2012年5月27日日曜日

快速 ランシング号

本日はカヤックも自転車も漕がず、車で琵琶湖へ。

カミさんと琵琶湖畔の英国式庭園を見に行く、ついでに大津界隈でカヤック出航に適した場所を探しに行きました。どちらがついでだか、判りませんが。

英国式庭園は柳が崎湖畔公園の中にあり、傍らには旧琵琶湖ホテルを移築?した琵琶湖大津館という建物もあります。現在は公営になっている模様。
お気楽な気持ちで出掛けたら、駐車場に長蛇の車列。入ってから知ったのですが、ローズフェスタなるイベント中ということで、駐車場フリー、ガーデン入場は100円、ついでに琵琶湖汽船の「ランシング号」による30分クルーズ300円と、大変お値打ちのある1日でした。
英国式庭園と言うと、もう少し大雑把な、バラなどの低木が生い茂った中を潜り抜けるってイメージがあったのですが、こちらはきれいに整備され、カミさん曰く「フランス庭園みたい」だそうです。たくさんのバラやその他の花が咲いています。

で、琵琶湖汽船ランシング号・・・ 速い! 「はつゆき」とはエライ違い。(当たり前か)
大津近辺の南湖をぐるっと周るだけですが、帰路は20ノット出てたんじゃないかと言う快速。掃海艇みたいでした。ずっとオープンデッキに立っていましたが、こんな引き波、「はつゆき」がまともに食らったら一発で撃沈です。
気をつけよう琵琶湖汽船。
でも楽ですね。漕がなくても進むのは。私、動力船の免許は持っていますが、トンと操縦していないので感覚忘れました。
ランシング号は離岸時、左舷後方から横向けの推進力が出ていました。最新フェリー並ですね。

さて大津近辺の出航場所ですが、結局これと言う場所を見つけられず。膳所城跡公園を考えていたのですが、駐車場が一杯で入れず、偵察できませんでした。柳が崎湖畔公園からも出航可能ですが、駐車場が高い! 30分200円でした。5時間停めたら2000円!。大津市街近辺は駐車場がどこも時間制有料のようで、どうせ払うなら琵琶湖博物館かなあと思っている次第です。
この辺まででしたら、家から1時間半程度で着くので、往復2時間以上節約できるのです。水のきれいさは、いまいちでしたが。

そうそう、昨日書いたNVDIAのドライバの件。実はこれをインストール後、ウィルスチェッカー(JUSTのフリー版)が動作しなくなり、これでは拙いと昨晩遅くに、ウィルスチェッカーをアンインストール&インストールしたところ、ウィルスチェッカーも動作を始め、またWindows起動もスムーズになりました。
こういったソフト同士の相性というのは、実に良くある話で、特にウィルスチェッカー等のリアル監視ソフトは厄介ですが、原因が究明された例がありません。大手ソフト会社同士のBtoBでも同様です。結局MICROSOFT下ではブラックボックスが多くて投げ出してしまうのでしょう。と言うことで、妙な事になったら再インストールが鉄則で今回も正解でした。

琵琶湖からの帰り道、瀬田川沿いのワインディングロードをぶっ飛ばしていたら、ロードに乗ったお嬢さんが単騎、山道に挑んでいました。どちらのどなたか存じませんが、格好良かったよ! 
夕方だったし、諸条件、難コースなので、先の路面にチョークで「ファイト!」と描きたかったですねえ。

滋賀県はいいですね。どちらもすぐ漕げます。
一番英国っぽかった壁とバラ
ヨットがたくさん練習中でした


2012年5月26日土曜日

五月の明日香

今週末も晴れ。OK!

