2017年5月28日日曜日

シクロラリー

奈良盆地1周シクロラリーなるイベントに参加しました。中級向け70kmコースで、ほぼいつも走り回っている場所ですが、微妙なコース設定で迷子になったりして。
奈良市役所で。布バックはFINISHER記念品
コースは奈良市役所を出発して天理・三輪・桜井を経て明日香折り返し、橿原から中央CRを走り川西町から大和郡山、奈良CR経由で市役所に戻る本部発表65.8kmのコースです。4か所のクイズポイントと橿原のCafe 4'seasonがチェックポイント。
まず、奈良市内から天理に入るのは裏道細道で、本日は危うく先導STAFFごと天理ポイントを通過するところでした。こわ。クイズも配布されたコース表の裏面に書かれているなんて全く気づかず天理駅前をうろうろ。どこかの看板にでも書かれていると思い込んでました(そう思ってた人多数)。これで時間を費やしたものの、後は明日香まで知った道。4'seasonではどら焼きとフルーツ入りヨーグルト?の補給があり機嫌よく明日香到着。
てんやわんやも余裕?のエイドポイント 4'season

ちゃんと行きましたよ。明日香
復路も知った道ばっかりやーと走ってたのが、川西町で橋を渡って直進の所を何故か右折してしまい2km弱のロス。その後は順調で奈良CRの唐招提寺に着いたのが12:50。うーん、ゴール開設時刻が14時とか言ってたな、このまま行くと1時間待ち惚けと思って近所の土産屋でソフトクリームタイム。40分潰して14時前に市役所についたら終了受付やってた。立派な完走証頂きました。本日走行84.6km。


次の話。昨日18年目になるピアノ初メンテ。YAMAHAのハイブリッドピアノと呼ばれるアップライト型DUP5です。基本は電子ピアノなんですけど打鍵機構はアップライトのを使っているのでハイブリッドだそうな。不具合は主に2点。

●譜面立ての蝶番が緩くなっていて、蓋を斜めにすると勝手にパタンと出る。地味に嫌です
●ダンパーペダルがギコギコ言う。対してソフトペダルは異状なし。使わんもんな。

YAMAHAから調律師資格のある人が来てくれて、初めて中身を見ました。コンパクトな中にちゃんとアクション機構が収まっとります。電子ピアノなので基盤類も入ってて、年季もののコンデンサーの大きい事。スピーカは上に小さいの2つ、下にウーファー付2つ。アクション機構の動きも初めて視認しました。初めてピアノ考えた人、よくこんなの考えたねえ。
譜面立ては蝶番交換、ペダルはバネ機構の中の緩衝材がボロボロになっていて、金属同士がぶつかるのでギコギコしたようです。これって鍵盤を指で押さえずペダルで誤魔化してるって証拠で恥ずかし。調律師は東急ハンズで買ってきた皮革を切貼りし修復。その後、センサーや鍵盤を一本ずつ調整してくれました。電子ピアノなので調律は不要ですが、ピアノメカも電子回路も解っていないとメンテできず、なかなか難儀な子です。

中はこんなだ DUP-5
この子、背面にMIDIや入出力端子がありまして、何故に前面に持って来なかったかな。普通、背面は壁で、簡単に動かせないよピアノは。なので今は録音する時ヘッドフォン端子から取ってます。音の悪い事。因みに最新機種だったらUSB挿せてWAVで落とせるそうな。
弾くとこうなる…
もう一つ疑問。リバーブは特定の白鍵と黒鍵同時押しでかかりますが、これも何故別スイッチにしなかったのか。どの鍵盤だったか忘れますのでね。と思ったら、調律師さんのチューニングは白鍵黒鍵使った隠しコマンドで自動演奏してました。IT機器でも隠しコマンドでCEが作業しますが同じなんやね。DUP5は内蔵曲なしと書いてあるけど、メンテ用があるのなら、ひょっとして隠し内蔵曲もあって隠しコマンドで演奏できるんじゃない?しかーし、鍵盤使った隠しコマンドだから、たまたま弾いちゃう可能性だってあるのじゃないか。隠しコマンドとメロディが同じ打鍵順ならね。
例えば、大事な演奏会なのに、たまたま叩き間違って隠しコマンドになってしまった・・・ 突如鳴り響く隠し内蔵曲。曲名はきっと、

「悲愴」        (蛇足注:ベートヴェンのピアノソナタ8番ですね)

