2020年12月26日土曜日

走り納めはキメツ話題の神社へ

 キメツの聖地として話題、と書いてあったので御所の笛吹神社へツーリング。今年の走り納めです。

森の中の神社です

私はキメツにはトンと興味が湧かず見た事もない訳で、なんで聖地なのか判りませんでしたが、神社の名前が二つあって、本名?は葛木坐火雷神社(かつらぎにいますほのいかづちじんじゃ)で、火雷がキメツと関係するとか。私自身は「笛吹」の名前から管楽器の御守りとかあったらいいな♪的に思っていました。

場所は御所市中心部から葛城山の方へ少し上った付近。金剛葛城CRと葛城川沿いの道で葛城公園へ。そこから西進し殆どシャッター通りと化した新地商店街を抜け、県道をまっすぐ。県道30を渡って山麓をゆるゆるぐにゃぐにゃと走ってゆきます。意外と新しい住宅が多くてびっくり。10分強位で駐車場に到着。密!は困るなと思いっきゃガラガラ。今日目にしたのは数組、それも「いざキメツ聖地!」って感じじゃなかった。

主祭神が掲示されています

鳥居を潜って、手水に置いてあるアルコール薬で消毒し石段上ると目の前には「大砲」。笛と形は似てなくもないけど余りのミスマッチと思って解説読むと日露戦争の戦利品のようで政府から奉納されたとか。それにしても…って気がします。更に石段上って拝殿へ。キメツらしさも、音楽的要素も皆無です。普通に参拝しました。

ロシアのカノン砲です

ここが拝殿

御守り一覧にも「音守」なる音符を描いたものはありましたが、フルート型やらトランペット型は見当たらず…でした。ついでにキメツっぽいのも皆無です。ちょっと拍子抜け。まあ商品じゃない授かりものですからね。聖地商売を期待するほうが間違いです。

こんな彩もありました

ここが笛・音楽の神様と言われるのは主祭神に「火雷大神」とともに「天香山命」が挙げられているからです。「天香山命」が音楽の神と言うのは調べてもなかなか出てこないのですが、名前からして美しく、音楽を奏でて人々を癒すって感じがします(私は)。ギリシア神話のMuseの日本版?

眺望抜群 畝傍山がもっこり

帰路は県30の山麓線をひたすら北進。山麓と言うだけあってupdownを繰り返し、かつ向風強風。ちっとも進んでいる感覚ありませんでした。R165BPに入っても同じで、穴虫までBPを走ったのでそこそこ足に来ました。穴虫からは香芝市に降りて、広陵町の竹取公園経由で斑鳩町に出て、富雄川沿いを帰ってきました。本日走行75.4km。

今日は冬ジャージにネックウォーマ、イヤーマッフル、シューズカバーと完全冬装備。ま、ちょっと暑かったけど。

今年は4,5月に走行自粛したのを始め、しまなみにも行かず、ビワイチもせずと年間走行は2783kmとロードに乗り出してからのダントツ最低記録でした。病院勤務の方の苦労を考えれば文句は言えませんが。

帰宅したら秋からオーダーしていたウェイブワンのウィンドブレーカーが届いていました。これイタジャージなんですが、解らんでしょ。若干色目が女子っぽいけど基本は真っ黒だし、背中にちょこっと「三色団子」があるものの(黄色←)知らないとこんなとこに団子が描いてあると思わんでしょ?


来年はこの三色団子を背負って走ります。

コロナ禍の一日も早い終息を願いまして今年はこれで筆を置きます。今年もご覧下さいまして有難うございました。

どちら様も良いお年をお迎え下さいませ。

2020年12月13日日曜日

機関車ジェームズが疾走した大仏鉄道

 先週、再度シートポストを交換し、試運転を兼ねて加茂へポタリング。

二本締めに変更しました。タイオガの”Scepter Carbon SeatPost” 公称180g。見た目は非常に地味ながらガッチリしたレールマウント部分が安心感。走り出して数十メートルで「あ、これで大丈夫」と感じました。結構荒れた舗装路を走ったけど緩むことなく走れました。シートポスト&サドル問題もやっと一段落。

