりしていて大変きれい。(工夫して撮ればきっとそのように映るんでしょうけどねえ)所々の真っ赤な紅葉がアクセントですね。思わず1枚拾って持って帰ってきましたよ。
そして宇治川には腰まで水に入って釣りしているアングラーたくさん。12月でっせ。凍えないのかなあ。そこまでして釣る魚って何? まさか幻のイトウか?はたまた「さかなクン」が発見した幻のクニマスか?(だったら心底応援するけど)

宇治市内を抜けて城陽方面へ。ここも坂道たくさんです。相変わらず車は渋滞中。近鉄大久保駅からは、こっそり会社で教えてもらった裏道通って、久津川駅を右折して木津川東岸の河川管理道路を目指します。幸い西風もなく順調に走って河川道路に入るといきなり「工事につき通り抜けできません」の看板が仁王立ち。えー! 近くにある「流れ橋」は流れてるので通れないし、看板にはR24へ迂回せよと書いています。面倒! 取り敢えずUターンして指示通りR24を目指しましたが、同様にUターンした自転車に並んだので思わずぼやいてみたら、その方から「奈良やったら、ここ右折したら行けるよ」とのお声が。
同時に後から来たロードバイク2台が右折してゆきます。付いて行ってみると河川管理道路の通行止めは1スパンだけで、それを迂回すれば河川管理道路に入れたのでした。指示頂いた目上のサイクリストさん並びに颯爽と追い抜いて行ったロードのお二人有難うございました。お陰様でR24をチンタラ行かずに済みました。

天気は曇りで肌寒く、結局ウィンドブレーカをずっと着たままでした。本日走行74km。
冬場は北風やら西風が多いので、どうしても「帰りが追風」である北方面への出撃が増えてしまいます。それにもう一つ立ち塞がるのがマラソン大会。これ自転車コースとダブるんで走れなくなるんですよねえ。地元のマラソン大会の日付とコースは要チェックです。

そうそう、昨日CBAでバルブのチェック中に、店内にあった2013年のルイガノのカタログ見ていたら、GARNEAUブランドのロードバイクが高級車ばかりになりちょっとショック。まだまだ先ですが、次はGARNAUにしようと密かに決めていたんですね。2012年版では数種類あったカーボンバイクは2種類になり、要は「すごく高い」か「まあ高い」かの選択になりました。尤も私の場合は「高い」の基準が低いんで、これが普通なのかも知れん。GARNAUで無ければ本ブログのタイトルも具合悪くなりますので何とかカナダ製バイクが拡がって欲しいのですが。

因みに紅葉は Japanese Maple だそうです。本日のタイトルは Japanese Maple Pedaling ですね。
いえ、別に韻を踏んでいるわけではありません。葉っぱ踏んだだけです。
きれいですねえ・・・

宇治茶の老舗 中村藤吉本店です

2012年12月1日土曜日

バルブコア緩みで空気抜け

12月になったからって急に冬になった1日。

3週間ほど前からですが、週末に「ゆきかぜ」に乗って、翌週末になると前輪の空気が抜けています。(40PSI位に) 空気を入れて乗れば数十キロは何ともありません。スローパンクって感じでもないし、強いて言えば、空気を入れるとき、仏式バルブのナットを回してプシュッとやりますが、ナットと一緒にその下のコア部分?も回って余計に空気が抜けたりしておりました。なんでそうなったのか解らないのですが、そもそもバルブ軸が若干歪んでおり(ポンプヘッド?の突っ込み方が拙かったんでしょうな)、満身創痍って感じのバルブでありました。

今朝も同様にペシャッとなっており、空気を入れるとシャキッとなりましたが、天気予報見て遠出を諦め、診断のためショップ(CBA)まで自走しました。当初はチューブ外してパンクチェックと言っていたのですが、事情を話したところ、軸を真っ直ぐに直し、コア部分を締め直してもらい「多分これで大丈夫です」と診断・治療完了。コアがクルクル回るって知らなかったのですが、パンク防止剤を入れる時には必要なので、外れるようになっているそうです。ふーーん。
因みにチューブはシュワルベです。他では外れないものもあるようです。ショップ往復は12km程ですので、本当に大丈夫かは来週にならないと判りませんが、いろいろ勉強になりますね。

帰宅後、今度は車のタイヤ交換。ちょっと早いのですが、今月はいろいろ忙しそうなので時間のあるうちにやってしまおうとスタッドレスタイヤを引っ張り出しました。1輪ずつジャッキアップし、タイヤ外して付け替えて、ナット締めて空気補充して、ノーマルタイヤ&ホイールをタワシと古タオルでゴシゴシ洗って と結構重労働です。ついでにフロアマットも防水マットに代えてスキーシーズン対応完了。ジャッキアップの際に、一応ローターとパッドをチェックしていますが、これだけ錆びててよくも気丈に働いてるなあ と感心する位しかできません。因みに空気補充はCBAの自転車用ポンプ使っています。

話代わって、最近我家のワンワン(シェルティー 8歳)が3本足で歩いています。以前から時々右後ろ足を引き摺っている事があったのですが、すぐに正常に走り回るようになった為、余り深刻に考えていませんでした。
すると今週初めから右後足を上げて、ピョンピョン歩き出したのです。獣医さんでレントゲンを撮ってもらったら、「足の骨にトゲみたいに出っ張ってる部分があって痛い。先天的なものと思う」との診断。これって私の頚椎症の症状と一緒じゃないですか。それはさぞや痛かろう。

