2018年6月30日土曜日

出たよ?おっぱい雲


これがそうなのか?「乳房雲」。午後、窓から外見ると真上にありました。下降気流が発生し出来るというポワンポワンの雲。雲の中の気流が乱れてる証拠だそうで、案の定、本日大気大変不安定。沖縄では台風、九州中国では大雨、全国的に激しい雨と雷を多数観測。昨日なんぞ滋賀県で竜巻も。元々は本日ビワイチを予定していましたが、余りに読めない天気なので中止しました。結果的には夕方大津はえらい雷雨だったので良かったけど。因みに「乳房」は牛のおっぱいから来ているそうです。ちょっと残念な気がするのは何故だろう。

明日は幾分マシなようですが、あいにくレガシィのリコール作業の予定。10年超でリコールってもういいんじゃない?って気もするけどそうはいかないようでして。内容は燃料ポンプの配線(ワイヤハーネス)が柔らかくないため使ってるうちにコネクタが緩んで通電しなくなり燃料が送られなくなるというもの。そうなると動かなくなるって話で、フェイルセーフと言えばそうなんだけど、作業時間がハンパない。配線の交換に1時間半~3時間。燃料を抜く必要もあるそうで、暑い中の作業は大変と思います。でもな、待ってる方もレヴォーグ眺めてても飽きちゃうねえ。

本日のメインディッシュは先月訪れたインスタ映えの聖地・正壽院。宇治田原のお寺でR307から坂を登ってゆくとあります。勿論自転車でも全然行ける所ですが、オッサン一人では入りにくい。故に車でカミさん連れて行った次第です。
チャームポイントは本堂とは道を挟んで斜め前にある客殿の窓。ハート型なんです。これが女子のインスタ映え心を刺激するらしく、遠方からも女子殺到だそうな。大変ですよ。公共交通手段はコミュニティバス以外nothingですからね。最寄駅からタクシーとかレンタカーしかないっす。ま、800年前の高野山真言宗のお寺ですから駅前一等地にあったんじゃ修行できませんよね。

入山手順は、まず本殿で受け付けて客殿に入る切符?を頂き、本殿を参拝します。本尊の十一面観音は秘仏故普段は扉の向こう。その代り鈴を鳴らし参上仕ったと宣言し、結いの紐を掌に挟んでお願いことをするのです。しかしながら本殿に上がるとともに涼し気な茶菓を出して下さるので、頂きながら庭を見ていたら忘れそうになります。続いて客殿へ。斜め前にあるのですが、そういう知識を持ち合わせず行ったので、少々ウロウロしました。建物はは新築の香りがプンプン。二組先客がお出でで母娘とカップル。そうなんですよ、やっぱ来客見てても女子率非常に高い。彼氏やお父さんはいますが恐らくアッシー君かと。

冷たい宇治茶と福だるまに金平糖
客殿正面に猪目窓があります。ハートは日本古来の文様で猪目と呼ばれているそうですが、記憶の限り、ハート目の猪なんて、よっぽどのアニメでないと出てこない気がする。が、この猪目窓から見える外の景色が春夏秋冬で、まるで絵葉書。そもそもこれを狙ったな・・・と思わんでもない。やるな真言宗。お客は代わる代わるこの窓と一緒にスマホに入り、そしてその写真が世界に拡散されるのです。それともう一つ見事なのが天井絵。160枚が天井格子に描かれています。四隅には守護神:青龍・白虎・朱雀・玄武。(古墳の壁画で出て来ますね)面白いのはこの四神の隣に四季の舞妓さんが描かれている事。この他は花・自然・風神雷神?などなど。寝転がって見てて飽きません。が、客なので上品に寝転がって下さいね。因みにこの天井絵は本殿にもありますが、判別不能なくらい歴史が積もっておりました。