コースはいつも通りに府道で加茂まで出ましたが、そこから西へ進み集落の中の走ったことない道へ。山際なので西風除けられるかなと安直な考え。一応MAPで確認すると木津駅東方の新しい住宅地に出られる筈。のんびりした道です。軽トラ1台がようやく通れるくらいの所もありました。お決まりのように小さなお寺があって、冬支度をしている農家のばあちゃんに出会ったり。

梶が谷隧道

集落を過ぎ、木々の隙間からJR線路を見降ろす地点を過ぎ、ハイキングらしき中学生?のグループを追い抜くとすぐに目の前が開け広大な住宅地が現れます。URが開発した城山台ですね。つーっと走り抜けようとしましたが目の前にオッサンのママチャリが現れ徐行。ん?左手に不自然な舗装路とともに看板が見えました。気になったのでくるりと戻って見てみると『梶が谷隧道←120m』。サブタイトルに『大仏鉄道遺構めぐり』とあります。

おお!大仏鉄道。地元のローカルニュースで聞いた事あります。昔の鉄道で加茂から奈良まで走ってたって。何故そんな不採算そうな路線作るかなと疑問でした。120mならいいやと矢印の方向へ坂を下ります。すぐに右折×2で元の道をくぐる形のレンガのアーチが見えました。私、大仏鉄道のトンネル跡と思っていましたが、どうやら道をオーバーハングする箇所のようです。潜ってみるとレンガのアーチがきれいです。隧道を出て左折すると今度は整備された広場に案内看板がありました。背後にはレンガを積み上げた小さな橋梁。赤橋と言うそうです。赤橋を潜ってくるっと回ると元の道に出られました。

隧道の中は明治のレンガがきれい
こちらは赤橋

赤橋を下から覗くと、木の部分は線路跡?

これが線路跡 この下に隧道があり、ちょい先に赤橋があります

帰宅後『大仏鉄道』を調べると記事が山ほど出てくる。明治時代にたった9年間しか存在しなかった鉄道ということで、当たり前ですが蒸気機関車(SL)が走ってたって。当時の写真とかあまり残っていないそうですが、ちらっと出ていたSLは深紅。なんとオシャレなんだ。SLって黒が相場と思っていましたが、大仏鉄道のそれはまるで「きかんしゃトーマス」に出てくるジェームズですよ。英国製なんでしょうか。

上が大仏鉄道 下がジェームズ 似てるっしょ?

因みになんで9年で終わったかと言えば並行して関西本線が開通したからだそうで、そんなん初めから判ってたんちゃうん!と突っ込んでしまいました。

住宅地の広々道路を疾走し、JR木津駅を通り抜けてR24から佐紀古墳群の間を抜けて帰宅。本日走行45.4km。

住宅地には京大農場がありました

JR木津駅 何の形なんでしょう?

佐紀古墳群にある「ウワナベ古墳」もはや島みたい…

しかし、更にびっくりしたのは大仏鉄道の終点は「奈良駅」ではなく「大仏駅」だったこと。跡地は知っています。すぐ近くの病院にオカンが入院していたので車でよく通っていました。車輪が置いてあってなんじゃら?と思っていたものです。もう一つは昔ドリームランドという遊園地があったすぐ前の道路。今は県道で奈良駅に至る幹線道路ですが、一帯を黒髪山というのです。広めの切通のようになってるそこが大仏鉄道路線でしかもトンネルがあったって。黒髪山ってマジで山だったんですね。そしていつも車や自転車で走ってる坂道を120年前はSLが疾走し、トンネルを抜けていたとは。

まさに時間のトンネルを抜けたようでありました。

本日デビューのシートポスト Tioga Scepter Carbon


2020年11月29日日曜日

漂流するシートポスト

 サドルでも同じことが言えるのでしょうが、一度「安定」が崩れると次の「安定」を得るまでが大変。シートポストを3Tの1本締(Zero25)に交換して4ヶ月余、1300km弱の走行ですがやはり2本締に戻すことに。段差や窪みでは腰を浮かしショックが伝わらないよう心がけていますが、不意を突かれることもあり、その都度ギッとか言ってサドルが歪むのですね。締付調整やポストから見たサドル位置の問題もあるかもですが、やはり一点の横方向支持なんで、そりゃそうなるだろとも思います。都度停車して、ツール出してサドル緩めて締めてって結構面倒。コロナのことがあるのでソロツーリングしかしていないのでいいですけど、これが団体だったらめっちゃ気を遣います。

