2020年7月26日日曜日

結局カーボンシートポストに交換

サドル緩みは緩衝ゴム大作戦で2回ほど走りましたが、結局シートポストを交換することになりました。緩衝ゴムは効果があって、全くボルト緩みは無かったのです。が、汎用ゴムシートなので千切れてきて長持ちはせんなぁと、根本的な解決を迫られました。
パッと見、全然判らない交換後
雨の4連休だったので、ちょうど良かったです。「たんちょう号」のシートポストは元々3Tの”DORICO PRO”なる数年前の入門用がついていました。オフセット25mmでアルミなのに260gと結構軽いやん。締付云々があるのでアルミの方が気楽と思ったけど、いざ探すとカーボンばかりが目に留まり、結局3Tの”Zero25 TeamStealth” なるカーボンシートポストをチョイス。色々あり過ぎて判らないのでとにかくオフセットだけ合わせて後は価格で決めた感じ。
購入品 3Tシートポスト,カーボングリス,トルクレンチ
一緒にトルクレンチとカーボングリスも購入。どっちも自転車以外では使いそうにないシロモノですけど、特にグリスなんて50gもあるんで一生かかっても無くならんやろなと思います。が、シートポストにパウチ小袋に入ったグリスがついていて思わず「あ゛~」と叫んでしもたのですが、こっちは普通のグリスだった…。なので買ったFinishLineの方を使いましたよ。

しかしこのZERO25なるシートポスト、ヤグラが不思議な形をしていてカムみたいなヤグラを前に倒すとオフセット0、後ろに倒すと25みたいなことになってます。一瞬、これってどうやってサドル付けるの?って考えてしまいました。ボルトは横から1本だけ。それも六角ではなく星型レンチで締めるようになってます。この形が初めての私は、いちいち「うわ!」でした。
上:旧シートポスト 下:新シートポスト
取り敢えず一旦サドルを付けてみて、ほー、こうなるのか…と眺めた上で、埋め込む所までグリスを塗り塗りします。カーボングリスはざらざらっとした粒子入りの粗挽きマスタードみたいなグリスで、指もネチャネチャザラザラ。これまでのシートポストと高さを合わせて目印シールを貼って、そこまで…結構たくさん塗りました。2014年型のGENNIX R2はシートポストクランプがフレームと一体化デザインのものできれいな形をしています。一旦これも外して清掃した上で戻し、いよいよシートチューブに入れてゆきます。むにょーとグリスがはみ出して来るので時々拭きながら、目印に貼ったシールの所でストップ。
右の円内のナメクジみたいなのがグリス これを伸ばします
買ったばかりのTOPEAKの簡易トルクレンチでシートポストクランプを締めます。目安は6N・M位。しかしシートポストにはmax9N・Mと記されていました。が、実際に回してみると4N・Mで結構キツイ。破断が怖いので一旦ここで終了。乗ってみて下がったらまた考えると。
上:before 下:after 支点が狭くなりました
雨が止んだ隙をついて1km程試走したものの、すぐに降ってきて、高さもサドル傾きもまだ要調整。取敢えずガタッと落ちる事は無かったけど、梅雨明け後に試運転です。カーボンにお尻預けるって、パキっと折れたらどうしようと不安もあったけど、何とかなりそう。

新シートポストの重量はカタログ値215gと前より△45g。この頃、チャリ重いなーと思ってたのでほんの少し朗報。何せ先週サドルバックに入れたチェーンツールが65g、新たに付けた猫目デイライト50g。夏場のサーモス保冷ボトルは300gと、普段のチルボトルより+170g。計285g増。そして先日人間ドックで発覚した体重増加が+800g

犯人はオレか! (が、体脂肪率が減った不思議…)

2020年7月19日日曜日

安全は高くつくもの

京アニの事件から1年経ったんですね。はっきりくっきり覚えていますが、さすがに訪うのは止めました。あの場所の使い方、なかなか難しそうです。
これ、夏でしょ!
で、梅雨開けたんちゃうん!と言いたくなるような本日、御所・高取の周回ルート。慣れた道ですが途中通行止めだったり、御所の町で道が判らんくなったり、それなりにバタバタして高取へ。珍しく踏切に引っ掛かって、今どれ位走ったかなとサイコン見ると完全消灯…。えー、さっき見たとこやのに…って、気温の高い季節なので電池もギリギリまで踏ん張っていたようです。コンビニ探して交換してもいいんだけど、初期設定とか入れるの面倒だし本日は以後サイコンレス。スマホのOpenRIDER一本で、テンションダウンしました。
いきなり、これや…
明日香は季節的な事もありましょうが、人はチラホラ。まあGoToとか言われてもね、暑いし要らんわと返されそう。いつもの今西精進堂で和菓子イートイン♪と思ったら、イートインは停止中でした。まあGoToとか言われてもね、屋外で食べるのは辛いわ。止む無く梅大福を二つテイクアウトしたけど背中で熱々の中を2時間揺られて大丈夫だったかな…。

