2024年4月29日月曜日

磐田市 ヤマハ企業博物館

 バタバタしてUpし忘れておりました。1週間前のものです。

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 ハマイチ翌日は、空自浜松広報館(博物館)と決まってましたが、流石に3回も行くと飽きて来る。そこで今回は磐田市のヤマハコミュニケーションプラザへ。

ヤマハ発動機の企業ミュージアムです。神戸マリンタワー麓のカワサキワールドと同じような位置づけですね。1月にヤマハの自動二輪に乗換えたので行ってみようと思った次第です。そのカワサキですが、前日の弁天島海浜公園の駐車場にカワサキバイクがずらーっと一面ライムグリーン。集会があったそうです。スズキとヤマハの本拠地ですけどね。

YAMAHA MT09 がセンターでした

それ以外に何かないかなと探していたら、すぐ近くに見付天神。ゆるキャン△2でリンちゃんが訪ねた『しっぺい太郎』の神社ではないですか。

よし! と言うことで常宿であるくれたけインの並びにあるアポロステーションで給油し出発。

見付天神 弐の鳥居です

私、30年前に金沢西インターの傍のシェル石油で会員になって以来、ずっとシェルを贔屓にしていましたが、アポロと一緒になってめっきり減りましたよね。周囲はENEOSだらけ。貴重な元シェル店でした。で、浜松西ICから東名に乗って、磐田ICで降りてまっすぐ南下。旧東海道に左折するとすぐに見付天神がありました。

駐車場は神社の下の方。歩いて一の鳥居に戻って、まずは「しっぺい太郎」像を拝見。手水を使ってから本殿(拝殿)参拝。それからリンちゃんも授与されていた「しっぺい太郎」籤を、ゆるキャン△好き同僚の分と合わせて二つ拝受。ラグビーだのサッカーだの野球だの卓球だの「体育系しっぺい太郎」も多数ラインナップは流石、スポーツ県・静岡。が、ノーマルにしました。初穂料はリンちゃんの「コンパクト焚き火グリル」、皆に「メタル賽銭箱」と言われていた、まさにそこに入れます。ちゃんと賽銭箱やん。勿論、しっぺい太郎神籤を選ぶのも自分ですから、全てセルフサービス。しっぺい太郎が傷つくのが心配なので、紙袋に入れて頂きました。因みに巫女さんはスレンダーな美人さんでした。


霊犬 しっぺい太郎さん

しっぺい太郎の謂れです

リンちゃんも撫でてた?天神様の牛さん

しっぺい太郎お神籤とメタル賽銭箱(ゆるキャン△仕様です)

再び旧東海道を東進すると坂を下がって上がって、ジュビロ磐田の本拠地・ヤマハスタジアムの斜め前、と言ってもスケール感デカいので距離はありますが、ヤマハの巨大なオフィスビルの隣に近代的な造形のコミュニケーションセンターがあります。周囲はヤマハの建物一色なので、まさにヤマハ村の如し。メーカーさんだから?高層ビルでなく横長ビルが特徴ですかね。

背後の右の建物がComセンター

さすがは浜松ナンバーです

駐車場も広々。企業博物館なので入館料とか不要で、入っていきなり居並ぶバイクに圧倒されます。結構来館者も多く、自由に跨れるバイクや乗れる四輪もありましたし、一角は工作教室みたいでした。1階はひたすらバイクやボート、アシスト自転車、そしてエンジン供給していたトヨタのスポーツカーなど乗り物がずらーーっと並んでいます。何が何だか判りません。ヤマハは楽器も手掛けているだけあって、会場には自動演奏のグランドピアノがいい音を奏でていました。

2階から見下ろした展示全景

自動演奏ユニットを右下につけたグランドピアノ

エンジンを供給した?スポーツカー等

音叉のエンブレムが光るレーシングカー

スノーモービル ですよね



鬼瓦・・・ですか?