黄色線はサドルレールを受ける長さ(下がZero25)

また最初に付いて来た3Tアルミシートポストに較べ、Zero25はヤグラがコンパクトになっており(ヤグラを回転させることでオフセットを変えられる仕組みゆえ)実際にサドルレールを支持する面も短いのですね。なのでサドルへの入力を受け止める幅も狭くなります。こう言うのって使うまではなかなか気づかない。決して安価な品ではないので困ったもんです。幸い?前回購入したカーボングリスはまだまだ残ってるんで(また使う羽目になるとは思わなんだ)、今回はTiogaのカーボンポストのみをポチりました。あと半年は漂流しそう。

紅葉もあちこち終わりかけで、特に行きたい所もなかったので週末は枚方周回コース。単に走っただけでした。だんだん寒くなってきたのでジャージも長袖、中には長T。後半の木津川CRでは北風5m/sに煽られ、軽く30km/h出たので13時に帰って来てカミさんびっくりでした。しかしながら、寒くなるとトイレが近くなるのがヤバい。コース選定はトイレで決めるというシーズン到来です。昨日走行73.7km。

新名神の橋脚がだんだん淀川に近づいてきました

昨日走行での消費カロリーはスマホアプリOPENRIDERでは1430kcal。私は何となく10kmで100kcalと思っていたので多すぎ。以前使っていたRUNTASTICではそれ位の計算だったのです。で、あれやこれや調べると、どうやら公称:1時間(20km)で≒500kcalという数字がありました。これって1時間ランニングするのとほぼ同じ消費量。んなことあるまい! そりゃ登坂20kmだとそうかもですが、ロードバイクで最初の20kmってまだ疲れた感もないですよね。しかし1時間走ると、私も陸上競技やってたんで判りますがきついですよ。

という事でスマホアプリの消費カロリーは話半分です。マトモに受け止めて「その分食べられるからビッグマック2個!」なんてやめましょう。

以上、暴飲暴食シーズンを迎えての(今年はないかな)お知らせでした。


◆CM

WEB小説は、以前公開した「子守天使は堕天しかかり」の続編「子守天使と地獄の女王」を今週公開開始します。2日に一話ずつ、来年の年始に完結のスケジュールです。今回は天上界との決戦に敗れた地獄界のフナムシがヒロインです。

軽い話ですので、おつまみ代わりにどうぞ。なお、続編ですので、「子守天使は堕天しかかり」を読んでいないと訳判らんになりますのでご注意下さい(と言うセット商法でした)。

今回のヒロインはフナムシ(朱乃)


2020年11月23日月曜日

K-ON!聖地と近江電車

 三連休、我慢できず今年初の滋賀県遠征で豊郷へ走りました。

イルミネーションの飾り付けがあった桜が丘女子高

今回はピレリ守山の駐車場まで車搬。E区画がサイクリング用に指定されています。7時20分に自宅を出発し、京奈和道・京滋BPの有料道路コースで8時40分に到着。既にサイクリストで賑わってました。私も数分後にスタートし、朝日眩しい湖周道路を心地よく北上。

彦根市の入口・南三ツ谷公園に10時着。テントだらけでした。朝から缶ビールとBBQってもう一日を放棄してるとしか思えない。その先の柳川町交差点を右折し、近江平野をひた走って旧豊郷小学校に11時着。ちらほらと人が見え、駐車場もポツンポツンと車が停まっていますがナンバー見てびっくり。宇都宮・とちぎ・岡山・・・と覚えきれんけど遠路遥々ばかりでした。皆さんGotoしてるのね。

部室は相変わらず放課後ティータイム

コロナ対策されてます

校舎内の見学は可能ですが、一応、名前とレラ先書いて箱に入れる仕掛けになっています。任意ではありますが、万一の際の経路究明用ですね。(勿論書きましたよ) 軽音部室の「あしあとノート」をちらちら読みましたが、絵心のある人、多いですね。ホワイトボードにも描かれていますがみんな上手だわ。

