2012年8月29日水曜日

きいちゃん 蝶になる

平日特番 : 黄揚羽 きいちゃん 蝶になりました。

サナギだった きいちゃん が今朝、羽化して蝶々になりました。大きな瞳の美人でした。

おととい辺りから、サナギのお腹に黒い線が見えるなあ と思っていたら、今朝、サナギから出てパセリにぶら下がっていました。風に揺れながら羽を伸ばし、私が出勤する頃にはまだそのままでしたが、午前中に、大きく1回羽ばたいたと思ったら、飛んでいったと言うことです。

サナギになって9日目、今まで勿論、飛んだことなどないのに、いきなり空を舞って、これから一人でやってゆくのかと思えば、とても切ないです。子供の独り立ちと同じだね。

思わずピアノで「バタフライ」を久し振りに弾いてしまいました。また時々イタリアンパセリに遊びに来てくれるといいなあと思います。 がんばれー。

きれいな羽のきいちゃん。左に抜け殻が見えます。

2012年8月26日日曜日

(今度は)歴史街道を行く

天理・桜井・橿原を周ってきました。

先週、帰宅寸前に歩道との間の凹んでいる所に前輪を擦ってリムに傷が入ってしまいました。縦に幾つか線が入り、丸い小さな穴?のようなものまで出来て、ブレーキかけると何か異音がします。昨日耐水ペーパーで平滑にしてみたものの完全に取れるほどヤスリ掛けるのも躊躇われたため、今日は異常を感じなければ白川ダム経由、感じたらR169を南下と決めていました。

R169って天理以南では、道路左端が随所で山脈みたいに盛り上がっているので、スリップの可能性がある危険な道でもあります。
さて、ブレーキはかすかに「タンタンタン・・・」と言う音がするものの、制動力に異常は無く、リムにも異常が見られなかったので、奈良市内・ならまちから白川ダムへと進路を取りました。

白川ダムから天理市内へ坂道を急降下すると人がたくさん。今日は26日なので天理教の「おぢば帰り」。意味は良く知りませんが、全国の信者が来る日だそうで、他府県ナンバーのマイクロバスだらけ。先日たくさん見た四国各県のナンバーもいました。

天理市内からR169を南下。結構暑く、遠い台風の風は当初、東風だったのが南東方向からに変わりアゲインスト。
天理~桜井間のR169は古代の道路「上ツ道」の現代版との事です。「上ツ道」は7世紀に出来て、壬申の乱等でも使われたそうなので、古代の兵隊達がこの辺りをダーっと駆けてたんでしょうね。ピンと来ないけど。

景行天皇陵前で休憩。看板があってこの道は「歴史街道」である事が判りました。ま、ここいらはどこでも歴史街道って感じですが。 桜井市内に入り、左に大神神社の巨大な鳥居を見て、しばらく走ると立派な4車線道路とクロス。中和幹線 とあります。よっしゃここ行ったろ と地理も判らず右折。多分どこかで南北の自転車道とクロスする筈です。西進になるので追い風受けて速いこと。普通に走って40km/h近く出ちゃいます。信号も多いので、GO&STOP多用で、怪我してるブレーキを酷使してしまいました。ごめんね ゆきかぜ。
道路は郊外型4車線で、沿道にはイオン,ナフコ,コメリ,スタバ,はるやま,ヤマダ電機,ユニクロ等 典型的な郊外店舗が並んでいます。

で、高架橋を何回か上がって下がって、見つけました。葛城自転車道とのクロス。オーバーハングしているので、川沿いの堤防道路を走って合流。ここから北進です。葛城自転車道はいつも北から南に走るので、逆向きは新鮮。同じ道に見えないところが不思議。数キロ走って第2浄化センターに到着しました。以後はいつも通りで、結局走行68km余。帰ってリムとシューをチェックしましたが、リムには少々傷があるものの、シューは普通なので、もう少し様子見としました。これで8月は300km以上走れました。

