2024年1月27日土曜日

自転車道に画鋲(押しピン)

 9月の朝練以来の御所へ。1月は2回目ライドでかつ最終ライド。で、本日からのニューアイテムはシューズカバー。フルカバーから前半分はめ込み型に変更。以前のは底が千切れそうになってたもんで。お陰様でペダリングには良いです。が、歩き回るとやはり外れて来る(仕方ないです)。寒さは大丈夫ですよ。雨天には通用しないですが。

JR御所駅
シューズ半カバー

朝イチは寒かったので長T&5℃対応ジャージの真冬セットにウィンドブレーカー。富雄川沿いを南下して、第2浄化センターで休憩。ここでウィンドブレーカーは収納。金剛葛城自転車道を南下し、10時半に御所到着。いつもの葛城山バックで写真撮ろうと思ったら、葛城公園の業者さんが軽トラを停めていてムリ。仕方なくJR御所駅から「ごせ町センター」へ。隣に銭湯があって時々町おこし記事で見かけます。「ごせ町センター」のトイレは1ブースしかありませんが、大変きれいでした。皆さん、綺麗に使いましょう。

ごせ町センター(向かって右隣が銭湯)

お向かいのドアに今年の干支があったので激写

今日はここからR309まで南下し東進。すぐに京奈和自動車道の御所南ICがあって、ICの上り線進入路に囲まれるように道の駅「御所の郷」があります。因みに下り線の退出路脇には、古墳時代の祭祀集落跡である「秋津・中西遺跡」がありまして、古代ヤマトを彷彿させます。

道の駅 御所の郷

初めて訪れる道の駅。綺麗です。情報センターもトイレも売場も。野菜やお土産売場は閑散。一通り見まわると、おっと御所の特産品「片上醤油」のコーナーが。ここのオーナーと言うか生産者の片上氏は知人なんですね。東京で同じ下宿屋に下宿していました。お祖父ちゃんの伝統工法と農業大学で得た知識をmixして頑張っているようです。瓶入りなんで今日は買いませんでしたが。セルフコーヒーとフードトラックのメロンパンで休憩。メロンパンは焼きたてサクサク。焼きたては堅牢じゃないんですね。ふにゃっと柔らかかったです。

地醤油コーナー

焼きたてメロンパン

ここからは反転し、京奈和道高架下を走って橿原神宮方面へ。途中にある新沢千塚古墳群に立ち寄り。いつも横目で眺めてるだけでしたが、名前の通り、大昔の霊園ですね。小山がポコポコあってぜーんぶ古墳。ナンバリングされていましたが600あるそうです。やれやれ。橿原神宮外苑を走っていたら前方にお爺ちゃんが古ぼけた(失礼)ママチャリ脇にしゃがみ込み、周囲に小さな人だかり。どうやら自転車が動かないらしく、しきりに後輪を手で回そうとしています。役に立てるかなと真横に停車した途端、人だかりの一人のお嬢が「あれー、挟まってる!」。見ると前輪のフォークとリム&スポークに大きな手袋らしきが挟まってビクともしない。「これだよー!」観光客らしきお嬢さんの発見で解決したようで、私はそのまま立ち去りました。まあ良かった。

見える小山が全部古墳

そのまま飛鳥川沿いを走って(一部工事迂回が続いています)、大和郡山市に入り、慈光院(枯山水庭園と茶室が有名)脇の奈良自転車道を走っていたら突如、カラカラ音。トラブルは音からです。停止して発生源の前輪を眺めると、え?

タイヤに画鋲が刺さってる!

透明プラスティック笠の事務用画鋲。これ抜いたら確実にパンクやな、けど、このまま走る訳にはゆかない。思い切って抜くと「プシューー」と予想通りの情けない音。走行中パンクは何年ぶり。自転車道脇の草むらでチューブ交換。前輪だからまだ良かったかなーとか慰めながら、チューブ交換自体は珍しくチャッチャと進み10分程度で完成。さて空気・・・。とミニモーフでシュコシュコするもちっとも空気が入らない。え? 久しぶり過ぎて、俺、何か忘れてる?いや、空気入れるだけなんだからこれでいいよね。ブツブツやってるとお散歩中らしきご近所のおば様が「故障ですか?」と覗きに来られました。