流石に見学に訪れる人は少なかったです。コロナと言うだけでなく、アニメも新しいのがどんどん出て来るので、聖地も増えてますしね。

飛び出しJKも発見 さすが滋賀

今回も豊郷から八日市まで近江鉄道を利用しました。クセになる楽さ。運賃だけでいいですし混む気配がないと言うのも気が楽な点ですが、これは笑えない。近江鉄道は沿線自治体との話で一旦全線存続となったようですが、ローカル線でよくある上下分離等、形態を来夏までに決めるとの事です。運賃や営業施策が変わる可能性は十分ありますね。何せ営業距離は約60kmあるのです。大手私鉄と呼ばれる阪神48km、相鉄38kmより長いのです。線路長い程、手間増えるもんね。だから私も楽したさだけでなく乗っておるのです。15分460円で、10km余をワープです。

豊郷駅の看板たち

今日はこんな電車 ギャラリートレインとは・・・

車内に子どもたちの絵が展示された電車 牧場行ったのかな?

2両目の扉は滅多に!開きませんのでこんな風に

座って自転車の後輪とサドルを押さえてました

今回は「うさかめカフェ」が営業していなかったので、かと言って周囲に飲食店も乏しく、ご飯抜きで八日市から走りました。近江八幡も通過しただけですが人、多かった。浜街道を突き進んで、いつもの木浜北パーキングまで戻って、あれ?そっか、ピレリに停めたんだったと引き返したので本日走行は76km。

近江八幡市の近江兄弟社博物館
因みに、メンソレータムはナースの図柄でロート製薬の商品ですよ

勿論その後はお風呂タイム。若干躊躇したんだけど、スパでクラスターって聞かないので行ってしまった、ピレリの中にある水春。15時なのに結構な人出。ジェットバスで足をほぐし、露天壺湯で琵琶湖を眺める贅沢なひと時でした。流石に腹が減ったので、カフェテリアで琵琶湖眺めながらオッサン一人でパンケーキセット。客観的には気色悪いけどね。ちょっとおやつ…と思ったらゴージャスで、主食並みだったー。(おススメ)

今日は今秋初めて長袖裏起毛ジャージを着用しました。インナーにノースリーブTを着込み、暑いかなと思いましたが、出発時の気温は12℃位で、走ると丁度良かったです。流石に走り込んでいくと暑かったけど、帰りにはまた丁度良くなったりして。この時期は調整が難しいようで(今年は特にね)周囲を見ても、薄手の長袖ジャージのみの人からブルゾンっぽいのを着込む人まで様々。

秋深し隣は何を着る人ぞ。

2020年11月14日土曜日

1本締シートポストはズレやすい?

 今年は紅葉が綺麗です。コロナで全国民がエライ目に遭ってるんだから、何か一つくらいいい事ないとね。

山城の国 浄瑠璃寺

午前中に髪のカットの予約をしていたので、自転車で出掛けそのまま当尾の里・浄瑠璃寺へ行きました。最近当尾へは府道47で南加茂台から逸れて岩船寺へ至るコースを走ることが多かったのですが、本日は浄瑠璃寺目標だったので、地図による「高田東鳴川線」と言う道路で上がりました。「高田」も「東鳴川」もどこだかさっぱり判んないけど。

この坂登るの久し振り。距離も1km余、GoogleMapで見ると、浄瑠璃寺の標高は190m、坂のスタート地点がおよそ80mなので、10%余の坂なんですね。やっぱしんどいわ。ゼイゼイ…あの角曲がったら…えーー!まだ坂あるの?それももっと急やん!って心の叫びも度々でした。

ようやく着いた浄瑠璃寺、バス停隣にサイクルラックがあって助かりました。古刹は駐輪場所にホント困りますのでね。で、入ってみると、「Oh!beautiful!Japanese Maple サイコー!」みたいな感じ。池をぐるりと囲む木々が水面に映って、ただでさえきれいな所、彩とりどりです。シンプルな本堂、奥に控える三重塔もひっそり紅葉に囲まれて幸せそうでありました。観光客も程よい感じ。しかしお年寄りもすげえカメラ構えてましたね。

紅葉の中に三重塔の相輪が見えます
本堂側から三重塔を見たところ

暫く紅葉を愛でて、次に岩船寺を目指します。標高は更に70mアップしますが、最初に一気に下るのでまた100mほど上がることになります。登り坂距離は800mほど。ヘロヘロと岩船寺前に到着。ここには元から入る気がなかったので(私はルリ推しでして)通過。石仏たちが居並ぶ山道を市道に向かって緩々下ります。柳生街道ことR369に至る市道は上ったり下ったりですが、路肩が網目状にひび割れているところが多く、物騒で速度も出せませんでした。