寒いと痛さは増すそうなので、差し当たって小さいホットカーペットをワンワン用マットの下に厳重に包み、暖めるようにしています。初めは夜間、玄関に入れていたのですが、本人?が出たそうだったので今は元通り屋外(自転車ポート)に戻っているんですね。いきなり犬用車椅子もどうかと思いますし、3本足でも器用に歩いたり走ったり回ったりしているので、あんまり束縛もしたくないし、そのうち治ってくれると良いのですが、左後足に負担かからないかも心配ですし、本当にどうしてあげたら良いのやら・・・。

タイヤにせよ右後足にせよ、地に着く部分は大切です。

ジャッキの傍ら 落ち葉がほろろ

足も可哀想 これも迷惑そう

2012年11月25日日曜日

山々パッチワーク

朝は寒かったのに午後は結構暖か。

枚方・八幡経由の南山城ポタリングコースを走りました。
長Tとユニクロのスポーツジャージ?の2枚構成で朝9時半にスタートしましたが、すぐに寒くなってこれまたユニクロのウィンドブレーカを羽織りました。レーパンは今日から春秋仕様の裏起毛タイプに。陽が差しても風切るとなかなか寒いっす。10km程度走ってようやくウィンドブレーカを脱ぐ気になりました。今週は12月突入なんでそら寒いわな。

磐船神社から交野市を通って枚方市へ。風も強くなく快適。枚方から淀川沿いの河川管理道路?をこれまた快適に走行。川向こうの山々が色づいてきれいです。御幸橋から下道へ降り、2回目の飛行神社へ。今日は2礼2拍手1礼をちゃんとやって、いろいろお願い。(虫がいいもんですな)
そして東高野街道をのんびり南下。男山もパッチワークになっててきれいです。松花堂庭園の角を左折し(松花堂弁当ってここに由来するんですってね。知らんかったし)、車のひしめく中をR1まで走ります。R1を少し走って府道22号へ右折すると、間もなく流れ橋PA・四季彩館到着。

流れ橋は壊れたままですが(年間稼働率50%くらい?)、四季彩館には観光バスまで来ていました。ここからは木津川自転車道です。すぐ前を男性2人組が走っていたので間隔空けて付いて行っていたら、後ろから男女ペアに抜かされました。女性の自転車がミントグリーンっぽかったので、「おー ビアンキカラーかな」とか思っていたら、先行の2人組とそのペアが抜きつ抜かれつ縦列?になってしまい、何だか競輪みたいでした。私も一応後にくっついていたのですが、山城大橋を左折したのでその後どうなったんだろ。それにしてもきれいな色やなあビアンキって。

山城大橋を渡った後は、「旧道を行く」ポタリングコース。途中短いトンネルがあって、ソーラーテールライトの発光をしっかり確認。光って良かったよ。後はいつものように、旧木津町経由で帰ってきました。

走っていると珍地名に時々出くわします。本日のNo1は「スタコ坂」。交野市の変な形の交差点ですが、「スタコラ登る」とかの意味なんでしょうか?? 個人的に好きなのは、橿原市のR165バイパスで通る「雲梯町」。「うなてちょう」と読みます。場所柄、古代ここに空への階段があったんだ とか想像してしまいます。

どちらの山も秋深し・・・になりつつあります。穏やかな日の恵まれたサイクリングでありました。本日走行72kmで、残念ながら11月は300kmにほんの少し足りませんでした。
季節的には既に晩秋なんですが、紅葉は「やっと本番!」って感じです。この分では12月に「紅葉狩り」「クリスマス」「年賀状書き」「忘年会」「大掃除」とかが集中して(お、今年は選挙も)31日では足りません。最早、忙しいのは坊さんだけではないのです。そこで取り敢えず、年賀状は1月になってから書くってのはどうでしょうね。ハイ、面倒ごと先送り そのものです。

もしくは「しわす」ではなく「せわし」に読みを変えるとか。
天の川 地上に降りたらこんな川(本当ですよ)
飛行神社 ANAが寄付したと言うプロペラ



飛行神社 F104戦闘機のエンジン 長っ!

壊れたままの流れ橋

2012年11月24日土曜日

サドルバック交換

3連休と言うのにすっきりしない空模様。

本日は所用があって長時間出掛けられず、2時間で出来ること と言う事で先週以来懸案となっていた「ゆきかぜ」のテールライトすっきり作戦を決行。サドルバックに差し込んだテールライトはお辞儀をしてしまっていて、格好悪いのと、外れてしまいそうで不安でした。やっぱりサドルの下に持って来たい と無理やり持ってくるとサドルバックにのしかかられて何だか可哀想。(写真左) うーん・・・ サドルバックをスリムにすれば何とかなるかも とアルペンに行って物色しました。

これまでのサドルバックはサドルレールにアダプタを付けて、そこに嵌め込むというものです。これをサドルレールにベルトで吊り下げる方式にすれば幾らかサドルバックが上がり、テールライトを付ける空間が確保できそうです。これまでのサドルバックの形状では開口部のファスナーが周回していたのですが、これを後面だけを開口する方式にすれば、ベルトも邪魔にならず上手く行きそう・・・ と言うことで、アルペンオリジナルIGNIOブランドのサドルバックを購入しました。

容量がやや小さくなるので、荷物を整理。嵩張っていた「傷ドライスプレー缶」をあきらめ(こんなの携行していたのは私くらいと思う、マジで)、中身は スペアチューブ・薄いゴム手・糊付パッチ・タイヤレバー・ハンディ工具・タオルハンカチ・サドルバックレインカバー と最低限にしました。

