2017年4月30日日曜日

ポメラがやって来た

今更感がありますが、テキスト編集機ポメラ100を購入しました。ポメラはメモ帳だけの超小型PCみたいなもので、ポケット・メモ・ライターの略です。外で議事録書いたりヒアリング結果まとめたりの用途に10年位前から欲しかったんだけどノートPCやNetBookと競合したため見送っていました。が、SE職を離れたのでリモートで外からログインして緊急で何とかなんて仕事がなくなり思い切れました。
PomeraDM100 Vittoriaのステッカーは勿論、私が勝手に貼った…です
開けるとこんな感じ キリンは大きさ比較のため って判らんよね
と言ってもブログのためではなくどっちか言うと、ここにもリンク張ってるようなShortStory作成のため。基本こういうのは夜中にPCでペタペタ打って、印字して翌日の昼休みにカフェやらマクドやらで手描きで修正・追加して、また夜中に打ち直してってやってたんですが、冬頃に予告した自転車モノStory書くのに手間かかって仕方なかったのでポメラあったらなあと思っていたのです。スマホやタブレットは文章書くには効率悪すぎますからね。因みにこの自転車モノStoryは実はとっくに完成していて、但し事情あって今は公開不可なんです。尤もとてもブログで連載できる量でもないので、どうすんの?

それはそれとしてポメラ、今は最新機種がPomeraDM200なんですが買ったのは一つ古いDM100。DM200は画面が大きくなってATOKも賢くなって、リチウムイオンバッテリになってWi-Fiがついて、値段も倍近くになって重くなってって違いですが、私は職業モノ書きでもないのでそこまで高機能は求めません。テキスト打ち込んで、PCに連携できればそれでよし。それにDM100は乾電池で駆動するのですよ。単3*2。コンビニでもすぐ手に入ります。PC連携もUSBやSDカードで可能だし、何しろ薄くて軽い。大昔のSHARPメビウスMURAMASAを半分にした感じ。大満足です!似合いのカバーを探さねば…。

本日は大津・瀬田・唐橋公園までの往復。この天気、この季節、宇治川ラインしかないやろと出掛けましたが意外に風強く難航。勿論瀬田の唐橋近辺も強風。公園のベンチに座って瀬田川を見ているとカワウも真っ直ぐ飛べずどんどん斜行。そもそも南風なので川下から川上に波がたって逆流に見えます。競技カヤック練習も超少なし。GWってのもあるでしょうし、昨日はこの強風でヨット等6隻が転覆したそうなので当然か。
瀬田の唐橋
お昼はいつものように”ぷてぃぶらん”でパン買って行ったのですが、食べてると鳩来る来る。鳶には警戒してましたが足元は見てなかった。気づけば4羽がグルグル言いながら右に行ったり左に行ったり。時々こちらを見上げて「おくれ」。勿論完全無視だけど、嗅覚でしょうかね。平和の使者なんだからあまりがっつかないでくださいな。
なんと造船所まであります。多分競技カヤックの…
復路はまともな向風。川沿いですから風のコースなんで余計にきつい。基本南西方向からの風で私が帰る方向も南西。当たり前だっちゃと言われそう。R307から南山城ポタリングコースの府道70を走るもやっぱり向風。木津川市から西向くとこれも向風。どないなっとんねんの本日走行98.9km。
瀬田川に新たな橋が架かるようです
5月にTOJ京都コースが開催されるのに託けて、あちこちにサイクルラックが設置され嬉しいです。TOJのマーク入りで、駐輪イメージ写真までつけて「ぶら下がるな」の注意文付き。ん、言わないと何だか判らん人多いんです。ぶら下がるって鉄棒と間違える子供だけじゃないですよ。大人だってぶら下がりはしなくとも、懸垂したり掴まってつま先立ちしたり(しますかね?)洗濯物干したり(見たことはないですけど)リスを走らせたり(可愛いけどね)バリケードガートに使ってみたり(形は似てますな)大変なんです(ほんまか?)。

いずれにせよ駐輪が楽になりました。あ、解るよね?

