2023年5月27日土曜日

ガノのロードは消滅?

 今週からホトトギスの声が聞こえています。青虫毛虫も順調に生育しているようで、桜の木の下は危ない。いろんな壁や手摺もよく確認してから自転車を預けないと大惨事になります。

長岡天満宮 八条ケ池 この手摺にもヤバい奴がいた…

本日は枚方から西国街道を走って長岡京、桂川を羽束師橋で渡って周回しました。脚がどことなく疲れたままで、長距離でもないのに終盤の坂では脚が攣りまくって面倒でした。出発はいつも通りで8時40分ごろ。枚方市内で度々渋滞し、淀川北側に出たのが10時。今日はイオン高槻の脇を抜けて西国街道に出ました。JR線は小さな煉瓦積みのトンネルで潜りますが、いわゆる「ねじりマンポ」ではありませんでした。線路とトンネルが直角交差しているからですかね。この付近にJRの新駅が出来るとか考えてるとかで、線路沿いにはきれいな広い道が西国街道に並行しています。

小さなトンネル入口

捩じられていないマンポでした

この付近に駅が考えられているそうな(イオンの裏)

が、人家があるのは西国街道沿いなのでやたら原付が走って来ます。街道が再度東海道線を潜ると賑やかになりますが道幅は狭いままなので結構気を遣って走らねばなりません。ポンと出たのはJR島本駅前。すぐ近くの阪急の駅は水無瀬駅、更に古代に設置された駅家は櫻井駅と名前がバラバラです。更に走って行くとサントリーの醸造所が見えて、踏切を渡って線路の北側へ。これは街道ではなく天王山の麓の只の道です。

JR島本駅前

山崎付近にパンダ顔の電車が停まっていました(微妙…)

西山天王山駅近くの西山こっぺ堂でコッペパン買って…と思っていたら長い行列が。一瞬で諦めました。サイクリングの寄道計画は上手く行かない事の方が多いですね。そのまま長岡天満宮で少々休み、桂川CRに向け東進。羽束師橋を渡ってCRに合流し御幸橋まで来てみるとめっちゃ賑やか。

阪急バスのこのステッカーいいですね「すり抜け」はまじ危険

チャリサイ!2023  

なんやそれ。おもしろそーと思ったものの駐輪場所がない。ラックはぎっしりだし、もたせ掛ける場所もぎっしり。場所探しが段々面倒になり結局パスしてしまいました。いろんなベンダーさんのテントがあって物販からセミナー迄あったみたい。さくらであい館でもテントたくさんで、自転車も超たくさん。時々やって欲しいですね。知っていたらわざわざ羽束師橋なんか回らずストレートにいったのにとちょっと悔しい。

今でも残念 どうにかして見ればよかった…

流れ橋PAで休憩し木津川沿いをせっせと走ると、予報と反対から風が来る。またも往復アゲインスト。そのせいか、CR脇の杭の先端に止まって囀っていたジョウビタキは風下からの私の接近に全く気がつかず、真横を通る時に見たら、囀りながら「あ!」みたいな顔してました。CRの山田川出口までやって来たら妙な倦怠感。マクドでマックシェイク休憩してしまった。ソロで走ると休憩&補給が疎かになるのが欠点ですね。

そして最後に坂を2か所越えて帰ろうと走り出すと… うわ右足がピクついてる。案の定、坂の始めで攣り始め、一旦止まって脚を伸ばし、インナーロウでそーっと走り始めるも、今度は左足のサイドの筋肉が捻られた感覚。間もなく坂上のところで攣り始め、登り切ってまたストレッチ。これ帰宅迄時々起こりまして結構めんどくさかった。この距離で足攣ってどうすんねん。本日走行81.9km。5月は今年初めて300kmを超えました。やれやれ…。