サドルバックを交換してみると作戦的中。テールライトはシートチューブにしっかり取り付き、すっきりしました。(写真右) ついでに緩みがちだったシートステーのソーラーテールライトにも取り付け部にゴムシートを噛まし、振動対策も完了。
4km程度の試運転では良好でした。サドル下のテールライトは、ゆっくり走りながらならスイッチを入れられます。

取外したサドルバックは「すずらん号:LGS-TR1」に移植し、こちらも使い勝手が良くなりました。つまり結果的には、これまで「すずらん号」についていた廉価版のサドルバックが余剰となりまして、またまたモノが増えたのでありました。まあいい。これは安全のための惜しまぬ努力としよう・・・。
それに、現在JAFのプレゼントキャンペーンで応募しているDAHONのフォールディングバイクに万が一当たりでもすれば、これに付けられます。

バック余りてダホン恋しき。

Before:重いよーって聞こえてきそう 
After:すっきりの2テールライト



2012年11月18日日曜日

<八尾空港>

八尾空港まで走りました。

八尾空港。ご存知の人の方が少ないでしょ。八尾と言えば「越中八尾 おわら風の盆」が出てくるもんね。でも八尾空港は越中ではありません(そんな遠くまで漕げまっかいな)。大阪市の南東にある街で、駅前には大阪では珍しく西武百貨店があります。何が有名なんだ?ミキハウスの本社があるってくらい? 因みに越中は「ヤツオ」、大阪は「ヤオ」です。

で、八尾空港は小型飛行機やヘリコプターが発着する小さな飛行場です。定期便は多分ありません。それでも滑走路が2本ありまして、FS9で私も利用しますが、とても短い滑走路です。
我が家から西方面には生駒山があるので、また大阪にわざわざ自転車で行こうとも思わないので(あ、枚方行ってるわ)、これまで空白の方向でしたが、ふと「行けるかも」と思いついたのです。

まず、場所探し。リムジンバスが走っている空港ではないので地図で探すと八尾市の南の方。ウチからだとR25を走れば辿り着きそうです。更に柏原市の辺りからは、河内長野から北上してくる自転車道があって、その終点の橋からまっすぐ北上すれば空港に当たる・・・と言うことで、深く考えずに出発。朝から西風が強い。まずR25を目指しますが、手っ取り早く法隆寺方面から合流。そのまま龍田川べりに出て、王寺から再びR25へ。奈良県と大阪府の県境は峠っぽい感じで下には大和川が流れています。殆ど下りなので帰りが思いやられます。

R25は大型車交通量の多い道路ですが、日曜日のせいか普通車が殆ど。柏原市まではすぐに着きました。近鉄国分駅前を右方向に走って大和川を渡り、すると川べりに自転車道っぽい道、発見。路面の状態は宜しくなく、ランナーや散歩のご夫婦、買物ママチャリなんかが狭い道を雑多に通っています。途中からは自転車道になり路面も幾らかマシに。ロードバイクの往来も増えて、まっすぐ行くと海か?とか思っていたら終点・大正橋到着。ここからは下町っぽい中を北へポタリング。

すると町工場の影に格納庫発見。滑走路と駐機場の小型機たくさん発見、八尾空港です。
飛行場の周囲にポタリング道があったので反時計回りに回ってみました。休日のせいか、周りの工場も飛行場も静かです。
残念ながら周回道路は飛行場の南側だけで、あとは付かず離れずの一般道で一応一周してみました。飛行場の北東を走っていると、うしろからいきなりジェットエンジン始動の音が。たまたまフェンス越しに飛行場が覗けたので、見るとプライベートジェットみたいなのがタキシングに入るところでした。

FS9で八尾空港を離陸するとき、大抵はRUNWAY31を使います。と言うことは離陸までもう少し時間がある、と計算し急いで南側へ走りました(なんて簡単ではなかったけど)。南側の格納庫が見える周回道に着いた時には、ジェットは離陸許可貰って、なんとRUNWAY27から離陸するところ。Landingライトが見えてます。慌ててカメラ出して、飛行機撮影。
いやー難しいわ。写真下手ですけど、2枚のうち1枚は首しか映っていませんでした。まあしゃあない。下手なのは今日始まった事じゃない、とか考えていたら更にエンジン音。今度は黄色のヘリがTAKEOFF。流石にヘリは撮れました。ゆっくりだと助かる。と満足してたらいつの間にか着陸した小型機が目の前に。これも撮れましたよー。

短い間にこれだけ見れたので満足して帰路に。近くの児童公園でトイレ借りて出発。府県境が近づいたあたりから、冷たい雨。
結局坂道は思った程ではなく、割とさっさと走れました。西風追風のせい?
自転車道では行き交うサイクリストは誰も挨拶しないのですが、R25で擦れ違うローディーはみんな気持ちよく挨拶。雨の中、強い風の中走っている連帯感でしょうか。

帰路のコースをどうしようかと思っていたのですが、トイレに行きたくなったので結局帰りも法隆寺経由。そこからは北風アゲインストでしんどかったですが、まあご機嫌で帰ってきました。本日走行71km。

私、飛行機マニアを自称しているのですが、今日見た小型機の機種はさっぱり解りませんでした。「うー多分ビーチクラフト。あれ?セスナかな? いやパイパーってのもあった・・・」
でもね、小さい飛行機がちまちま居るだけと思っていたのでジェットが離陸できるとはびっくり。

やるじゃん八尾空港。LCC来ないかな。

チビヒコーキたくさん見えます

ジェット離陸! ギアアップ!

