2023年6月24日土曜日

AE86レビンが288万円!

 平易に八尾空港まで飛行機を見に行きました。恒例により距離稼ぎの為、松原市内の近鉄跨線橋の先で折り返し。

出発時はパラパラと小雨。めっちゃ重い雲でしたがそのうち消えるだろうと出発。富雄川沿いを南下し、R25で龍田川河畔へ。三室山の麓の中古車屋さんでトヨタのAE86クーペスタイルに288万円とか値札貼ってあって驚愕。人気車種なのは重々承知していますが、あれって40年前の車ですよね。確かに綺麗なフォルム、適度な大きさ、そして文句ない(だろう)走行性能。個人的にはリトラクタブルライトのトレノより、お目目がちゃんと出ているレビンの方が好きですね。若者はミニバン離れって記事を読みましたが、同じ形のハイブリッド車とか出したら駄目なんでしょうかね。

大和川沿いは弱い向風でしたが、先行車について行くと30kmオーバーで突っ走ってしまった。八尾空港には11時到着。到着時に丁度関テレヘリが飛んでゆくのが見えましたが、それ以外は「シーン」。取り敢えずフェンスに自転車をもたれさせて待ってみますが何の動きもない。背後の町工場から鋼板の切断音やら槌音やらフォークリフトのバックブザー音が賑やか。

待つこと20分。ようやくセスナが一機タキシング。同時にヘリのエンジン音も。2機が離陸後またもシーン。アオスジアゲハが華麗に目の前を飛んでゆきます。

BELL412ヘリ 朝日航洋

セスナ172 朝日航空

20分後、セスナが始動、続いて低翼機も。この2機が離陸するともう後続の気配もなく、私も見学終了。フェンス沿いを戻っているとヘリが1機近づいてきました。停車して見るとタイヤのついた中型ヘリ。読売テレビでした。

AS365ヘリ 読売テレビ

大和川沿いに戻りノンストップで奈良県に入り、王寺町の先でロンドンバスのカフェで休憩。結構混みあっていましたが、ドリンクだけだと、ロンドンバスの中か屋外チェアになりまして結構すぐに柚ソーダが出て来ました。バスの1階の(2階建なんで)カウンターに座って外を見ると、のんびり出来ます。背後ではおば様二人が如何にもと言ったトークを丁々発止中。恐らく定年後の旦那の愚痴だらけ。男の人はやりたいことだけ出来て不公平と宣っておられました。真理ではあるのですが、恐らく在職中は愚痴ることも許されない巨大な矛盾、プレッシャー、ストレスに向かい合って来られたことも多かったと思いますので勘弁してあげて下さいと密かに思いました。

店名はJO-9だそうです(ジョーク?)

ロンドンバス車内から 見えてるトラクターはポルシェです!

大和川沿いから富雄川沿いの河川管理道路に入ったところで、巨大なシマヘビが道の3分の1くらいまで伸びています。尻尾は叢の中でしたが、ぶっとくて2m近くある感じ。しかしその位置でじっと動かず、仕方なく鼻先を通過。昼寝中なのか獲物を消化中なのか知りませんが遠慮なく出て来るのは北海道のクマ並みです。本日走行78.2km。

前回から装備しているテールライト、猫目のPapidMini。電池は長持ちしますね。グループライドモードで点滅させていましたが20時間OK、通常の点滅だと30時間もイケるそうです。毎回充電しなくてもいいのね。一点不思議なのは、ついていた取説、日本語がないのです。5か国語位で記載されていて漢字版も繁体・簡体揃ってるのにね。ま、何となく判るからいいけど。

先週、自動二輪のヘルメット、OGKのEXCEEDのシールドを交換しました。購入時から蚯蚓腫れのような気泡?が目の前にあって、他にも傷が多く見づらかったのです。NETでマニュアルを検索すると、簡単に交換出来るように記載されているし、ミラーシールドやら多数販売中。私は視力が心配だったのでクリアUICシールド(UVカット版)を購入し、NETでの交換動画を見ながら交換。しかしこの動画、めっちゃ悪戦苦闘されています。10分位の動画なんですが、悪戦苦闘中シーンが飛ばされているので、実際相当苦労されているよう。しかも交換後のシールド開閉もどこかぎこちない。なので緊張して慎重に進めましたが、あっさり交換完了。1分もかからんかった。あの人、何やってたんだろう。

これで視界もクリアに! と思うのですが交換した古いシールドをよく眺めると、その表面にぴったり保護フィルムのようなものが貼られています。スマホの画面保護フィルムをもっとぴったりきっちり貼ったって感じ。

シールド交換後 右が旧シールドで微妙に色が違います

マニュアルには一切出て来ないけど、もしやこのフィルムって剥がして使用するものだったのか? 考えてみるとアクリル製のシールドだから、このフィルムがあるから気泡が入る訳で、一体これは何のフィルムだ?