2017年5月21日日曜日

今後はテトラパック御籤

明日開催予定のTOJ京都コースを1/3程かすめて2か月ぶりに宇治へ。TOJコースは昨年何回も走ってるので熟知しておりまして、今日は西から進入し鳥谷池から普賢寺までの山岳部分を走行。前日だから各種デコレーション作業中かなと思ったけど誰もおりゃせん。田圃作業の人だけ。自転車も明日の観戦下見の人とか多いかもと思ったけど誰もおりゃせん。普賢寺に降りた時に1台すれ違っただけでした。みんな、何してんの?あ、堺ステージの観戦か。という事で普段の里山ツーリングになってしもた。
本日のKOM付近。看板は合成ですよ。道の真ん中にある訳ないっす
普賢寺への下り込み。明日は観客鈴なり(の筈)。今日は長閑です。
普賢寺から同志社大学麓を東へ走って木津川CRに入り、あとはいつも通り、R307・宇治川ラインを経て天ヶ瀬ダムへ。おっと、新しい白虹橋が完成していました。従来に較べると広くて洗練されてます。麗奈ちゃんがトランペット吹いた旧橋はまだ残っていましたが、こんなにも違った?って程かすんでた。
本日は宇治神社に参拝。素通りするのもなあと思いまして、で、三角お御籤購入。飲料の三角パック(テトラパック)みたいなので、いろんな色と模様がなかなか可愛い。ファスナーを開けると中には石とお御籤が入っています。石は”ハウライトトルコ石”でした。明るいブルーがきれいで、能書きによると「仕事運の向上に力を発揮します」よっしゃ、会社に持って行こ。お御籤はどうとでも理解できる「吉」でした。尤もじっとしてると良縁に恵まれるそうで、おお見届けたろやんけ とか突っ込んでます。宇治神社は見返りウサギ御籤が有名ですが既に1羽いるし、この三角籤は300円と手頃。三角パックは小銭入なんかにも使えそうでオススメ。

新しい白虹橋。でも、真っ直ぐ行ったらどこに行くんだろ。
旧白虹橋。何故が小さく見える

朝霧橋経由で対岸を歩いてたら福寿園の宇治茶ソフト発見。全国区の実力は、と食べてみました。税込378円はなかなか高価。味は甘みを抑え渋いお茶の味でした。それと、宇治川の鵜飼の鵜にBaby誕生してます。まだ公開できないそうですけど、随時WEBでUP・・かな?と観光案内所の見解でした。ヒヨコが泳げるようになったら見に行かねば。

宇治らしいショットも1枚。源氏物語宇治十帖モニュメント。
福寿園さん渾身の宇治茶ソフト
宇治茶ソフトは鉄板聖地のベンチで頂きました
次に目指したのはベーカリー玉木亭。前回は店の中一杯のお客さんにたじろぎ撤退しました。今日は大人しく府道7号を走り途中で線路を渡って京大や自衛隊のある道を(対極のお隣さんやね)走ります。丁度京大宇治キャンパスの目の前が玉木亭。店の前の駐車スペースに警備員に引率された人の列。なんだ?小隊せいれーつ!とかやってんのかと店を見ると、建物を取り巻いて長蛇の列。どうやらこれの第2列のようです。最高気温が30℃超の本日、熱中症の人、出なかったか心配。私?勿論、一瞥で諦めスルーしました。玉木亭、普通の方法ではムリ。

仕方なくそのまま六地蔵まで走って、観月橋・R1BP・流れ橋PAのパターン。本日走行81.7km。

下の左がトルコ石、右が三角御籤。背後はユーフォイベントのパンフです
で、福寿園の宇治茶ソフト、高価な割に量が少ない。通圓さんともますださんとも全然違う。巻いてくれたのは超ベテラン風のおっちゃんで、初めほうじ茶を勧められたのですが拒否して宇治茶にしたのです。ううむ、お気に召さんかったのか。それともオッサンが食べると思って舐められたのか。これやから京都は大変やねん。皆さんも購入前に舐めんなよとか言ってみて下さい。

多分、1300年の積み重ねの利いたドスで返されます。「舐めんのはあんたや」

2017年5月15日月曜日

高知 謎のK

週末、高知県仁淀川町へ仁淀ブルーを見に行っておりました。近所の方のお勧めで行ったのですけど、高知の清流・仁淀川がブルーになるのは(えっと憂鬱ではなく色が です)季節が違うそうで、今回はグリーンでした。
仁淀川・中津渓谷
先週末に降った大雨で川が増水、濁ってしまったそうなのですが、きれいな川には変わりありません。パンフの写真と較べると差はありますけど、ま、それは仕方ない。
仁淀川町へは、明石海峡大橋を渡って、淡路島から徳島自動車道を経て高知自動車道の伊野IC(和紙で有名な町です)で降り、R33を1時間弱。約400kmです。中津渓谷の入口の宿を取りました。小さな一軒家ほどのコテージで夜は宿泊者用レストランでフレンチが出ます。この山あいに と少々驚。なかなか良宿でした。ただ精算時にクレジット端末が使えなくなり(センター接続不可だそうで)、キャッシュ決済になったのが玉に傷。他の人も「うえっ!」とびっくりでした。それなりの金額なんでね、キャッシュ持ち歩かない人も居ますわな。私、前職でこの分野やってたのでCAT端末で回線テストとかしたろかなとも思いましたが思い留まった次第です