キッズバイク教室のマシンです

2階は、企業の発展(二輪を中心に)・レース等テーマ別にこれまたモビリティがずらーーっ。図書室も併設されていましてバイクやボートの雑誌や専門書、ゆるキャン△聖地巡りガイドからホンダの社史まで並んでいました。3階は展望ルーム? きっと以前はカフェだったと思われる造りで、ドリンク自販機がありましたが食事は×だそうです。ヤマハ村が広々眺められる絶景です。

最初は「日本楽器」の名前で出ていたようです


レーシングカー ですね

図書室の雑誌ラック

ヤマハのバイクに乗っていると言っても自分のMT125に上位機種があるとか、カウルのあるバイクやクラシックスタイルもあるのを知っている程度で、ブランドや名前は知らないので、見ていても良く判りません。MT09などでっかいサイズのネイキッドも似たような顔つきしてるなあ位の素人感想です。幾つか跨っていましたが、ううむ、大きいなあ、こけたら大変と思いました。

MTシリーズの展示です

MTシリーズの解説

TVでお馴染み電動バイク シートもスイカ柄なんですね

四輪はバギー・カート類。カワサキも似たようなの出してましたよね。水上オートバイもカワサキが先行とか聞きました。ポータブル発電機も並んでいましたが、M電機のOEMだそうです。会社事業のBCPプランで、カセットコンロ式の発電機に興味湧きましたが、容量は小さく(1KVA以下)冬季は着火しづらいそうです。

音叉のエンブレムが似合わん顔の4輪バギー

予習でもしないと中身を理解するには至りませんが、図書室やカフェスペースは落ち着いていて、調べものとか出来そうです。近所にあれば、図書館代わりに使いたい感じでした。

写真を並べますが解説は出来かねますので悪しからず。売店は品揃えはそれほどではありません。スポーツチーム関連グッズもあるのでバイクマニアには物足りないと思います。私はバイクキーのキーホルダーがずっとKawasaki Racingのままで、如何なもんかと思っていたので、キーホルダーをお買い上げ。気持ちすっきりしました。

MT125 買ったばかりのキーホルダーをつけました

1時間半程度滞在し、来た道戻って磐田ICから東名に。三ケ日JCTで新東名方面に乗換え岡崎SAで休憩。雨模様になっていて、館内はごった返していました。知立名物「大あんまき」お買い上げ。出る時に奈良観光バスがバックしかかっていたので進路譲りました。奈良ナンバー同士ですからね。新東名はそのまま伊勢湾岸道に繋がりますが、名古屋港横断付近からめっちゃ雨。視界不良で、これは新名神までずっと続きました。レヴォーグは悪天候に強いので焦る事もなく粛々と走り、往復で556km余でした。

広々駐車場。背後がヤマハスタジアムです

ゆるキャン△3期を見始めましたが、土岐綾乃ちゃんがバーンと出て来たのは嬉しいけど、なんか顔が違う。何でもアニメの制作会社が変わったからだそうで、原作コミックの絵に近くなったとのことです。私はアニメしか見ていないので違和感。等身比率も違う気がするし、目が泣きそうに見える。また背景の絵が写真を画像処理化したように見えてしまうのは私だけでしょうか。慣れるのでしょうが、何だか素直に見れない3期アニメなのでした。、

3期になり聖地も増えそうで、流石について行けませんけど、ゆるキャン△聖地巡りで、特にキャンプ場など許可なく立ち入ったりの行為があるそうです。以ての外ですね。気をつけましょう。

ゆるキャン△3 が ゆるさんキャンプ✕ とかなったりしないように。

2024年4月21日日曜日

なんじゃもんじゃハマイチ

 昨日、年に一回のハマイチでした。天気はまずまず。但し南西風5mで向風の時は結構厳しかった。

奈良の自宅を夜明け前、4:16出発。いつものように京奈和・京滋・新名神・伊勢湾・東名を飛ばして7:20頃、浜名湖SA隣接のぷらっとパークに到着。バタバタ用意し7:45頃出走。

R362に出ようとしたら、初めて踏切閉まった!