さて、お陰様で私の手はグローブしてても普通に日焼けし、手首から上は相当日焼けして、レッサーパンダの顔と胴体みたいになっていますが、先日、仕事の他社交流会で、逆日焼けの人発見! 手が濃くて、手首から上は普通の日焼けです(普通な気もする・・・)。聞くと原因は「鮎釣り」だそうです。長袖着て素手なら、ま、そうなりますが、何か新鮮でした。腕を2本ずつ持ち寄り、4本で何かできんかな。
ハイ、汚いだけ ・・・ です。

景行天皇陵前 歴史街道
ちょっぴり山の辺の道にも踏み入れました

2012年8月25日土曜日

道後温泉

夏休み後半、有休取って四国・松山・道後温泉に行って参りました。

往復820km余り。往路は瀬戸大橋を渡り、復路はしまなみ海道を通ってきたので、これで本四連絡ルートは全て制覇です。今頃。

瀬戸大橋は海を渡る感がありますが、しまなみ海道はトンネルも多く、瀬戸内海を縦断している感じが希薄です。あんなに山ばっかりとは思いませんでした。四国内も殆ど高速を走っていましたが、さすがウィークデイ、どこもガラガラ。それも皆さん結構のんびり走っているので、110kn以上出すと一人悪者みたい。そんななんで復路の中国道・宝塚TN~吹田までの渋滞名所で、3車線をフルに使って、かつての「いすずジェミニ」のCMのように右往左往する近畿圏ナンバーの車たちを見て「これぞ高速の達人」と思いましたね。右往左往しながら時速は120kmだったりするんで、他所から来ていきなりこれに嵌ったら、怖いだろうと思います。(箱モノトラックも多いし)
でも、調子に乗ってはいけません。復路、山陽道 玉島付近で事故渋滞。ステーションワゴンの窓が全て割れ、室内真っ黒で全身凹になっていました。近くのワンボックスも前面が凹んでましたが、一体どうなったんだか。衝突の弾みであちこちに当たって出火したのでしょうか。

◆道後温泉の感想。

その1:松山市内は美女が多かった。
♪道後温泉付近商店街 某ショップの店員さん,♪しまなみ海道のPAの店員さん,♪:道後温泉本館付近を急ぎ足で歩いていた「はいからさん」(何する人?)

その2:坊ちゃん列車に乗りました
よく通る声で往復ガイドしてくれた車掌さん。暑い中ご苦労様でした。終点で機関車をなんと手で方向転換していた、ちょっと大きめ?の運転士さん、汗だくでお疲れ様でした。
普段はきっと電車に乗務しているんでしょうが「あーー今日のシフト、坊ちゃんやー、最悪!」とか詰所で騒いでるんでしょうね。夏は制服をTシャツ短パンにしてあげたい です。

その3:城で持つ?
凄くお金のかかった松山城アクセスライン。ロープウェイ乗場なんて、ゆりかもめの新橋駅より立派だったりして。その割に駐車場はチープでした。

その4:やっぱ温泉
夜の屋上露天風呂の桶風呂はサイコー。夜景独り占め、夜空独り占め。あそこでビール飲めたらもっとサイコーだったけど、酔っ払って転んだらシャレになりませんので無理なんでしょうね。

その5:温泉2
道後温泉本館は本当に湯婆婆が出そうな館でした。外から風呂上りの人達が休憩しているのが見えます。この季節、暑いねー、辛いねー、エアコン無いのは。見るだけで正解と思いました。
正直、道後温泉ってずっと山の方で、まさか松山市内のど真ん中とは思ってなかったのですが。

その6:しまなみ海道サイクリングコース
自転車で渡っている人見掛けました。でもまず尾道まで行って、数十キロ漕いで、今治に着いて、で戻るの? 泊まるの? よーく考えないと行けない事が解りました。特に車で行くとね。