サイクルラク。 (+。+)


2017年4月23日日曜日

都の石敢當

先週、久々に風邪で熱(38℃弱)出しました。サラリーマンあるあるで、こういう時に限って外せない出張があって、新幹線にも保健室ほしいわ。けどお蔭様でこんな綺麗な富士山ミタ。ぐたっと寝てたんですが急に前後でカシャカシャ聞こえて起きてみたらこの風景。ラッキー。
ニッポン!フジヤマ!beautiful!
熱は二日間で引いたけど、まだ完治しない。現在、新生児が同居なので気を使います。なので本日は省エネ走行で枚方から長岡京へ周回。枚方大橋を渡って川の北側の管理道路を走行。相変わらずあらゆるスポーツで賑わってます。路上と言えどもブレイブボードが突進して来たり、何故かテニスやってたり、お弁当食べてたり、まあいろいろあるわな。実は昨年、この道路沿いの土手の菜の花が余りに見事だったので、それ見るために走ったのですが、今年は縮小されてるのかそれ程でもなかった。

ホントはこれ観たかったのです
大山崎で一般道に入り(目の前の信号で停車中のB4パトカーに軽貨物が追突しそうになって、ドライバーめっちゃ焦ってはった…)西国街道をゆきます。ここをきちんと走るのも久々で、所々拡張されたりきれいになったり。で、そのきれいになった一角に、あろうことか”石敢當”発見!これって沖縄の街では結構見掛けるものですけど近畿で見たの初めて。(我家には沖縄からお持ち帰りの石敢當セットあるけど)
発見!石敢當  京都府大山崎町
丁度横に解説板があったので読むと「建てられた時期や経緯は不明」と素っ気ない。でも、この場所にはかつて大山崎集落の東黒門なる入口があり、しかも天下の西国街道がここで屈曲していたと併記されているので、クランクになった門の所で邪気を止めるために建てられたと、素人推測。東から余程の邪気、来そうだったんやね。犬夜叉ご一行に滞在して欲しいほどです。

そのまま勝竜寺城公園へ。この季節、サツキや枝垂れ桜がきれいです。そして一旦木津川自転車道に出て、御幸橋のあのタワーのある道の駅っぽい所へ立ち寄り。”さくらであい館”なるストレートな名前でした。自転車ラックがたくさんあって、ロードバイクで大賑わい。が、トイレには長蛇の列。おまけに食事処は無くて小さな売店のみで、あとは貸し会議室みたいなのでした。ま、雨宿りには使えます。今日の木津川CRは20km代前半の省エネ走行でたくさん抜かれましたとさ。本日走行77.2km。

勝竜寺城跡 絵になるよねー
も一つ。昨日、大宮通り(県1/R369)を奈良方面に車で走っていたら、奈良行の近鉄・快速急行電車が走行車線を走っていました。なんて、んな事あるかいってホンマやもん、ほれ↓。
奈良行きの快速急行です。行き先は~実は判りましぇん
どこのどなたですかね、こんな手の込んだことをするのは。中は一体どうなってるんだろう。つり革につかまったサラリーマンで混みあってるのだろーか。
そう言や先週、倉橋溜池から桜井に出る時に、派手目なクラシックオープンカーが疾走しているのを目撃。ゼッケン付けて、何台も走ってきましたがこっちも何だったんだか。

どうやら最近、奈良の都にも魑魅魍魎な車が徘徊するようでござる。故に奈良の辻々にも是非”石敢當”。

なーんか、まず自分が止められそう。チャリはジャキと違うんやけどな。

PS. 月曜だったかの新聞でインフルまだ流行中って出てました!わお。ワタクシ、予防接種はしておりますがひょっとして先週の熱はインフル?その割には症状が微妙に違うのですけど(食欲旺盛、熱は高くない、下痢吐気レスとか)そう言う事って考えもしませんでした。何しろ4月だし。もしそうだったとしたら、のぞみ127号、あれ254号だっけ?214号だっけ?忘れたけど、一緒にご乗車の皆様ご無事だったでしょうか。申し訳ございませんでした。