緑も赤もあります

今日も道路の思わぬ窪みでサドルにケツ圧がかかった結果、サドル頭が仰け反り着座不能に。シートポストのボルトを締め直し調整しましたがライド2回に1回は発生するんですよ。1本締はやっぱ手間かかるので、2本締に戻そうかとチラチラ考えるこの頃です。本日走行46.1km。

大層な距離ではありませんが山坂多かったので結構くたびれ。46kmと言えば、少し前に見たNHK-BS1の「チャリダー快汗!」で戦場カメラマンの渡部さんと元体操のお兄さん小林さんが、奥多摩の山道に挑戦した回と同じ距離。

この時はリーダー朝比奈彩さんも含めE-BIKEでトライしていました。

リーダーはロードタイプ、他はクロスバイクタイプで重量はそれぞれ13kg,19kg。詳細なスペックは判りませんが、19kgってもはやママチャリ。エライっす、初めはアシストOFFで走ってましたから。

ロードタイプのe-bikeもSpecializedやCannondaleが参入して珍しくなくなりつつあり、重量も10kg代前半、アシスト距離も100km以上と「使えるんちゃうん」な感じになって来ました。多分、坂道は一度使ったら止められない快感なんでしょうね。

もう少しダウンチューブらへんがスリムになって、重量が10kg切ったらマジで悩みそう。自動車のATだって最初はトルコンかい!ってバカにしてたけど、今やMT探す方が難しいし、アイサイトに至ってはシアワセーな気分になっちゃいますからね。

時代は転がり自転車も転がる… 自転車ですから。



2020年11月8日日曜日

霧中走行

 宇治へ参りました。R307を走って宇治田原から回り込むので、先日の紛失グラサン探しも出来るかな と。私が一番怪しいと思っていたのがR307で、しかし先日復路は道路の反対側迄ちゃんと見れなかった。なので本日同じ経路を辿ったのですが…残念ながら見つからず。

先行きが…見えない!

グラサンもないと困るので、今回は山本光学・SWANSの偏光レンズを奢ってしまった。前からグラサンの見え方に少々の不満があったので、歳取ると余計に見えづらいし・・・・と決断。顔にもきちんと合うし、外ヅラからの想像以上によく見える。まあ、良かったです。クレジット請求がエライ事だけど。

宇治グリーン

紅葉には少し早かったですね。宇治上神社のみ立ち寄りました。あの辺りは自転車置く場所がなくて、はじめ宇治神社で社務所みたいなところの横に置こうとして怒られ、じゃーどこに?と問うと「あっちの方」と漠然と指されたので皆目判らず参拝できずでした。宇治上神社では駐車場の端に置かせてもらえましたが、誘導係に何回も「ここに置いて他の所行ったらあかんで」と、そんなに信用無いかな…自転車装束は。

琴坂もまだすいてます

時々このように紅い子がいます

少なくともロード用のラックは通園さん以外では見た事ないので、そう言う位置づけなんでしょうね。名所が固まっていて歩いて十分である事と、道も狭く自転車が走り回るのは嫌がられているのかも知れません。

宇治上神社の手水は湧水なのです

いつも通り、京阪線に沿って六地蔵へ走った後、山科川・宇治川の川べりを走ってR1へ。R1BPで上津屋まで走り木津川CRで帰って来ました。本日走行80km。

今朝の木津川CR、霧の中でした。山田川付近からボワーっとしていて、田圃や路上、勿論川面からも水蒸気が上がっています。視界は数十メートル位でしょうか。霧中走行は初めて。前もスモールライトのフラッシュを点けて走りましたが、対向はヘッドライトのフラッシュでないと遠くから見えず、慌ててVOLT400をフラッシュ点灯しました。霧は10時頃には上がり、「宇治の川霧」は絶えてお目にかかれませんでした。