「いや、パンクなんです。画鋲刺さって」

「どこまで帰らはんの?」

「〇〇です」

「まだまだありますやん。何か道具持って来ましょか?」

「いえ、多分こういうタイプの自転車は普通の道具では難しくて」

「ほんなら飲み物とか」

めっちゃ親切。空気入れらんないだけなので恐縮この上ない。

「いや、あの、大丈夫です。有難うございます」

「そうですか。気を帰って下さいね」

と散会して頂きました。どちら様か存じませんが、有難うございました。日本人ってやはり親切ですね。

結局ポンプの注入口を片手でぐっと押さえて入れると空気が入って行き、ポンプの反発で押すのが面倒なくらいで打ち止め。指で押した感覚では60psi位でしょうか。出発しようとすると今度はチェーン落ち。やれやれ・・・と手で戻し緩々と出発。残り10kmはママチャリ並みの速度。段差・割れ目はなるべく回避し、越える時は超減速。一時は「このチューブってバルブ不良?」と自転車抱えて歩く覚悟をしましたが、何とか漕いで帰れました。本日走行75.5km。

ご近所にも道の駅建築中

しかし自転車道に画鋲(押しピン)ってなに?掲示板がある訳でもなくどう言うシチュエーションだったのだ・・・。現場の少し南には小泉城なる陣屋があったそうで(初代城主は片桐貞隆:片桐且元の弟)生き延びた現代忍者がマキビシ代わりに撒いたんかい。

ええ? ニンジャピン? そんなのあるの?  (注:画鋲の一種で本当にあるそうです)






2024年1月22日月曜日

魔除けも下取りに出してしまった

 週末2日とも午前中からしっかり雨で出走する気にならず。

和束・五の瀬付近

日曜日の午後になってようやく曇空になったので、明日のお昼用のパンをベーカリーに買いに行くために「よたか」号に跨りましたら、気がつけば和束におりました。MT125に早く慣れないと、の気持ちもあって隙あらば乗ることにしている、と言うのが表向きの言い訳ですが、楽しい!が本音。

ベーカリーは行きましたよ。シートバックを装着したので買物OK。で、そのままR24を走って近くの公園で写真でも撮ろうと思ったのが、ここまで来たら和束のローソンまで行っちゃおう・・・と方針変更し、府道を走っていたらローソンを通り過ぎて湯船の手前まで来ておりました。

加茂町・木津川べり

やはりZ125proより速度は10km/hほど上がってしまいます。国道でもほぼ流れに追従出来ます。和束の府道は路面が濡れ、枝葉が飛び散っていたので50km/h程でのんびり?走りました。リーンかけ過ぎて転んだら元も子もないから・・・、で、思い出したのです。ガーディアンベル、Z125から外すの忘れてたー!

Z125に付けてたガーディアンベル

ガーディアンベルって自動二輪にぶら下げる魔除けのベルですね。ハーレー乗りから発祥したそうで、私も縁起を担いでシート下にぶら下げておりました。結構高かったんだけどね。次のオーナーさんにご加護があらんことを祈ります。

2時間余の外出でしたが70km余を走っています。

ファスナーが勝手に開くコミネのライディングジャケット対策としていいもの見つけました。ワイシャツ用のクリップ付アームバンド。ワイシャツの袖が長い場合に、二の腕の所をたくして停める両側にクリップのついた数センチのゴムバンドです。

これでジャケットの一番下(ファスナーの両側)を留めると、ファスナーが外れでもバカっと開くことはありません。見た目は変(それ、なにしてんすか?みたいな)ですけど、パッと見は見えません。。

アームバンド(楽天ショッピングサイトより)

と言う訳で、MT125とは少しずつお近づきになっています・・・中学生カップルみたい。

MT125のお顔は鬼瓦みたい

2024年1月14日日曜日

ピアノはKAWAI、バイクはYAMAHAに

 3年前にピアノをヤマハからカワイに変えましたが、今度は自動2輪をカワサキからヤマハに乗換えました。

YAMAHA MT125 

以前から悩んでいて、ホンダのCB125Rを近所で調達と目論んでいましたが、依然として納期見当つかずで、そんな時にカワサキから小型MT免許で乗れるZ125のEVが発表。小躍りしましたが航続距離はフル充電で53km。えー、自転車の試運転距離やん・・・。しかも価格は100万円超。東京都のように補助金の厚い自治体なら実質60万円台で買えるかもとのことでしたが、地方都市奈良市はその手の補助は皆無だそうで、早々に諦めがつきました。