2017年4月16日日曜日

菜の花の沖

一週間前の予報では雨だったのに快晴。西風きつかったけど気温も高く半袖で走ってる人も見ました。

コースは久し振りの白川溜池経由で南下し桜井から倉橋溜池、一瞬明日香をかすめて藤原京の菜の花。ダブル溜池(農業ダム)コースです。

奈良市街地は相変わらずインバウンドのYOU(外人さん)だらけ。この頃、どこで聞いてくるのかマイナーな場所にもいらっしゃいます。2人目の孫が生まれた時、一人目の孫の散歩に生駒山のケーブルカーに乗って「宝山寺」というお寺まで登ってみましたが、ここにもYOU。そんなメジャーじゃない、というか地元民の私も2回目位で、何があるかも説明できないお寺なんすけど、それでもYOU参拝。昨晩近所のイオン行ったら、観光客らしきアジア系YOU3名。完全に住宅地域なんだけど、YOUどこから何聞いて来たんだ?珍しそうにお惣菜チェックしてました。

白川溜池 のーんびり が聞こえそう
それはそうとして、白川ダムは大変長閑。併設のグラウンドでの少年野球の声と、ゲートボールの歓声?が入交り、湖には相変わらずアングラーたくさんでした。そのまま天理市内を突っ切り、桜井から倉橋ダムへ。桜は半分が葉っぱになり、周回道には枝やら葉っぱやらが山積していました。ポケーっと一周し、桜井市内へ一旦降下、今度は山田寺脇を抜けて明日香村へ進入。目的はこれまた久し振りの”みるく工房”。久し振りなんで場所を忘れちゃって、確か天香久山の近くの集落の中程度の記憶で走って結構ウロウロしました。
こっちは倉橋溜池
やっと到着して中を覗くとシルバーハイキング隊が行列。皆さんバニラか大和茶かストロベリーかそれらのミックスか個々に迷いながら、そして割引クーポンに後から気づき、安くなるんならとオーダーを代え、”コーンとカップ”の意味の質疑応答を経て、「この人の分はあたしが払うから」「いやいや奥さん、ここは私が」と善意の格闘戦まで繰り出し、要は、めっちゃ待ったー。これにYOUの団体とか考えると、ひと事ながら頭痛いっす。で、定番のバニラをオーダー。ん?味、薄くなった気がしました。ま、私には丁度いい位でしたけど。

ひと足で藤原京へ。NETのニュースで知った「菜の花満開」見に行ったのですが遠目でも充分きれい。自転車では中まで入れず、周囲から見るだけでしたが、残念ながら半分が葉桜なのでバックはちょっと淋しかったです。満開ならこのコントラストは見ようによってはここは富良野かって、ちょっと大袈裟?

藤原京の菜の花 サクラも半分です
夕方に車検中のR2の引き取りがあり、急ぎ大和中央CRで帰宅。本日走行84.5km。

沖には宇陀のマイルドな山々
司馬遼の作品に「菜の花の沖」があります。高田屋嘉兵衛を主人公に北海道貿易や幕末の対露交渉まで含む長い話ですが、肝腎の淡路島の風景は少なかった気がします。でも菜の花と言えば、風にそよぐ淡路の菜の花畑と、その向こうに煌めく瀬戸内海が浮かぶのです。藤原京の菜の花の沖には穏やかな宇陀の山々が見えました。私が見たのは午後の光の中ですが「かぎろひ」の頃には金色の波が拡がってゆく、それは見事な風景でしょうね。YOU達にも見せたいです。インスタ等でUPされたら認知されそうです。が、強敵がひとつ。

春眠! そう、暁を覚えないのです。(ま、単なる寝坊助なんだけど)

2017年4月9日日曜日

さくらロード

珍しく連チャン投稿です。朝から雨で諦めていたのが10時前に薄日が差し込み、速攻で枚方周回に出発。

あちこちで桜が満開。満開の花の下にいると、何故か大正ロマンの中に居る気分になります。何だろね。サクラ色にすっぽり覆われてるからかな。ハイカラ?
大正ロマネスク?
枚方市駅ナカの御座候で「あか」2つ購入。保冷パックに入れて携行します。御座候(ござそうろう)。なんだっちゃ?私も最初は判りませんでした。今川焼と思ってたから。あれの正式名は何だか結局判らないのですが、要は今川焼・回転焼と呼ばれるものです。ケンミンショーネタですね。因みに「あか」は普通のつぶあんで、白あんもあります。