一言でいうと高知のイメージにそぐわない山の中 なんですけど、何とここにもインバウンド。コテージは3棟ありまして、私たちは真ん中でしたが右はYOUを案内する日本男性とYOU男性。左はYOUご一家(6名位?)。レストランサービスでは英語の案内に苦労されていました。まあね、ここまで来るとは思いませんわな。どうやって知ったのでしょうね。

この宿からすぐ上流が中津渓谷。20分程度歩くと雨竜の滝があります。パンフではブルーの水束が幾つもしなやかに流れ落ちる美しい滝ですが、今回は雨後のド迫力。ドドーっと、まさに滝のように落ちておりました。渓谷そのものもきれいで、様々な色の岩があります。水も透明なグリーン。雨後のせいで枝やら葉っぱやらも流れてちょっと写真にならん点もありましたが。
仁淀エメラルドグリーン!
中津渓谷・雨竜の滝 のド迫力

日曜日には少し下流で屋形船クルーズ。1時間弱を屋形船で航行します。何がある訳ではないですが、水面から見る風景は、カヤックと同じなので(やや吃水高いけど)涼しげできれいです。船頭さんは水が濁ってると仰ってましたが、底まで見えることもあり、一般的には清流でした。そのまま高知市中心部へ走って、カミさんが食べたい言ってた「チャンバラ貝」を食べて(私はこういうのちょっと苦手)はりまや橋を見て、高知ICから高速に乗り、帰路は高松自動車道・瀬戸大橋・山陽道経由で帰ってきました。

屋形船・清流を行く

高知特産?チャンバラ貝 身の黒い所が刀だそうで
が、その高知ICに向かう途上、渋滞で停車し行先標識を見上げたら、右折と左折のそれぞれの標識の曲がり角に'K'とあります。ほよ?何のK?コウチのK?そんなお茶目な訳ないわな。車列が進み、交差点信号で停車すると看板の交差点真ん中に'K'。もしやキケンのK?交差点中央に落とし穴でもあるのか?さっぱり判りません。そのまま信号は青になり、謎のK交差点にかかると、信号の横に'K'だけの標識が。え、これのこと?交差点名がKなのか。容疑者じゃないんだから、ちゃんと地名で言ってあげてよって気もしますが、きっと高知では交差点にABC・・・と略号?がついているに違いない。仁淀川にまでYOUが現れるご時世、レンタカーに乗るYOU対策?とこじつけて帰ってきました。
まず、これが現れ
次にこれ。肝腎の交差点信号の標識は走ってて撮れず
改めて県庁のサイトを見ると、これは”ココ!マーク”という交差点の略号らしく、やっぱ判り易いためと書いてあります。駅名のA01とか言うのと同じだって。但しABCの順番でなく、同じアルファベットの交差点もあるそうで何のこっちゃ。少なくともその交差点がこのアルファベットと解っていないと私のように妙な勘繰りをしてしまいます。だって、アイ(I)は出会いの交差点・・・なんて広まろうものなら、

余計に渋滞するやろ。

与島PAより。瀬戸内の午後です

2017年5月5日金曜日

西の海沿いを走る

ひむがしの山々の次は正反対の西の海。と言ってもウチから西に行くと当たる大阪湾。カモメターミナルが消滅した今、南港に行く理由が失せたので少し外して堺浜。皆さんの練習場ですが私には行楽地。
神戸方面まですっきり見えました
昨年初めて訪れた時には丁度ロックフェスやってて賑やかでした。今年は会社宛に招待状来てたので知ってましたが来週末ですよ。結構地元の岡崎体育君も出ます。ってかPerfumeも来るんだねえ、すご。

で、大和川沿いに走って南下するだけの単純コースなんで間違うこともなく、堺浜の西端のフェンス脇でパン齧ってたら、色んな人来ます。まずは広大な公園&BBQ広場で待ち合わせに失敗している子連れご夫婦。ダンナが携帯で喋りながらウロウロするので状況丸判り。盛んに自分の今いる場所を説明するのですが、何しろ海と芝生しかない地点。

「横が海やあ」…この公園は二辺が海に接してまっせ
「緑のテントぉ?」…付近のBBQ広場には無数のテントがあり、それで解れって方がムリ。ダンナに同情
「貨物船が見えるわあ。黒と赤の奴!」…よくある色の船です。公園内の大抵の所から見えます
「煙突?あるある、見えるでぇ」…だってさ、隣は堺臨海工業地帯。無数に見えるけど。
「こっちはテトラポット並んでるでぇ」…そっちも並んでるそうで解決にならず。ま、そうやろ

どーなったんだろーか?