で、その間にヤマハが125シリーズを怒涛の如く発売。その中でネイキッドのMT125が特に悪くはない。カワサキには申し訳ないながらヤマハに宗旨変え。12月に予約しまして本日納車でした。お洒落と評判のヤマハです。カラーは3種類。カワセミ号みたいな浅葱色とグレイのツートン、シックな紺青、そしてダークグレイでどれでもOKでしたが、ダークグレイを選択。ほぼ黒ですと言われましたが、ヤマハの音叉マークが一番映えるのがこの色と思ったのです。座席高が810mmでしたので、ダウンリンク入れて下げました。計算上は792mmで、Z125Proより12mm上がりますが、何とか両足がつく高さ。

左サイド

その他、Z125Pro:カワセミ号と大きく違うのはミッション。6速なんですね。2速も増える!それからエンジンが水冷。回転計もデジタル(これは残念)。そしてABS付(これも乗換の大きな理由です)。あと、複雑なお顔周りでは、パッシングスイッチがある(道を譲るため?)のとポジショニングランプがありました(以前は要らなかった?)。

本日午前に簡単に説明受けて早速乗車。フルサイズバイクは実質初めてで緊張です。スターターボタンが無く、キルスイッチが兼用はびっくり。リアブレーキが弱い気がしましたが、滑らない安心感で強く踏めます。

右サイド

ハンドル周り(反射でメーター見づらいです)

まず給油して、そのまま宇治川ラインへ向かいます。振動がZ125とは桁違いで楽ちん。Z125は60km/hになるとマッサージ器みたいになって速度上げるのを躊躇いましたが、MT125は気がつけばオーバーしてる(危ないよ・・・)。6速なんか使いますかね、とか嘯いていたのに使うこと使うこと。幹線道路はほぼ5速と6速で走っていました。Z125ほどの小回りは効かないものの、カーブも気持ちよくリーンかけられて快適。喜撰山発電所で折り返し、R307の峠の茶屋でお茶を購入。

実はこれが主目的で、ここで出して頂くお茶の美味しさは感激もので、スーパーで少々お高いお茶買っても太刀打ち出来ない。やはり宇治茶の本場で玉露だー と言うことで雁が音をお買い求め。雁が音って茎のお茶なんですね。茎は茶葉より甘いとか。それであの甘い味が出るのです。因みに蒸らす必要はなく、お湯の温度も80℃でもOKとの事でした。

この峠の茶屋は何回か来たことありますが、今日は超忙しい。次々に年配者から子どもまでがあの狭いお店にやって来るのです。話から推測すると旧車(四輪)のリストアとかもされているようでした。道理で駐車場にはいろんな車が来るわけだ。

R307から府道22BPに出て、3時間弱のツーリングは終了。初日に70km余走ってしまった。今のバイクは慣らしは要らないそうですが、急加速は控えおろうとの事でした。

因みにMT125は『よたか』号と命名。2輪車は代々鳥の名前が多いのでダークグレイの鳥って何やろと探しましたが、ドバトとかカラスとかヒヨドリとかイマイチなんですね。ヨタカはグレイと言うかブラウンと言うか要は褐色で純グレイではなく、しかも宮沢賢治の小説『よだかの星』の通り、イケメンではない鳥として有名ですが、MT125の複雑な顔つきから、まあええやろと採用。『夜鷹』には俗な他の意味もあったりだけど、語呂が良かったのと、『よだかの星』作中で、カワセミの兄になっていたので、Z125Proのカワセミ号の跡継ぎとして適役となりました。私の年齢からしても恐らく最後のバイクになるでしょうね。最後に燃え尽きて星になる気はないけど、似た感じです。因みに『よたか』号のイメージデザインは文末の通りです。ステッカーにして貼るかどうかは考え中。(鳥の部分はNET素材を拝借しています)

帰宅後、シートバッグをタンデムシートに取り付け、買物仕様になりました。

シートバック付けました

本日のツーリング中気温は5℃~10℃。ユニクロのフリース長Tの上に野球用防風アンダーシャツを重ね、更にウルトラライトダウンベストを着た上にコミネのウィンターライディングジャケット。首に薄手のネックウォーマ。下半身は、超ヒートテックインナーに暖パンジーンズ。初乗りで不安だったのでインナーに脚用プロテクタも嵌めました。概ねこの服装で大丈夫でしたが、コミネのジャケットはファスナーが勝手に開いて来るのが玉に瑕で、最初のうちは半分オープンしながら走っておりました(寒)。何とかならんですかね。

以上、よたか号デビューのお話でした。

2024年1月6日土曜日

本年初走行の嵐山は大腿四頭筋が死んだ

 🐉 2024年 明けましておめでとうございます 🎍

と言いましたが全然めでたくない出来事が連続し、どんな顔で挨拶すれば・・・と悩ましい新春でした。能登半島地震の犠牲になられた方々のご冥福をお祈りするとともに、怪我や被災された方々が一刻も早く普通の生活に戻れるよう祈るばかりです。

