2013年3月31日日曜日

PEACH初搭乗

昨日は次女の社宅?寮?を視察にピーチで福岡日帰りです。(ブログってほんまに日記やね)

良い天気でしたね。絶好のサイクリング日和でしたが、そうも言っていられないので福岡へ飛びました。初めてのピーチ。初めての関空第2ターミナル。車を第2ターミナル前の駐車場に置いてチェックイン。CI機にバーコード翳して簡単な入力をすればレシート(搭乗券)がサーマルプリンタからジャーと出てきます。ジェットスターではバーコード読み取りに苦労する事が多いのですが、ピーチは至ってスムーズでした。

荷物検査を終えて搭乗待合に入ると、何でしょう、工場の社員食堂に付属した休憩所みたいな感じ。広い売店もあって、市松模様を模したような庭も望め、いろんな形のロビースツールがたくさん置いてあって、安く仕上げた割にはなかなか良く出来ています。飛行機に乗るのが目的なので、待合だけが立派でも仕方ないですからね。
搭乗は窓際の人からです。エアバスA320は3列シート*2なので「窓側」「真中」「通話側」の3段階で呼ばれて乗ります。が、本日は「窓側」と「その他」の2パターンだったので、乗ってからややこしかったです。私は真中だったのですが通路側の人が既に座っており、シートピッチの狭さから前は通れません。やむを得ず、一度立って頂きました。First-in Last-out、いわゆるスタック構造です。

リクライニングなんてもっての外、みたいに硬直して座っている事1時間。快適なフライトで福岡空港に着陸。と言っても私は兵庫県から山口県までずっと寝てましたので詳しい事は判りません。ワープしたようなものです。数年ぶりの福岡。ピーチ機は古い第1ターミナルの近くに停まり、階段下りて、地上を歩いて、階段上ってターミナルに入ります。結構歩きましたね。かつて出張で福岡には度々来ていたのですが、到着口の目の前に地下鉄ヘのエスカレータがあって、日本一便利な空港と思っていました。今日までは。

次女の社宅ワンルームを視察後、これまた数年ぶり以上?のキャナルシティで買物。次女の生活環境を整えるために行ったので、普通の買物ツアーです。キャナルも幾度と無く訪れていますが、店も増えていて覚えているのは一部だけでした。スポーツ専門店ゼビオ(XEBIO)にはルイガノの自転車が多数揃っており新鮮。ついにスポーツ専門店にもスポーツバイクが入ったか・・・と感慨深いものがありました。因みにゼビオでは整備もやってくれるそうです。奈良のゼビオにもあるっけな?

他はZARAだのH&Mだので長々と待ちぼうけ。世の中の娘を持つお父さんが、家族で買物に行くと必ず経験するヒマな時間です。なんだかんだで時間はすぐに過ぎ、博多駅内で夕食を食べて、再度ピーチ最終便で帰ってきました。帰りの便は場所こそ同じターミナルですがボーディングブリッジで案内されました。福岡空港の21時前後はラッシュで次々に離発着があります。この便の搭乗は3段階でした。シートが行きと違ってヘッドレストが若干前に傾いており、首が痛かった!

ピーチのフライトそのものは他と同じですが、やはり「詰め込まれ」感は拭えません。料金考えると仕方ないですけどね。CAのお嬢さんは何れも気立ての良さそうな子でしたが、慣れない飛行機客も多くて苦労していました。がんばれー。機内への荷物持込が多く「一人一つまで」は有名無実に見えました。ピーチは預ける荷物が少ないので結構ターンテーブルには早く出てくる気がします。手荷物料金がワンコイン位ならもう少し「手荷物戦争」は緩和されるかも。
今回は機内で殆ど寝ていたため、ピーチカフェ?は頼んでいません。メニューは予想以上にあるみたいですが、あの狭さの中で味噌汁付きお弁当を食べるのは少し勇気が要ります。それに関西弁の機内放送と聞いていましたが「普通」でした。最後のアナウンスの「おおきに」だけ。ちょっと拍子抜け。「オチ」ないやん・・・。

福岡日帰り往復は出張では普通の事でしたが、今回は帰りの便が遅いため自宅到着は午前零時。関空駐車料金は2500円で、高速代と併せると往復7500円。ピーチの料金は今回窓側含む隣席座席指定とコンビニ払い手数料(そんなのあるんや・・・)含んで一人片道8950円。よって合計一人片道10,825円。安いですね。助かりますね。これなら、また乗ろうと思っちゃいます。

しかし、沖縄出張の時に、時々米軍海兵隊員と思しき人が隣に座ると物凄い圧迫感。本人も気にして小さくなって?ペーパーバック読んだりしていましたが、ピーチ絶対ムリ。USマリーンならずとも国際線は辛いなあ。通離側以外はトイレ行けないもんね。