この窓が女子吸引力の源です
壮観!天井絵*160

8のつく日に参拝すると叶紐というのを頂けます。私どもはたまたま8がついたので頂きました。結び目が表が口、裏が十に見えるので叶紐と呼ぶそうで、地蔵堂に願いを込めて結んでもいいし、お守りとして持ち帰ってもいいそうです。
注意として、静かな集落の中にある古刹です。駐車場はありますが道路も大変狭く(離合できない場所も多々)、団体は入山禁止になってます。過去に地元の方とトラブったそうで。行かれる場合はひっそり謙虚な気持ちでお出かけください。

さて、乳房雲。ワタシ的には「おっぱい」より「葛まんじゅう」を想起するのですね。夏の日にひんやりプルンとした葛まんじゅうと冷たい麦茶。氷が溶けてカロンと小さい音が聴こえます。一口で食べるの勿体なーい。しかし二口にするほどの大きさではなく、勢い「お代わり!」とか言ってしまう葛まんじゅうですね。空を見上げて思わず「美味そう…」とか涎垂れるけど、実際に垂れて来るのは霰や雨や稲妻なわけで、はよ逃げなさい!って話です。

見た目ほど甘くはありません・・・

2018年6月24日日曜日

蜂の巣模様のサドルカバー

既に1週間前の事になってしまいましたが大阪北部地震、揺れましたねー。気象庁は奈良市震度4とか言ってたけど嘘でしょ、食器棚の扉は勝手に開き中のものが飛び出し、棚やボードに載せてたものや壁にかけてある写真も落っこち、阪神淡路よりきつかったです。揺れ方の違いってのもあると思うけど、今回は進撃の巨人みたいなのがいきなり家を両手で挟んで「オリャー!」と揺さぶった感じ。ちょっと焦ったー。で、2週間前に走った「聴竹居」も窓や外壁破損の被害とか。大山崎・高槻は一番きつかったのでいろいろお気の毒なことです。翌日位までは余震も頻発し、あまり眠れませんでした。母なる大地が鳴動するのは恐ろしいものです。

[膳所城址公園から近江大橋]
余震も収まりーのと思ったら昨晩ドーンと突き上げられましたが、めげずに本日は大津・瀬田往復。理由はお尻対策として購入したメッシュ状サドルカバーの効果測定。化繊で出来た蜂の巣型(ハニカム構造)のメッシュが重なっているもので、弾力はありながら反発もするし通気性も確保するみたいなものです。こういうのは100km程度は走らないと判りませんよね。いや蜂の巣型だけど、蜂は出て来ませんからご心配なく。でも痛くなるツボを刺されたら却って良かったりして。

宇治川ラインが地震で崖崩れなら即座に中止と覚悟して行ってみると、あら、いい天気、木陰は涼しく対面通行も一ヶ所のみで、すいっと行けました。ベーカリー”ぷてぃぶらん”でパン買って、今日は膳所城址公園でお昼にしようと南郷を出発。膳所城址公園ってたまたま地図で見つけましたが恐らくいつも通過している所。近江大橋がきれいに見えて、何より湖岸の城址を見てみたかった。で石山寺を過ぎて京阪の駅をチラッと見たら、なんと”響け!ユーフォニアム”のコラボ電車が停車中!鉄道マニアなのかアニメマニアなのか不明なカメラマン達に紛れて下手な写真撮りました。電車が発車したら皆さん追いかけて撮ってましたね。すご!と思ってたら、そうだよ。ドア開いてたら絵が全部判らない・・・というのに帰ってから気がつきました。

左が久美子・右が麗奈 ですね

これがバイクールのサドルカバー
膳所城址公園に城址の痕跡は見当たらなかったものの、きれいな風景を満喫して湖岸道路から宇治川ラインを経て帰宅。サドルカバーは明確に効果あったとは言い切れませんが、ないより良かったかもレベル。外れる事もなく通気はOK。まあ100km超の時はつけていきますか。本日走行105.4km。