熱帯魚の子供みたいなヘリ

早よ滑走路から出ろ とか管制されてんだろな



2012年11月11日日曜日

テールライト追加

1日中雨。と言うことで、自動点灯するテールライトを買ってきました。

パナソニックの製品と聞いていましたが、生憎店頭には無し。代わりにCAT EYEのソーラー自動点灯テールライトを購入。電池交換も不要で、かつ暗くなると勝手に点灯なんて、素晴らしいですね。型番はSL-LD210-Rです。
取付けは簡単でシートステーに取付け用ベルトを巻いて固定するだけですが、試しに点けてみたら光はちょっと淋しい1灯点滅。フル充電で5時間点滅するそうですが、駄目なときを考えて、普通のテールライトも残しました。
後で判明したのですが、このライトは補助灯扱いになるので、正式にはもう1灯またはリフレクターをつけねばならないそうです。

残す方のテールライトの場所に困りました。シートステーに並べるか? いやしかし、LGS-CENのシートステーの断面は、サドルに近づくにつれ楕円から程遠い形状(∞みたいな)になります。取付け用ベルトを巻いても、ちゃんと後方に向きません。かと言ってシートポストはサドルバックで占拠され、取付けは勿論無理で、かつそもそもサドルバックで隠れてしまいます。
仕方なくサドルバックに付ける事に。「すずらん号」に付けているテールライトならクリップみたいなステーが添付されていたので、サドルバック装着可能です。そこで「すずらん号」と「ゆきかぜ」のテールライトを交換し、「ゆきかぜ」のサドルバックに取り付けました。

あー、でも何かいまいち。光量は全然違うので必要なんですが、サドルバックからニョキっと出てる印象。また良いのがあったら取り替えよう・・・ってこうやってモノ増えるのですね。私はライト好きなので特にライト類が。「ゆきかぜ」は前照灯も既に3灯構成。尤も2つはバーに巻きつけるLED補助灯ですけど、夜走る訳でもないのにどうしたもんだか。

さて、久し振りにキアゲハきいちゃんの子供たち状況です。現時点でサナギ7つ、アオムシ6匹、残念ながら身罷ったのが5匹です。サナギは器用に風雨を避けられる場所を探してぶら下がっているのですが、この所寒くなったせいか、リサーチ範囲が狭まって、手近なベランダの壁とか、チェストの引き出しとか、酷いのは鋳鉄製のパラソルのベースの裏側に作っちゃって、どうやって羽化するつもりだよ みたいなのがあります。冬の間は積雪対策、春になったら羽化し易いようにいろいろ考えねばなりません。蝶になるのも大変だけれど、お世話するのも大変だわ。

♪ ヘッドライト・テールライト 趣味はまだ終わらない ♪ 
CAT EYE ソーラーテールライト
光量はこんなに違う






2012年11月10日土曜日

高松塚古墳はUFO?

次女と明日香ポタリング。

元々は、本日の風向き(午前南風,午後北風)を見て、枚方周回を考えていたのですが、次女が「吉野に行く」と言うので、いやいや今頃の吉野、何も無いよと、それなら明日香へ電車で行って現地でレンタサイクルってのは?と提案したら、すんなり決まりました。勿論、私は現地までサイクリングです。

集合は橿原神宮前駅東口。1時間強位のハンディを貰って、「ゆきかぜ」が先発し、到着は5分先着でした。橿原神宮前駅でレンタサイクルを借りましたが、品揃えが全てママチャリ・シングルスピード。明日香は丘が多いので、ちょっとしんどい選択でした。入門用クロスバイクでも揃えておけば、自転車ファンの裾野が広がる気がしますけど。

まずは橿原神宮境内へ。今週は秋篠宮ご夫妻と”おちびちゃん”が来ていましたね。ちゃんと拝礼していました。でも本日は七五三ラッシュ。あちこちで可愛いのがチョロチョロしていました。
それから明日香へ。登り坂になるとママチャリ次女は遅れますので、私もゆっくり走行です。まず甘樫の丘から川原寺跡へ。相当昔は大きなお寺だったそうですが、なんと今は境内に食事処があります! ”麦飯とろろ””うどん” の幟がはためいていて、思わず入ってしまいました。中は流石にお寺の一部だけあって、「和風総本家」の問題に使えそうな和室でした。「うどん」にはコーンが入っていて、薄味ながら美味しかったですよ。

次は「高松塚古墳」へ。実は行ったことなかったのですね。和風セブンイレブンのある交差点から坂を下って下って上って下ったら飛鳥歴史公園。この中に高松塚古墳があります。と言うより、高松塚古墳の周囲を整備して歴史公園にしたんでしょうな。
古墳はどうみても「不時着したUFO」です。不時着して時間が経ったので芝生に覆われてしまった・・・って感じ。隣に、壁画再現を展示している小さな建物がありまして、これは見た方が良いです。有料250円ですが、これ見ないで帰ったんじゃ、ただの草生したUFO見学で終わってしまいますから。

壁画の中では「玄武」のデザインが好きですねえ。何れの絵も大陸渡来を窺わせるもので、日本の感覚とはやや異なる気がしますが、「玄武」の安定した楕円からは優れたデザイン性を感じます。そのまま紋章にしても良いかも。
「玄武」は古代中国の「北を護る神」だそうですが、どう見てもカメとヘビの喧嘩にしか見えません。怖い目でにらみ合っております。それから天井の星宿図。天井に星座が輝いているのは、単なるロマンと言うだけでなく、ひょっとしたら本当にUFOの船内だったのでは と思ってしまいます。