ピーチエア 限界超えるとピンチエア 

福岡空港。小さい飛行機集合!
ピーチ搭乗。ここどこ?って感じ


2013年3月24日日曜日

砲兵 バードウォッチ

久し振りに「くろんど池」経由で枚方・長尾からR1バイパスを走りました。

ヒルクライム初級練習コースの「くろんど池」への坂道は、枚方へR168で走るようになってから、とんとご無沙汰していましたが、久し振りにゼイゼイと登坂しました。と言っても標高253mなんで知れてますけど、そこからは枚方・氷室地区へのダウンヒルコースで爽快です。ところが、現在腱鞘炎中の右手中指を酷使もするので今はなかなか痛いコースでもあります。氷室からはR307を枚方市街へ向けて走ります。途中に「杉1丁目」という変形4差路(5差路かな?)があって、これまで右折していたのですが、信号待ち時間が長いので、本日は流れるままに直進、第2京阪道&R1バイパスとの交差点に出ました。信号を渡ってふと左を見ると「北河内サイクルライン」の看板見っけ。

「南河内サイクルライン」なら先日、大阪府警の厳重なる警戒の元に走りましたが、北河内サイクルラインってのもあるんだ!新発見!
しかし、この辺りって「河内」やったっけ?と言う疑問は置いといて、確かに京阪道沿いに自転車道らしき茶色の舗装があります。でも看板の行く先は、京阪道沿いではなく左折すなわち、私が直進して行くR307方向になっています。よっしゃ行ってみよーとR307をそのまま直進、すぐに右にラウンドしてゆく道路が見えます。自転車道らしき標識は見当たりません。うーん、このままR307沿いに自転車道があるとは思いにくいので(R307は枚方が終点ですからね)、ラウンドしてゆく立派な道に右折。何だか判らんうちに目の前にJR藤阪駅が現れました。結局北河内サイクルラインはどこに消えたのか?

藤阪駅がどこだかさっぱり判らないまま、きっと片町線(学研都市線)と推測し、線路沿いに北上を開始。このまま行くといつもの長尾駅を通る筈。走ること10分余。狭くて車とママチャリが走りまくっている道は長尾駅の前に到達し、予想的中。そのまま直進し、再度R1バイパスに出会い、左折してバイパス内を快走。時速40km出ましたね。相変わらず気持ちいい。ふと横を見ると自転車通行可能な広い歩道もあったのですが、気にせず快走。自転車通行可だったのかは未だに不明ですけど。

R1を上津屋で降りて、流れ橋SA四季彩館で休憩。まだスケルトンの流れ橋を横目に木津自転車道をで帰ってきました。自転車道を出て、山田川の大里公園で休憩しようとフェンスに「ゆきかぜ」を立てかけ道端に腰を下ろしたら、目の前の池の対岸に大砲が10門位整列。関空の展望台にも携帯型バズーカ砲みたいなカメラで旅客機を狙っている人が多数居ましたが、こっちはもっと凄い。遠目で見ても口径15センチ、砲身1m位のカメラでみんな砲台、ではなく三脚に鎮座し、砲手、ではなくカメラマンが付いています。

音を出すのも憚られる中、林の中から”チー”と鳥の声。砲身は一斉にその方向へ回転。

”チー” (てーーっ) カシャカシャカシャカシャカシャ・・・・・・ 全砲連射、いや連写。
”チッチー” (砲身回頭 てーーっ) カシャカシャカシャカシャカシャ・・・・・・ 全砲連射、いや連写。

斉射は幾度も繰り返され、じっと息を潜める私でありました。いやあ凄い。砲兵小隊や。ターゲットはきれいなコバルトブルーか瑠璃色の羽を持った鳥ですが、一瞬しか見えなかったので何だか判りません。カワセミかな、ルリビタキかな。 
てな具合で本日走行56.1km。ようやく3月は300kmを突破しました。

今日目撃したのは野鳥の会ではないですね。きっと野戦の会。バードウォー(ッチ)。


奈良の桜はまだこんな感じ
くろんど池への道は茶筅の里を通ります



2013年3月23日土曜日

スバル360(ミニカー)当たった!