そして、今さらですが、Garneauのロードバイクは消滅したっぽい。ガノの日本語サイトでは2020年モデルが最終Update。唯一、今年2/20付で「GARNEAU GENNIX A1 ELITE 自主回収について」なる淋しいニュースがサイクルベースあさひ(CBA)の名前で出て来るのみ。但しCBAのネット販売サイトでは、GENNIX A1の蛍光黄色のフレームセットが¥234,000で出ています。”-20"と商品名についているので2020年モデルっぽいけど。2020年度では11速のDURA Di2を載せた完成車が¥649,000 なので定価のままって気がしないでもない。カナダのサイト(https://www.louisgarneau.com/en_ca/)ではロードはグラベルロードのみ。FATとか子供用はありますのでまるで日本のルイガノと同じ。勿論、ルーツだったアパレルはあります。国内ではCBAのLouis Ganeauは残っていますが「家族で楽しめる」がコンセプトなんでクロスバイクが精一杯。

今でもHPはあります 1,480gで¥258,000(別)と割高

ということで現在のGENNIX R2「たんちょう号」は貴重な生き残りなのです。

そもそも丹頂鶴は、特別天然記念物でありますれば。

2023年5月24日水曜日

TOJ2023 京都ステージ

  5月22日、4年ぶりのTOJ京都ステージを見学。自転車持ち込みですが、仕事半分なので、ポロシャツにイージーパンツ、ヘルメットとグローブは着用。

 スタート前にコースに出て、KOMから2km手前で待機(これは仕事都合)。観戦コースは自転車に乗れますが、歩道のないレースコースは押し歩き、暑くて汗だくで到着。幸い木陰は風が心地よい。1周目、どんな逃げが来るかなと思っていたら、いきなり集団でいらっしゃいました。実質初日なので牽制合いもあるのでしょうか。プロトンに続いてサポートカーが続々ヘアピンを登って来ます。ほぼ全てが新型レヴォーグで半分以上はSTIだったような。木陰が気持ち良くて動く気にならず2周目を待っていると、小さいミノムシがぷら~と下がって来て悲鳴が上がるプチアクシデントも。

2周目から逃げ出したセインべヤール選手(TSG)

2周目の第2グループ

 この地点は4km位登坂してきたところで、かつヘアピンなので速度はそれ程ではありません。私の平地くらい? 写真の先も鳥谷池への坂が見えるのでギアを落とす選手もいて、何故か親近感。

メディアバイクとMAVICサポートカー

MAVICサポートバイクは3輪でした YAMAHAですかね

 メーカーサポートカーの役割がイマイチ判らんのです。MAVICとShimanoだけですが。チームサポートカーの手に負えない機材トラブルに対処するのでしょうか。屋根上の黄色いバイクが走る事ってあるのかな。私はMAVICと言えば、指切りグローブしか持ってませんが…。

2周目 後方集団

 レース経過は、1周目はほぼ集団って感じ。2周目ではセインベヤール選手(TSG)が抜けて来ました。3周目が来る前に山を下りて16km地点あたりで見物。3周目トップはセインベヤール選手のままで、次いで山本選手(KIN)と兒島選手(BGT)が仲良く追いかけて…でした。この頃には先頭から最後尾は数キロは離れているような感じでした。4周目までの間にまた移動。2km地点あたりの直線を離れて眺められる地点。遠いので誰が誰か判りませんが、やはり先頭は4選手。その後をズドド~とプロトンが駆け抜けるさまは、公式カレンダーみたい。

3周目の移り変わり?上から先頭、第2G、集団

カレンダー風に。後方にプロトンが見えます(4周目)

 1周20分位ですしトップから最後尾が相当伸びているので、そのままFinish地点のあるストレートへ向かいます。5周目は見れないなと思いながら、半ば押し歩き。駐車場の車に自転車を載せてからFinish地点に行こうと思ったのですが、通行規制でなかなか駐車場の場所に辿り着けず、随分大回りし時間を喰ってしまった。その間に5周目がやって来て、どこがどうなのか判らず拍手だけしてから、Finish地点をやや過ぎた辺りの木陰で座って待機。コース沿いは既に一杯で、各地で見学していたチャリダー達が次々戻って来るので大賑わい。

