2013年12月30日月曜日

捻挫中の試運転

新しいステムでの試運転は、平易で近場の奈良盆地一周コース。
実は1週間前に左手首を捻挫しまして、ひねるとまだ痛いのです。最初は車のサイドブレーキも引けない位だったので随分良くなったのですが、それでもサポータして少々庇いながらの試運転。捻挫の原因は、なんとオリーブの瓶詰。長女がハネムーンのお土産にギリシャだかイタリアだかで買ってきたものですが、蓋が堅く、左手で瓶を持ち、右手で蓋を開けようとしたら左手が右手の力に負けて自己捻挫。バカバカしくて情けない。結局意地で開けたのですが、ずっと1週間湿布&サポータ状態でした。やれやれ・・・。

ルートは奈良市西部→木津川市→奈良東大寺→奈良市東部縦走→大和郡山市→奈良市西部で殆ど一般道です。新しいステムでは手が確実にブランケットに届くようになりました。(何を今さら・・・) もうちょっと短くても良かった位ですが満足。

木津川市から奈良へはR24を走りましたが、環境センター(ゴミ処理場)に長蛇の車列目撃。大掃除のゴミが山ほど出ているのでしょう。誘導員まで出ていましたからゴミ捨てるのも楽じゃない。そのまま東大寺に入り自転車担いで二月堂の前を通り抜け、若草山の麓を通り抜け、少し太り気味に見える鹿たちに挨拶し(エサ持ってないと見向きもされない)、観光客の話に耳を傾け(結局何語か解らない)、寒々しい原生林の中を駆け下りて大仏殿前の交差点へ。

この寒いのに何を好んで奈良観光と思うのですが、結構いらっしゃるのですねえ。奈良の寒さは雪景色の風情もなくただ底冷えの盆地気候ですから、結局「寒かった~」の印象しか残らんのではないかと心配です。シカたちは生態的にこの時期太っているようにも思えますが、シカが太ると「おーやっぱこいつら牛の仲間だった」とすぐ判ります。シカし!鯨偶蹄目でクジラやカバと同類って想像しにくい。シカも!キリンやイルカも同じ仲間だって、DNAはどう言うつもりだ!と机叩きたくもなります。

まあいいや。動物奇想天外と言うことで、そのまま県道を南下し帯解付近で右折、大和郡山市へ。年末の慌しさが感じられる柳町商店街を抜けて近鉄線を越し、奈良自転車道を少々走り富雄川沿いの帰路ルートへ出ました。天気予報では南西の風で追風楽勝と思いっきゃ北西から風が来て当てが外れましたが距離が短いのでどうってことなく帰宅。本日のテストコースは46.3kmでした。これで12月は342.6km走行、そして2013年は3742kmの走行でした。年間3000kmの大目標は達成できて一安心。

この年末年始は、サラリーマンになって30年来初めての9連休。これまでカレンダー通りだったので、最短4日間だったのですが、倍以上ですね。そこで1月早々はスキーに出掛けます。捻挫は完治の予定で場所は斑尾高原。ここは新潟県妙高市と長野県信濃町の境目なんですが、天気予報で妙高は雨とか曇、信濃は曇時々晴と全然違うのだ。山を境に天気が変わるのは解るけど、じゃあその境の山はどうなんだってことです。

ハイ、山の天気は変わりやすい。 良いお年をお迎え下さいませ。

転害(てがい)門にも注連縄が飾られていました
なによ。手前に落ちてんのは角じゃないわよ!