今日は琵琶湖でカヤックと思っていたのですが、昨晩仕事が長引き、帰宅したのが遅かったので早起きできず、結局、明日香までサイクリングとしました。

今日の明日香は「長閑」の一言。観光客もまばらで、道も人も緑もみーんな「のんべー」としていました。
出発が遅かったので、私自身は現地滞在1時間弱でしたが、イートインできるパン屋さん(パン工房Rustic)でお昼食べたのが殆どという感じ。
美味しかったですよ。住所的には橿原市になるのですが、甘樫の丘から西の方へ走ったきれいな住宅地の中にあります。
古代ロマンのすぐ隣に整然とした住宅地が拓けているのも、ちょっと不思議な感じはありますが、お客さんひっきりなし。店の前に2,3台の車も停められます。きっと評判の良いパン屋さんだと思います。

帰路も川沿いはやや北西風がありましたが、2回休憩で帰ってきました。走行距離77kmで、今月は363km走ってます。
まあ今の季節に走っとかないとね、勿体無いです。

さて、私のパソコン、GPUとしてGeforce8500GTを積んでいるのですが(もうベテランの域のチップです)、先日リリースされたNVDIAの最新ドライバー(301.42)を当てたところ、WindowsVista起動時に5分くらい画面が真っ黒(タスクバーだけいい加減な感じで表示されてる)で、その後にようやく「ポン!」って感じで起動するようになりました。
何だか鬱陶しい。なのでディスプレイドライバーのみロールバックしてみましたが改善せず、恐らく同時にインストールされた諸々ソフトの準備に時間がかかるのだろうと推測。
グラフィック処理は「速くなった」と売り文句にはありますが、総合的に微妙です。

反対に「ゆきかぜ」は最近好調です。ここ2ヶ月くらい、ショップのお世話になっていません。ただ、上り坂などで負荷がかかるとどこからともなく「シャー」という擦れる音がします。大体必死で走っている時なので、「どこで音鳴ってるか~?」なんて調べてる余裕ありません。何となくフロントディレーラーの一部とチェーンかな? と思っているのですが。
そろそろ6ヶ月点検?とか持ってった方が良いのかも知れません。
ショップには「お、また面倒が来た」と思われそうですが。

金環日食、へぼこい写真をスマホで撮りましたらネットに立派な写真がたくさん。
わざわざ私が撮る意味、全くありませんでした。みんな同じ空の下 です。
悠々とした感じの本日の明日香村
看板通りですが、看板にロックしかない?

2012年5月20日日曜日

ロードバイクのポジショニングは難しい

どうもこの半年くらい首と肩がやたら痛い。「貼って寝る」を地で行っている。

50肩にしては腕はちゃんと上がる。ジムでウェイトトレーニングもちゃんと出来てる。
特に、週末に痛い。じゃあなんだ? と考え、思い当たったのは「ロードバイクの乗車姿勢」でした。
試しに「ロードバイク 肩 痛み」とかググッてみると、出るわ出るわ・・・。

確かに買ったときはショップで「何となく」合わせてもらったのですが、その後サドルを始め、結構触ってます。
改めて「ロードバイクのポジション数値」なるものを調べ、股下測って、昨日はサドルを2cm程下げて走ってみました。
すると、80kmも走った割には痛くない。ただ、感想として、ブレーキのブランケットが遠い。自転車道での巡航時には丁度いいのですが、それ以外では気がつけばブランケットの手前を持ってる。
で、本日はハンドルそのものを若干上向きにしてみました。

空は曇空で、東風が結構あるので、試運転と言うことで奈良公園まで走ってみました。
走行距離は36km程なので大したことは判りませんが、まあ良い感じ。これで駄目ならブランケットの位置そのものを変えた方が良いのでしょうが、そんな事出来るんかいな。

試運転途中でトヨタのディーラの前を通りがかったら、”ハチロク”が置いてありましたので、思わず観察。
中から営業さんが出てきて、立ち話してたら、購買者は50代,60代,70代だそうです。
私達の世代(50歳過ぎ)は「レビン・トレノ」全盛時なので判らんでもないですが、70代って大丈夫なんでしょうか? 尤も200万円台後半の価格ですから20代には難しいでしょうけど。
私も20代の頃、初めて買った車は30万円の軽四中古車で、結婚後、30歳近くになって、ようやく100万円ちょっとの新車が買えた ですもんね。

奈良自転車道北半分を走りましたので写真を少々。まるで、もののけ道ですね。ひょっこりと「森のくまさん」やら「犬神さま」やら「コロボックル」が出てきても不思議はありません。
奈良公園ではバンビ達が生まれているそうですよ。

緑がきれいと言うことは、大気中の湿気が増えているような。
と言うことは、明朝の金環日蝕や如何に?