いろんな店舗(テント)が居並ぶ会場本部付近

 高級車、多いですね。そこら辺に無造作にDE ROSAやCOLNAGOが横たわっているのを見ると感覚がおかしくなると言うか心配になると言うか…。きっと見学者の自転車時価総額だけでも軽く億は行くのではないでしょうか。ちらちら目が行くのは、この頃のバイクってトップチューブが平べったい。平べったい上にロゴとかいろいろ書いてあるので読んじゃいますね、読めないけど。代表格はCANYON。知らないブランドだったので余計に印象的。

で、鐘が鳴らされフィニッシュ。もう誰がどうなってるのか全然判りません。ホームチームのパワータグ・バグラス選手がトップでした。Finishを終えて歩道上の特設コース?を戻って来る選手たちを拍手で迎えましたが、初めて顔がちゃんと見えました。8日間、連日100km以上を走る超人達です。

フィニシュしてチームに戻る選手たち 
二人目が区間優勝のバグラス選手(多分)

 会場にはジャージやキャップ、果てはフレームも展示販売?されていました。痛ジャージにちょっと心動きましたが、仕事名目ですから目を逸らしました。シュワルベのチューブやタイヤが並んでいたのは見学者の実用面でしょうか。13時半からバタバタと表彰式が行われ、ご一行はまたバタバタと3日目の三重県いなべ市に旅立って行かれました。町の喧騒も夕方には嘘のように収まり、コース規制用のアルミ柵が山ほどあちこちに積み上げられておりました。

表彰式 ジャージ獲得選手勢揃い

 京都ステージの観客は4万2千人だったそうです。幸い8日間、大きな天気の崩れは無さそうです。京都ステージは暑過ぎましたが今後はそうでも無さげで良かった。

スパークルおおいた 竹村選手 
残念ながらタイムがつきませんでした(でもカッコいい)

 毎年開催することで少しずつ自転車競技も理解されるようになればいいなと思います。何しろ日本には野球と大相撲と言う大御所スポーツがあるので、モータースポーツやこう言った自転車競技はなかなか一般化しない。オリンピックの定番にも拘わらず。競技アニメだけでは引きが弱いのかな。

 弱ペダだけに…。



2023年5月20日土曜日

レーパンのパッドも減るらしい?

 天気、持ち直しましたね。五月晴れ迄とは行かないけど雲の下からたまにお陽さま、でしたので信楽までツーリング。本日から半袖ジャージ。朝は涼しかったので下にノースリーブのTシャツを着込みましたが、丁度良い感じ。本日の甲賀市の日中の気温は概ね22℃前後。

丸い椅子みたいなのも全て信楽焼の陶器なんです

府道5をえっちら走って行きましたが、対向自転車はちらっとありましたが同方向は皆無。茶源郷・和束では茶摘みが行われていました。と言ってもほぼ機械化。斜面での作業ですから私なんぞは30分で腰が痛くなりそう。

宇治茶新茶の茶摘み風景 和束町は宇治茶の40%を生産

一人でトコトコと走り続け、いよいよ湯船森林公園の入口、ほぼ最終行程です。すると見慣れない黄色い看板発見。

『クマに注意』

え? クマさん居るん? 『鈴やラジオなど音の出るものを…』と。最近全国的にクマがウロウロして被害も出ているのは知っていましたが、ここにもいるのか。猿鹿熊です。森林公園は閉鎖中で周囲はひっそり。えー、大丈夫かなと恐々走り続けます。いつもは気持ちいいと聞き流す鳥の声も、今日に限って森の奥からホノルルセンチュリーで走った森の中のような「ギャア」ってのが聞こえて来て、うわ、じゅ、ジュラシックパーク…ですか。