本日はライト・ベル完備 前は2灯に減らしました

さて先月完結しましたWEB小説『風の波』、エブリスタサイトで「ヒューマンドラマ特集」に選ばれました!パンパカパーン。私、本年2回目なんだけどいいのかな。で、思いましたね。9月に車折神社で祈念神石を授かったところです。マジでこれパワーストーンなんじゃないかと・・・。畏れ多いことです。

ヒロイン佳月ちゃんの三変化(セーラー服、構造判らず苦労した)と準主役の尾白元教授を載せておきます。是非読んでみて下さい。風波パワーが伝わるかもですよ。

佐々佳月 15歳っす 服と口が違うだけ…ですが

尾白末吉元教授 75歳っす

但し、向風のこともあります。悪しからず…。


2020年11月3日火曜日

グラサン消え、鐘も鳴らせん

文化の日って本当に晴れるのですね。夜中まで雨ざーざーだったのに。

路面はまだベチャでしたが、近江大橋まで往復。木津川CR,R307,宇治川ラインを通る定番コース。市街地より2,3℃気温が低い宇治川ラインは、日陰では肌寒い。紅葉にはまだ少し早い感がありましたが、木々が瀬田川の深緑に映る様はきれいです。

青!近江大橋を臨む瀬田川汽水域

深緑!瀬田川は鏡のようでした

宇治川ラインを出て、南郷洗堰近くでトイレ休憩。そこで鏡を見て

「あー!今日もやってもた…」

アイウェア(グラサン)かけてないのです。道理で今日は目に埃が良く入るなあと思ってた。R307に入る直前、京田辺のホームセンターでトイレ借りた時、暗いからとグラサン外したのです。で、デイパックのショルダーにあるグラサンホルダーに片方のツルだけ引っ掛けて、すぐ使うしこれでいいや、と思ったことは覚えています。

近江大橋の袂にこのようなマンホール?発見 ポケモンです…

で、そのまま出発しちゃったんですねえ。一つだけ思い当たるのは、途中でカチャンと音がしたこと。パーツが落っこちたのかなと咄嗟にハンドル周りとリアライトを見たのも覚えています。異常なかったので路面の何かを跳ね飛ばしたのだと思ってしまった。それがどの辺りだったのかも記憶がない…。嫌ですねえ齢取るって。


復路では反対車線をずーっとチラ見しながら走っていました。が、南郷~京田辺は二十数キロありますからね。見続けるのは難しく結局見つからず。自己責任。嗚呼、情けない。


しかし今日の琵琶湖は青くきれいでした。中二日で走ったのでもう少し近場とも思いましたが行ってよかった。本日走行105.7km。ついでに先週土曜は枚方・長岡京を78.5km巡回しました。

本日の琵琶湖

で、信楽で盗難に遭った(と思われる)ヘッドライト、同じVOLT400をポチりました。それ迄は予備役の猫目エコノムEL-340を装着。これ、VOLT400に較べると暗い。

エコノムは公称1000cd(カンデラ)です。cd(光度)は光の強さを示すもので、よく使うルーメン(lm:光束量)では照射角度(光の拡がり)を20度と仮定して換算すると約95lm。VOLT400の1/4以下です。暗い筈や。因みに走行中を想定して、25m先の照度を計算すると2.5ルクス(lux)。テレワークで理想とされる書類面の照度が300luxですから、ほぼ暗がりに近い。

しかしエコノムを付けて走って気づいたことがあるのです。何かの拍子にベルを鳴らそうとして… あ!ベルもない! VOLT400のブラケットにぶら下げて付けていたので、一緒に盗られたみたい。


先が見えなくなったライト盗難に、警鐘すら鳴らせなくなってしもた…。




2020年10月24日土曜日

消えたヘッドライト

  2週間ぶりにライド。今日は「自転車と一緒に乗れる」という信楽高原鉄道に乗って来ました。下調べでは1時間に1本しかなく、終点駅までは載せられないと。かつ運賃の他に手荷物料金もかかると。

信楽駅 到着

 いろいろ面倒そうだけど、この条件だと「必要」があって乗ることはないな、まあ1回位はカラ乗車?でもいいやと考え、信楽ダウンタウンを通過し、「終点:貴生川駅の一つ手前」である「紫香楽宮跡駅」までR307をひた走ります。何しろ1時間に一本を逃すとそのまま漕いで戻らねばならず、何のこっちゃ…になるから飛ばしました。

駅前広場の案内図です(範囲…広っ!)

