2012年10月27日土曜日

飛行神社

涼しくなってきたので、もう熱中症は無かろうと枚方八幡周回ツーリング。

前回パンクしたコースです。まずは生駒からR168で交野へ。途中、府県境付近にあるトンネルをパスする為、磐船神社を通る脇道を抜けR168に戻ってみると、なんとトンネルを通っていたのは国道だけでなく、隣を流れる天の川もでした! 訳解らんと思いますが、要は、川のトンネルがあって、出口(下流側)は滝のようにトンネルから元の川に水が流れ落ちていたのです。写真、逆光で見づらいですが、その出口の滝の様子です。何だか凄い。

そのままR168を北上し、順調に枚方市街に入り、京阪枚方市駅の構内を押して通って淀川河川敷道路へ。低気圧が接近しているせいか東風が強く、淀川べりを遡上する「ゆきかぜ」には「天敵」向かい風。
そうそう、少し前に図書館で 伊藤 礼さんの著書「自転車ぎこぎこ」を借りて読んだのですが、その中でも向かい風の記述がたくさん。みんな苦労してますね。伊藤礼さんって実は私は存じていなかったのですが、作家 伊藤 整さんの御子息です。
伊藤 礼さんは還暦を過ぎてから自転車に嵌ったそうで、ダホンのフォールディングバイクで全国を駆けていらっしゃいます。読んでて「あるある・・・」が多いので、中高年初心者サイクリストの方はご一読どうぞ。

御幸橋からはサイクリングロードでなく、府道22号に降りました。街中を少し行くと本日のタイトル「飛行神社」。神社と言いますが普通の家みたい。それも裕福な。そもそも飛行神社なんて全然知らなかったのですが、八幡の有名な和菓子屋さんを探していて偶然発見したのです。なんと、いつも走っているサイクリングロードのすぐ傍やん! 行くしかないと思った次第。
入口にはいきなり巨大ガラスケースに入ったジェットエンジンがお迎え。「ゆきかぜ」を立て掛け写真を撮ったところで手水があるのを発見(神社だもんね)。遅まきながら手を清め、階段を上がると、うーん神社っぽくない拝殿があります。クリスマスには賛美歌とか合唱すると似合いそうな佇まい。お賽銭箱があったので1コイン投入し作法省略の2拍手。
奥には邸宅に見えた資料館がありました。入館料も300円とリーズナブルでしたが、それに藤ノ木古墳の資料館よりは興味をそそられましたが、待てよ、今はツーリング中。社務所?で次女の就職先の垂直尾翼ピンバッチを記念に買って帰りました。(安全祈祷はされていないそうですが・・・ しておいて欲しかったな)因みに、最近では受験の合格祈願も多いそうです。飛行機は寄り道しないからって。

入口に鎮座していたジェットエンジンは、航空自衛隊のかつての主力ジェット戦闘機F-104のものでした。自称ヒコーキマニアの私は、F-104知っていますよー。なんか魚のサヨリみたいな感じの飛行機で、Microsoft-FS2004では大変操縦しにくく、私のFS上でも引退しています。それからゼロ戦のエンジンも展示されていました。海中から引き上げたものだそうで、プロペラが曲がっているのが痛々しかったです。

で、帰ろうとしたら「ゆきかぜ」の隣でお嬢さんが一人、F104のエンジンの写メを撮っています。きれいなお嬢さんだったので、てっきりスッチーさんかと思い声をかけたら、何でも彼氏が空自のパイロットで、明日、航空祭があるので来たとの事でした。きっと彼氏の安全を願って訪れたのでしょう。何だか切ないです。映画のワンシーンみたい。だってね、トップガンと美女のカップルですよ!日本もまだまだ捨てたものではありません。とても清冽なものを拝見した気がしました。二人とも頑張ってね。

その後、東高野街道なる古の道を南下し、R1経由で再度府道22号に合流し、流れ橋PA経由で帰宅しました。帰り道も結構アゲインスト、と言っても25~28km/h位で巡航できました。本日の走行68km。

一般道を走ると、結構急ブレーキあります。いつも思うに、ブレーキを105に換装して本当に良かった。IDXやSORAのままだと止まり切れず衝突するか、変に回避して転倒するかがあったと思うのです。ブレーキは上位グレードにしましょう。

ソラは急には止まれない。

飛行神社のジェットエンジン
天の川 のトンネル出口の滝


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