2018年7月28日土曜日

飛んで目に入る夏の蜂

台風直撃コースなので自重して大人しい一日。薄日射したり雨がバラバラ来たり不安定な空見て、走れたんちゃうんかとかやっぱ止めて良かったーとか情緒も不安定でした。結果的は、走れたんちゃうん?

先の日曜は酷暑の元、坂道の殆どないCRで橿原へ。Cafe 4'seasonにかき氷食べに行きました。最高気温も36℃だったのに結構ロードバイク見かけましたね。ま、36℃と聞けば、平熱やんとか思ってしまうのが最近の異常なところ。
さて、4'seasonのかき氷、食べるのはジェンカのように難しい。大きなバニラアイスがトッピングされているので、そもそもトップヘビー。脇にはフルーツが各種刺さっています。スプーンで食べる場合、氷よりバニラアイスの方が掬いにくいので、中盤を支える氷がぐちゃとなってフルーツが落下する危険性があります。加えて気温柄、氷が溶けるのも早い。どのフルーツを先に抜くか、口の中も冷たすぎると先に進まない。時間と己との戦いです。ソーサーに何一つ零さず食べられた貴方は名人。上手に食べると底では小豆たちが待ってたよーと顔を出します。一度お試し下さい。

酷暑お見舞。 多少、涼しくなれますでしょうか
その帰路に事件。川西町付近のCRを走っていたら、いきなりサングラスの中に虫が飛び込んだ!そこそこの大きさでブニャブニョブンブン、うるさい羽音から蜂? 一瞬後左目直下に激痛。いたっ!やられた。緊急停止してサングラス外し、ハンドタオルで刺された付近を絞り出します。次いでボトルの水をかけて洗い流し。酷暑対策でボトルの1本に真水を入れていて助かりました。スポドリなんてかけたら後が大変ですもんね。念のため左眼に目薬たくさん差して走行再開。途中の公園のトイレで見ると左眼の下が腫れています。が、痛みは収まり走行には影響なくそのまま帰宅しました。翌日には腫れも殆ど消え、赤みがかって痒いだけになりました。
蜂と言っても恐らくミツバチ程度だったと思います。私は一度アシナガバチに刺されているのでアナフィラキシーの心配もあるのですが、毒素の成分が違うと大丈夫みたい。それぞれに新たな抗体がつくられるだけのようです。
これまでも苦虫が口に飛び込んだり、蚊柱を鼻で吸い込んだりはありましたが、こんな大きいのがサングラスの下に飛び込むって余程ぼーっとしてたんじゃないの?気温35℃以上では、蜂も飛行停止にして欲しいものです。

今日は朝から輪行バックへの収納テスト。実は初の海外ライド狙ってて、SCICONの輪行バックを買ってしまったのです。あのやたら高価な奴です。サイズ的には国際線ではオーバーになるシロモノですが、今回はJALが特別免除してくれるそうで、収納が一番楽そうなものを選んでしまった。このSCICONのエアロコンフォート3.0は、YOUTUBEなんかで20分で収納可能!とか言ってますが、それは慣れてからの話で、実際は四苦八苦しました。
タイヤを外すだけでバックの底辺のバーに乗せてクイックで固定 と言うのが売りなんですけどそれが大変。まずバーにきれいに嵌らない。赤いバーの中にシルバーのバーが隠れていて、これをエンド幅に手で合わせないと上手く嵌りません。そんなん知らんし。
ようやくここまで来た の図
RD付近は表皮の表側に当てゴムが貼ってあり、柔軟さに欠けます
リアのRDの入るスペースが狭く、リアはなかなか嵌らん。RDは専用の保護金具があるものの、押し込む感じなので、どこか曲がらないか心配になります。バーにフォークとチェーンステーが嵌ればクイックで留めて、タイヤを両サイドのポケットに収納すれば、後はジッパーで閉めるだけ。ですが、ジッパーだって初めは「これで閉まるの?」と不安になります。私はカヤックの収納が似た感じなので、多分大丈夫と思っていましたが、サイドの布を寄せて上げて?閉めれば大丈夫。今回は1時間半はかかりました。あと2回は練習が必要です。