次に現れた年配ご夫婦はどうしてもフェンスの外の剥き出しのコンクリート護岸に行きたいらしく結構複雑な多重フェンスをどうやって躱すか話し合い。多分設置者が複数で迷路みたいなんですね。でもな、外で万一足が滑って落ちても誰も行けませんで、と思っていたのですが、結局低い部分を乗り越えるという荒業で行っちゃいました。大人なんやから…。
こんな船が往来。デッキの真ん中が低いですね
テント・BBQ・ワンコの三点セット大集合の堺浜、結構まったりできます。本日走行101.2km。GWはこれで290km走ってまして、ずっと足痛いよ。学生の頃、陸上部時代を思い出します。痛くなくなったら3日分遅れてるって本当だったのだろうか。今も謎です。
思ったより水きれい
が、港内になると水は赤茶色
本日好天過ぎて日焼け対策不足でした。長Tも腕まくりを予想して日焼け止めを塗って行ったにも拘らず、塗ってないとこまで捲り上げ赤くなっとる。こうやって腕がボーダー柄に日焼けし、シマシマオトコが出来上がるのです。

いや、焼きあがるのです。   見たくね。



2017年5月4日木曜日

ひむがしの山々を走る

カレンダー通りにGWが休みになっていきなり出走。大和青垣と呼ばれる県東部の山々の間のルートを走行しました。ならクルルートで言うT4(TOJルート)からT1(大和青垣ルート)乗継です。

本来、坂嫌いなので山々を走ろうという気は起きないです。それにこのルートは車で何回も走っており、もの凄いパノラマが望めるとか、神秘の湖が現れるとか全くなくて、ひたすら山と田畑と山村、時折何かの事業所ってのが判ってるから尚更気が進まんのですけど気候もいいことだし、毛虫ブラブラタイムの前にしか走れないしと出発。
早速休憩の岩井川ダムより
ルートは奈良市街地から、そうそう、思い出した。三条通の「境界の彼方」の聖地・カフェPINOCCHIOが消えていました!妖夢の仕業か? はたまた常連だった名瀬家の画策か?更地になっていたので気になって調べてみると行政のヨウセイによる移転だそうで、妖精? さすがに「妖夢」とは言えなんだか…。

T4ルートに入り、まずはだらだら坂を上ってゆきます。いい加減嫌になります。特にドライブウェイ入口から東の直線は先が見えるだけに辛い。岩井川ダムで一休みして、今度はヘアピンカーブを上ります。何回か走っているので焦らずジワジワ登って一気に下る。今日はヘリポートには寄らずそのまま直進。次の関門は水間トンネルへの上り。初めて走るので覚悟して臨みましたが、そう大変でなく行けてしまった。しんどいと言う感覚がバカになってるのかな。
水間トンネル(850m) 結構明るく走り易いっす
水間トンネルは左側歩道を走行。若干砂は乗ってますが走り易いです。出た後の下りの方が大変。指がブレーキの形で膠着するかと思いましたよ。水間町の信号三叉路でT1ルートへ右折。田圃の中の長閑な道を上ったり下ったり繰り返しながら走ります。外気温は16℃と表示。同じ奈良市なのに5℃以上違いますね。そのうち名阪国道針ICに到着。併設の道の駅(針テラス)で休憩。ごった返していました。自動2輪なんか見渡す限りって台数。今日のT1T4ルートで出会ったロードバイクは数台でしたが、自動2輪はその10倍位走ってた。ブーム?

針テラス(道の駅)は大混雑
榛原への急降下 下界が見えます
針から榛原までも長閑な田園風景の中を走ります。が、最後榛原への急降下では再び指が固まる。路面も不安定なので、この速度で滑ったりすると「死」に直結しますからね。榛原駅からは南に回って県道198で桜井へ向かいます。途中で、いつも通ってたR166に合流。女寄トンネルの西口付近ですね。ここからも急降下。今までどんだけ登っててんと思いますよ。道路はR165に合流するので、またまた久し振りにCAFE 4'seasonに立ち寄って(ケーキセット♪)から中央CRで帰宅。本日走行92km。今日でGENNIX-R2「たんちょう」のオドは1万キロを突破しました。2年9ヶ月かかりました。月300kmってとこで、ホリデイチャリダーとしてはそんなものかと。
R166桜井への急降下 下界は明日香付近
T1ルート、悪くないんですけどねえ、道路端の路面はもうちょっときれいにならんものかな。細かく罅割れボコボコが多くて振動が半端なく、

あー しんど。 (失礼…)