その7:スバルお迎え
道後温泉で宿泊したホテルのロビーには”スバル360”がオブジェ?となって展示。社長がお好きだそうです。何となく気持ち解ります。オレの城にスバル! そうそうこのホテルで夕食時、サプライズのバースディケーキを頂戴しました。パティシエ自ら持ってきてくれました。Happy Birthdayなんて年齢ではないですが、有難い。ケーキも自然体で美味しかったです。パティシエ・ユウコさんありがとう。

その8:瀬戸内海
きれいでした。平清盛やら藤原純友やら村上水軍やら、ここを舞台にしたかつての情景が貨物船と重なる気がしました。そして帰ってきてテレビつけたらポニョが眼に飛び込んで来ました! おお ポニョも瀬戸内海だった!
ストーリィが今ひとつ理解しがたい話でしたが、急に親近感が湧いたのでした。
まんまるお腹も一緒やしね。

♪ 貨物船がとおおるー ♪
道後温泉本館。湯婆婆のモデル

ロビーに てんとう虫!

方向転換中。あっつー しんどー


2012年8月21日火曜日

富士山

午前は渋谷で会議、午後は三田で会議 と日帰り東京出張。
富士山見えたので、連日の平日特番です。

京都を7時の新幹線に乗れば、行けちゃうのも辛いところですわ。通勤だって出来ないことないです。久し振りに 富士山 きれいに見えました。けど夏なのでまっくろ。密かに「黒富士」と命名しました。のぞみ号の車窓越しに撮ったので、電線邪魔は御容赦下さい。

東海道新幹線から間近に見える「目立つ山」は、伊吹山と富士山、丹沢山系と小さいところで滋賀県の「三上山」です。でも伊吹山は形が「いまいち」ですねえ。なんかボコボコに見えます。三上山は近江富士と言われるだけあって、小ぶりですがまとまった形です。滋賀県内のあちこちから見えます。富士山は見えるとやっぱり「おおっ」と思います。東名高速でも上り方向で、正面に見えるところ、ありますね。由比のあたりだったかな、カーブしたらいきなり正面にどどーんと現れ、ちょっと怖い感じもします。

今は活火山に分類されるそうですが、噴火しないで下さいまし。
学生時代に浅間山が噴火して、都内に住まいしていた私は、痛くてコンタクトをはめられなかった記憶があります。勿論、富士山の場合はそんなどころではない影響が出るでしょうが、普段は意識する事少ないものの、灰も侮れない存在です。

地球の息吹の前では文明や人間はあまりにもちっぽけです。

どーん と存在感、ニッポンのフジ






2012年8月20日月曜日

速報:きいちゃん 蛹になる

一命を取り留めたキアゲハ幼虫の「きいちゃん」ですが、昨日パセリの葉陰でじっとして動かないな と思ってたら今朝、蛹になっていました。薄いグリーンの蛹です。

調べたところ、キアゲハには「春型」と[夏型」があって、「春型」は蛹で越冬して春に羽化するみたいですが、「夏型」は10日~2週間くらいで羽化するそうです。順調に行けば、9月には蝶になって舞っている事でしょう。
それまでの間、変な奴らにやられないよう気をつけねば。ベランダの照り返しの暑さは大丈夫かなとか、いろいろ心配になります。無事に羽化できますように。

明日は10時に渋谷に行かねばならないので本日これまで。新幹線が速すぎるのも考えものです。

判りますか? きいちゃんは右の方ですよ。

2012年8月19日日曜日

黄揚羽 命拾い

今日は遠出する気、全くなし。

昨日の雷雨と落雷ニュース見てると、偶然なのか運なのか定めなのかイタズラなのか「なんでやねん」と思ってしまいますね。一晩経てばすっきり快晴の空でしたが、このまま快晴な訳ないやろ と近所回りにしました。それもまた早々8時20分に出発、午前中に戻ろう計画です。

