2020年2月23日日曜日

スイてます?嵐山

コロナの影響でインバウンドが減って嵐山がめっちゃすいているというニュースや噂に釣られ、これはチャンス!(何のやねん…)と嵐山まで往復。
[本日の渡月橋]
結論・・・、混んでだ。そりゃゴールデンウィーク程じゃないですよ、しかし、すいてるからイケると思った竹林、池上さんのTVでやってたピザ屋さん、何れも諦めました。すいてると聞いた日本人が「今こそ」と私みたいにやって来たのかも知れません。
今回は嵐山に近づいた頃から、青空が広がっているのに大粒の雨がポツリポツリと降って来て、この雨はどこから来るんかいな と思うておりました。渡月橋の袂のトイレ&休憩所みたいなところでトイレ行って出てきたら、一天にわかに掻き曇り、たくさんの人が駈け込んできます。見ると冷風がびゅーっと吹き抜けバラバラと雨が…と思ったら、痛い痛いとか言って駈け込む人もいて、どうやら霰混じりのみぞれだったみたい。夏なら美味しそうな話ですが、皆さん傘出したりフード被ったりで大わらわ。キモノの女の子が寒そうで可哀想でした。
雨霰… 判りにくいけど寒そうでしょ。寒かったです
私も慌ててレインウェアを出して羽織ったけど、割とすぐに天気は回復しました。渡月橋も一方通行、外人さんもいましたが総じてやはり日本人割合が多かった(7割?)。キモノの子たちも今日は日本人でしたね。
話題のピザ屋さんにも行ったのですが店内ブタ混み。外にまで並んでた。尤も食べたかったのはピザ生地にアイスとチョコを巻いたゼッポリーネだったので、みぞれの後です、寒かったしーと負け惜しみです。
嵐電嵐山駅のキモノフォレスト 日本人で賑わってた
立ち寄り先バックアップとして考えていたCafe2店も混んでいて、ちょっとサイクルジャージで入るのは躊躇いました。そしていつものYADO-Cafeは何故かClosed。仕方なく三条通を流し、そうや、車折神社寄ってこうと寄道参拝。ここは日本人ばかりなので、従来の嵐山っぽい。芸能神社にも参拝し、駐車場へ歩くと途中で「ぐっさん」の玉垣発見。虹色ジーンが終わって、その先が心配されます。お笑いが量産され、バラエティだらけになってもなかなか立ち位置掴めないって厳しい世界ですよね。だから神頼みって言う事でしょうが。

松尾橋渡ってCRに合流。往路は風に苦しみましたが、復路は追風で嬉しい限り。桂川沿いはママチャリやウォーキングオッサンも多く、慎重に走りましたが、木津川沿いになってからは概ね30キロ前後で走れました。本日走行110.1km。
細くて判りづらいですが連凧上がってました
来週末は予定があるので2月は3回出走したのみですが、今年は雪塗れで凍てつく事もなく3月を迎えそうです。木津川CR沿いでも梅がきれいに咲いていましたし、藪からウグイスの声も聞こえました。人間界がどうあっても自然と言うものはちゃんと回ってゆくのですね。こういう風景とコロナの話を重ねると、大昔に見た映画「復活の日」を思い出します。ジャニス・イアンの切ないテーマ曲が今でも聞こえて来るようです。あの話のウィルス(映画の英語名はVirusだった)に較べればコロナなんて可愛いものですけど、ウィルスって生き物ですから自分を守るため変容してゆきますからね。あの映画のようなことにならないよう、せめて

マスクの転売はやめましょう! (ちっちゃ・・・)

2020年2月16日日曜日

トラブルは音から

これは技術関係の職にある人にとっては常識だと思います。も一つ「臭い」ってのもあります。ロードバイクの場合、多くは走ってる途中で異音を感じたら、どこかしら不具合が発生していると思っています。

しょうもない事もあります。以前、ヘッドパーツあたりから異音がするなあと思って調べてみたら、サドルの固定ネジが緩んでいただけ(緩み過ぎると大変だけど)と言うのもありました。音は回り込むのでね、時々違う場所から聞こえるんですよね。
今回は先々週、瀬田からの帰り道、ダウンチューブ辺りからミッシミッシ音がする。ボトルケージに差している保冷ボトルを押さえると一時的に止むので、こりゃケージとボトルの何かかなと考え、先週整備時にボトルゲージを外してみました。

すると案の定、Foglia製のアルミボトルケージの溶接部に亀裂が入ってる。2年程前の新幹線の台車と同じですが、こっちはAlpenで買った安いモノなので「やっぱり…」って感じ。ボトルが最近サーモスの保冷ボトルになったので重量が増し、いわゆるフラッタリングのような現象で弱い部分に負荷がかかったのでしょう。取り敢えず、亀裂部分に瞬間接着剤を流し込み、シートチューブに取り付けてあるケージと交換。シートチューブはツールカン用なのでさしたる重量はなく負荷も軽いですから。
黄色い円内が亀裂箇所
これでメンテ完了。こういうパーツも寿命は2年位でしょうか。先週の祝日に枚方周回コースを走り異常なしを確認しました。寒かったので新しいギアとしてイヤーマフ登場。ずっとフェイスマスクを耳まで引き上げてカバーしてましたが段々ズレて来るし、着けるときも面倒でした。自転車用もありましたが被ったり締めたりは嫌だったので、近所のスポーツ店でUmbroの汎用品を購入。グレーの迷彩柄。一見女子高生みたいですが、あったかいしズレもせずOK。難を言えば収納が嵩張る。暑くなったらトップチューブにでも掛けておくしかないようです。
汚かったフィニッシュテープの上にミッキーのマスキングテープを巻いてみました
期末が近くなりあちこちで道路工事中。木津川CRにも看板立ってましたが結局どこも工事はしていませんでした。先週走行は75.7km。
通行止めだらけ~
淀川に架かる橋はこんなイメージ
今回デビューのUmbroのイヤーマフ
さてWEB小説は”月の光は♪オーディエンス”を公開中です。2年程前に書いた「コトシリーズ姉妹編」をリメイクした中編で、ピアノが主役のラブ・ストーリィです。Key-itemはベートーヴェンのピアノソナタ第14番月光第1楽章でして、誰しも聴いた事ある名曲です。私もいつかは弾きたい…と思っておりますが、カノンで苦戦してる様ではなかなかあきまへん。