淀川管理道路に出ても天候柄ロードバイクは少なし。なのでのんびり走っていたのが、御幸橋に近づくと急に自転車(ロード以外も)が増え、右手の府道には車が渋滞。そして御幸橋上には人が鈴なりに見えるけど気のせいか、と思ってたら御幸橋へ上がってみてびっくり。ホントに鈴なり。あんなに乗っかって橋は大丈夫なのかと心配になる位。元々この背割堤は桜の名所でこのシーズンの人出は多いですが、私が配水塔と思っていた、例の展望台が出来たからなのでしょうか。歩道を横断するだけでも大変で、とても展望台を見に行く気にはなれませんでした。
こっちも春の主役!の菜の花わらわら
そのまま木津川CRに入り、途中、けいおん聖地で写真撮って流れ橋PAへ。さて御座候はどうなったか?
…まだあったかでした。すごいな保温パックby百均。おいしかった。このパターン、定着しそう。
久し振りに流れ橋を渡って、木津川東側の管理道路を走れば、随所でお花見。風が強いので結構花が舞い散って、路上にも情緒。今日はさくらロードです。最高気温が20℃近くという予報に夏用ジャージでもと思ったのですが、風もあるしと結局春秋ジャージで走って正解でした。これからの季節は服装選びも難しいですね。本日走行71.5km。
けいおん!のOPのワンカットで”Here we go!”言ってる場所ですね
イエローキャブがラックを占拠。置きにくい…
今月開通予定の新名神 城陽JCT
帰宅してみると家の前にブルーの日産ノート。次女夫婦が初めて買った新車でした。婿殿の難しい理論によって(某メーカーの材料系研究職なのです)e-POWERでないガソリン車でしたが、頭上から車体を映すモニター、ステアリングの角度から割り出す予想走行軌跡を前方画像に重ねたりルームミラーに表示したり、要はinteligent!宇宙船みたいです。殆ど手動だったスバルREXとは隔世の感あり。ま、子供夫婦が乗るものなので安全優先でOKですが、婿殿も「これじゃ腕が上がりませんね」と言ってました。婿殿解ってらっしゃる。

が、ルームミラーが画面分割されて、後方やら上方やらのアシスト画像が並んでるの見慣れると、只の鏡に戻って自分の顔が映った時、きっと愕然とします。なんで、顔の造りをアシストしないのか…。

イエス、ニッサンクリニック。次はそこやで。

2017年4月8日土曜日

アーカイブ

週末は雨が多く、咲き誇り出した桜にも気の毒な限りです。
3週間走ってないので書く事なく、こんな光景を捻り出しました。

たわわって程咲いてます
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桜のニュースが流れるたび、故郷の村を思い出した
今は湖の底になってしまった過疎の村だった
小学校と中学校が一緒になった学校へ、自転車で30分かけて通った山道

春にはタンポポやスミレが咲き乱れ、ほっこりした
夏には朝から蝉騒音のトンネルを潜り抜けた
秋には落葉が積もって、結構危なっかしかった
冬には雪が積もって、本当に危なかった

桜の木は村の背後の山肌に並んでいた
満開の時には見上げながら自転車漕いで、
教室についたら長い髪は桜吹雪模様だった
そして、笑いながらその花びらをそっと取ってくれたキミ

桜の木は、今では湖面に映る逆さ桜として有名になったという

そんなニュースは流れても、キミのたよりは聞こえない
どの空の下で、舞い散る花びらを見上げているのだろう
未だ私がキミの第2ボタンをしまっている事なんて知らないで

湖の底は今でも、私の春のアーカイブ

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ううむ、”放課後ティータイム”の澪ちゃんが作りそうな文章だ。

奈良の山寺の風景(満開の下の瓦屋根は実は…トイレ!)
で、この第2ボタンと言うのも今では死語に近いみたいです。
何故って制服はブレザーって学校が増えて、第2ボタン取ると締まらないから、だそうで。
確かにブレザーってボタン2つしかないよね、普通。

じゃ、代わりに何もらうのかって、ネクタイが多いそうです。
アンタの首はアタシが預かってるぜ 的な?

これで卒業という階段を上がるのです。

怪談か?