2013年12月28日土曜日

ステム交換

ステムを交換しました。ハンドルが遠いとずっと思っていまして、じゃあ初めに何を合わせたんだという話なんですが、そもそもロードバイクを初めて買う時って、ショップでローラー台みたいな所で跨って、「これで大丈夫ですか?」とか聞かれても、走ってもいないし、ロードバイクで走ったことすらない訳ですから「はい、多分大丈夫です」と言うしかないのですね。なのでフレームサイズすら店員さんの勘に依る所がありまして、身長言うと「あー、じゃあ500ですね」と500になった次第でした。何となくもう一つ小さい方が(460)良いような気がしたのですが抗弁できるネタがある訳でもなくそのまま購入。

ルイガノLGS-CENの500はステム長110mmです。これまで乗車中の一番リラックスした形ではハンドルのブランケットの手前を握っていました。これでは咄嗟のブレーキ等操作できないため、気付く都度「おお、いかんいかん・・・」とブランケットを握り直すのですが、いつの間にかまた少し手前を握っている・・・の繰り返しでした。にも拘らず、盆暗な事に矯正しようともせず8000km近くを走ってた訳です。で、最近やっと「ほんじゃ、ハンドルが少し手間に来たらいいわけやん」と気付き、それにはステムを短くすれば良いと思うに至りました。全く悠長な話や。

注文したのは Deda Zero1ステム(WH)100mm。デフォルトではIDXの黒い110mmが付いているので色合い的には白の方がすっきりです。ですがステムハイトが判らなかったので取り敢えずコラムスペーサーも数枚買っておきました。

交換作業はそれ程難しくありません。
ハンドルバーを外す →トップキャップ外す → 既存ステム抜く →ついでにスペーサも抜く →フォークコラムにグリスを塗る → スペーサー入れる → グリスがグチュ~と出るので拭き取る → 新しいステムを入れる → トップキャップ嵌める(仮締め) → ハンドルバーを入れる(仮締め) → 方向やハンドルバーの向きを調整の上、本締め。  みたいな感じ。1時間もかかりません。
ステムハイトは丁度5mm短かったのでスペーサーは5mm1枚で事足りました。で、どうするのだ、残った10mmとか2mmとか5mmとか。一旦ここで試運転。おお、自然と手がブランケットに行く! 良かった良かった・・・なんでもっと早くにやらんかった?

大丈夫そうなので、元々ステムにつけていたサイコンを取り付けようとして問題発生。CAT-EYEのベーシックなサイコンなんですが、台座?をコードバインダで付けるようになっています。コードバインダは一旦締め上げると外すのは難しいので、今回はプッチンと切ってしまいました。だってコードバインダなら家にあるし、新しくすりゃいいわ。

で、手持ちのコードバインダでつけようとすると、ありゃりゃ・・・長さが足らん。一般的に良く使う100mm長ではステムを周回できません。仕方がないのでホームセンターへ出掛けてもっと長いのを と見たのですが、長くなると幅が広くなって台座の穴に入りません。もう1軒ホームセンターをハシゴしたのですがやっぱり150mm長なら幅3.6mmになってしまいます。
うーむ、どうしたもんだかですが、取り敢えず買って帰り、台座の穴をヤスリで拡げる事にしました。地味な作業です。なんで標準的なコードバインダ使ってくれんかな猫目さん。

なんとか3.6mm幅が入るようになって早速取り付け・・・ガビーーン! 150mmは届くにゃ届くけどロックせん。買ってきたのはリリース可能なバインダなのでヘッド部分?が大きく、また先端から嚙み合うギザギザまでの遊び区間が長くて、どうやっても嚙み合いに至らずスルッ抜けるのです。再度思案。そう言やリリ-ス不可の普通のコードバイダならヘッド部分が小さくてもう少し引っ張れそう・・・ と言うことでまたホームセンターへ。

迎春準備で混みあうホームセンターで再びコードバイダだけ買って帰る虚しさ。何やってんだか年末に、でしたが、今度はようやく嚙み合い台座が固定できました。目出度くサイコンも装着出来てようやく作業完了。終わった頃は夕刻で、更に時折吹雪の寒々しさ。正規試運転は後日にお預けです。そして手元には100本近くのコードバイダが余ったり。どうすんのこれ?

しかし、予期せぬエラーはどこにでも転がっていますね。今回はリリース可能と言うコードバイダの高機能?が仇になりました。

凝りすぎは届かざるが如し。

上:Before 下:after 余り変わらん?