完成形はこんな感じ。路面が良ければコロコロ動きます
蜂の乱入にも驚きましたが、ツール・ド・フランス第16戦。コースに羊さん達がわらわら参入にも驚いた。選手たちは流れて来た催涙ガスでエライ目に遭ったようですが、この16戦って最初の2時間先頭は47.7km/hで逃げて、羊たちも唖然として見送ったとか?
さてここで問題。日本では羊の鳴き声は「メエー」ですが、フランスでは次のどれでしょう。

①マエー ②ハエー ③ベエー

はい「ハエー」と答えた貴方、素直でいい人ですね。正解は③ですけどね。

【CM】
さて先週完結したハンドボール小説『マリンGO』は「小説家になろう」サイトにも掲載、また「エブリスタ」サイトにも連載開始しました。例によって表紙をこさえました。
https://ncode.syosetu.com/n9366ew/     :小説家になろうサイト
https://estar.jp/_novel_view?w=25142260   :エブリスタサイト



2018年7月21日土曜日

蚊もお休み

今週の後半は年に何回かの東京出張で、多少涼しいかと思ったけどやっぱり暑かった。今回は日が決まっていたので早々から予約し往復エア。幸い往復ともB777の便だったのでB787のロールスロイスエンジンでの欠航騒ぎは免れました。
往路は午後イチで仕事がある場合に好都合のNH020便。やはり羽田混雑で到着遅れました。沖縄地方の台風の影響もあったとは思いますが、益々混雑の羽田は本当に2020大丈夫なのかいなと思います。

富士山 美しい!
復路は陽のあるうちに帰れて18時発のNH037便。ゲート63を離れ、目の前の16Lから離陸するかと思えばトコトコ走りに走って16Rからの離陸でした。JAL機が16Lから離陸してたので不思議な感じ。確かに16Lには行列出来てたけど。離陸後は東京湾を大きく回って西へ向かい、富士山のシルエットが大変きれいでした。東海地方にも雲が絨毯になっていて表面はモコモコ。上昇気流がある証拠でしょうが見た目は頑丈そう。紅の豚じゃないけど、モコモコの影に飛行機たちの墓場があっても不思議はない感じ。

(伊丹→羽田)奈良市上空 真中左に平城京跡と佐紀古墳群 右端が学園前
(伊丹→羽田)ディズニーリゾートを見てRW22に着陸
セントレアを右手に見て、伊勢湾を横切ってからはどこ飛んでるのかさっぱり判りません。眼下には山の中を蛇行する川とその周辺の集落、山間を走る道路、たまにダムが見えたりします。次第に雲が増え、高度をが下がると積乱雲が天を突く様に見えます。飛行機は大きく旋回し積乱雲を避けて飛んでいるように見えました。多分一周回ったんじゃないかな。西陽が見えてたのが左旋回し続け、そのうちもう一度西陽が見えましたからね。その後も雲をひらりひらりと大きく躱しながら飛んで奈良県三郷町あたりでようやく「あ、ここや」と判りました。上手ですわ。伊丹の32Lには何事もなかったようにズシンと着陸。ほぼ定刻でした。さすがプロ。因みにこの機はチラ見しかしていないんだけどド派手な塗装。トマトケチャップとかマスタードみたいな(ホットドックか?!)色合いでした。真黄色なANAも居ましたし、この頃のANAはカーニバルみたい。

(羽田→伊丹)積乱雲を避けてます
(羽田→伊丹)積乱雲を避け旋回中
さて唐突ですが自動車を乗換えることにしました。BPレガシィが来年の車検で走行10万kmのパーツ交換が多々出るのと、そろそろタイヤ交換なので合わせた追加出費が大きい事と感覚の衰えか、先日サイドブレーキが甘い事に気付かず坂道でトロっと動き出しあわや追突の怖い目に遭ったので「危険を察知!」がいよいよ必要と観念した事にあります。後継は順当にレヴォーグ1600STI。12月の乗換と思って試乗したら、ついつい策に嵌り来月上旬の納車となりました。来年レヴォーグがモデルチェンジだそうで、近所の道幅からこれ以上大きくなると困るというのもありました。スバルの場合、最終形は大抵のバグを潰しているので安心感もあるしね。レヴォーグの中では一番乗り心地がソフトと聞いたSTIなんですが、試乗した感じはBPレガシィとあんまり変わらない。同時に試乗したOUTBACKは高級車感満載でしたけど。今回の乗換は例えば零戦21型から紫電改みたいで、感覚や運動機能の衰えをハードでカバーするのが見え見えです。まだ実車は製造中の筈なのでどうなりますやら。