昨日はピアノのペダル修理。ダンパーペダルの裏の板バネと接触する所に緩衝材として貼ってあったフェルトが撚れて、板バネがペダルの裏側と直接当たることでギコギコ言ってました。慢性病みたいなもので過去3回修理してます。なんで尖った板バネ使うかな。
今回も裏蓋開けてペダル外してみると、想像通りの状態。板バネの先端がグイグイとフェルトを押してグシャになってました。今回は以前より長めのフェルトを貼りつけ。ギコギコ音は解消したものの、フェルトの厚さがデフォルトで貼ってある革より厚いので、ペダルが重くなります。微妙なものだ。それよかヤバいのは、裏蓋を何回も開けたり閉めたりしているのでネジ穴がユルくなっている事。合板にネジで留めてあるだけで、本来度々外すものではないですから。先日奈良市内にオープンしたひっろーい島村楽器にバンドファイル(後述)買いに行った時に相談してみたら「職人の方ですか?」と聞かれてしまった。本職はこんなユルい質問しませんって。

この知識が役立つ人って・・・いませんよね
因みにバンドファイルは楽譜を入れるクリアファイルみたいなものです。楽譜を普通のクリアファイルに入れると
「書き込みたい時いちいち出すのが面倒」 「電灯やライトが反射し見えにくい」
となっちゃう。なので少々お高いけど専用のバンドファイルに入れると天地部分でのみ楽譜を支え、書き込みもし易く光が当たっても反射しないと便利。写真では左頁が従来のクリアファイル。若干ですが蛍光灯が反射しているのが判りますね。右頁がバンドファイル。光っていませんね。このファイルの存在を30年近く知らなかったのは情けない。地味に大変だったのだ。中学生に笑われそうだけど。

どうでもいいけど楽譜は「四月は君の嘘」EDのオレンジ中級用です
さて、「小説家になろう」サイトにも着々「コトの空」を連載中です。一日一話ペースなんでなかなか終話しないのですが、凄いですね。1分に一つくらいのペースで新しい小説がUPされてくるのです。私のように連載物の追加なんて含めるともっと凄い数。このサイトの掲載数は57万作品以上ですから、下手な市立図書館の蔵書より多いことになります。作者も読者も若い層が多いらしく、今の若者は「本」離れ、なんて宣う輩はこれ見てみよと思いますよ。読むどころかこれだけ書いてるんですからね。
一方で、「小説家になろう」サイトは異世界モノ(なろう系と呼ばれる)ばかり!という評価もあります。これ事実っぽく、普通の話は肩身狭いと以前も申した通りです。

しかし紙の本離れというのも事実です。スマホで読めるのは楽なんで、単行本を通勤電車で鞄片手に読むなんて掌が攣りそうになってたから、ページ繰るのも親指でOKなんて助かります。因みに「小説家になろう」は読み専用のアプリが多々ありまして、メジャーなのはその名も「小説を読もう」です。ストリームではなくダウンロードできるので、都度NET環境が無くても大丈夫、ギガが無くなる心配も要りません。

本を読むのにギガの心配って・・・ やっぱ異世界!

2018年6月16日土曜日

京奈和自転車道 前後見えず

偶然見つけた『京奈和自転車道』を走りました。そもそも今日は、先日のシクロラリーの逆回り、御所市・橿原市・桜井市から初瀬川CRを走って、リニューアルしたと聞いた唐古・鍵遺跡を見て帰って来る予定で出発。

[唐古・鍵遺跡公園 背後は弥生の建物!]
遺跡がリニューアルしたらあかんやん と思っていたら遺跡の周囲が公園になって、道の駅も出来、確かにイメージはリニューアル。遺跡付近って以前は「開発は始めたものの売れそうになく途中で断念したミニ開発宅地」みたいな感じでしたが家族連れが似合いそうな広場になってました。
唐古・鍵遺跡は弥生時代(2000年以上前)の大規模な集落跡で、幾重もの環濠が巡らされていたことから、水運の便も必要だった工業地域だったのではないかとも言われています。しかも洪水で一旦壊滅したのをまた復旧させた程の重要度。尤も、弥生時代と言っても数百年に渡る時代なので、要は室町時代から現在まで位はある訳で、そりゃいろんな事あっただろと思う訳です。シンボルである楼閣もその中の一点ですからね、弥生時代の後の方の人から見たら、あれだって「遺跡」って呼んだかもです。いやはや大和の遺跡は昔過ぎて未来と同じ位判らない世界です。

弥生時代の遺跡復元 これ何? 知らん…
で、ここからどう帰るか。浄化センター経由で県108が順当ですが、面倒になり途中で北上。逆方向は何回も走った道で、どうにかして県108に出られる筈・・・と思って佐保川の橋を越えたら反対側の川べりに見慣れてるけどここらでは見慣れない標識が目に入りました。『京奈和自転車道』。ほよ?京奈和自動車道ならいつも使ってるけど、自転車道?いつの間に?