熊は時速40kmで走れるそうで、決して走って逃げるなと聞きましたが、いざお会いした時にはターンして下りをダンシングでかっ飛ばそうと決意。40キロ以上は出るやろ、と(実際本日最高速は遥かにオーバー)。そして、音の出るもの。鼻歌位じゃ駄目だし、そうそう、ベルがあるやんか。道交法上も義務付けられているので「たんちょう号」にはミニベルついています。緩い坂をクネクネ走りながら時折、チ~ン ♪。するとカーブの先から対向チャリが高速で現れ、一瞬怪訝な顔をされました。思わず頭を下げておきましたが「何の合図?」と思われたことでしょう。こらあかん…と以後チ~ンは自粛。幸いMTBランドには人がいて、子どもたちがMTBで走っていたので気が楽になりました。因みに湯船MTBランドは明日5/21にオープンと出ていました。

右のMTB大会の名前2021になってますよね?

因みに湯船のクマさんは昨年、一昨年と見つかっていて、檻に入っていた子熊は放してあげたそうです。まだいる…ってことやね。と言うことは本格的に熊ベルが要るのか。そう言えば、カワサキのメルマガでZシリーズ50thの記念ベル発売とか書いてました。バイクなら逃げ遂せる気はするけど、こう言うことを考えていたのね(?)。も一つ因みにですが、熊ベルは役立たないと言うのが最近の説のようです。わざわざ自分の位置を知らせる方が危険らしく、ついでに看板に書いていた「ラジオを鳴らす」も、湯船ならOKですが、本当の山の中では「そもそもラジオが受信できない」そうで、ご尤も…。

斯様に心配百出なれど無事にR307に出て、信楽駅前まで疾走。今度は狸です。大狸さま、マスク外していらっしゃいます。服装はどうやら甲賀流忍者のようですが、関取にしか見えないのは私だけでしょうか。


「忍」列車を狸さんがお出迎え

レンタルEVも忍者仕様

お昼時だったので、以前に行ったマルポタ舎へ。結構賑わっていて、入って行っても無反応。仕方ないのでこっちからホール担当のお父さんに「座っていいですか?」。ちょっとだけ「なんやねん」と思いましたが、以降この調子は続きました。真ん中の大テーブルには6名のグループのお客様。屋外にもお客様。私が座ってオーダー済ませた直後、また6名のお客様入場。キッチン担当のママさんが「時間かかりますよ」と言うも席は空いているので着席(そりゃそうですわな)。ホールのお父さんに動きがないので、折角オーダーを決めていた6名ご家族、「こら、あかんわ」とご退出。ここら辺からホールの女王・お母さんが登場し、急に進み出します。客あしらいも上手で、大テーブルにも次々料理が運ばれ、1時間を覚悟した私にもオムライスがやって来ました。美味し。

面白いお店ですよ。ママは計算がきちんとできてテキパキ調理をこなす一方、お母さんはお客のハートを掴む会話をしながら店内を蝶のように舞って、そしてお父さん…よく判りません。私もコーヒーセットをお願いしていたのですが、完全にロストされ、お母さんが食後にお冷を注ぎに来てくれて「ゆっくりして行ってな」に思わず「じゃあブレンド下さい」と答え「ありがとー」と大変感謝されたんだけど、元々はお父さんのロストボールですからね。

マルポタ舎は勇壮な店構え

タヌキと並んでフクロウも多数。目が合っちゃう子もいます♡

窓越しのこれ、陶器じゃないけど力作ですよね

てなことで本当に1時間を過ごしてしまい復路へ。帰りは下り基調で向風にも拘らず1時間で加茂駅前に到着。以降、城山台・木津駅前を経てR163を走って若干住宅地でウロウロしながら15時過ぎに帰宅。往復ともに2hr40minほどでした。本日走行95.7km。

本日は多分10年ぶりに買い替えたパールイズミの3Dレーバン(長)で走りました。穴も開いてたし、パッドもヘタったのかケツが痛くなり易くなったので更新したのですが、往路から結構痛いやん。但しそれ以上酷くはならず、これはやはり新品パッドの効果と言うべきか。パッドの色は黄緑色から赤色に変わりました。因みに個人的にケツが痛くなりにくい気がするShimanoレーパンのパッドは青色です。