コースは基本同じなので、まずは天竜浜名湖鉄道の佐久米駅へ。どうせガランとしてるだろーと思ったら、初対面・ユリカモメさん。動画や『ゆるキャン△』で見たほど大量ではありませんでしたが十数羽。何気にこちらを警戒しているのですが、逃げるまでは行かない。飛び立つ写真を撮りたいものの、脅かすのは鳥獣保護法違反かと思い、さりげなく近くへ。心理戦ですね。結果、あまり大した写真は撮れませんでした。この子たち、3月下旬に北の国に帰るそうですが、何故かまだ残ってた。最近暑いから体調大丈夫か、ちょっと心配。写真では判りにくいですが、右端に頭部が黒い子がいます。これ、夏毛だそうです。そんなになるまで居ていいのかな。

実質的なスタート地点 佐久米駅

寛いでいたのに、近寄ると一斉にあちら向き

そのままミニイタリア半島を南下、『なでしこのおばあちゃんち』は相変わらず空地のまま。くるっと回って、浜名湖唯一の島『礫島』の前に来ると、私と近しい?年代のおじさんがミニベロを置いて島を見ています。おはようございますと挨拶すると『木が減ったよねー』と話しかけられました。だっけ?覚えとらん…。ハゼの釣りがお好きだそうですが、最近アサリの自由採取量も2キロから1キロに減らされ世知辛くなってきたとぼやいてお出ででした。

なでしこのおばあちゃんちは依然として空地です

周回道にはこのような路面案内があります

浜名湖唯一の島・礫島 確かに木々が淋しくなってる・・・

東急さんの別荘地ではまた『ここで良かったっけ?』。いつも不安になるんですよね。私道だからかストビューがないので事前チェック不可。テニスコートが見えたときにはほっとしました。

三ヶ日セブンでトイレを借り、R301を漕ぎます。向風です。知波田から先にはUpDownが4カ所ほど。それほど急でも長くもないけど、湖畔だからなだらかと思い込むと裏切られます。坂たちが終わると鷲津駅周辺。拙作『空と渚と…』の主舞台です。もう2回も周回したので今回はすっーっと走っただけ。新居関から赤鳥居のある弁天島公園へ。ゆるキャン△2モデル地だそうで、如何にも『写真撮ってね』的な看板が二つもあって、しっかり撮りました。

拙作中で、ヒロイン渚がバイクから降りて初めて見た浜名湖の風景です

弁天島公園 ゆるキャン△2聖地看板 

まんまと乗せられている自分が情けない

今回も昨年と同じルートで渚橋から北上。渚橋ってゆるキャン△2期のキービジュアルで、私の推し・あやちゃんとなでしこがアイス食べてた橋だって。知らんかったし。

渚橋 南側から見たところ

北側から見た渚橋

更に中之島大橋と雄踏大橋を渡って北上。はまゆう大橋で西に向かいます。また向風。橋を降りたら恒例のダグラスDC3・シスターアンを見て、本来はこのまま舘山寺へ向かうのですが、この半島?の西側、村櫛海岸の周回道をフルに走りたいと南下。湖なのに「海岸」って変ですが、ちゃんと「××海岸」とか書いてあるのです。

ダグラスDC3 シスターアン 年々剥げて来て心配です

村櫛海岸周回道入口

結果的にはこの判断が面倒を引き起こしますが、その時は露知らず、半島最南部を経て西側周回道へ。ここでミニベロに乗った年輩のカップルを追い越し、周回道入口には何やら看板があって一部通行がどうとか見えたけどスルーし、風に煽られながらも快走。右手が森になって暫くすると、いきなり通行止め! 何でも法面崩落とのことでその一部が見えています。で、迂回せよと矢印が出ている。しかし、そちらには砂利道があるだけでどう迂回するやら不明。やむなく砂利道を押し歩き、交差した舗装道路が舘山寺方向だったので走ってゆくと、道は次第に山道になり、路面にも土砂流出痕跡が残り、森の木々もなぎ倒されています。うわ、えらいことやってんな、とか思いながら更に登ってゆくと畑に出ました。

村櫛海岸 通行止め

道は右(東)と前(北)。目指すのは北なので直進。完全に獣道。しかし右手から車の音が聞こえるので、どこかで合流するだろうと安直に突き進む。路面は枝葉で覆われ、こりゃMTB道やろと思ったらいきなり正面に不法投棄らしい家電が散らばり最早先に道は無し。