古墳横を走る自転車道
だんだん「もののけの世界」に入ってゆきます


美しい! 日本の風景

シカたちが黙々とモグモグ

2012年5月19日土曜日

淀川回り

また良いお天気。

新しいコース開拓のため、淀川沿いにあるというサイクリングロードを目指しました。
まずは京都自転車道を京田辺まで。ここで一般道に降りて西へ向います。ルートとしてはR307があるのですが、交通量が多いため、旧道?を行きます。近鉄とJRの田辺駅を通って、一休寺のちょっと南の、その名も「一休が丘」を通って、R307と合流。
ここからはR307しかないので、大型車にビュンビュン抜かれながら京阪間の山越えをします。山と言っても精々200m位ですが。

整備された新しいR307をずどーっと降りてゆくと枚方の端っこ、長尾台に出ます。今日は京阪高速に曲がらず、まっすぐJR長尾駅まで出て、その先を左折して、そのまま道なりに西へ進むと京阪牧野駅に出る筈・・・ だったのですが、どこで間違えたか、府道13号の上島交差点に出てしまいました・・・。地図を確認しながら走ったのに、不思議な事もあるものです。

結果的には大勢に影響なく、牧野団地の中を抜けて淀川べりの自転車道?に出られました。
広い道ですねえ。本当に自転車道かな。サインも何もなく、途中の迂回路が良く判らず、樟葉付近は府道を走っていましたが、橋本駅の手前で再び降りることが出来ました。やれやれ。
川沿いはずーっとゴルフ場なんですね。横切りたいけど横切れない。
で、このまま御幸橋と思いっきゃ、最後の100mくらい?が地道なんですね。何と言う中途半端。

砂利道の中に自転車がつけたと思われる轍?があって、慎重にそこを走りました。かつて砂利道を強行して「すずらん号」が呆気なくパンクしたのがトラウマです。家から一番遠い地点でパンクでもしたら目も当てられません。

何とか無事に御幸橋に出て、後は慣れた道です。本日は流れ橋から木津川東岸を走りました。
本日の走行80.6km。そうそう、これまでデジカメはウェストポーチに入れていたのですが、道中で写真撮る時に出すの面倒なので、今日は昔衝動買いした、ルイガノ印のトップチューブバック(と言う名か?)をつけてました。
結構便利です。地図もすぐに出せます。(スマホ持ってんのにアナログな事で・・・)

そろそろ田圃に水が入っています。田植えを待つようにツバメ達が旋回しています。
計画停電もブラックアウトも起きませんように・・・。
また、ややこしい消費税制になりませんように・・・。
共に職業上の悩みです。只でさえややこしい仕事多いのに、余計にややこしくするなっちゅうの。

さ、飲みにゆこ。

木津川べりに消防車集合! なんと草刈でした
淀川べりの快適な道


流れ橋から見た木津川。こう見ると結構きれい
ルイガノのトップチューブバック


2012年5月13日日曜日

法隆寺へポタリング

絶好のサイクリング日和、次女と法隆寺へ。
晴天で風も穏やか、気温は低目と言うものの寒いわけでなし。

富雄川沿いを下り、法隆寺まではいつものコース。次女も「すずらん号:TR1」で快調に飛ばします。
法隆寺では先週行った藤ノ木古墳まで回り、帰路は葛城自転車道から大和郡山にて奈良自転車道に乗換えるルート。走行距離41kmの世界遺産周遊コースです。

途中でどこかの店に入ろうと思ったのですが、法隆寺を出てからはこれと言った店がなく、何だか走っただけになってしまい、ちょっとつまらなかったかも。次回はシフォンケーキの店に入ろう。
大和郡山市内では案の定、迷子。やっと外堀公園を見つけ、休憩できました。
寄る店とかは、出かける前に目星をつけて、道順を把握しておきなさいと言うことですね。

法隆寺では修学旅行生が暑そうな制服を着て、それ程興味をそそると思いにくいお寺の説明を聞いていました。
工場見学とか職業体験とかの方がいいんじゃないでしょかね、教育旅行と言うのならば。
まあ法隆寺の建物は皆古く、さり気なく「鎌倉時代に建立」とか書いてあるので、実はびっくりなのですが、そんな奈良の良さは35歳過ぎないと解らないと思いますねえ。