判りやすい色遣い…。

2023年5月14日日曜日

ならまち ゆるポタ

 土曜日午後からは雨、日曜日も雨 なる予報を受けて、土曜日午前中にさっさと行って帰っての「ならまちゆるポタ」。

飛火野です

私は奈良市に生まれ育っていますが市の中心部からは遠いため、ならまちは通過するだけで、ほぼ観光客レベルの知識。なので取材?も兼ねてゆったりと。9時過ぎに三条通に到着し、まずは破竹の勢いの地元企業・中川政七商店本店の鹿猿狐ビルへ(なんちゅう名前よ)。2年前に出来たビルだそうで全く知りませんでした。猿沢池のすぐ西側の細い道に面した華麗なるビルで、よくこんなところにビル建てたねと感心。車1台が精一杯だし、三条通からでは車は入れないっす。18世紀初めからあの場所で商売している商店なので本店の場所は譲れなかったんでしょうね。因みにこの元林院町付近は昔の花街で、そのもっと前は興福寺のお抱え?絵師が多数おられたそうです。芸術の町でしたね。

勿論開店前で、猿田珈琲だけが営業していました。朝一なので地元の方が「おはようございます」と挨拶して下さいます。すぐ横の氏神様へお参りに来られているようです。あみだ籤のように狭い路地をウロウロし、市道(ならまち大通り:んな名前があったと初めて知った)を渡って中院町付近へ。こっちは元興寺のエリアです。ここいらは良く通りがかりますが、ガイドブックに載っているような店は、カミさんと洋食春でご飯食べた位で良く判っていない。なのでまたウロウロ。「あのヘルメットした自転車の人、何べんも同じとこウロウロしてはるわ。迷子かなあ」とか思われていたと思います。ほぼ全ての道が路地であり、建物はほぼ町家であり、違いが良く判らん。

ならまち らしい角

ブルーノート

庚申堂

十輪院

青田家(商人邸宅)

春日山酒造さん

ブルーノートなるJAZ&WINEの店だったり、ふきん屋さんだったり、工芸教室だったり、漬物屋だったり、お寺だったり、カフェだったり、同じような店構えでいろいろあります。これを歩いて探索するのはなかなか大変。自転車が丁度良かったりします。ウロウロするうちに県道80に出たので高畑町へ。途中左手に「頭塔」が見えました。これまでは建物で遮られて見えなかったのでびっくり。中南米のピラミッドを彷彿させる史跡?遺跡? ちょっと異様で、トトロが守ってると言われても納得してしまう。余り近づきたくない感じでした。

頭塔

高畑は私の好きなエリアです。奈良公園(飛火野)や春日大社の杜に隣接するので鹿ちゃんも屯しています。志賀直哉邸が有名ですが、カフェも点在。以前に行った音楽カフェ「ろくさろん」を覗くとシャッターも開いているしメニューも出ているので、一休みと自転車を乗り入れて、どう置こうと考えていると、名物ママさん?が出て来られ、「やってるんですよね?」と伺うと「今あかんねん。お父さん出て行ってしもて!」。営業時間であってもシェフであるお父さんがいないと自動的に閉店扱いになるようです。

左:新薬師寺 右:不空院 の壁

たかばたけ茶論(やってませんでした)

どこでも鹿(首らへん見ると牛の仲間って思いますね)

鷺池の周囲を走って記念写真撮っていると、大きなカメラ持った男性2名から「これは何て言うメーカーの自転車ですか?」と声を掛けられました。クロモリのロードに乗っていたご経験があるそうで「カナダのガノってメーカーなんですけど今は経営形態が変わっちゃって、これも9年目で古いんですよー」とか言ってると「最近はコンポも電動化らしいですねえ」とかいろいろご存知でした。初期ハードルは確実にUPしていますよねえ。