東西南北の出発方向のうち、最近西に行ってなかったので(いきなり坂なんで避けてる)まず西向いて出発。椚峠越えです。はい、椚(くぬぎ)峠なんて名前、今地図見て知りました。169mだそうです。上ったらR168向けて一気に降下します。下り坂は気持ちいい。
R168(旧道)を漕いでいると、荷物をたくさんぶら下げた外人さんのランドナーと擦れ違いました。互いに会釈しましたが、どこへ行くのかどこから来たのか、何か気になる。
ま、外人さんと言ってもウチの数十m圏内にもフランス人の旦那さんとドイツ人の奥さんがいらっしゃるので地元の人の可能性高いのですがね。

並行する竜田川も、途中曲がりくねって急に景勝っぽくなるところがあります。住宅地に挟まれた区画で、そこだけが生き残ったって感じ。大きな岩と被さる木々、速い瀬で遊ぶセキレイや水鳥。名勝「竜田川」! ここでは気温が3度ほど低く感じます。距離にして数百mなんですが、水がもうちょっときれいなら良かったけどねえ。

R168はそこから住宅や畑や昔からのお店やファッションセンター・シマムラやらを通り抜け、三室の山にかかる所で休憩(竜田公園)。夏なので木々の葉っぱが生い茂り、ケムシも蚊も遊び放題、風流には程遠い「三室の山のもみじ葉」なのでした。

そこからは大和川に突き当たり、本日は左折して斑鳩方面へ。途中で堤防道路みたいなのに乗って走ってたら、いつの間にか「金剛葛城自転車道」の看板が出現し、いつも走る道になっていました。こう繋がってんのか、と今更感心。そのまま行けば帰っちゃうので、法隆寺に立ち寄り、その後矢田から大和郡山市内に入って、奈良自転車道経由で午前中にリターン。走行時間は2時間少し、距離は45kmでした。8月も200km以上走ったので、一安心(何が?)。「ゆきかぜ」のODOも2600kmを超えました。

ベランダのプランターでカミさんが「イタリアンパセリ」を育てているのですが、3週間ほど前かな、キアゲハがやって来て、やたら「ツンツン」しているのですね。その後しばらくしてプランター覗いたら、白黒のウンチみたいなモジョモジョが3つ葉っぱにしがみついていました。ははーん、キアゲハの幼虫やな と思い、カミさんに言ったら、哀れ11匹も捕まってしまいました。(退治されました。合掌)
そしておととい、ビニール袋が置いてあって、中見ると立派なキアゲハの終令幼虫が1匹。おお!12匹兄弟だったのか! 
本来はそのまま退治される筈だったのですが、「キアゲハ ちょうちょ きれい かわいい」と囁いた結果、カミさんも可哀想になったみたいで、再びイタリパセリのプランターに戻され「きいちゃん」と名前まで貰いました。
無事に羽化できれば良いですけど。「きいちゃん」がもしメスだったら、再びやって来て孫たち?を産み付けてゆくのでしょうね。もはやイタリアンパセリは養殖場になってしまうかも。

ま、「ちょうちょ」ならいいか・・・って、やっぱり見てくれは大切です。

名勝?竜田川
斑鳩の里。左の方のもっこりが三室山。背後は生駒山系


2012年8月18日土曜日

今日は雷雨回避

連日雷雨。とは言え、犬の散歩は8時までのセオリー?に沿って6時半から散歩に行ったもんだから、休日の割に全て朝早くかつ寝不足。しかしながら「身体が一旦起きちゃった」もんで二度寝には至らず、8時半から「ゆきかぜ」で走りに出掛けました。
天気予報も「午後から所により激しい雷雨、出かけてもいいけど知りまへんで」だったので早く出るに越したことは無いと思った次第。

先週、流れ橋行きが挫折したので、本日は流れ橋まで自転車道を走り、復路は木津川東岸&南山城地域ポタリングの予定。時間が早いせいか、お盆休みが続いているのか結構自転車走っていました。休憩場所が何れも一杯だったので通過し、結局流れ橋までノンストップ、1時間15分で着いてしまいました。するといつもトイレを借りる四季彩館が開いていない。そうですよね、高速道路のSAじゃないんだから普通は10時開館ですわな。