朝から曇り空。だけでなく雨がピリっとフロンドガラスに当たる。今日って晴れじゃなかったっけ?と悔しがったりしません。だって先日次女の引越しに手伝いで付いて行ったカミさんの出迎えで、どのみちサイクリングは不可だったから。

と言う事で、初めて関西国際空港第2ターミナル(LCC専用)に行きました。ターミナルの真ん前に駐車場があると言う事で、そこまで車で乗り付けます。連絡橋から関空島に入って、いつもは駅と一体化したP1とかP2のパーキングに入りますが、本日はスルーして突き当たりを右折します。するとすぐに信号のある3差路になるので左折。一番左の青い車線(自転車道と似てる)をまっすぐ行くと再び右にカーブして海を渡り第2期の島へ到着。遠目には工場か倉庫のような第2ターミナルが見えます。駐車場は青空式でだだっ広い。本日は結構埋まっていました。ターミナルに入ってみると、やっぱり倉庫みたい。質素な造りですが必要十分とも言えます。

全てが1フロアで見通せるので判り易いです。国際線到着・出発・国内線出発・到着が並んでいます。簡素ですがショップやレストランもあって、何より明るい。今はピーチのみしか使っていないそうで、ピーチのCI機が並んでいました。外に出て見ると、大阪湾を行く船が良く見えます。小高い芝生広場?があって結構よい景色。第1ターミナルも遠望でき、花壇にはスイセンが咲き誇っていました。ピクニックにでも来れそうです。今日は少し涼しかったですが、なんとジョギングしている人まで居ました。(どこから来たんや?)

しばらく待ってるとピーチのエアバスA320が滑走路6Lに着陸。停止するまで見ていても、到着口での待ち受けに間に合います。到着口はターミナルの入口から向かって一番右。ペロンとしたドアが開いてお客さんが出てきますが、なんか倉庫内冷蔵庫からレタスが出荷されるみたいでした。カミさんは定刻到着し、ターミナル内の銀座ライオン(なっつかしー。学生時代、銀座で行きましたねえ)でお茶飲んで帰ってきました。銀座ライオンはセルフ式の軽食堂ですが、インテリアが秀逸。その名も”DEPARTURE”、ボーダレス時代に相応しいカジュアルな雰囲気でした。(出てくるものはフツーですけど)

買物して帰宅したら、もう陽は傾いています。自転車は諦め、レガシィのタイヤをスタッドレスからノーマルに交換。ついでに花粉や黄砂にまみれた車体を水洗してたら夜になり、R2のタイヤ交換は後日に。レガシィのノーマルタイヤも3万キロ走っているので、ボチボチ交換を考えなあかん時期です。パソコンは起動時に3回連続ブルーバックになるし、今年は物入りな年になりそう。こわ。

本日の第2ニュースは夜遅く、宅急便のお兄さんが持って来てくれました。先月だったかその前だったか忘れましたが、SUBARUの軽55周年とかいうイベントがディーラーでありまして、たまたまR2を持ち込んだ時だったので、思わずキャンペーンに申し込んだのですね。それが本当に当たっちゃいました、SUBARU360のミニカー。レモンイエローの可愛いミニチュアがケースに収まっています。有難う富士重工さん。B787のご難にめげず頑張って下さい。コレクション用精密スケールモデルとあるので、10円玉乗っけてウィリーなんて出来ませんが、玄関に飾るに相応しい出来栄えです。(カミさんと戦争になるのでやりませんけど)いやあ でも、当たる人が居ると言うのを実感しましたねー。

SUBARU360って、眺めてみれば味のある形ですねえ。このまんま、少し大きくしてリバイバルしたらどんなに売れるだろーかと思うのは私だけでしょうか。スバル1360とか。

テントウムシからセントウムシに成長。ポケモンか?キミは。

関空第2ターミナル
到着!ピーチ A320


見事当選でやってきたテントウムシ
よく出来てるねー。さすがメーカー








2013年3月20日水曜日

ヨクスベール

次女が就職のため福岡へ。関西空港まで車で送ってゆきました。

長女の時もそうでしたが、淋しい限りです。ポッカリ穴が開いたようになります。生まれてからのいろいろを一気に思い出します。
就職なので悪い話ではないのですが、親と言うのは変なものです。救いは福岡が都会であり比較的近いと言う事。勿論、奈良からの距離はありますが、長女が居た北海道の占冠村は一息では行けませんでしたから、飛行機,新幹線,車 どれでも可能な福岡は近く感じます。

関西空港では曇天の下、相変わらずカメラマンがたくさん。私も自慢の!デジカメで次女の乗るJetStar機+αを激写しました。タクシーウェイをチンタラ走る飛行機なら私の腕でもOKです。出発ラッシュだったので、KLMやFINNAIRのヨーロッパ行きやアジア国際線も次々離陸。時間帯によると思うのですが、韓国の飛行機の多い事。水色の大韓航空機は3機並んでましたね。尻尾のきれいなアシアナも出発到着が複数ありました。

そして第2滑走路(B滑走路)にも今日は次々着陸。着陸専用なのかな。LCCターミナルがあっちに行ったので、使い易くなったのかもしれません。そしてLCCと言うと、Peachのネーミング、大成功ですね。小さい子供でも覚え易く言い易い。エアーアジアエックスなんて舌噛みそうになりますし、ジェットスターやらスターフライヤーやらはどれがどれか判らなくなります。その点ピーチは判り易い。飛行機の色も可愛くきれいでピ-チって感じです。展望デッキでの親子の会話でもピーチの花盛りでした。1番手と2番手の差って大きいですな。ま、乗ったことないんだけどね。