シェルティ-見守るグリス塗布工程

2013年12月22日日曜日

5℃ジャージで八尾空港

冬将軍もウォーミングアップを終えたようで、「よっしゃあ、そろそろ本番やあ」と気合入れたか西風北風が滅法強くなってきました。

昨日、罹りつけの医院でインフルエンザの予防注射。問診後、左腕を捲り上げると馴染みの看護師のおば様が「あらあら。どうしたんこの色。齢やねんからシミになるで」と有難い忠告と一緒にプツッと打たれました。そしてその1時間後、急に眠気に襲われ車の中で30分睡眠。更に12時間後、妙に寒気がして本当に寝てしまいました。これって予防注射の症状?。もしかしてプチインフル状態?。これが効果なんだろーか。

この医院はB型一直線の先生の指導?の元、12月には「良いお年をお迎え下さい」、1月は「おめでとうございます」の挨拶を看護師さんも受付さんも皆せねばなりません。「しんどうて来てる人に、おめでとうも何もあれへんがな」とおば様看護師はぼやいてました。院内のやりとりが吉本並みに面白く、昨日も某患者さんに先生が「やあ久し振りですなあ。お元気でしたかあ?」と大声で問診。元気やったら来るかいな・・・ と待合室の誰もから吹き出しが見えたのでした。だから止められへん、罹りつけ。

一晩寝たらプチインフルも治まったので、本日八尾空港まで往復。寒くなってから冬用サイクルジャージを買おうと思っていたのですが、ネットで2回連続「品切れ」状態で、3度目の正直のパールイズミが昨日到着したのです。結構ゴワゴワ、5℃対応のツワモノです。要はこれ、着てみたかったのですね。更に冬用アイテムとして、次女から貰ったMIZUNOブレスサーモの腰サポーター。どう見ても腹巻ですがまあいい、冷えない事は大切だ。

まず、龍田川沿いのR168を南下します。王寺からR25に乗ると西風がまともに吹き付けます。でも大丈夫、さすがは5℃ジャージ。風は通しません。気温6℃と表示された川沿い・山あいの国道を下ると大阪府柏原市。新車の臭いが立ち込めるJTEKTの工場横を抜けて、大和川沿いの南河内CLに入ると一層向風強烈。対向で女性サイクリストが長い髪を靡かせサングラスのみで颯爽とやってきましたがチラ見がやっと。惜しい。でもええんかな、あれで、肌的に。もしかして♂だったか?

八尾空港には11:30に到着。既にエンジン音が轟々と聞こえます。フェンスに「ゆきかぜ」をもたせ掛けると、まず双発の朝日航空機が着陸。ビーチ・バロンですね。次いで第一航空の単発セスナが強い風に翼をフラフラ揺らしながらやって来ます。少しハラハラでしたが無事着陸。更に朝日航空の単発セスナ、第一航空のセスナグランドキャラバンが着陸。入れ替わるように流線型の単発・低翼・引込脚の軽飛行機が離陸。後で調べたらPA-46でした。格好いいですねえ。そしてこの間強風に吹きさらしで寒いの何の。もういいやと帰ろうとしたら、先程着陸したバロンがタキシングしてゆきます。しゃあない、これが最後と待っていると、なかなか飛ばない。その間にブルーとグレイの細帯を纏ったグランドキャラバンが着陸。この機もなかなかいい感じですね。10人以上乗れそう。で、ようやくバロン離陸。更にセスナがタキシングしてゆきましたが、もう我慢の限界。身体は冷え切っておりました。45分間じっと風の中。5℃ジャージ,ブレスサーモでなければ、昨日やって来たインフルが暴れ出してたかもしれません。

復路は八尾空港から地下鉄八尾南駅をくるっと回ってCLに乗り入れ、再びR25を戻ります。途中セブンがあったのでホットコーヒーを飲もうと入ったら「置いておりません」。セブンカフェがないセブンがあるんだ。発見&がっかり。仕方ないので缶コーヒー飲んで出発。王寺からはR25の北側の旧街道?を法隆寺まで走ってみました。細くて趣のある道でしたよ。途中に龍田神社がありますが、法隆寺守護のため3世紀頃創立の神社だそうです。え?法隆寺は7世紀ですよね。またミステリーが増えた。そして本日走行は73.3km。