先週記載したカクヨムサイト連載中のハンドボール小説『マリンGO』は本日完結です。もう出来ている話なので基本はコピペで早いのです。予定では、現在最終校正中の6作目を近日中にカクヨムサイト等に連載予定です。6作目は目の不自由なJKピッコロ奏者とその愛鳥の切なく美しいお話です。自転車は全く出て来ませんが自分ではお気に入りの作品なので、ご期待下さい。 『マリンGO』は下記が直リンクです。
  https://kakuyomu.jp/works/1177354054886351412

し・か・し 暑い・・・というか熱い。38とか39℃がポンポン出て来るってどうよ。私の職場でも自宅室内で熱中症もどきになる人いました。夜でも屋内でも舐めたらあきません。何しろ暑さのあまり蚊も出てこない異常な夏ですよ。

ヤツらどうしてるかって? はい 休蚊中。

2018年7月16日月曜日

ワタシ的熱中症対策

最高気温が38℃って最早インフルエンザ並ですよ。広島や岡山で被災された皆様には気の毒この上なく、神様もういいやんって言いたくなります。その上、大阪北部地震の余震も続いています。屋外に居たら気づかない程度ですが、シューイチで起こってて気持ち悪いです。
[閑散とした大仏池]
毎年この時期は急に気温が上がります。昨年も一昨年も、この時期はmax36℃で、涼しそうな所を選んで走ってたけど、やっぱ熱中気味になってました。そこで本日は熱中症について受け売り。

◆熱中症に見られる症状
①スポドリ飲んでも足が攣る ⇒「熱痙攣」 ナトリウム不足が原因
②身体がだるい、しんどい  ⇒「熱疲労」 水分不足
③血圧低下 めまい 失神  ⇒「熱失神
④体温上昇 意識や言動が変 ⇒「熱射病」 一番怖い
 =体温調整機能が利かなくなっている 身体から放熱不可
 ①②は私も経験しました。④まで行くと自分では何ともできません。

◆ツーリングでの特徴
①CRは木陰が少ない
 川沿いが多いCR。日射を遮るものが何キロにも亘って無い事もある
 これではいざという時に身体を冷却できる場所がない
②路面は気象台発表より暑い
 アスファルトの輻射熱、車の排熱もあり体感50℃近く?
③走ってると汗がすぐ乾くため、汗をかいている(脱水に近づく)を実感しにくい
 
◆対策や対応
①定期的に冷房のある場所で休憩できるコースを考える(そう言うのは簡単やけどね)
②体を冷やす場合は水をかける、風を送る、冷却材を当てる
 循環する血液を冷やすために首筋・腋の下等を冷やすと有効
 ボトルの1本は水にして凍らせてゆきたい(そのうちぬるま湯になるんやけど)
③冷却材を携行する
 私も冷凍したエナジーゼリーを保冷パックに保冷剤と一緒に入れて携行してます。意外となかなか解凍しないです。また冷却シートも常時携行
④水分補給は一気飲みではなく徐々に飲む(一気は利尿を促し却って脱水になるそうで)

しかし、何より大切なのは「無茶をしない」事だと思います。要は危なそうなら走らない。かつてのツールドでも40℃近い気温でレースが行われたことありますが、一緒にしてはいけません。酷暑のCRでは、セルフレスキュー出来なければ、他に人がいない可能性もあるし救急搬送だって場所的に難しかったりします。自己責任で対処出来ないなら無理な出撃はしない事が大切と思う訳です。

遺跡?でもなし、USJ?でもなく 木津川市の配水塔でした
とか言いながら、本日は朝からちょこっと走ってしまった。皆さん結構走っていたのであんぐり。加茂から奈良公園、郡山方面を回る試運転コースで、木陰・コンビニ等のありそうな場所を繋ぎました。ソフトクリームの為に立ち寄った植村牧場では、羊さんもやる気なくして壁際でぐったり。何しろWOOLを纏っておられる。COOLにして差し上げたかったです。本日走行48.3km。

「早く来なさい」「だって、暑いもん…」
さてお蔭様でサイクリング小説はポツポツと読んで頂く人が出てきています。嬉しいです。現在閲覧サイト『カクヨム』に「ハンドボール」を題材にした4作目を連載開始しました。と言ってもスポコンではなく部活のワイガヤモノなのでシリアスな場面は・・・ありません。登場人物はサイクリング小説のメンバーを引きずっていますが、3作目が飛んでいるので若干ワープ感が否めないです。ご興味あればご覧になってみて下さい。タイトルは『マリンGO』です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886351412