仕方ないので近所の公園に座っていたのですが、蚊の攻撃を受けあえなく退散。そこら辺をブラブラ走り、10時過ぎに戻って参りました。すると早々からサイクリストで大賑わい。皆さん朝早いのねえ。ソフトクリームを食べて(駐輪料金のつもり)結局10:30に四季彩館を出発。

復路はのんびりペダリング。山城大橋からR307を少し東に入って南下。先週波状スコールを受けた場所も本日はカンカン照りでした。
飲み物の補給に伊藤園の自販機を探しながら走ります。お目当ては鶴瓶師匠のミネラル麦茶。スポーツドリンクは甘ったるいので、立て続きには飲みたくなく、かつNaやKやら補給必要となると、この麦茶しかありません。有難いお茶です。ただ、伊藤園の自販機って意外と少ない。コカ・コーラとサントリーばかり。本日は戸建て住宅の壁に何故か設置してあるのを発見し、急ブレーキをかけたのでした。105ブレーキは助かります。SORAだと急ブレーキにならないですからね。いろんな所で随分救われています。そう言えば、6月のタイヤ交換以降、約2ヶ月パンクしていません。凄いねえ・・・ってこれが当たり前か。ブレーキと言いタイヤと言い、デフォルトパーツは替えた方が良いです。

それから狭い道・広い道を取り混ぜ南下し、上狛小学校横の小さな公園で休憩。小さな東屋とトイレまであります。ゴロンと寝転んでみたら東屋の屋根の木組みが被さり(写真)センターの柱の年輪と目が合っちゃいました。まさに木が語りかけて来て、何だか少し嬉しかった。木はいいですね。その後は旧木津町ダウンタウンを縦断、高の原経由で帰って参りました。走行距離67km。「ゆきかぜ」のオドは既に2500kmを突破しております。

帰って間もなく、大粒の雨がボタボタ落ちてきたと思ったら、いきなり強烈雷雨。多分雷落ちまくり。レーダーは一帯真っ赤。西向きの窓は嵐の中の船の操舵室みたいな状態。ワイパー欲しいくらい。いやあ、早く出て良かったっす。この中走ってたら大変でした。大変な人、たくさん居ただろうけど。

雨が近いとツバメが低空飛行すると言いますが、本日は併走?しました。鳥が飛ぶのを横目で見る機会ってなかなかありませんからチラチラ見てしまいました。かっこいい。特にツバメ返し。ヒラリと離れてゆきました。

この裏に福寿園工場があります
屋根の裏側を見上げている図です



2012年8月12日日曜日

夏 真っ盛り

橿原神宮まで走りました。往復で65km。

ルートはいつもの通り、往路:葛城自転車道,復路:大和中央自転車道 のフラスコ型。
自転車道は雑草伸び放題でして、草のトンネル潜った後には左腕に虫が止まってたりします。見通しも悪いので、カーブでは注意が必要です。尤も自転車交通量は非常に少ないですけどね。今日は往復で500mlのペットボトル2本半が無くなりました。ついでに、あろう事か、日焼け止め塗り忘れたので今でも腕がほっかほか。

路面も熱風が来るので爽快には程遠いですが、差し迫った雷雨も無かったので、まあ良かった。
さて、いつもゼリー状のスポーツ飲料を凍らせて持って行くのですが、先日100均で保冷用の小さなポーチを見つけまして(W:150mm,H:70mm,D:80mm 位の長方体)ここに小さい保冷剤と一緒にいれてウェストポーチで携行すると、溶けないこと! いつまでもガチガチでは困るのですが、程よく溶けてくれます。一緒に目薬やら消毒用アルコールやらを入れておくと、何れもアッチアッチにならず、大変重宝しています。ウェストポーチ内の荷物整理にもなりました。