冬用ジャージはOKでしたね。中にはポリエステの長Tでしたが、この2枚で大丈夫。冬将軍にも拝謁できそうです。但し、

将軍の顔も5℃まで。


着陸したセスナ208キャラバン
Piper PA46 Take-off




2013年12月15日日曜日

寒くてキカイダー

寒風吹きすさぶ土曜日、年賀状も気になりながら橿原神宮まで往復。すっかり冬仕様で、イエローサングラス・ネックウォーマ・冬用グローブ・裏起毛レイパン・ユニクロジャージとウィンドブレーカで防備。

元々は奈良県南西部の葛城山麓公園あたりまで行こうと思っていましたが、自宅付近は青空が見えたものの、出発後、目的地方向に見える筈の二上山・葛城山が雲のカーテンで見えません。黒い雲が盆地を覆っている感じで、端々は綿菓子の如くほつれて下に降りています。雨?まさか雪? 斑鳩町あたりまで南下しても前方の状況は変わらないので、あっさり目的地を変更、大和中央道で橿原神宮へ行って葛城自転車道で戻ると言う、フラスコ型常連コースにしました。このコースの良い所は、時間が読める事とトイレの場所を知っていることですね。

往路は基本北西風が追風っぽかったのですが、時々巻風となり荒れていました。田原本町まで来ると、西の山々に白い帯が天からかかっています。およよ・・・と思う間もなくウィンドブレーカがパチパチと鳴り始め、どうやら小粒の雨か氷みたいなのが飛んで来ています。橿原神宮のサイクリングステーションに飛び込んだ時には、周囲の人達も結構傘さしていました。

相変わらず誰も居ないステーション、独り占めで空を睨みます。朝ドラのオープニング画面のように雲が次々流れ、やがて青空が広がってきたので戻ることに。師走慌しい季節ですが、神宮の森は泰然とし、古来から人の手が入らなかった木々の奥には山犬がひっそりと佇んでいる気がします。きっとそこに何か守るべきものがあるのでしょう。「気配」はそれだけで武器にもなります。

復路の葛城自転車道は、一旦R165沿いを西に向かいます。神宮の森を抜けて左折した途端、壁にぶち当たった感がありました。道路の表示板は風速6mとあります。瞬間はもっとあったでしょう。風に逆らわず?まったりと「出」交差点まで走り、右折・北進。葛城山系から吹き降ろす西風が横から来るので、時々車体ごと持って行かれそうになります。缶コーヒーの空缶とか藁の束とかいろんなものが飛んでってました。葛城川沿いの自転車道を第2浄化センターまでひた走ると、左半身は風を受けて冷え切りブルー、右半身は汗をかいて蓄熱してレッドという「キカイダー01」状態?

流石に今日は往復で出会ったロードバイクは2台だけ。帰ってから「なんで今日走らにゃならんかったかな」と自問してしまいましたよ。大人しく年賀状が正解だったかな。中途半端な本日走行は63.2km。

寒くなると、どう言う格好で走るか悩みます。ユニクロジャージは△でした。素材は値段の割にそこそこと思うのですが、背中が出て寒いわ。それにそもそもスポーツ用ではないので汗を逃がすのが不得手に見えます。坂を登る時と下る時、今日の様な半身冷却状態なんかを全て満足させるウェアって難しいんだろーな。それに寒いときに辛いのは眼。眼が固まって瞬間焦点が合わなくなるんですね。これまでも老眼疲れ眼対策に”ロート・GOLD40”って目薬さしてましたが・・・、