仕方なく押し歩きで反転すると、以前に追い抜いたミニベロ2台がやって来るではありませんか。『行き止まりです!』と声をかけ『畑までソロソロ戻りますので』と徐行開始。お二人も距離を開けてついてこられ、先程の分岐点で東方向の道を行くと、あっさり県道の傍らに出ました。あーあ。ちゃんと地図見て道を選ぶべきでした。

行きつく先に多分不法投棄の家電類(黄色楕円内)

が、県道との間には法面があり、かつガードレールが横たわる。先を見通してもガードレールが途切れそうにないので、高低差が小さい場所で自転車を持ち上げガードレールを乗り越えました。すぐにミニベロもやって来たので『多分これで舘山寺に行けるので乗り越えるの手伝いますよ』と申し上げたのですが、『本格的に走る訳じゃないし地図もあるのでこのまま戻ります』とのことで、その場でお別れ。

県道はすぐに舘山寺市街地方面への道に分岐し、タイヤを泥んこにしながら舘山寺到着。ゆるキャン聖地の和菓子屋さん『しず花』でお団子買って、門前広場で食べながら休憩。柔らかくて美味!こんな所で食べるのは勿体ない頂き方でした。時間もロスしたので、そのまま内浦沿いを走ります。

ようやく舘山寺ダウンタウンに到着(志ぶき橋)

しず花 さん

店内に志摩リンちゃんのサインが!

東名高速を潜る手前の急坂にかかったところで突如右足付け根が攣り始め、しかしここは登坂走行しているうちに解消。しかし、東名を潜ってから左手に進んで突き当たる分岐路、間違いポイントの一つ、『CRは左の黄色い車止の向こう。右に行っても坂道でしんどいだけ!』の場所にも『通行止め』の看板が。理由は同じく法面崩壊。迂回路は右。え?しんどいだけの道が迂回路?
トンネルの上が東名高速なのです

またも通行止め!

不満だけど仕方なくヘロヘロ登り、浜松ホトニクスの超近代的なキャンパスを見下ろしつつ県道320に出て、迂回完了。後は『みおつくし橋』を通ってファイナルアプローチ、でも最後がまた坂やな、とか考えていたら、みおつくし橋を渡って走り出して間もなく、先ほどの右足付け根が再び攣り始めました。足を上げるだけで攣って来るので、左足でペダルを回し、右足は『ぶらぶらさせて筋肉を伸ばす』走法?でごまかしつつ、西方向に回り込みます。そのうち右足は斜めに踏むと攣りにくいことを発見し、不格好ながら走り続けました。途中でガチの二人が背後から来たので道を譲りましたが、このオッサン、なんちゅうフォームや、と思ってたでしょうね。しかも遅いし。

伊目海岸 背景にローランドの研究所。この後、右足攣りまくり

ようやくR362へ。周回道出口で写真撮ってたら、ナントカ高校吹奏楽部のジャージ来たJKママチャリが走ってきて先行。私も走り始めますが、依然、右足で回すと攣るので超低速。吹部JKの背中が次第に遠くなる…。(情けない)

CRとR362接続点

寸座交差点で寸座マリーナ方面へ左折し、東名高速脇の坂をなんとか登り切り13:40、ぷらっとパークへ帰還。本日走行は82.8km。お腹一杯のハマイチでした。

ようやく辿り着いたぷらっとパーク

本日の走行ルート(反時計回りです)

さて、舘山寺の『しず花』で、私の前のお客様が『なんじゃもんじゃ3つ!』とかご注文。なんじゃもんじゃ? いつも元気な女将さんに聞くと、パッケージされた和菓子を指し示されましたが、いまいち中味が判らん。そう言えば、R301沿にも『なんじゃもんじゃ』なる名所が地図に出ていました。この辺で流行ってるのかな。

なんじゃもんじゃな知事は引退したけど、依然として『なんじゃもんじゃ』な静岡なのでした。