ジェットスターGK0151便を見送った後はショップで機内食用?カレーを買って帰りました。他の売店では関西ならではの「総合感冒薬」 ではなくて「総合お菓子:ヨクスベール」「オモシロクナール」も売ってました。あちこちで紹介されているので詳細は省略しますが「ヨクスベール」の主成分は「ミンナワラワフェン」とか「コナイスベルノナーゼ」で、「オモシロクナール」の主成分は「ワライトマラフェン」やら「ミンナエガオナール」でっせ。うまい! 勿論、販売元はヨシモトです。

そして帰路の阪和道、またまた覆面クラウンのお出まし。2台捕まってました。今日の近畿道・阪和道は結構混雑していたのですが、何故か一斉にペースダウンする時があるのですね。どこかで覆面クラウンを検知したのでしょうけど、ペースカーが入ったサーキットみたいで、バスも軽トラも尖ったベンツもミニバンも整然と並んで走るので面白いです。本当に速度コントロールしたいのなら、こんな方法もあるんでしょうね。見方によってはこれを「渋滞」と呼ぶのですが。

そんな渋滞のときにイライラを抑える「コンデモナイシン」とかヨシモトさん、出してくれませんかね。主成分は「アクセルフマン」とか「オマワリ酸スキン」とかです。

いえ、飲んでませんよ ヨクスベール。

ヘルシンキ行き 飛びまっせ!って構えです
Peach! クマノミに見えるのは私だけ?


2013年3月17日日曜日

奈良公園ポタリング

今日は奈良公園へポタリング。

この所シューイチサイクリングが常になっていたのですが、本日はカミさん達が出掛けてしまい、ぽっかり時間が空いたのと、昨日よりも穏やかな風と光に誘われて、お昼前から奈良市街へ。行きは久振りの奈良自転車道北半分。平城宮跡から佐紀古墳群の合間を縫って、その昔「平城山:ならやま」と呼ばれていた小高い山?森?の中を走ると奈良阪の北に出ます。
「平城山」と言えば同名の古曲がありますね。子供の頃夜の10時頃?になると近所の配水塔(なかなか洒落た形だった)からこの曲のオルゴールメロディーが流れてきて物悲しい気持ちになったものです。曲は作詞者の悲恋と古代の悲恋を重ねて歌っていて、文語調の言葉と相まって和の格調高さを感じます。山崎ハコさんのYOUTUBEもありますので一度お聴き下さい。キリッとしますよ。同時に日本人のDNAを否応なく感じます。

古代の悲恋から抜け出して、そのまま東大寺へ。今日は各国のゲストで賑わっておりました。みんな違う言葉で喋ってる!日本語が聞こえて「あーよかった」と何故か安心。ボーダレスの中、境内を押し歩いて、そのまま新公会堂近くの広々した芝生で休憩。キックで進む2輪バイク?に乗っていた子供が転んで大泣きしていました。頭ぶつけたみたいで、両親は「今度からヘルメットしようね」と慰めていました。その通り! 2輪に乗るならヘルメット被りましょう。

その後、飛火野を抜けて高畑町へ。私は奈良ではこの高畑町付近が一番好きです。春日大社の南、高円山の麓に抱かれた閑静な住宅地ですが、新薬師寺等の古刹もあります。旧志賀直哉邸が有名ですが、この付近のお宅は土塀の旧家だけでなくハイカラな邸宅も多く、それ見てるだけでも楽しい散歩になります。合間合間に落ち着いたカフェもあったりして、私の奈良のお勧めポイントですね。今日は一人でサイクリングなのでどこにも寄らず淋しい限りでした。

途中、親子のシカに遭遇(ま、あっちこっちにたくさん居るけど)。カメラを向けると逆に小鹿に観察されてしまいました。

 何してんの? ねえ何してんの?
 ハイハイ、キミの写真撮ってるんだよ。
 シャシンってなーに? ねえシャシンってなーに?
 えー知らんの? そこら辺の人が四角い箱でパシャパシャやってるでしょ?