そうだ。大人気の飛鳥ナンバー。元々の対象地域の台数がそれ程じゃないので割合として高いそうです。今日は2台見ましたね。ほかの自治体(地域)が地元のあれやこれやと詰め込んでるのに対して、飛鳥ナンバーは朱雀一本勝負。これがメッセージとして強烈でウケたそうです。他にも出雲ナンバーも「八岐大蛇」一本勝負! のところが頭が八つあるんで一本に見えないのがちょい気の毒。それに朱雀と八岐大蛇では、朱雀には「フェニックス」やら「鳳凰」やら「火の鳥」やらの類似仲間がいて、更に拙作「モノクローム」の準主人公の名前でもあり!?有利な気がする。奈良市でもOKだったらきっと私も替えてました。
これがホンモノ飛鳥ナンバー(軽用) いいっすねぇ
CRは雨と気温で夏草伸び放題。ベルで「来てるよー」と合図するも、蝉の合唱が始まって対向車には聞こえませんね。カーブ区間ではとにかく徐行徐行、また徐行でした。本日走行80.8km。
なかなか…キケンです(左カーブっすよ)
本日よりサドルバックに携行品一品追加。先月、チェーン外れを治していてふと思ったのです。これ、切れたら万事休すちゃうん。自分にだけは絶対起こらないなんて、自然災害や子どもの非行でも「甘い考え」であることは周知の事実でして、随分スケールは違うものの取り敢えず携帯チェーンカッターをポチりました。TOPEAKの人気商品スーパーチェーンツール。確かにコンパクトだけど手に載せるとずっしり感はあります。それと、チェーンピン!と思ったのですが、自転車も上手く立たないような状況下でピンをねじ込むってできるかなと(外すのは出来そうだけど)。なので手っ取り早くクイックリンクを持つことに。既に現チェーンはクイックリンクで繋がっており、チェーン1本当たり1個迄とか使用制限はなさそうなので、ネットで探すとSIMANO11S用は2個入りパックが千円弱位。ところが送料が同じ位するので結構高価…。チェーンカッターと同じショップで扱いないのかなと随分調べたのですがベストマッチがなく、止む無く実店舗で購入。久し振りに梅田でリアル会議があったので、そのついでに近くのショップに寄ったのです。

1個700円也。

え?と思わず変なニヤケが出てしまった。パッケージを崩してバラ売りしてるのでしょうね。勿論購入しましたよ。送料考えたら…とか、チェーン治らずタクシーに積んで帰る事考えたら…とか自分に言い訳たくさんしながら。
因みに、チェーンカッターはリング2個分位のお値段
そうなのです。安心はお金がかかるものなのです。これに命預けるんですから。

けど(出費が)怖くて練習できないよー。


2020年7月12日日曜日

奇策:緩衝ゴムでサドル緩みが解消

昨日、人間ドックで一敗地に塗れたので本日は出走。解ってはいました。お主、太ったなと。体重増加に衝撃の身長減少!参ったな。確実に老化は進んでいる。動脈硬化がどうのって初めて言われました。典型的な症状なので「だからどう」は何もありませんけど、ここ2,3年、血圧が高い(∴何度も測定)とも言われてましたから、「タバコ吸わない・非肉食系・自転車乗ってる」だけではあかんみたいっす。。

人間ドックはガラガラかと思いっきゃそうでもなく、マスクして受けるのだけがちょっと異様。ここは病院だ…と認識を新たにしました。肺活量検査はコロナ感染の可能性があるとの事で断ってもいいとのことでした。受けたけど。

で、そのコロナがちっとも収まらないので、またアマビエを描いてしまった…。
前回のが妖怪を意識し過ぎて中途半端な藤子不二雄っぽくなったので今回は全面リニューアル。え?只の女の子やんって? まぁまぁ…その辺は大らかに。手に水かき付けたでしょ。(そもそもアマビエに水かきあったっけ?) 使用は自由ですが卑猥な加工は止めてね。


さて曇天の下を走りましたが時折ミストみたいなのが降って来て気持ち良かった。枚方に近づくともうクマゼミ鳴いてましたね。淀川沿いを走ると水は満杯。路面は結構白茶けていて、土がペーストされてるところも多かったので、先週あたり、きっと川水があふれ出てたのでしょう。桂川はどんな感じ?と御幸橋から宮前橋まで走りました。これって、台風や大雨の時に「水路を見に行く老人」と一緒ですがなと途中で気付いた。やっぱ老化してる。
淀川です
木津川CRでは追い風に近く25~30km/hで走行。みなさん飛ばしてましたね。本日走行73.9km。
本日の、左:宇治川 右:木津川 です
先々週のサドルネジ緩みを受けて今回はサドルレールとヤグラの間に緩衝ゴムを挟んで走ってみました。邪道だけど元々サドルのレールとヤグラって金属同士を締め上げているので、振動はダイレクトに伝わるだろうから、ゴムが入ることで振動を吸収しようという腹でした。尤も剛性感は落ちますけどね。(観光自転車では関係ないかと)

ゴムはホームセンターで売ってる1mm厚の汎用ゴムシートを切って挟むだけ。使っている3Tのヤグラは2本ボルトですが、後方のみレール上下に挟みました(写真では判りにくいけど、ヤグラに軽く接着)。
矢印の所にゴムが挟まっている
結果は全然ネジ緩まず成功です。今日はCRが多かったので振動もそれ程じゃないってのもあるかもで、煉瓦敷きみたいな道だと違ったかも知れませんが、ワタクシ的には目的を果たせた…。ただ今回は応急処置みたいな挟み方なので、次やるならもう少し美しく加工したいっす。

実はゴム板を挟むのは、我家のアイロン台で実績あるのです。アイロン台の折畳の脚を本体につけているボルトが、脚の開閉が多いことからどうにもこうにも緩んで仕方なかったので、ゴムシートを切って挟んでみたらピタリと治まったのですね。

しかしながら根本的にはヤグラとボルトの座面がぴったり合ってないと本来ネジは緩むと思うのです(ボルトの張力が逃げてしまう)。ボルトの座面もヤグラの面も長年使っていれば摩擦で変形したりするでしょうしね。なので本来はヤグラとネジを新調するのがいいと思いますが、ヤグラの単品販売って見ないし、ボルトだってありそうでないですね。だからシートポスト代えなはれ…ってなるのですね。

サドルにヤグラをかいてるとこうなるのだ。 あ、アグラ だった…。