キャッチコピーは「月の光が舞い降りて音符になる、ピアノが奏でるピュア・ラブストーリィ」ですが、危うく二股かけそうになるJKがヒロインです。今回はエブリスタサイトとベリーズカフェサイトに公開中で、前者のURLは

https://estar.jp/novels/25593449

です。宜しくお願いします。

新型コロナ、既に蔓延しまくってるというのが私の感想です。エボラのような致死の病でもなさそうなので、マスコミも騒ぎすぎと思いますが、そのせいで皆さん手洗い・うがいを励行するようになって、インフルの患者が激減してるとか…。

これも病の副作用です。

2020年2月2日日曜日

宇治川ラインのメイプルリーフ A.LMON

大津市瀬田まで往復。寒いかなと冬ジャージの上にウィンドブレーカまで着込んで走り出しましたが、1時間もすると暑くなりました。皆さんどうやって調節しているのでしょうか。

R307は新名神と天ケ瀬ダム工事のダンプカーがわんさか走ってます。いつもながらにクワバラクワバラと唱えながら宇治川ラインへ。今日は宇治川ラインまでに交互通行2ヶ所、宇治川ラインでは宵待橋付近で1ヶ所と、交通規制はそれ程でもありませんでした。しかし、山の中の臨時信号、見通せる場合は無視して来る車いますからね、危なかった。
湖西の山々 冠雪しています
11時半に南郷に着いて、プティブランのイートインでお昼食べて、唐橋まで走りました。往路は風向きも良く、少々雨が降ったものの快適。瀬田川の東側の川岸を走り、カモたちが水草食べるのを観察し、洗堰から戻ります。今度はややアゲインスト。立木観音が大賑わいですが、そこを過ぎると交通量も少なく、せっせと走って曽束大橋を渡り、宇治川ライン後半戦へ。喜撰山発電所を過ぎ、カーブをくるーっと回ると扇状型に開けた場所に、大きなカナダ国旗がパタパタ。え?こんな所に領事館、な訳ないからカナダの人が何か始めたんかなと停止。見るとCafeの看板。奥の方に小さな白い建物があります。いつの間に…。

我が愛車たんちょう号もカナダブランドですから行ってみようと(トイレも借りようと)、未舗装坂を押し歩き登ってゆくと、スキー場の天辺のリフト乗場付近のレストランみたいな建物が。中から女性の方が出ていらして、いらっしゃいませ。
室内はall・木。すごい。完全ログハウス。お昼のプティブランではコーヒーマシン故障で飲めなかったので、こちらで頂きました。で、マスター(オーナー)のお話伺ってびっくり仰天。いちいちびっくりなので箇条書きにすると

〇屋根から何から全部自分で建てられたそうな(クレーンも使わず)
〇建築原価は限りなく低い(建物本体は事情により0だそうで)
〇土砂崩れにもめげず、一人でコツコツ作られた(エライとか凄いとしか言いようない)
〇テーブルの天板は崩れて来た杉の木(きれいに製材されてる)
〇カップはお友達の信楽焼のセミプロ作(キミちゃんちゃうよ)
〇入口上のカナディアンカヌーや木製パドルも自作品(美しい!)
〇周囲の山全部を借りている(ほんで?と思ってしまった)
〇建具もみんな貰ったもの(タイプが全部違う)
〇全てに渡って手造り感満載(手造りですから)
不屈のマスターです(顔出し許可済み)
そう、店の名前は A.LMON(あるもん) あるモンで作ったからだそうです。
営業は金土日のみですが、私の場合、大津まで走る時に丁度真ん中らへんで、休憩したくなる場所です。心配な点は二つ。背後側面の山は崩れて来ないのか(背後に砂防ダムはありました)、ほんまにやっていけるのか、です。後者は営利目的ではなさそうなので、ひょっとしたら光熱費賄えればいいだけかも知れません。余計なお世話かも。こう言う一連の話を聞くだけでも面白いので宇治川ライン走行の皆さまは是非パーキングエリアとしてご利用ください。但し、建物前までは地道ですから走行注意です。本日走行97.5km。
手造りカヌー(フネはきれいです)
奥には薪ストーブ、テーブル下には火鉢完備です
なお、マスターさん(お名前聞いてない)、モンベルの店頭に飾られているハーフカットのカヌーを全部作られたそうです。(驚嘆)。47店舗とか仰ってたので、半分ずつとしても24艇建造したって事。

造船所やん…。

※ 2/2は木津川マラソンのため木津川CR、多分通行規制かかります。お気を付けください。