浮見堂と鷺池

奥は明治生まれの奈良ホテル
帰路、信号待ちしていたらひょいと目が合いました

奈良公園の間を抜けて奈良県庁前に出て、東大寺をかすめて飛火野でトイレ。再びならまちに進入するとあちこちの店の前に行列。町家と言うのは間口が狭いので(京都と同じで税金対策)、ちょっと自転車停めて入るのは割と難しいです。更に荒池横の新しいホテルをチラ見し、帰投ルートへ。大して走っていないので30km/h近くでR308を疾走し正午過ぎに帰宅。雨は14時に降り始めました。本日走行34.6km。5月は走ろうと思っていたのに来週末も雨模様の予報。その次の22日にはTOJ京都ステージが4年ぶり?開催。今回は見に行こうと思っていますがこれまた雨予報。

「五月晴れ」って伝説ですか?

2023年5月3日水曜日

コロナ明けの嵐山

 半年ぶりに嵐山ツーリング。恒例の車折神社参拝コースで、まだワタシ喪中なんだけど、ここだけは例外と言うことで。

観光客満載の渡月橋

8時15分に出発し、1時間半で御幸橋を通過し10時55分神社到着。往路は南西風が主で追風気味。往路は飛ばすまいと思っていたけど概ね26~30km/hで走れました。境内は若い人を中心に賑わっていました。中にはこの子、絶対どこかのアイドルグループにいるでしょ的な美人さんもいたりして、一種不思議な世界です。参拝後は有栖川沿いを少し走って丸太町通りへ。行きたかったカフェがあるのですが生憎開店前でした。

小さなせせらぎと菖蒲? 日本画になりそう 

仕方なく?トロッコ駅から小倉池へ出てぐるーーっと回って長辻通りへ入りました。いつも思うことですが、小倉山周辺は新緑がきれい。特にモミジは陽の遮り方が絶妙(手の形ですから)で、葉の重なり合いも美しいですね。嵐山のメインストリート・長辻通りは自動車一方通行で、観光客で大賑わい。インバウンドも多数で、すっかりコロナ後の風情です。さすがに今日は竹林に乗り入れるのは止めておきました。

新緑モミジ

先日、孫連れて奈良公園へ行ったのですが状況は同じ。以前と異なるのは中国人らしきが激減。今日の嵐山は南アジア系の人が目立っていました。

賑わう中を、たい焼き目当てに嵐電駅の目の前のビル?に入りました(珍しくここは駐輪場があります。細かい砂利路面ですけど)。ところが目当ての賞味期限1分のたい焼きには超長蛇の列がクネクネと。一瞬で諦め、手近な前田珈琲のパニーニとブレンドを頂きました。合わせて1,000円は流石…です(美味しかったけどね)。燃料補給を終えたので帰路へ。渡月橋を渡って阪急駅前を通って、12時15分に自転車道に合流。ほぼ1時間余の嵐山ステイです。

風の強さが伝わりますか?(桜です)

復路はほぼ向風。スピードは往路よりマイナス5km/h。水量も多めの桂川を眺めながら走っていると、空に虹。おお、これって水平環状アークって奴?結構大きく長く、しばらくずっと出ていました。何かいいことあるといいけど、彩雲じゃないからどうなんだか。途中でスマホアプリ”Cyclemeter”のセット忘れに気づき、キャンピングカー展示場近くで休憩がてらにセット。休憩時にOFFにしてONにするのをよく忘れるんですよね。走り出したら自動的にONになればいいのですが。

水平環状アーク出現🌈

そのまま流れ橋PAまで走って再度休憩。以降はまったり走って15時45分に帰宅。復路は3時間半もかかってしまった。本日走行111.5km。

流石に今日はチャリダー多かったです。特に桂川沿いはママチャリに子ども自転車やランナー、ウォーカー(お散歩)も多く、しょっちゅう減速、停止してました。

嵐電2両繋いでました

そうだ。車折神社から丸太町通りへ向かおうと踏切に掛かると、たまたま嵐電の電車がやって来ました。ありゃ、2両編成や。初めて見た…気がする。休日だからですかね。

週休2両制?