ほどほどの混みよう、本日の渡月橋

本年初サイクリングは恒例の嵐山初詣。車折神社ですね。出発時の出発地気温は5℃位と思われますが、底冷えもなく風も弱かったので長Tと5℃対応ジャージにネックウォーマーで十分でした。足元はシューズカバーを被せましたが、これがちょっと問題あり(後述)。上桂(かみかつら)付近から、若いお嬢さんランナーがたくさん走っていて、ひょっとして今週末の女子駅伝の選手だったりして・・・と妄想も走りました。車折神社には11時過ぎ到着。お正月らしく駐車場も満車。参拝も並びました。

こんな風に駐輪しています

少し前に参拝していた四人家族。二礼二拍手は綺麗に合っていたのに、お父さんのお祈りが矢鱈長く(気持ちは判る・・・、一杯あるんです、願い事)、小さな子どもが呆れて父親を見上げ、お母さんも場を持たすのが大変そうでした(笑)。芸能神社も参拝した後、嵐電の踏切を渡って昭和通り(実際昭和っぽい)を西進し、JR嵐山駅へ。前回カミさんと来た時に、JR駅の南側に昔のSL(大抵は昔のだ)が並んで展示してある場所を発見し、今回見に行こうと思ったのですが、休館? お正月は稼ぎ時と思っていたのが、帰宅後調べたら、トロッコ列車の駅と一体化しているので、トロッコ列車の冬季休業(2末まで)に合わせて一帯はみんな休みとのこと。中でラーメン食べようと思っていたのがあっさり挫折。

芸能神社 at 車折神社

でっかいジオラマも冬眠中でした

仕方なく、メインストリート(長辻通り)を南下。一方通行扱いで、そこそこ観光客で溢れていましたが、正直、思ったほどじゃなかった。で、一か八か「賞味期限1分」の鯛焼きの店に行ってみると、誰も並んでいない・・・。いろんなショップの複合ビル?で、人は結構いるんだけど、なんで? ま、ラッキーと美味しく頂きました。それほど寒くないので屋外毛氈敷の縁台?も空いておりまして、すんなり行きました。満足して渡月橋を渡り、阪急嵐山駅側から桂川CR方面に出て復路へ。

今日は上手に食べれた 餡バター鯛焼き

お店にも列がない・・・

風は向風。天気予報の風速は大したことないのだけど、川べりの体感はそれ以上。早々に飛ばすの諦めて、向風を感じない20km/h程度でのんびり巡航。が、段々と大腿四頭筋の真ん中の下の方が痛くなってきました。なんでやろ・・・で思いついたのは本日から装着したシューズカバー。これってビンディング部分を除く前後で足裏をカバーしていて、フラットペダルの私は丁度この裏地?がないビンディング部分がペダルにスポッと入る感じになります。要は足裏の真ん中でずっとペダルを押す形。最近、特に坂道では腰を引いて踵部分でペダルを前に押し出すようにしていました。こうすると大腿裏側の筋肉を使うので持久力があるのですね。それが今日は意識から飛んでた・・・。以前、CTJの嶋村さんが「ペダリングって前に出すだけやねんけどなぁ」と仰ってたのですが、そう言うことなのですね。大腿前側の筋肉は持ちが悪い。ペダルを押さえるように回すとこればっか使っちゃうのですぐに疲れる。次回から意識したいと思います。

痛みは暫くアンメルツで誤魔化したけど、最終アプローチの400m坂で両足大腿前側筋肉がもっこり攣ってしばし停止。足が言うこと聞かないままヨロヨロ走行で帰宅。本日走行111.6km。足がまじでイタいツーリングでした。

さて、地震については何も言えません。JAL機海保機の事故については、いろんなこと言われていますが、基本、管制塔との会話は英語なので日本語訳で評論すること自体がニュアンス判らんのではないかと違和感。しかし前回ブログで掲出した飛行機モデルがA350-900だったって小さな罪悪感。フライトとしては「到着」とFlightradar24は申しておりましたが。

JAL516 到着済み なんだけど…

辰年は動乱の年とか申しますが、龍は元々大人しいと「葬送のフリーレン」でも言ってたような。逆鱗(逆さに生えたウロコ)に触れぬ限りは。  人が悲しむ動乱は御免です。

(ᴗ͈ˬᴗ͈) 本年もよろしくお願い致します。 祈・平和 🕊