てな具合にアイコンタクトしていると、ママ鹿が「変なオッサンに構ってないで早くお出で!」と一喝し触れ合いは終了。
 
高畑からは荒池を回って「ならまち」に出てそのままR308経由で帰宅しました。腱鞘炎が痛い右手中指対策に、帰り道ショップでシフトワイヤーの調整してもらおうと思っていたのですが、何を考えていたのか、何も考えていなかったのか通り過ぎてしまい、引き返すのもバカバカしいのでそのまま帰ってしまいました。本日はお散歩距離で走行30.4km。

♪ 平城山の路に記憶おとしぬ ♪



旧 志賀直哉邸 入口
東大寺です


どこでも絵になる奈良公園
バンビ君

2013年3月16日土曜日

大和高田 縦断

本日は生駒から龍田川沿いを南下し、馬見丘陵から大和高田市を縦断しました。

天気予報は西南西の風 風力3。東西方向の移動を少なくと言うセコい考えで、まず生駒市北部からR168を南下。龍田川沿いのコースは時々走る道ですが、今日は「道の駅 平群」でトイレ休憩。そもそも道の駅に自転車で行くの初めてなんですが、トイレも完備でしょうし、ロードバイクも車両なんだからと強引に入りました。見渡す限り駐輪場は無し。仕方ないのでそこら辺の手すりに「ゆきかぜ」を結わえ付けてトイレ拝借。思ったほど広くは無く、また高速のSAみたいな「旅の期待感」も薄めでした。地元の野菜やら和菓子なんかを売っていましたが、中には「牡蠣」のBBQもあって、「ここはどこやねん」の香り充満。見たところ地元の人が野菜を買いに来てるのが一番多そうで、JAの形態変更 に見えなくもありません。トイレ借りてて偉そうに言うのもなんですが・・・。

馬見丘陵へは王寺町経由で西大和ニュータウンの中を走り抜けます。大規模住宅地の中の幹線道路ですが、舗装の粒が粗く、走り心地はいまいちです。そのまま竹取公園で休憩。本日も公園内の池では龍がお出迎え。意味は判りませんが「玉」を咥えているようです。公園は相変わらず親子連れで賑わっておりました。そのまま図書館の横を抜けて、真美が丘ニュータウンの中の幹線道路を南下するとR165に突き当たります。これを左折し近鉄築山駅の先で県道132号線に入ります。この道は大和高田市の中心を縦断する幹線ですが、ま、はっきり言って2車線の狭い道です。従って車は渋滞となり、道幅一杯に停まるので自転車も一緒に渋滞してしまいます。最悪。

県道132号は高田川に沿って桜並木が続きます。きっともうすぐ凄い人出と渋滞になるのでしょうね。しばらく走ると道は左にカーブしR165にぶつかって終了。「ゆきかぜ」は再びR165に入ります。ここらへんの風景は典型的な地方都市の中心部と郊外の中間地帯って感じで、派手なパチンコ・スロット店やレンタルDVDショップ、紳士服の量販店なんかが雑然と並んでいます。私が小学生の頃は、郷土史で「大和高田は工業のまち」と習ったような気がするのですが、今は面影ありません。

やがてR165はR24&R165の大和高田バイパスぶつかり左折、高架下を東進します。日が当たらないので少し肌寒い道路です。2kmもせず金剛葛城自転車道と合流となります。ここを左折し自転車道を北上し復路となります。が、その手前の交差点で信号待ちしていた時、ふと交差点名の看板見たら「出」。バイパスの出口の地名が「出」。やれやれ・・・。

復路は慣れた道なので想像通りに走れました。途中、風にたなびく鯉のぼりを見つけたので”カシャ”。気が早いのか、仕舞い忘れなのか、気象台の観測点なのかは不明。第2浄化センターで休憩し、コロコロ変わる風向きと格闘しながら帰って参りました。本日走行70.4km。
本日は渋滞と信号待ちの多さからシフト操作が多く、右手中指の腱鞘炎が痛いこと。せっかくテーピングでマシになってきたのになあ。

高田って市は全国に幾つもありますねえ。大和高田に関してはどちらかと言うと標高の低いところにあるのに(水害が発生するんですよ)なんで高田?もしや通販と関係が? 合併して意味の判らん市名にするのも考えものですが、全国にたくさんある市名については、他になかったんか・・・?とちょっとだけ思います。大和高田の南に隣接するのが「葛城市」「御所市」等カッコいいからなあ。

命名 ”本家高田市”  余計に揉めるか・・・。

真横になっております。しんどい筈や
本日の珍名No1 「出出口」イデデグチ!


2013年3月10日日曜日

続・TR-1ママチャリ化計画

寒冷前線って本当に寒冷なんですね。1時間で気温が6℃も下がったよ。

そんな天気ですから大人しくTR-1にリアキャリア付けていました。先週ネットで注文し、フロントキャリアの反省から、予め半組みしておいて本日装着。難しいものではありませんが、製品に入っている説明書・・・あれは解らんわ。そもそも英語表記ONLYで印刷も薄く、どれがどこだか解らない。AKI WORLDの動画も相変わらず寸足らず?で細かいところは見えません。と言うものの、フレームに接続する部分が明確なので何とかなります。