自転車道の沿道は、夏真っ盛り。川では亀が泳ぎ回り(首出して浮いてジタバタしてるだけですが)、稲穂は涼やかに波打ち、蝉時雨はそろそろ法師の出番となり、シオカラトンボに混じって赤トンボも飛んでいます。そこで本日の一句。

”夏草の香りいっぱいペダル踏む”

いつ見ても立派な看板?橿原神宮
緑の絨毯、夏の田圃です。昨日の風景

2012年8月11日土曜日

燈火会

日本国民こぞって寝不足の土曜日でした。

私の場合はU23ではなく、夜中の雷のせいで窓を開けたり閉めたり、落ちついた頃には夜が明けて、カミさんがサッカーを見始めたので結局落ち着かず、朝6時から犬の散歩に行ったのでした・・・。ねむ。

本日は散髪ついでに?流れ橋まで行くつもりで「ゆきかぜ」で美容室に出掛けました。
私の頭の面倒を見てくれる美容師さんは、美人なんですよ。今は中学生のママですが、昔はモデルもやっていたそうで、雑誌のグラビアにも良く出ていたんだって。美人とのお喋りはいつの世でも楽しいです。頭は二の次です。実際、オッサンの髪型なんて「あるかないか」「黒か白か」位のもんですし。

カット後、実際に走り出したのは12時過ぎで「午後から所により激しい雷雨」の予報にめげず、京都自転車道を北上します。山城大橋付近で休憩しがてらスマホでレーダー覗き、北の空を見たら霧がかかったよう。あー雨に先越されたーとそのまま山城大橋を渡り、南山城の町々を通って戻る事にしました。R307から旧道?へ右折し、JR奈良線沿いにのんびりと走ります。古い農村地帯かと思いっきゃ、真新しい戸建て住宅も目立ち、こじんまりした駅や、ローカル線っぽい鉄橋を眺め走っていると来ました「スコール」。

結局46kmの間に3回スコールに見舞われ、泥んこになって帰ってきました。
その後、夕方から奈良の夏の風物詩「燈火会」に行き、ここでも雨に見舞われたので、まあ天気予報は大当たりでした。

今年の燈火会は浴衣姿のカップルが目立ちました。でも雨で大変でしたね。稲光かフラッシュか判らんのがピカピカし、本気の雨に皆さん結構びしょびしょでした。ただそれ以上に燈火を点けるボランティアの皆さんは大変でした。ご苦労様。

燈火会の時に必ずご飯を食べに行く和食屋さんがあります。「魚宇」さんと言うのですが、「鰻」メインというものの、普通の和食の一品一品が凝っていて美味しく、かつリーズナブルです。いつもはお嬢さんがホールを手伝っていらっしゃるのですが、赤ちゃんが生まれたとの事で、今日はお母さんが一人で走り回っていました。よって最近は昼だけで、夜は閉めているそうです。我家でのお気に入りのお店です。

週末の天気不安定は困ります。カミさんの気分不安定と同じくらい困ります。
雷は3日続くと言うので明日も危険か? カミさんの気分と同じような周期ですな。
お、雷は山のカミの武器だった。

木津市街地の老舗お茶屋さん。いい香り充満
木津川。真ん中が波立っているのは何故?


燈火会風景。何の形だかさっぱり?

お怒り? ごめんよー。

2012年8月5日日曜日

植村牧場

北東風のとても強い日。台風11号の影響なんでしょうが、台風って遠いところにある方が風が強い気がします。

夏休み前半最終日は「ゆきかぜ」で走りに出ました。本日のテーマは「植村牧場」と「帰路、北東向かない」の二つ。「植村牧場」は奈良市内の市街地ど真ん中にある牧場だそうで、ソフトクリームが絶品とどこかで見ました。是非食べてみたいと思うのですが、奈良市内なので、往路の元気な時に食べてもいまいち。帰路の適度にへばった所で食べる、かつ帰りは追い風、の軟弱な理由でコース設定を行った結果、加茂まで行って奈良市内を抜けて西向きに帰る と相成りました。