京奈和自転車道 南端
という事で早速乗り入れてみました。佐保川沿いの管理道路の左右にブルーラインが入っています。ちょっと行くとライン上に『嵐山62km』マジかよ。いつの間にそんなネットワークが完成したんだ!そもそも佐保川と木津川って繋がってないのにどう行くつもり?と半信半疑。更に行くと反対側にも表示が見えました。曰く『和歌山港113km』。おい、さっき始まった所やったやん。まあいい、どこまで続くか行ってみよと走行再開。

壮大な計画です
路面はまあまあですが、交差道路の都度停止・横断せねばならないのは大変。横断歩道すらないので事故の可能性も大きい。木津川CRは大抵アンダーパスなのにね。それと川の東側とか西側とか時々急に変わりますので注意。ぐるっと曲がって橋を渡るパターンですね。何故わざわざと思わないでもないです。5kmも走らず右手に郡山イオンとニトリが見えたところで自転車道は突然END。平城京の羅城門のあった辺りです。嵐山目指して走っていたサイクリストは立ち往生間違いなし。もうちょっと工夫はないのかいな。案内位は欲しい所です。あとワンスパンで奈良自転車道に合流できるのにね。本日走行78.1km。
(帰宅後に調べると、この道、昨秋にオープンしてたそうです。知らんかったなー)

自転車道左側のブルーラインは蔓延る葛の葉ですっかり隠れていました。自転車道というなら両端にラインいるのかな?センターに一本でも良くね?と思うのです。塗装手間も少なくて済むし対向時の目安にもなるし。ま、こんな状況ですから嵐山~和歌山港を滞りなく走れるのは一体いつのことやら。今の所、5キロ程度でどこへも行けず、視界不良の自転車道なのでありました。

五里霧中 いや 5キロ霧中


PS.サイクリング小説『コトの風』はWEB小説閲覧サイトの古豪”小説家になろう”サイトにもUPしました。『コトの空』も今後UPします。(結構面倒なのでボチボチと)

2018年6月9日土曜日

サイクリング小説続編『コトの空』公開!

こっぺパン(屋)が流行ってるそうです。元々は盛岡の福田パンが起源と思うけど、西国街道沿いにも有名な店がありまして、本日は半年振りの枚方周回のついでに寄ってみました。お店は「西山こっぺ堂」。阪急の西山天王山駅の近く、西国街道では「調子八角」交差点にあります。

[淀川沿いは強風 左が進行方向なので向風・・・ですね]
地域的には長岡京なので、枚方周回コースも枚方大橋を渡って高槻市に入り淀川の北側の河川管理道路を走ります。淀川は昨日の雨の影響か水量満載状態で流れていました。いつものように山崎からJRを渡ってまず「聴竹居」に寄ってみました。聴竹居って何?って、この説明が難しい。そもそも予約制なので中には入れず私も見たことはありません。が、簡単に言うと昭和初頭に建築家が集大成として作り上げた自宅である日本家屋で、日本の自然環境を活かしたエコでモダンで美しい邸宅だそうです。重要文化財であり見学にはいろいろ制限もあるようです。ホームページを見る限り、私の世代から見ると「おばあちゃんち」って感じ。古い日本の家に広い木枠のガラス窓を取り入れ、縁側廊下には籐の椅子や揺り椅子があって一面に木の香り。窓から木洩れ日が差し込み、鳥が窓のすぐ傍の木枝で囀る。そんな感じ。見学はツーリングついでにはならん気がしますので、ご興味あれば気合入れて申し込んで下さい。