冬用に”COLD40”も出してください、ロートさん。

神武天皇陵。古代史の謎の一つです。
貸切状態のステーション。私の荷物が散らかるだけ。




2013年12月7日土曜日

伏見・酒処巡り

飲んでハシゴした訳ではありません。清酒製造と幕末の戦地として有名な京都市伏見区へポタリング。

経路は単純。木津川自転車道をひたすら北上、御幸橋を過ぎて桂川沿いを走ります。自転車道が千本通りとニアミスする地点で自転車道を降りて、魚屋通りをひたすら東進。ま、こう言う名前なんできっと昔は魚屋さんが並んでいたんでしょうな。北方謙三センセイの小説に、料理の達人でもある剣の達人の話がありますが、それ読んでると、結構川で鮒や鯉を釣って料亭で出してます。伏見区は宇治川始め水運の要だった所なんで、内陸地とは言え魚が豊富だったのかもしれません。

魚屋通りが竹田街道とクロスするところを右折。まず目指すのは寺田屋。坂本竜馬が襲われた場所ですが、今のは本物ではないそうです。が、まあいいだろ。StreetViewでGS(エネオス)を左折と覚えて行ったのですがエネオスは無し。代わりに和菓子?佃煮屋さん?っぽいのが。行けたから良いんですが、あまりアテにするもんではないですねえStreetView。

寺田屋から次は黄桜やら月桂冠やら松竹梅やらが並んでいます。町並みは昔ながらの羽目板や格子やらの時代劇風。電線が地中化されているようですっきりしています。小さな倉敷って感じでした。で、その小さい中にバスでやって来た観光客が皆さん試飲してゾロゾロ。賑やかなものです。そのまま走ってると小さい運河?に出て、その周囲の散歩道もまた賑わっておりました。屋形船が係留されてましたね。伏見区は良く知っているようで実は全然知らなかったと言うのが良く解りました。観光地だったのね。現代の住宅と混在している所が何となくいいですね。あまり整理されすぎるとテーマパークになっちゃうから。

再び竹田街道に出ると、「鳥羽伏見の戦い激戦地」の石碑が。周囲を見回してもかつて大戦闘があった地とは想像し難い。感慨深さもバスの発車音でかき消されてしまいました。竹田街道を少し南に行くと京阪・中書島駅があります。中書島は昔から知っていましたが、地図でよく見ると川で区切られた「島」なんですねえ、地名って面白い。
そのまま伏見港公園で少し休憩。人気のない公園には落葉が降り積もり、風が吹くと新たな落葉たちがその上を走ります。かつて港として栄えた場所は今は体育館。かつて幕軍が薩長の鉄砲に倒れた辺りに今はコンビニ。同じ国であった事と思いやれば、少し痛い胸のうちでした。

その後は宇治川沿いの府道124号線を走り、途中府道15号線で宇治川を渡り御幸橋まで戻る計画だったのですが、誤算がひとつ。府道124号線は途中でR1とクロスするのですが、これが渡れない。信号も横断歩道もなく、相手は天下の国道1号線ですから交通量もハンパない。止む無く大迂回。おまけに迂回したら環境センターに入り込んでしまい、えらいロスタイムでした。空は曇天、風は西風向風。しかも川べりとくればロスタイムはなお寒かった。

ようやく木津川東岸道路に入れ斜め追風で快走。新名神の橋脚工事も急ピッチで進んでいます。順調に山城大橋を渡って再度木津川自転車道を走り、ようやく自転車道最後の上り坂やなあ とギアチェンジしようとすると、れれっ、フロントがアウターからインナーに切り替わらない。さっきまで普通だったのに、SORAのポッチボタンは固まってびくともしません。インジケータは実在しないフロント3速目?を指しているように見えます。覚えないんだけどアウターを2回やっちまったかな。取り敢えず目の前の坂はアウターロウでヘコヘコ登り、その後も走行しながらSTIレバーともども押したり引いたりしましたがあきまへん。仕方ないのでCBAに立ち寄る事にしましたが、その前に長い坂があります。あーあ、ギアも気も重いわ。

またまたアウターローでヘロヘロ坂を登ってCBAで見てもらうと、STIレバーの中でワイヤーが何かに絡んでたそうです。もしかして酒処走って「ゆきかぜ」酔った?自分のワイヤーに絡んでどないすんねん。本日走行91.9km。