加茂まではパンチの効いたアゲインストでしたが、特に木津川沿いは気持ちの良い道なので不満なく快走。加茂で困るのはトイレです。いつも南加茂台という丘の上の住宅地内の公園に行っていたのですが、その為に坂をへーこら上り、苦労の割りに?暗く陰気なトイレなので、今日は我慢。その後ひと山越えた梅美台の広い公園に行けばトイレはあるだろうと見切り発車しました。

木津川の流れを眺め、JR加茂駅でローカル線の列車を眺め、きれいだけどほぼ無人のロータリーと付随公園を走っていてトイレ発見。いやー駅前にあったのね。お陰様で助かりました。その後は府道を走ります。加茂の郊外はのんびりしていて、家の番犬までが小屋に頭を突っ込んでお昼寝中。稲が緑の波になり、至って平和な田園風景です。坂を上り、下って、また上って新しい住宅地、梅美台到着。その中の広い公園で休憩。ここにもトイレありました。自転車乗りはやたら公衆トイレに詳しくなります。

そこから再び坂を上り、奈良阪方面に左折。交通量はそこそこあるので、路面と後方に注意しながらペダリング。奈良阪(奈良坂)とはよく言ったもので、歴史ある街道筋ですが、ずっと上り坂です。街道は途中で分岐する細い道でして、そこをしばらく走るとありました「植村牧場」の看板。
牧場と言えば、緑の芝草が広がり、白い木の柵があって、そこかしこで牛や馬が草を食む・・・ を描きますが、ここは大違い。比較的昔からある住宅の合間、幼稚園3つ分程の土地に平屋の建物が並び、農協の作業所のようです。あいや、ごめんやっしゃと「ゆきかぜ」を押して通り抜けると、「小屋」に近い売店があって、そこでソフトクリームを売っていました。1つ300円。
隣の厩舎には白と茶色の馬が尻尾ユラユラ。奥の方にきっと牛さんもいるのでしょう。これを牧場と言うのか? 私の頭の中の牧場はやはり信州八ヶ岳の「まきば牧場」なんです。まあいいや。この植村牧場は、皇室御用達の大変格式と伝統がある牧場だそうです。明治時代からあるんだって。

で、ソフトクリームですが、確かに濃い! でもサッパリしている。清里高原:清泉寮のソフトクリームは濃すぎて胸焼けしましたが、そこから甘さを引いた感じ? 私の好み的には、もう少し甘い方が良かったかな。気温が高いのとフレッシュなのとであっという間に溶けてきます。ベトベトになりながら頂きました。

目の前は般若寺でした。コスモスと南北朝時代の歴史的な戦で知られていますね。
その後は奈良公園を抜け、通常ルートで西進し帰って参りました。走行距離は控えめで46km。

で、思うのですが、走って消費するカロリーより、途中で補給するカロリーの方が多いのではないかと。メタボ対策で始めた筈の自転車ですし、毎年の健康診断では体重や腹囲は順調に減っているのですが、サイコンで消費カロリー出るのに、見たことないのですね。でもまあソフトクリームの為に走っている面も否定できません。オッサンにも人参は必要です。熱中症は格好の言い訳だったりして。

気をつけよう、熱中症と対策メタボ。

涼しげな木津川べり
不思議な顔のローカル列車




何でこんな形になったのか木津川市配水塔
 
これが植村牧場の濃厚ソフト 溶けそう!