高松塚古墳の後は、鬼の俎板やらを見学しながら甘樫の丘に戻り、そのまま橿原神宮前駅へ。次女は自転車を返却し、電車で帰りました。私はいつものように大和中央自転車道を北風に向って漕いで帰宅したら次女も帰ったところ。何でもツタヤで立ち読みしてたらしいですが、それでもほぼ同時に帰着とは、電車の意味無いやん と思ってしまいました。本日走行78km。

「ゆきかぜ」はチェーンオイルを丹念に点すようにしてから、シャカシャカ音が少なくなった気がします。気のせいか回転も良くなった感じ。ドライ系オイルなのに注油頻度が少なかったのかも知れません。一度ワックス系というのも試してみたいです。

今日の自転車道は、自転車よりランナーの方が多かったです。奈良マラソンが近いからでしょうか。ランナーが多い時の走り方、難しいですね。両方向のランナーにウォーキングのオッサン達、そして農作業のおばあちゃんに子供自転車なんかをまとめて前方に視認した時には、思わず「あ゛ー゛」となってしまいます。でも無茶は厳禁。一時の心情での行為がサイクリスト全体の評価になっちゃいますからね。そうそう、帰路、白い髭を蓄えた初老の方が、泥除けをきっちりつけて、ブラウンのバーテープを巻いた上品なランドナーでゆったりと走っていらっしゃいました。とても良い感じ。

それにしても「飛鳥」が「明日香」の枕詞だったって全く知りませんでした。
50にして命名を知る。

 
明日香の入口 甘樫の丘PA
いろんな秋を封じ込め



2012年11月3日土曜日

西風一番

寒くなったねえ・・・。

今日の奈良市の最低気温は9℃とありますが、徐々に収まる筈の西風が1日吹きまくっていました。よって、初めてウィンドブレーカ着用で出発。今日は南西方向=龍田川沿いを走って竹取公園経由の橿原まで と決めていたのですが、いきなり西に向かわず富雄川沿いを北上、白庭台を抜けて左折し、R168を南下しました。小高い山?を迂回した形です。因みにこの小高い山の下には「近鉄けいはんな線」のトンネルが縦貫しています。

龍田川公園を過ぎて王寺方面に右折、王寺駅の跨線橋を越えて、西大和ニュータウンを突っ切り、馬見公園沿いを南下し竹取公園へ。追風気味だったので30km/hくらいのペースで走れました。
その後は真美ケ丘ニュータウンを南下し、中和幹線(信号待ち めっちゃ多い・・・),葛城自転車道経由で橿原市今井町まで。いつものように華甍で休憩。

帰路は大和中央自転車道でしたが、北西の風が強くまともに向かい風。結構くたびれました。tenki.jpでは北西の風1m/hとなっていますが、そんな事無いと思うよ。ススキも横に靡いてたからねえ。心なしか自転車も少なかったです。本日の走行74km余。

今日は「ゆきかぜ」の白バーテープデビューでしたが、いいですねえ。実用上は何の問題もなく、かつ締まって見えます。全体が白色と黒色だけなのでPOLICEみたいにも見えます。それ故に?今日は2回も道を尋ねられました。ウェアを水色にして白バイ隊みたいにするかな。

道を尋ねてきたのは何れもシルバーハイカーのおじさんでした。私が普段スイーっと通過するところもいろいろ事情があるようです。そう言や、三室山の場所 間違えて教えてしまった・・・(≧≦) どちら様だか、失礼仕りました。勉強しときます。

道きく人ぞ 秋は増えけり。

竹取公園でネッシー発見
今井町 やや工事中



2012年10月28日日曜日

バーテープ交換

朝から雨、夜は雷雨。航空際の彼氏がどうだったのか気になります。

そもそも私、航空祭って見たこと無いですが、文化祭みたいなものですね。ググってみたら本日は岐阜基地の航空祭とあります。奈良の空自基地にも年に1回戦闘機が飛んできますわ。滑走路無いから着陸できませんけど。
で、岐阜と言えば各務ヶ原の航空博物館の所です。2年ほど前に行ったなあ。スバルの軽飛行機が置いてありました。

さて本日は、かねてから考えていたバーテープ交換(ホワイト化)を実行。「ゆきかぜ」のバーテープは元々黒で、サドルが白になったので、なんだか黒い顔の羊さんみたいで違和感あったのです。バーテープは当初コットン地でいいやとネットで買ったのですが、実物見ると余りにも薄手。もう少しクッション欲しくて昨日のツーリング帰路に、CBAでPBのバーテープ(白カーボン柄)を買ってきました。

何しろ初めてのバーテープ交換。朝からYOUTUBEの実演をしっかり見て作業開始。
まずは既存のテープを剥がします。これは特に問題なし。ブランケット部分をどう巻いているのか見てみたら、意外と淡白な巻き方でした。で、エンドキャップを外します。スポンと抜けると思ったら。ネジが付いています。仕方ないのでドライバーでネジを外したら、中に水色のウレタンの詰めもの発見。このままでは新しいエンドキャップが入らないので、詰めものを外しますが、これが結構面倒。外してみれば、エンドキャップをボルトナットで固定するものでした。LGS-CENって意外と細かい所で凝っていると感心。