さて、私も昨日は「すずらん号」で8kmほど先まで散髪に出掛けたのですが、ルイガノLGS-TR1は、STOP&GOの多い街中を走るには快適です。Vブレーキがよく効くのと、姿勢が立ち気味なので楽なんですね。(ゆきかぜ では段差ショックで首が”ぐきっ”となる事しばしです)
買物用途にフロントキャリアもつけたいのですが、重量が増えるので「次女と明日香サイクリング」は遠のくか・・・と迷っている次第です。取外し式とか、ないですかね。

法隆寺往復は距離的に私は少し物足りず、帰宅後に再度近所周回コース17kmを走ったので、本日走行合計58kmでした。

風薫る5月はサイクリングには大変気持ち良いシーズンですが、若葉の下にはケムシあり、川の近くでは小さいゴマみたいな虫が大量に飛びまくり・・・ と油断のならない季節でもあります。嵐山への自転車道にも「ムシ渡り」なる不気味な場所があるそうな。
本当に出っ食わしたら、多分そのままUターンします。はい。

世界遺産法隆寺とウチの次女
自立する「すずらん」と寄りかかる「ゆきかぜ」


2012年5月6日日曜日

藤ノ木古墳に入る

さて法隆寺にサイクリングは雨天中止になりました。

午前中から怪しい風が吹き荒れ、そのうち大粒の雨が横殴り、更に雷がドンガラガラ。
13時過ぎには雨は上がりましたが、次女は就活のレポート作成に突入したのであえなく中止に。代わりに?車でカミさんと出掛けました。もち、法隆寺にです。車ではたった20分です。

法輪寺横の町営パーキングに車止めて、法隆寺まで自転車道をブラブラ歩き、法隆寺を1周したところで、「藤ノ木古墳 一般公開」の貼紙発見。
500mしか離れていないと言うことなので行ってみました。
「藤ノ木古墳」:新聞やニュースではかつて見た記憶がありますが、なんで有名なのか、また法隆寺のすぐ横にあったんかい など知らん事ばかりです。本日は特別、石室の中に入れるという事でした。ま、お墓の中ですから、いくら古代のものとは言え気持ち良いものではありません。順番が来て、入る前にまず合掌。

中はがらんとした空間で、石棺のレプリカが置いてあります。役場の人?が解説してくれました。一緒だった「典型的な関西のオカン達」が偉く専門的な用語を駆使して解説者に肉薄。
人は見掛けに依りません。考古学マニアのオカン・・・ なかなか懐深いです、関西は。
その後、近所にある文化財センターに寄って、埋蔵品(埋葬品)のレプリカを見て帰りました。

では、復習です。

○藤ノ木古墳は、法隆寺建立の10年前くらい(500年代末期)に出来たと推定
○誰が埋葬されているか未だに不明だが、埋葬者は2名
○盗掘に遭っておらず、出土品には大陸の影響が濃いと見られるものが多い
○直径50m位の大型円墳

発見前は、民家に隣接した柿の木繁る林だったそうですから、この辺りは何がどこで眠っているやら見当つきません。
そう言えば、昨日嵐山でも、お散歩中のゾウガメに遭遇しました。日本のガラパゴス化は技術だけではなかったんか・・・。

歴史・古代史がお好きな方は是非、奈良にお住まい下さい。
汲めども尽きぬオモチャ・・・ではなく資料がたくさん埋まっています。
古墳は撮影禁止だったので、写真は昨日見た「れんげ畑」と最近のフライトです。

GWは終わり、明日からまた仕事ですね。これから夏までが長い。
人生50年超えても、小学生と同じレベルの感想しか出て来ないのでした。

一面れんげが咲いてきれいです
JAL Cargo B742F 上海離陸

2012年5月5日土曜日

嵐山 到達

嵐山まで走りました。

実は私、近畿地方に住んでいながら嵐山に行ったことなかったのですね。
よって、初嵐山がなんと自転車で行った・・・ になってしまいました。
でもね、思えばロードに乗って半年、前のクロスバイク入れて1年半強ですが、昨年のGWは思い切って長距離って、「すずらん号」で法隆寺でしたからね。それから1年で3倍超の距離走れたのも感慨深いものがあります。