「紫香楽宮跡駅」は紫香楽病院という大きな病院を過ぎるとすぐ右手。折からの西風を背中に受けて20分前に到着。看板が出ているのですぐ判りました。道路を渡って駅に近づくと、駅? え? ホームだけ?

見事な無人駅。駅前?の原っぱには車が数台停まっているので、これはきっと「駅前パーキング」。傍らにはトイレ小屋。大事ですよね、駅にはトイレ。私もお世話になりました。

スロープを登って上下兼用ホームへ。真ん中に小さな屋根とベンチ。そしてお決まりのように「お狸様」が2体。誰もおらんなあと思っていたら、間もなくハイカーらしいオバサマが数名、賑やかにいらっしゃいました。

紫香楽宮跡(しがらきぐうし)駅 左:信楽方面 右:貴生川方面

自転車持ち込みには決まり事たくさん

 やがて列車が警笛と共に到着。2両編成です。何の案内も描いていないので、私もオバサマ連もどこから乗っていいのか判りません。最後尾から乗るのかなと思っていたら前の車両のみドアが開き、あたふたと乗り込みます。

え?めっちゃ混んでる。予想と全然違う…。しかし乗らない訳にいかないので「すみません」を繰り返して連結付近に「たんちょう号」とともに乗車。新車なのか車内はきれいです。近江鉄道とは全然違う。ディーゼルカーなので音が完全にローカル線。信楽駅まで途中3つも駅がありました。

前に立って押さえてました(運賃箱は不使用)

 しかしこの混雑… 団体さんがたまたま乗ったそうでした。料金は信楽駅の改札を出る時に一人づつ払います。なので大行列。運賃290円+手荷物290円=580円也。乗車時間9分です。

ラッシュ時?(扉付近は空いてました)

右の扉付近に乗車しました

 駅前の大ダヌキ様はハロウィン仕様になっており、これまた写真撮るので行列出来てました。ちょうどお昼だし、乗るもの乗ったし・・・で、いつものフレンドマートへ向かいました。ここのベーカリーのクリームパン、美味しいのですよ。

ハロウィンでもマスク忘れない!(鼻までちゃんとね)

駐輪場には自転車の盗難の注意書きがあったので、ワイヤキーで前後輪フレームを柱にロック。

いつものようにイートインコーナーでパンたちとコーヒーで軽食。私はツーリング中はガッツリ食べるの苦手でして、これ位が丁度良いのです。


復路は強烈な西風がアゲインストになります。インナーで20km/h余でヨタヨタ走り、府道5へ左折。復路は基本は下りっぱなしですが、向風のせいで放っておくと20km/hに落ちるので漕ぎます。葉っぱは飛んでくるし枝は降って来るし、いやはや…。

府道5は途中で短いトンネルを二つ潜ります。一応ライトを点けよう…と手を伸ばして、


ここで初めて事件発覚! ないのです。ライトが。 え? マジ? 猫目のVOLT400のユニットだけが消えてる。

ここまで気づかなかった私もどうかと思いますが、ここから信楽へ戻る気にはなれず、意気消沈したまま下り、恭仁大橋を渡ったところのベンチで取り敢えずデジカメ確認。信楽駅到着時の写真。ライト…あるやん。

という事は、信楽駅からのどこかで落としたか、でも気づくよな。あんな大きいものがいきなり外れて落ちたら。と、言う事は、もしやあの駐輪場で盗られた?! ま、簡単に外れますからね。証拠はないですけど。

実はフレンドマートを出てからちょっと違和感あったのです。ステムに固定しているサイコンが右に傾いてる。しょっちゅう見るパーツですから気がつくのですね。あれ?とは思いましたが深く考えませんでした。ライトを盗られたとすると、外す際に手が当たったと考えると符牒は合います。くっそー。2年以上経っているとは言え一緒にホノルル走ったライトなので悔しいです。

かと言ってどうしようもないよね。いちいち外して持って降りるのもどうかと…。皆さん、そうしてるのでしょうか。一般駐輪場には置かない事…でしょうか。

あるべきところにないと スカ です

対策には明かりが見えない次第です。ライトだけに…。  

って本日走行98.3km。(あと100mで クヤシーだった)