いよいよ巻いてゆきます。裏紙を全部外して、バーの端っこからマキマキ。ここで教訓。バーの端っこのテープをいきなり斜め巻きすると、エンドキャップに押し込む生地が一部で欠けます。考えたら判るんですが初心者ってこんなもの? 最初のひと巻きはそのまま周回させるのが宜しいです。ブランケット部分にはコントロールバーの付け根に補助テープ(バーテープのお尻側を自分でカット。結局余るから大丈夫ですよ)を貼って下手さを誤魔化しました。カーブする部分は全ての方向から良く見て巻いてゆく事。私は裏側の隙間を見逃して、結局2回巻き直しました。
多少、重なり部分にムラがありますが、何とか巻き終えて、ビニテで端っこを固定し、付属の化粧テープを重ねて貼りました。白色のカーボン柄なんで一見真っ白です。巻きムラもよーく見ないと判りません。

右側で2回巻き直したので、左側はスムーズに巻けました。本当にちゃんと巻けているかは握って走ってみないと判りませんが、まあ最初にしては上出来と思っています。
最後にライトとベルを付け直して完成。「ゆきかぜ」らしく白基調になりました。

今週から11月。私の会社はやっとクールビズ終了、なのにスーパーにはもうクリスマス売り場が。秋の立場はどうなる!

秋こそ見えね サンタ来にけり。

バーテープ交換完了
岐阜の博物館 スバル軽飛行機


2012年10月27日土曜日

飛行神社

涼しくなってきたので、もう熱中症は無かろうと枚方八幡周回ツーリング。

前回パンクしたコースです。まずは生駒からR168で交野へ。途中、府県境付近にあるトンネルをパスする為、磐船神社を通る脇道を抜けR168に戻ってみると、なんとトンネルを通っていたのは国道だけでなく、隣を流れる天の川もでした! 訳解らんと思いますが、要は、川のトンネルがあって、出口(下流側)は滝のようにトンネルから元の川に水が流れ落ちていたのです。写真、逆光で見づらいですが、その出口の滝の様子です。何だか凄い。

そのままR168を北上し、順調に枚方市街に入り、京阪枚方市駅の構内を押して通って淀川河川敷道路へ。低気圧が接近しているせいか東風が強く、淀川べりを遡上する「ゆきかぜ」には「天敵」向かい風。
そうそう、少し前に図書館で 伊藤 礼さんの著書「自転車ぎこぎこ」を借りて読んだのですが、その中でも向かい風の記述がたくさん。みんな苦労してますね。伊藤礼さんって実は私は存じていなかったのですが、作家 伊藤 整さんの御子息です。
伊藤 礼さんは還暦を過ぎてから自転車に嵌ったそうで、ダホンのフォールディングバイクで全国を駆けていらっしゃいます。読んでて「あるある・・・」が多いので、中高年初心者サイクリストの方はご一読どうぞ。

御幸橋からはサイクリングロードでなく、府道22号に降りました。街中を少し行くと本日のタイトル「飛行神社」。神社と言いますが普通の家みたい。それも裕福な。そもそも飛行神社なんて全然知らなかったのですが、八幡の有名な和菓子屋さんを探していて偶然発見したのです。なんと、いつも走っているサイクリングロードのすぐ傍やん! 行くしかないと思った次第。
入口にはいきなり巨大ガラスケースに入ったジェットエンジンがお迎え。「ゆきかぜ」を立て掛け写真を撮ったところで手水があるのを発見(神社だもんね)。遅まきながら手を清め、階段を上がると、うーん神社っぽくない拝殿があります。クリスマスには賛美歌とか合唱すると似合いそうな佇まい。お賽銭箱があったので1コイン投入し作法省略の2拍手。
奥には邸宅に見えた資料館がありました。入館料も300円とリーズナブルでしたが、それに藤ノ木古墳の資料館よりは興味をそそられましたが、待てよ、今はツーリング中。社務所?で次女の就職先の垂直尾翼ピンバッチを記念に買って帰りました。(安全祈祷はされていないそうですが・・・ しておいて欲しかったな)因みに、最近では受験の合格祈願も多いそうです。飛行機は寄り道しないからって。

入口に鎮座していたジェットエンジンは、航空自衛隊のかつての主力ジェット戦闘機F-104のものでした。自称ヒコーキマニアの私は、F-104知っていますよー。なんか魚のサヨリみたいな感じの飛行機で、Microsoft-FS2004では大変操縦しにくく、私のFS上でも引退しています。それからゼロ戦のエンジンも展示されていました。海中から引き上げたものだそうで、プロペラが曲がっているのが痛々しかったです。

で、帰ろうとしたら「ゆきかぜ」の隣でお嬢さんが一人、F104のエンジンの写メを撮っています。きれいなお嬢さんだったので、てっきりスッチーさんかと思い声をかけたら、何でも彼氏が空自のパイロットで、明日、航空祭があるので来たとの事でした。きっと彼氏の安全を願って訪れたのでしょう。何だか切ないです。映画のワンシーンみたい。だってね、トップガンと美女のカップルですよ!日本もまだまだ捨てたものではありません。とても清冽なものを拝見した気がしました。二人とも頑張ってね。

その後、東高野街道なる古の道を南下し、R1経由で再度府道22号に合流し、流れ橋PA経由で帰宅しました。帰り道も結構アゲインスト、と言っても25~28km/h位で巡航できました。本日の走行68km。

一般道を走ると、結構急ブレーキあります。いつも思うに、ブレーキを105に換装して本当に良かった。IDXやSORAのままだと止まり切れず衝突するか、変に回避して転倒するかがあったと思うのです。ブレーキは上位グレードにしましょう。

ソラは急には止まれない。

飛行神社のジェットエンジン
天の川 のトンネル出口の滝


2012年10月21日日曜日

カメムシは黒が好き?