結果、ずいぶんゴテゴテしてしまった。そもそもリアフェンダーがシートステーにベルトのようなもので巻きつける形なので、シートステー周囲にいろんな棒?が交錯し美しくありません。まだ思案中ですが、リアキャリアが付いた事でフェンダーの代わりになると考え、外しても良いかも知れん。
ついでにtopeakサドルバックも入らなくなってしまった・・・。キャリアの前部分がどういう訳だか斜めに折れ上がっているのですね。意味が判らん上に邪魔です。サドルバックも柔軟な?代用品を付けましたが何だか苦しそう。大したもの入っていないし、そもそもママチャリ化するんだったら要るんかい?と言う事ですよね。今後撤去の方向で考えましょう。フロントに格好いいボストンバックでも付ければ万事解決です。しかしながらシルバー色は失敗でした。初めは白にするつもりだったのですが、みな売切れで妥協してしまったのです。黒の方が締まった気がする。あーあ。

と言う事で、まだ続くママチャリ化計画。次はフロントのカバン探し。センスが問われるなあ。え?ドリンクホルダー要るのかって? まあ、そうかもね。ついでに携帯ポンプやら米式バルブも要るんかいって話ですよね。まあいいじゃない。長女の婚約者もスペシャライズドのクロスバイク買ったって話なんで、一緒にツーリングも行くでしょ。なんて世話焼けるんだろ。父親ってバカみたいですね。

R2が車検で、代車でプレオ君が来ました。第3のD社製ではなく、4気筒エンジンの生粋スバルのプレオ君です。商用車なんでリアシートは折り畳みベンチですが、視界も良くてなかなか速い。ブォーンって吹け上がります。とっくに生産中止の割には街でも良く見掛けます。R2に較べ頭上に空間が広がりますが、サイドミラーはちょっとチープ。久し振りのコラムシフト。1週間のお付き合いです。ま、乗るのはカミさんだけど。

今日の雨で黄砂は洗浄された筈ですが、黄砂って最近の話ではなく古来の春霞も実は黄砂が入ってたって説もあるそうな。迷惑な話だわな・・・。

黄暴?

リアキャリア付いたけど・・・ すっきりせん!
R2の代打プレオ君



2013年3月9日土曜日

長谷寺巡礼サイクリング2

黄砂やら花粉やらに山霞む本日は、長谷寺巡礼サイクリング。

ほんっとに霞んでましたね。奈良は盆地で周囲が山なんですが、山がない!白く霞んで何にも見えん!と言う状態でいつものようにR308で奈良市街地へ。ただ本日は少し寄り道。横領町(なんちゅう名前や)の住宅地の中に「はにわ公園」という小さい公園があるとどこかのサイトで読み、丁度寄り道できる距離だったので探してみました。
本当に住宅地の中の分譲1区画が公園で、何でも6世紀に埴輪を焼いていた窯の跡地だそうです。出土した窯にそのままガラスの屋根を架けて保存されています。児童公園のパンダや象さんのように埴輪の馬が置いてあるのが面白いです。昔々、この辺りには土師氏が住んでいたそうですよ。今も周囲に「土師さん」は居たらすごいけど。

奈良市街ではバス通りを走って教育大学前を右折し、県道188号線を南下、途中からR169に合流し桜井市まで。途中で、先日見つけたトレイル青垣で休憩しましたが、梅の花がきれいに咲いていました。鶯の声も聞こえ長閑な春そのもの。桜井から中和幹線高架下を走り、R165に合流しそのまま長谷寺まで緩い坂を登ります。長谷寺前の数百mは門前町っぽくなっていますが、今日は人はまばら。でも狭い狭い参道?に対向で車が入るもんだから、今日も松本ナンバーと岐阜ナンバーがニッチもサッチも行かなくなっていました。結局店先に随分入り込んでミラー畳んで離合してましたけど、長谷寺に車でお越しの際は、とことんまで行かず、途中で左折するバイパスみたいな道を登って下さい。ちゃんと門前に着きますから。

離合見物した後は(だって自転車も進めませんから)、名物草もちを一つ頂きました。1個100円ですがお茶までご馳走に。しっかりもののお母さんと若夫婦がお店を仕切っていましたが、多分、息子さんと思われる優しそうな若旦那に「どこからですか」と聞かれたので「○×(私の住む地域名)です」と言うと、「○×からジテンシャ!」と仰け反ってお出ででした。自転車乗りからすると、大した距離ではないのですが、世間様にはまだまだ理解が難しいようです。若旦那もきっとあと10年すると貫禄が出そうなので「健康のための自転車」お勧めしておきました。
その後、長谷寺の仁王門まで行きました。いやあ、その先も見上げるばかりです。総本山とはよく言ったものですね。まさに「山」でありました。感想はそれだけ。巡礼の風上にも置けん。
そう、草もち。暖かくて美味しかったです。手頃な大きさ・値段・カロリー。坂を登ってずっと歩いて参拝した人たちへのエネルギー補給にいいものを編み出しましたねえ。昔の科学には恐れ入る事しばしです。