お陰で私が千鳥足。あー足イテ。

寺田屋でござる
酒処の街並み

2013年12月1日日曜日

Vittoria Open Corsa始動

昨日は予定通りタイヤ交換。新たに履いたのはVittoriaのトップブランド Open Corsa CX3。これまでのRubino Proから2ステップアップ。完成車93000円のLGS-CENには不釣合い?ご尤もです。ま、デフォルトタイヤのパンクラッシュに懲りたので、タイヤにはお金かけようと思っているのです。かけたと言っても前後で11000円なのでレガシィのタイヤと較べればー と言い聞かせ購入。

作業は歯医者後の午前中。そうそう、歯医者は終わりました。昨日は前歯の先端の割れたところを修理。歯って割れるんですね。それも先端が横方向に。火山の火口みたいなものですが、齢のせい?と聞くと、西野カナちゃん似の衛生士嬢が「いえ、噛み合わせとか歯軋りとか」と明るく答えてくれました。「なるほど!」とは思いにくいけどまあいいか。

作業と言ってもチューブ交換と同じなのですが、昨日も寒かったのでビート外しに苦労。新しいタイヤはその間、少しでも柔らかくなるよう陽に当てておりました。ビートが外れた後の作業は単純で、チューブを外す→一応リム点検→新しいホカホカのタイヤを嵌める→チューブを入れる→ビートを嵌める→空気を入れる 以上。嵌める時はホカホカのお陰か意外とすんなり入りました。前後で1時間くらいの所要。折角自転車をひっくり返したので、普段手が入らないディレーラ周りの裏とかフォークの股の部分とかを掃除して終了。ついでにダウンチューブのルイガノロゴ横にガノウマークのステッカーも貼りました。

Vittoria Rubino PROは結局5700kmほど走った事になります。チェックすると割目があったりビート部分が剥げて繊維?が出かかってたり、裏まで貫通する5mmの穴まであいておりました。やっぱ厳しかったのね。その後は数キロ走って走行に異常ないことだけ確認し、「清須会議」を観に行ってしまった。結構笑えますよ。

そして本日本格始動。緊急時を考え(何の緊急や?)CBAの点在する枚方周回コース。走った感想は一言で言えば「お尻に優しい」。路面の悪い場所でも突き上げがマイルド。でもこれは新品だからか?転がりもいいように思えたのですが、後半は向風がきつくてタイヤを気にする余裕がなく、じゃあ前半は追風の錯覚?で結局良く判らない。しかし決定的なのは安心感。1本5000円以上のタイヤです。パンクなんて怖くないさ。

本日の淀川沿いは自転車も少なく、相変わらず河川道路は一部通行止めでした。八幡市では飛行神社に参拝し、府道22号を流れ橋SAまで走行。2ヶ月前に若者のフェアレディZが暴走して小学生にケガを負わせた事故現場も、全く何事もなかったようでした。そして木津川自転車道も一部工事で通行止めです。すぐ脇の車道に迂回ですが、車道なんで走行注意でした。川べりは南西風・強い向風、レーパンが夏物なので足が冷え、馬場俊英さんのように「向い風は未来からの風」なんて気分にはとてもなれませんでした。本日走行67.9km。

流れ橋はフェンスで遮断され「通行止め」の看板がかけられています。時代劇の撮影が待ち行列だったらどうするんだろ。

暴れん坊将軍       あいや待たれよ。ただ今、御普請中でござる。
越後の縮緬問屋ご一行   私たちは先を急いで居るのです。ここは通して下さらんかな。
暴れん坊将軍       通れるものなら通ってみよ。成敗してくれるわ!
越後の縮緬問屋ご一行   ええい、控えおろう!この紋所が眼に入らぬか!
暴れん坊将軍       うつけ者!SUICAで通れると思うておるのか!
             それにな、その紋所なら余も持っておるわ。
北町奉行         これにて一件落着~。

まだまだ復旧しそうにありません。


SUICAがあっても通れません
この紋所も眼に入らぬか~。