爽やかな秋晴れ、明日香まで走りました。

いつもと異なり本日は桜井周り。先日、桜井周回した時に、R169で標識に「直進・明日香」と言うのがあって、ほほー、このまま行ったら明日香なのか、と思っていたのです。地図で確認すると、このルートでは、かつて話題になった山田寺跡の近くを通って北東から明日香村に入ります。でも山田寺って何が話題だったっけ? 思い出せん・・・。

往路はまずR308を東進、旧奈良市内に出て、ならまち近辺から奈良教育大前経由で南下、途中でR169に合流してそのままずっとトイレ無しで走ります。景行天皇陵前で小休止し、またひたすら南へ。R165との交差点を過ぎると明日香みちです。普通の県道ですが小高い丘を越えるので上がって下がって上がって下がったらもう明日香村でした。

コスモスがきれいです。まだ稲穂もあってカラフル。”薄紅のコスモスが~ ♪”と古い歌を歌いながら走ります。甘樫の丘の麓でようやくトイレに行ったら丁度お昼時。と言っても食事処がそこら辺にある訳でもなく、そのままいつものRustic Bakeryまで走ってeat-in。今日は丁度クリームパンが焼き上がった所だったので、あつあつのクリームパンを食べました。クリームまでホカホカですよ。でも私にはカスタードクリームが一番のエネルギー源なんです。

で、その後明日香を散策・・・はせず、何とそのまま帰りました(モッタイナイ)。復路は、これまた一度行ってみようと思った白橿住宅地を抜けて橿原神宮に出るコース。Rustic Bakeryの横の交差点を南西方向に行くとR169に当たり(R169って途中がちょん切れて、唐突にここら辺にあるんですね)それをループオーバーハングすると、'90年代に私の会社で「シリコンバレー」と呼ばれた白橿住宅地です。何でも研究部門の人達がたくさん住んでいたからだそうですが、何故そうなったのか、だからどうやねん、と、まあどうでもいいや。

しかしこのコースも上がって下がって上がって下がってでした。明日香村の長閑さとは切り離されたような近代住宅地なので、いきなりワープしたみたいです。住宅造成の時、遺跡とか出なかったんだろうか・・・。橿原神宮に出た後は、そのまま大和中央自転車道で帰ってきました。本日走行75km。とても快適に走れました。気候が良いと楽ですねえ。

さて、カミさんは大学の同窓会とかで昨日から実家に帰っているのですが、昨日その途中の新幹線からメールが来ました。
「今日 結婚記念日だった! 忘れてた!」
何でもカミさんの友達からおめでとうメールが来て気付いたそうで、尤も私も人の事言えませんで、その友達からメール来なかったら二人してすっかり忘却でした。呑気な夫婦です。面倒が無くて私は楽ですけど。

で、掲題は何か? 本日は私、白長袖Tシャツに黒半袖Tシャツ重ねて走ってたんですね。先週は白長袖Tシャツ1枚だったのですが、化繊は風通しがいいので、結構涼しかった。よって今日は2枚にしたのですが、走行中、やたらクサイ。カメムシ臭が蔓延。やっぱ川沿いの草むらには一杯いるなあと思っていたら、どこまで行っても臭く、見たら私にくっついてました。
それも 1・・・2・・・ 3匹一緒に。一旦払い除けましたが、走ってると懲りずにまた来る。またまたくっつく。あーーなんやねん!こいつら、と思ったら黒Tの所にしか付かない。そう言えば、冬越しのために黒いところに集まる虫の話、聞いたことある。それか? まだ秋なのに、寒がりかおメエらは? 調べたらいいんですが、調べるだけでクサイのが来そうでやる気になりません。天道虫なら笑って許すのですが、今後黒は着用に気をつけねば。

0.1寸の虫には強力最後っ屁。 =★ うえっ。

自転車道にはお神輿も通ります
長閑・のどか・peaceful


2012年10月14日日曜日

天ヶ瀬ダムへ

宇治田原から天ヶ瀬ダム,宇治市内を周回してきました。
先月トライして通行止めだったコースです。南郷宇治線は10月から開通との事でした。

日曜なのでデンジャラスラインR307の京田辺~宇治田原間も大型車が少なく、前回より危険は少なかったです。山城大橋から上り基調で宇治田原のカツ屋さんまでヘーコラ漕いで、ぐーっと下がり、突き当りの3差路からが初めての道。
田原川にかかる宵待橋を渡ると、いつもの琵琶湖への道ですが、今回は直進。直進といっても山肌にへばりついたカーブばっかりの道でゼブラゾーンどころか路面が真黄色だったりもします。スピード対策なのか所々に道路横断する小さい溝があるので自転車にはいい迷惑。まだ山があちこちで崩れていて、交互交通がしばしありました。

という事で下りを快適に飛ばすどころか随分慎重に走って天ヶ瀬ダム到着。宇治川に急降下する脇道を行きます。降りられるけど登れねぇ道です。蔦?が絡まりすぎてミステリアスなレンガの建物(水理実験所とあります)を横目に、しばらくゆくと快適な散歩道路になります。ここら辺、釣り人とハイカーだらけ。宇治川のせせらぎ(にしては強烈な流れだった)を見ながらポタリングすると、観光地・宇治のダウンタウン。

石畳の「あじろぎの道」をゆっくり走行、平等院の裏?を抜けて表参道をゆっくりポタリング(観光客一杯で危ないっす)。抹茶ソフトがそそるけど「まだ3時じゃない!?」と我慢。オッサン一人で抹茶ソフトもないでしょうし。そのまま宇治橋の袂でトイレ休憩(トイレあって良かったよ・・・)。