聴竹居入口。背後が建物。緑爽やかな丘の高級住宅地です
入口だけ見て踏切を渡って西国街道へ戻り、こっぺパンを目指します。目指す「調子八角」って何ちゅう名前や、八差路か!とか思いますが、普通の交差点です。その脇にちょこんとお店がありました。閉店時間不明とか行列で30分待ちとかの噂にビビってたんですけど幸い店の前には誰もいない。入ってみるとお客さん一組だけ。ま、二組入れば満員になっちゃうコンパクトサイズのお店です。迷いました。ナポリタンか出汁巻きか、はたまた懐かしい焼きそば、疲労回復にチョコバナナもあり。そもそも幾つ食べる?で、結果は・・・
 「カスタード一つ下さい」
 「はい?お一つで宜しいですか?」
 「はい」
最愛の「カスタード」を反射的に叫んでいましたとさ。次回は2つ行きますよっ。店を出たら前には部活帰りのJKがたくさん待ってて、やっぱ昼時には行列になるようです。

JK達が映らないようにするのって大変。跳ね回ってるし 
近くの長岡天神・八条ヶ池のデッキで頂きました。フワフワこっぺパンに濃厚カスタード。ワタシ的にはデザート天使。そのまま天に召されても文句言いませんよ、あなたのお導きなら。

本日の一品 字も可愛い
休憩した長岡天満宮 八条ヶ池です
食べ終われば冷静。そのまま狭いけど賑やかな阪急の駅前と広いけど閑散としているJRの駅前を通過し、宮前橋から木津川CRに合流、ストレートに帰って参りました。が、日焼け止めを腕に塗り忘れたため腕がほっかほかの真っ赤で大失敗。順調にシミが育成されてゆくわ。本日走行77.5km。

※ここからCMタイム
公開中のサイクリング小説『コトの風』に続いて、続編『コトの空』をWEB小説閲覧サイト『カクヨム』にて公開しました!
キャッチフレーズは 『ペダルも恋も運命も回る!女子大生ロードバイク物語』

◆あらすじ◆
女子大生になった「麻影琴」と医大生になった「羽田ゆり」はツーリング中、神戸の砂浜で小さな女の子を助けます。その時の琴の一言は、しまなみ海道ツーリングでの出来事を経て現実になってゆきます。しかしそれは「ゆり」にとっては、波乱ともいえる切なく厳しい運命でした。そんな「ゆり」に寄り添いながら「琴」はパイロットを目指し「お小夜」は教師を目指します。それぞれに想いを抱きながら助け合ってチャレンジする3人。そして最後にはチョウが舞います。勿論ロードバイクエキスもたっぷり、パイロットエキスも入っていますよ。

全体的に『コトの風』より起伏にとんだ、そして幅広い話になっています。量的には1割増ですが、どうぞお読み下さい。

【コトの空 直リンク】
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886026864

スマホ版アプリのダウンロードリンクも改めて貼っておきます

〇iPhone/iPadアプリ:
https://itunes.apple.com/app/id1081762516

〇Androidアプリ:
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.kadokawa.el.kakuyomu

よろしくお願い致します。 m(__)m


2018年6月3日日曜日

レーパンは尻に馴染むのか

昨年に続き奈良盆地一周シクロラリーに参加。どこのイベントもそうかも知れませんが毎年ハードルが上がってるような。私は80kmコースにエントリーしましたが、その上は140kmコース。もう盆地一周ではなく盆地の周囲の山岳路周回です。おまけに吉野山の上までヒルクライムしてご朱印を頂き、蔵王堂参拝も義務付けられるという(ご朱印頂くんだから当然と言えば当然だけど)修行の如きコース。それが山岳路故、最近の自然の猛威で道路不通箇所が増えて、実は10km増しの150kmコースになりまーす、と開会式でいきなりのカミングアウト。尤も元々山岳路140kmを走ったろうという猛者揃いですから異議ナーシでスタートしてました。すご。