2012年8月4日土曜日

ブルーベリー狩り

本日は朝の5時半から京都府木津川市山城地区へブルーベリー狩りに出掛けました。

カミさんが近所の人に誘われ、幹事さんマダムと夫婦2組5名が参加。場所は旧山城町の山の中。こんな所にブルーベリー畑が広がっているとは思いませんでした。ヒルクライムコースで有名な井手町のすぐ南です。オーナーは地元で有名なエコファーマー”ヤマグチさん”。とても人当たりのいい優しそうなおじさんです。

ご近所の幹事さんマダムには時々頂いていたので、ブルーベリー狩りがあるのは知っていましたが、こんな早朝から山間の畑が大賑わいとは思いませんでした。畑の隣に清流が流れて水の音が心地よく、山ではヒグラシの大合唱。虻と戦いながら2時間で、カミさんと合わせてバケツ2杯6kg収穫。結構いいお値段、そして、どないすんねん。後先考えずポチ・ポチ捥いだのでした。(冷凍しておけば良いそうです。但し水洗いはしないこと。そのままで冷凍です)

ブルーベリーは1本の木にたくさん生っていますが、大きく熟したのを狙って取ります。上から見たり、下から覗いたり、分け入って眺めたり で、手には小傷が一杯出来ます。でも不思議と蚊は居らず、虻が居なければ大変安全・快適です。早朝の山間なので涼しく、たまには超早起きも良いですね。

捥ぎながら食べてたので、帰路は周囲が良く見えました? コメダコーヒーでモーニング食べて、ついでに買い物までして帰ってきました。その後カヤックを天日干しにして、当然「zzz」。

3文の得だったのは、あまり好きでない朝の散歩を免除された、我家のシェルティーだったのでした。ワン。
ご近所マダムもご機嫌です
アリエッティになった気分


2012年8月3日金曜日

近江八幡でカヤック

本日、有休とって近江八幡でカヤック漕いでいました。

私の会社には「夏休み」と言う制度が無いので、お盆前後に皆、調整して有休取るのですが、私も本日その第1号。今の計画では中旬以降にもう1日休むだけなので、夏休みと言う程でもないのですが、サービス業なので仕方ありません。

でも平日に琵琶湖なんて、年に1回あるかないか。きっとガラガラで「俺の湖」状態と思って行ったら大賑わい。どうも世間も夏休みに入っているようです。カヤックも数艇出ていまして、普通の休日と変わりませんでした。

いつものように宮ヶ浜から出航。そのまま南西へ向い、水ヶ浜の先まで行って戻ってきました。往路は比較的沖合いを漕いで、復路は湖岸沿いをまったり漕ぎました。ここいら辺を漕いでいるカヤックは私だけで、釣り人は少なかったのですが、お嬢さんが水上スキーの特訓?を受けていましたね。

水が温かいせいか魚の姿は見えず、アオサギ,カワウ,トンビ,シロサギ達が手持ち無沙汰そうにキョロキョロしていました。トンビも低空飛行で水面を突っついたりしていましたよ。目の前をアオサギが飛ぶとなかなかの迫力です。古代の翼竜は凄い迫力だったんでしょうね。

本日は南西方向の風のようでしたが、場所場所で波がコロコロ変わりました。ピッチの短い波が異なる方向からぶつかり合う場所ではフネが小刻みに揺れてどっち向いてんだか判らなくなりますので、ちょこまか姿勢制御が必要です。波長の大きいうねりっぽい波が来る場所では、手を抜くと流されるので当て舵を当てっぱなしです。程よい波ばかりで、まあ、のんびりと漕げました。

水も南湖とは異なり透き通っています。でも大きな藻が湖底から立ち上がって群生し、湖岸近くでは巨大な暗岩や洗岩が見渡せます。そんな中をゆるゆると進むと、不思議の国の探検隊みたいです。カヤックだとほぼ無音航行なので、魚が跳ねる音は勿論、水鳥の羽ばたきの音や、小さな洞に打ち寄せる波の音もよく聞こえます。

海と違って、琵琶湖には古代の香りがします。湖底に石仏が立っていた・・・なんてミステリアスは話もありそうです。
その頭上で水上スキーの嬌声が・・・ ますます不思議。

正面が沖ノ島。右は岬?です
カフナの船形はきれい。特にバウ形状が好き