嵐山は京都自転車道の終点(起点?)で、私のコースの場合、ほぼ起点(終点?)から走るので、往復すると1日つぶれてしまい、普通の土日は時間不足なんですね。そこでGWにトライ。結果は「ヘトヘト」でした。
家から自転車道まで10km強あるので、本日の走行距離は往復112km。初めて100km超えました。天気は良かったのですが、西風が強く結構これでへべれけになりました。
tenki.jpで本日の風速観測見ると、八幡市,京田辺市で「風速6m南西の風」になってて、こりゃしんどい筈です。

自転車道は、御幸橋から先が未知の道だったものの、みんな走ってるから適当についてけばいいか、とよく調べないで出発。
結局行けたのですが、確かに通行量は多く、ママチャリに乗ったオッサンもたくさん。ただ、こういう人について行ってはいけません。私は途中で砂利道になり、オッサンのご自宅に着いてしまいました。勿論、そのまま引き返し、サイクルジャージが通るのを待って尾行しましたとさ。

”嵐山着いてみれば観光地” → 当たり前です。GWなんで凄い人出。なんでそこに気付かなかったのか。
自転車押して散策は危ないので、結局、30分強立ったり座ったりの休憩で終わってしまいました。土産店も覗けん。
写真撮っても、どうやっても観光客さんが入ってしまいます。それもカップル。差し上げたい位です。

行きはよいよい、帰りは怖い の通り、前述の南西風と四つに組んでの復路。時速25km/hも出てません。流れ橋のソフトクリームだけでは体力回復は無理でしたね。その後2回も休憩し帰り着きました。

さて、しかし今回効果があったのはインナーレーパン。
レーパンは(私、脛毛ボーボーですし)抵抗あったのですが、お尻のパッドは欲しい。と言うことでインナー用ハーフパンツをネットで買って、今回初着用。これは凄い。100km超えてもお尻は平気。サドル替えなくて良かったかも、でした。
しかし、足に日焼け止め忘れたんで、赤足のオッサンになってます。

明日は上空の寒気の影響で不安定な天気だそうです。次女と法隆寺まで走る事にしてるんですが、降水確率50%って微妙。
今日も夕方ピカピカなっていたので、3日続くかな雷さん。

渡月橋も大混雑
起点(終点?)標 いきなり始まるんですね

2012年5月3日木曜日

GWはタイムトリップ

今年のGW、遠出の計画はありません。
代わりに(めっちゃ)身近な観光地、奈良に出掛けました。
それも自転車でしょっちゅう行っている、奈良町と今井町です。

で、思ったこと → 歩くと違う。
奈良町付近(元興寺を中心にした半径1kmほどの区域)は、高校生の時にボランティア活動の拠点として通った地域ですが、全く変わりましたね。要は「観光地」になってます。
サイクリングは大抵一人なので、お店に入ることも余りありませんが、カミさんと歩くと入り浸ります。
ガイドブックに載っているようなカフェは行列が出来ています。大体、昔 奈良にカフェなんて無かったもんね。
旧家を改造したというお店でお茶飲みましたが、おばあちゃんちみたいな感じでした。
写真の「漢方薬」の看板は奈良町のものです。空中の電線が無ければ「江戸時代に撮りましてん」でも判りませんね。

今井町では「蕎麦屋さん」に入りました。写真のようにアリエッティが出てきそうな中庭のオープンカフェ?です。
井戸には金魚が泳ぎ、新緑を分ける風に「ふうりん」が応えます。
そして、お蕎麦を食べてると、マスター(大将?)がケージに入った「ウサギさん」を連れてきました。
何でも、ご近所から「借りてきた」そうで、そのご近所も2,3日前に「知り合いからもらった」そうで、この関係者全員が「この子の名前知らない」そうで、何だかさっぱり判りません。
さすが中世の町。時間の流れも人々の気質も浮世離れしています。
ピータラビット似の団栗のような黒い大きな眼をしたウサギさんでありました。今頃月でも愛でているでしょうか。

因みにこのお蕎麦屋さん、大変感じよかったです。蕎麦も美味しく、デジタルフォトフレームでお客さんとの記念ショットをスライドしていました。なかなか進んだ中世です。

曇空の下、近いが新鮮なタイムトリップでした。


今井町の町並み
お蕎麦屋さんの中庭

漢方でござる