帰りは西風向かい風。口をあけて走ると何が飛び込んでくるか判ったもんじゃない様相なので、思わずマスクをしてしまいました。が、本日の最高気温23℃。ジャージやグローブを春用に切り換えたとは言え、口元暑い。眼も粉が入ってる感するし、鼻は出てくるし、花粉症初期症状みたいでした。帰路はR165を走り、途中で桜井市内の細い道に入って、アーケードを抜けたりしながら、橿原市内で大和中央自転車道に乗り帰ってきました。本日走行77.9km。

長谷寺周辺と言い、桜井市から橿原市にかけての旧道?と言い、昔の丸い郵便ポストが現役です。格子が美しい旧家とマッチしていて、出来ればずっとこのままがいいですね。(使い勝手無視ですが)

どうでもいいけど、松本ナンバーと岐阜ナンバーって上高地を挟んで相対してますねえ。それが奈良のお寺参道対向でバッティングって面白い。お互い「山向こうの奴め! `Д´」とか思ってたりするかも。まあでもそこは大らかに。長谷の観音様に叱られますよー。あかんのん!とか。

(*_ _)  黄砂の影響!が頭までキタ・・・


長谷寺仁王門
草もち 1つ100円也






2013年3月3日日曜日

南河内サイクルラインは府警規制中

本日は大阪南部の自転車道:南河内サイクルラインを走ってみました。

大阪・柏原市まで行かねば自転車道に乗れないので、まずは葛城自転車道で南下し、王寺町からR25の入ります。ところが今日は大和川の北岸を走っている時、ふと大和川にかかる「頼りなさそうな橋」を発見。自転車なら行けそうなので渡ってみました。欄干すらない「潜水橋」です。正式名称は「大城橋」。自転車道ほどの幅しかありません。名の通り、増水したら水の中。渡り終えて写真撮ってたら軽自動車が渡ってきてちょっとびっくり。初めては勇気のいる事です。

R25を走って柏原市に入り、自転車道入り口に。これまた歩道橋くらいの橋を渡れば南河内サイクルラインの本線です。石川と言う川沿いに河内長野まで延びています。路面は可も無く不可もなく。地理不案内なので先行する自転車に付いてゆきますが、河川公園の中を通るので、時々公園内の遊歩道?に入って慌てて戻ったりしていました。
西名阪自動車道の下を潜り、近鉄線の鉄橋下を潜り、機嫌よく走っていたら前方に警備員のおじさん発見。突っ込んでゆくとロープが張られ「通行止め」と書かれています。ふーん 期末なんで工事でもしてんのかな と脇の迂回路へ。迂回路は川沿いの一般道で、自転車道を見下ろす形で続きます。

所々に自転車道の入り口がありますが、悉く「通行止め」のロープ。しばらく行くと自転車道沿いに「大阪府警」のテント発見。それも4張はあります。用途が特殊と思われる青いテントもありました。一般道から自転車道への入口には「大阪府警」の黄色い規制テープが張り巡らされています。何じゃ? 事件? どう見ても「捜査」のための規制にしか見えませんでした。で、その先の自転車道には堂々、大阪府警のミニパト常駐。何が起こったのでしょうねえ。

興味津々ですが、じーっと見てるのも怪しいので、先を急ぎます。今どこらへんかさっぱり判りません。河川公園やグラウンドが続き、そろそろトイレ・・・と思ったら、見えました。自転車道のシンボル「石川サイクル橋」です。きれいな橋ですねえ。木津川の流れ橋もこんな風にならんのかいな。橋から石川を見下ろすと大きな鯉が見えました。大阪府下ですが、思ったより水はきれい。少し休んで、出発進行。川の反対岸に移って走っていると、遂に自転車道は一般道に上がり「川西大橋」に到着。そして私は道をlost。地図で川西大橋を渡って南下みたいな記憶があったのですが、ホームセンターのある立派な交差点に行き着いてしまい、判らなくなってしまいました。

トイレに行きたくなった事もあり、ここからUターン。河川敷のボックストイレを目指します。その後は来た道を引き返し、再度R25から法隆寺経由で帰宅しました。最後の数キロは北風との戦いで、結構しんどかったです。本日走行83.4km。

本日の「お初」3兄弟。
まず、サングラスを黄色のレンズにしてみました。これまで冬は薄いブラウン、それ以外は濃いブラウンだったのですが、イエローは路面が見易いとあったのでレンズ交換。曇りがちの本日には良かったと思います。冬はどうしても絶対光量が不足するので良いかも です。しかしながら、休憩で外した途端、周囲の色が急にグレーに見えてしまうのが愛嬌か。
次にドリンク。なんとイオンPBのスポーツドリンクが1本18円也だったので、思わず衝動買い。本日持参しましたが、正直どう違うか判りません。味はそれっぽく、K,Mg,Na配合なので文句はありませんけどね。
そしてWAX配合のチェーンオイル。帰宅後チェーンをじっくり見ましたが「判らん・・・」。シフトの感触やチェーンそのものに不具合は無く、次回もこれで行くことにしました。ただ、塗布しにくい。分離したドレッシングみたいなんで。