2017年4月2日日曜日

スバルのミライ

4/1付で富士重工㈱が「㈱SUBARU」に改名となったそうです。個人的には富士重工って結構好きな名前だったんで淋しいですが、株主でもないので言っても仕方ないです。

度々出てくる通り、私はレガシィ(BP5)のユーザーで、その前はレガシィB4(BE5)と連続でレガシィに乗っていますが、初めて乗った車もスバルでした。その名もファミリーレックス。多分1980年頃の車で、RR・4輪独立懸架というスバル360以来の伝統フォーメーション。550CCで28PSという可愛いパワーでエアコン(クーラー)は別付けでした。

スバル・レックス550
今思えば変わった車で、エンジンはリアカーゴルームの床を剥がすとその下にスタンバイ。フロントエンジンルームはラジエータとバッテリ位なので、カーゴスペースとして使えました。ミッションはオートクラッチというこれまた変わった方式で、一見マニュアル車ですが、クラッチペダルがない。シフトノブにスイッチが内蔵されていて、ノブを握るとスイッチが入りクラッチが離れるので、その間にシフトチェンジという離れ業。なのでシフト操作はマニュアルと同じですが半クラッチとかは出来ず坂道では滑ります。その制御は運転席シート下の、ブラックボックスが行っていて(本当に黒い箱だった)、2回ほどトラブって交換しました(やっぱ電子系は得意でなかった?)。トラブった場合、クラッチが離れっぱなしになって、エンジンは元気なんだけど動力が伝わらず走らないという情けない状況になります。一度はガソリンスタンドで起こって、出発できずそのままJAFさんに牽引頂きました。

リアエンジンがよく判ります
も一つ特徴だったのは合わせホイール。リムが左右で分かれているスチールホイールで昔は多かったそうです。タイヤ交換しようとオートバックスに持ち込んでアルミホイールセット商品を買ったら、交換作業中に整備スタッフがやって来て、「合わせホイールはウチでは出来ないんでタイヤだけ交換しまーす」と言われたのを覚えています。その時は詳細は理解できませんでしたが、珍品である事だけは判りました。

28PSですから坂道は大変。クーラー切るのは当然で、それでもリアからの爆音の割に速度は上がらず、まさに人馬一体で走ってました。初めての愛車で大事に乗っていたのですが、ベースが商用車なので助手席のドアロック解除が車内からしか行えず、結婚し子供が生まれ、使い勝手がNGという事で3年程でマツダ製のフォード・フェスティバに乗り換えました。が、今思えば、車体はフェスティバよりレックスの方が堅牢だった感じで、富士重工らしい素朴な技術を集めた軽自動車でした。

話は飛びます。

富士重改名と同じ4/1、お蔭様で、二人目の孫が無事に生まれました。(∴自転車どころではなかった)
二人目を産んだ長女を見ていて、昨年衝撃を与えた短編動画「Shelter」の主人公・凛に父親が与えたものを思い浮かべていました。シェルターとVRシステムに較べると余りに剥き出しで露骨な分娩室と病室だけど、凛の父が涙を堪えて与えようとした希望へのアプローチの切なさよりは温かいな と。

「Shelter」では、タブレットに描かれた絵からVRに造形される世界とは異なる、アナログな幼い頃の思い出のフラッシュバックに、凛は父の想いを悟り「ひとりじゃない、ありがとう」と涙しますが、それでも宇宙空間をひた進むシェルターの現実は変わらない。何て切ないミライ。

この孫が成人するのは2035年です。VRやAR(Augmented Reality)は更に発展し、もしかしたらCR(Cycling Road)にはARを使ったガイドが散在し、或はCRそのものがローラーの上に展開されるVRになっているかも知れません。しかしながら、自分の手足や皮膚で感じながら「自分の意志で走る」のが動物の本能です。バーチャルではありません。風向きをリアルタイムに読むことは出来ても、風を止めることは出来ないのです。

自然界に生きる以上、勘を失うことは死を意味します。BigDataの解析やリアルタイムのSensing&Controlに頼るだけでない本能を持ち続けてゆきたい。生まれたての赤ん坊を抱くと、斯様な不思議な思いが巡るものなのです。歳のせいかも知れませんが。

新生スバルさんにも、便利さだけでなく活き活きとできるミライを作って欲しいと思います。 
Let's Fly! & Mirai!

咲き始め