本日の奈良市の最高気温は37.1℃。さすがの東大寺も、がらーんとしてました。
いや、伽藍じゃなくてね・・・  (^^;)

2018年7月8日日曜日

木津川CR通行止あります

大雨えらいことです。倉敷のTwitter結構早くからレスキュー出てたのにマスコミって取り上げないんですね。消防がいちいちツイートをチェックなんてしてられないでしょうから、FEPみたいな機能をマスコミが持ってもいんじゃないかと思いますけどね。YOUTUBEしょっちゅうチェックしてるんだし、報道ヘリより価値がありそう。しかし各地の警察や消防が即応援しているのは心強い限りです。倉敷で病院からヘリで救助!って映ったのは奈良県の防災ヘリでした。只の聴衆だけど、力入ってしまった。

昨日は延期したビワイチ予定だったのがそれどころではなく、しかし本日は朝から青空が広がり天気予報も外れる予感。が、テレビに目を移すとまだ救出作業中。先週も乗ってないし乗りたい、けどこんな中で乗ってていいんだろーか。と器の小さい葛藤の末、10時半に出走を決断。

しかし、道路に大雨の影響がどう出ているのか判りません。CRって大抵川沿いだし。故にダメ元、どうとでもなりそうな木津川CRを目指しました。流れ橋の安否も気になるし。
走ってみれば木津川の流量は泥水大量だけど河川敷のグラウンドやCRも無事。昨日までの雨と今日の日射で蒸された夏草の匂いでいっぱいの中、普通に走ってました。しかーし、新名神を潜ってカーブしたらいきなり「通行止め!」うわ、こっちは雨酷かったんやと看板読むと「6/18の地震で堤防が壊れた」と。知らんかった。最近舗装した場所に見えたけどね。幸い府道22号へすぐに迂回できたので良かった。

迂回路は左手前下です
流れ橋からは再度CRに乗れましたが、3か所ほど補修中でブルーシートに覆われ、対面通行不可区間がありました。気のせいか路面のクラックも増えているような・・・。そうだ、流れ橋は無事でしたよ。泥水の中に更新した橋脚が整然と並んでいました。改修した価値ありましたねえ。

御幸橋から木津川・宇治川を見下ろすと川幅一杯に濁った水が流れてゆきます。桂川も見る事にして更に前進。何しろ嵐山で溢れそうになっていたのは桂川です。宮前橋のアンダーパスは泥んこに色々堆積して通行困難。水はCRの際迄来ていたようです。やっぱ、大変だったんだ。CRの反対側にはずらっと家が並んでるんで、どこか一ヶ所でも決壊したらマジ大変です。古来から「治水は政の要」というのは頷けますね。歴史小説でも治水工事を扱ったもの多いですもんね。
キリがないので羽束師橋(はづかしばし)で対岸に渡り戻ります。昔、免許更新に来た京都府免許センターが見えました。あの頃って警察署では更新できなくて、必ずここまで来なくちゃいけなくて結構面倒でしたよ。因みに「羽束師」とは古代、土器を作っていた人の事ですって。
木津川です 奥が下流(三川合流地点)
こっちは隣の宇治川 幅一杯ですね
桂川 羽束師橋より 左岸にCR
宮前橋を渡ってCRを戻りましたが、急に暑くなったのでちょっとバテ気味でした。本日走行79.5km。

さて、サイクリング小説『コトの風』を無料小説サイト”エブリスタ”にも公開しました。
https://estar.jp/_novel_view?w=25114330
中身は基本的に同じです。基本的に・・・というのはこのサイト、投稿用エディタが1話(1章)1000文字以内なんですね。そんなサウザンな作り方してないから、1000字単位に切りよく区切る作業が大変。なのでどうしても嵌らない場合、「もういいや、これ消しちゃえ!」とか結構乱暴な修正をしてます。なので基本的に・・・なのです。それと、エブリスタには「表紙」がつくのです。どんな意味があるのか判らんけど一応作ってみました(下記)なんかカッコいい。

でもな、これだけが立派でもな ・・・  看板倒れ あいたっ