スタート・ゴールの平城京・朱雀門
80kmコースも結果的には1割増しでしたね。迷子になった?いえいえ今日はMAPに忠実に走りましたよ。80kmコースには8か所のクイズポイントがあり、答(三択)をゼッケンに記入してFINISHしないとFINISHになりません。そのクイズポイントも全てが寺社仏閣。大和らしい・・・。が、決して仏教の奥義とかのクイズではありませんよ。駐車場脇の売店で売ってる〇〇パンの値段は幾らか?とか神社の向かいの酒屋の看板に出ている日本酒の銘柄は何?とか。大化の改新は645年やら東大寺の大仏を造ったのは聖武天皇やら覚えて行ってもなーんの役にも立ちません。

海のない奈良に遣唐使船 入港
コース自体は9割は知っている道でしたので、比較的スムーズに走れました。が、シクロラリーらしくダートもあり滑りかけてた。スタートは8時半、フィニッシュは14時半、実走行時間は5時間です。よく帰って来れました。と言うのも、エイドポイントであるCafe 4season(今日のメニューは、汁なし担々うどんに杏仁豆腐フルーツ添え。何でも作るよねー)を出てからサーっていう擦れる音がします。タイヤに何か当たってるのかなと見ても解らない。走行には支障なさげですが一旦停車して前・後輪をそれぞれ手で回してみても何の音もしない。うーん、何かがタイヤにくっついてたのかなあと走り出すと音は消えました。まあオーケイとまた走っていたら段差の振動の直後からまた同じ音が聴こえる。橿原神宮の外苑周回路で再度停車し後輪をよく見れば、ありゃりゃりゃ・・・ブレーキシューがブラブラしてる。ブラブラしたシューがタイヤを削ったらしく周囲は黒い粉だらけ。シューを締め直し、左右調整して運転再開。恐らくですが、サイクルラックから自転車を外す時にラックの支柱とかにぶつかったようですね。今日はラックも混雑でぎっしりでしたから。こういうこともあるんです。走行前のざっとした目視点検は重要です。

本日のエイドおやつ 担々うどんは写メ前に食べちゃった
コース的には後半が御所から県30号で當麻寺、五位堂経由で葛城自転車道で途中から西の京へ抜けて、唐招提寺で私はソフトクリームタイム。フィニッシュの受付が14:30と思い込んで時間調整したつもりでしたが実は14時から受け付けてた。本日走行96.2km。会場までの往復引くと、シクロラリー走行は88km程度と思われます。

初めて行きました 久米寺
帰路不思議だったのは、新しいレーパン。4月に買ったばかりのパールイズミの3Dメガ極厚パッドの一品。極厚なので期待したのにいざ履いてみると60km程度でお尻痛くなる。同じ品物で過去に買ったのはもうちょっと大丈夫だった。やっぱ「個体差があります」なのか?とがっかりし、4月のビワイチではわざわざ古いレーパンを履いて行ったんですね。結果、150km超でお尻が嫌になり、フルイチを諦めたんだけど、そうは言ってもずっと使わないのは勿体ないので、その後せっせと履いて、今日も着用。それが90km越えでも以前の60kmよりずーっと楽。この調子なら160kmでもこれで行けるんじゃない?つまりは履いているうちにPADがお尻に合って来たって事ですかね。形状記憶PADなのだ。ホンマか?

お土産サコッシュ
本日の完走土産は恒例のサコッシュ。肩から掛けて帰路につきました。帰路は緩やかに標高150mまで登ります。途中で両足攣りかけて、だけど”FINISHER”なんてサコッシュ掛けてるから押す訳に行かないと、足を宥めながらユルユルと漕いで帰ったわけです。頑張ったわけです。で帰宅後サコッシュをよく見ると、ん ”FINSHER"? そういう単語があるのかも知れません。堅い事言う気はありません。しかし、頑張ったわけですから、

愛(アイ)が欲しかった・・・

【CM】
WEB小説サイト:カクヨムにUP中のサイクリング小説『コトの風』に続いて、続編『コトの空』をUPLOAD準備中です。JKだった主人公たちが女子大生になり、就職までのストーリーです。ロードバイクエキスのみならず、恋模様やら飛行機エキスも出て来ますよ。