南河内自転車道は、最後まで行くと河内長野駅近くに到達するそうですが、リトライする気にはなりません。あと3,4kmって所なんですが、川西大橋からは一般道のようで、終点も街中の交差点だって。達成感が、いまいちや。
尤も、大阪府警の捜索が「CRを疾走していた砂かけ婆」とか「関西弁を喋る豹柄の河童」とかだったら行きたくなるけど。

うーむ、寛平ちゃんか・・・。(ごめん)
大和川の潜水橋(軽四でも怖いよね)
こっちはサイクル橋なのに立派!




本日の終点はここでしたー
大阪府警は厳戒態勢

 

ケミカルはマジカル

今朝は風に靡く洗濯物を見た途端に走行を諦め、犬の散歩に出掛けました。

右後足がNGだった我家のシェルティーも治療の甲斐あって歩けるようになりました。高価な注射だけあって効果も抜群。m(_ _;)m
せっかく買ったワンワンバギーをどうしたもんだか。これまでは散歩と言っても15分位に留めていましたが、今日は30分。暖かくなると痛みも取れるそうで、復調する筈です。散歩の傍らの桜の芽も弥生っぽくなっていました。

TR-1「すずらん号」にはリアキャリアもつける事にし、本日アルペンとCBAに探しに行きましたが、思うのに巡り合わず、本日ネット注文。併せて減っていたケミカル類も発注。ケミカルはフィニッシュラインのディグリーザー,汎用潤滑油メンテルーブ,フィニッシュラインのチェーン用潤滑油ドライテフロンルーブ。

チェーンオイルはこれまでこの赤いドライテフロンルーブを使用していたのですが、先日の整備から洗浄効果があると言うシルバーのワックスルーブに変更しています。買ってから半年くらいなので?中身が固まり、よーく振って出してもフレンチドレッシングみたいになってて、果たしてこれで良いのかどうかが判断できないため、取り敢えず、以前から使っていたものを追加注文。でもねえ、ドライテフロンルーブって、何故かチェーンが真っ黒になるんですよね。ドライなので埃など付き難くなると思っていたのですが不思議。

ワックスルーブにしてからはまだ走っていませんので、効果は判りませんが「すぐ取れる」という記述が随所に見られるためやや不安。特に走行中に雨に遭遇する確率の高い「ゆきかぜ」なんで、余計に心配です。ワックスルーブは汚れを友連れにして落ちるって書いてるしね。
シフトの感触はドライテフロンルーブでも悪くなかったです。以前悩んでいたシャリシャリ音が、マメにドライテフロンルーブをさすようになってから解消されました。週末ライダーとしては併用比較するほども使いませんし、1本買うとしばらくそのままなので何が良いのか判断難しい。フィニッシュラインの製品ばかり言っていますが、シマノのケミカルも結構良いとどこかで読んだ記憶があります。どうなんでしょうねえ。

次に汎用オイル。これまではエバーズのメタルケアをワイヤーやディレーラー稼動部等への注油に使用していました。特に不具合がある訳ではありませんが、あちこちで「これ1本」と書いてあるワコーズのメンテルーブを注文してみました。機能的に同等なのかどうかも判りませんけど、自転車に限らず使えそうです。

それとディグリーザー。清掃要領の悪い私には貴重なツールですが、フィニッシュラインのディグリーザーは一番強力だけど、ゴムや樹脂部分を脆くするとも言われます。製品広告には「ゴムや樹脂も大丈夫」となっているのでどっちが正しいのか判りませんが、少なくとも私はスプロケにシュワシュワかけて、きっとタイヤ等にも飛散していると思うのですが、別段不具合ありません。「たまたま」だったのでしょうか? アルペンでケミカル眺めていた時、スタッフの人が「ディグリーザーならこれがいいよ。ゴムも傷めない」と勧めてくれたのがあったのですが、名前、忘れました。日本製で割と地味なパッケージ、平凡な名前、価格は1500円程でした。でも、と言うことはやっぱりフィニッシュラインはゴムに厳しいのか・・・。

ケミカルは整備状況や走行条件によっても、結果が異なると思うので、正解を述べるのは難しいでしょうね。
そもそも私は理科系ですが、高校時代から化学が苦手で、ベンゼン環なんか見るだけで嫌になります。臨床実験なんぞ、やる気にもなりませんので、当面行き当たりばったりになりそうです。

当たればしめたもの・・・ ケミカル=化け学とはよく言ったものです。
当たらなければ・・・ コミカル なんていってる場合じゃないか。

ひこにゃんVSエルモ  一体何?
桜の芽も春の気配?