ここからは車道です。JR宇治駅前を左折して一方通行の府道15号に出ると真ん前に「中村藤吉 本店」。宇治茶の名門・老舗で、カミさんがかつて併設されているカフェに行って感激していました。勿論今日は入れません。ここにあったんだねー。
ま、風情あったのはそれ位で、以後はやや狭い幹線道路。坂を上がったり下がったりしながらひたすら直進して府道69号線を左折。ここから近鉄京都線沿いに一駅走ります。交通量の多い道で、路端の排水用鉄格子をひょいひょい避けながら走るので、後の車も気を使ったでしょう。すまんこっちゃ。

久津川交差点を右折し、木津川を目指します。初めは交通量がありましたが次第に減って行き、R24号線を越えてからは農道っぽくなって木津川に当たります。ここから木津川東岸河川管理道路を南進。いつものコース。
途中で3人乗りタンデムを含む10台くらいの自転車機甲部隊を抜かしましたが、数多いと大変ね。抜くのも大変だけど幹事さんはもっと大変でしょうなあ。
山城大橋からは木津自転車道で帰ってきたのですが、段々雲行きが怪しくなり、高の原ではバラバラと雨が降ってきました。

大変、今日はカミさん町内会旅行(老人が多いので介護係のようなもの)なので、家は留守で洗濯物干しっ放し!必死で帰りましたね。ギリセーフで洗濯物は無事でした。やれやれ。洗濯物を屋内に入れて、「ゆきかぜ」を拭いていたらバラバラ降ってきました。今日の天気は「秋晴れ」と言ってたけどね。本日走行距離は72km。

このコース、山間はOKです。特に宇治側沿いのポタリング部分は心が安らぎます。宇治橋近くでは屋形船が並び風情も充分。でもその後の宇治市横断がなあ・・・。のんびり走れるバイパスないかな。

さて、私は木津川自転車道でも、極力擦れ違うときに頭下げるようにしているのですが、一人大きなアクション&気持ちよくニコッとしてくれる人が居ます(年齢はさっぱり判らん、あの格好やし)。嬉しいですよね。実力差は滅茶苦茶あるでしょうが(もち、私が下)同好の仲間って感じします。どちらのどなたか存じませんがいつも有難う。しんどい時でも頑張れます。
もう一つ応援。川沿いの草原の中を走るとコオロギがずーっと周りで鳴いています。私は勝手に「頑張れー」と言ってくれてると思って心強くなっております。都合の良い解釈ですが、メンタルってそんなもん?

秋深し 隣の蟋蟀 チアガール ・・・ え?メスは鳴かない?

宇治橋で紫式部さんと記念撮影
天ヶ瀬ダムと怪しい研究所


2012年10月13日土曜日

頚椎症

朝から整形外科へ。

以前からの頚椎痛に加え、今週から右手親指がしびれた感じになってきたので、どうしたもんだかと受診しました。ネットで「親指 痺れ」とか検索すると「頚椎症」と見事にヒットします。何か関連があるのではと。

整形外科と言えば、以前、痛くて右手が上がらなくなった時に行った近所の医院は、結局「原因解らず、対処は、上を見ないこと」というお告げのような診断だったので、今回は一駅隣の新しい医院に行ってみました。隣と言っても「すずらん号」で10分です。

お医者さんは最近良く見る「メディカルモール」とやらに入っています。2階建てで米国の高校みたいな感じ。内科・歯科・眼科・皮膚科などの医院と薬局,ヘルスケアカフェなる飲食店まであります。明るい建物・雰囲気で大変結構。受付も感じ良かったですが、例に漏れず待ち時間は1時間。図書館で借りた山本一力の文庫本が3分の1は読めました。
問診の後、手・指を振り回し、肩や腕・首をグイグイされ、レントゲン撮って、診断は

 ○頚椎の真ん中辺りの骨が頭の重さでひしゃげて端っこが出っ張っている。(見ても明快)
 ○それで神経の通る穴が小さくなって、神経を圧迫し痛い。(これも見て納得)
 ○親指の痺れは無関係(ネット上の診断と違うけど)

との事で、生活に支障ないから「様子見」となりました。

受診する前から薄々解っていましたが、要は「トシ」なのです。経年劣化。50歳以上のオッサンに多発というのも当たっています。ロードバイクに乗ってる時の首の姿勢や段差での「不意打ちショック」も一因かも知れません。
敢えて名前を付けるなら「頚椎症」でしょうが、気長に付き合うしかないですね。神経が圧迫されすぎて手指が動かなくなったら対策を講じると言う事で。

帰宅後、念願の和カフェ「みやけ」にカミさんと行きました。びっくりするほどガラガラ。何でもご近所が運動会だそうで、メインの客層が欠けていて、更に人気メニュー「いちごミルクかき氷」が終わってしまったってのもあるようです。本来その「いちごミルクかき氷」を食べたかったのですが、仕方ないのでパフェ(黒蜜きなこ)を頂きました。カミさんは抹茶パフェ。
味は、掛け値なしに美味!。サラリーマンの昼メシより高価ですが、価値はあります。近所自慢に充分使えます。店の雰囲気も「昭和の時代のおばあちゃんち」です。多分40歳以上の人は「懐かしい」と感じることでしょう。流石は鴻池旧邸です。

えー、きいちゃんの子供たち。今日も The big one がベランダをモゾモゾ、サナギ場所を探していました。先週はプランターの土の上でそのままサナギになったのが居て、放っておいても大丈夫だそうなのですが、屋外の事ですし、割箸に糸でハンモックを作って、そこに載せておきました。どーなることやら。

さなぎハンモック
そのまま時代劇に使えそうな「みやけ」