過保護フィルム?


2023年6月17日土曜日

R307付け替え完了

 R307の京都府城陽市~宇治田原町間のクネクネプチ峠、新名神工事に伴い付替えが完了し、本日初走行し宇治へ。

木津川CRはチャリダー多し。速度域が早く25km/h前後ではビュンビュン抜かれます。R307に出るため、山城大橋の袂のホームセンターでトイレ休憩。既に自転車ラックには後輪のない欧州車?が掛かっています。え? こんな所で盗難?と焦りましたら、近くのベンチでパンク修理中でした。朝6時から伊賀上野まで往復の帰路だそうで、へぇーと思いましたがその時9時半。スタート地は不明ですがめっちゃ速いんちゃうん? 凄い。

R307に入り漕いで行きます。温泉を過ぎると山道。この区間は狭い2車線がクネクネで大型車が多く、離合待ちしたりなかなかワインディングな道路でした。トラックの荷物用ゴムベルトが落ちてるわぁと思ったら黒蛇だったり、山肌ギリなので雨の後は山水が噴き出し、川になってたり怖ろしかった。

ラーメン屋の手前からきれいな直線の2車線道路。幅も広がり、歩道は工事中ですが、完成すれば路肩には余裕。一応峠なので登る高さは同じですが、路面がいいのと直線なので楽。疲労感は以前の半分以下でした。これなら気楽に宇治川ラインへ行けます。

上:上空の電線が旧道の左端 
下:峠の終わり 右が旧道

今回は天ケ瀬ダムに立ち寄り、初めてダムアーチを見学。思ったよりデカいです。瀬田川からやって来る深緑の水は鳳凰湖と呼ばれるダム湖に溜まり(ゴミもね)宇治の街へと放流されます。そして朗報はここから白虹橋へ通じる道が開通した事。宇治川ラインの溝だらけの下り道をカット出来ます。ダム見学受付のおっちゃんも「4年か5年かかったなあ。初めはもっと早い筈やってんけど、一緒にあれもこれもやる言うて時間かかって…」と現場ならではのコメントでした。

ダムアーチ

奥が瀬田川上流 ゴミも堰き止めます

放水路 今日は穏やかです

ダムから降りる道も開通

宇治の街にも観光客、戻っています。通圓さんで抹茶ソフト美味しと寛いでると、良く判らない言語の人たちがたくさん。で、やっぱり抹茶ソフトは通圓さんですよ。甘すぎず自然な味。茶づなでトイレ借りて走り出すと、復元太閤堤(豊臣秀吉が築いたと言われる堤防)の水路?で鵜匠が何やら説明中。そうそう、宇治川の鵜飼はこの度「放ち鵜飼」と呼ばれる、要は綱で引っ張らないで勝手に鵜たちが泳いで鮎取って戻って来るというのを再開されているのです。その説明会のようで、数羽の鵜たちが思い思いに泳いでいました。で、鵜匠(宇治川の鵜匠はすらっとした女子なんですよ)が「ウッティー!」と呼びかけるとちゃんと戻って来て、鮎を「ペッ」してました。人工孵化で育てた鵜なので、鵜匠をお母さんだと思っているのだそうです。

一口ペロッといってしまった後なので頂上が平ら

自由なウッティーたち

こんな顔です

ここからは急いで北上。六地蔵では京阪の駅の下の通路を通って、山科川べりを走行。三栖閘門を通って伏見みなと公園脇を少し回り込んで国道1号線で宇治川を渡り、久御山JCTからは高速道路の真下のR1BP。日陰になるし道は真っすぐだし快適な自転車高速。木津川を渡って流れ橋PAで休憩、木津川CRを戻ります。少々暑い。本日最高気温が31℃超だったそうで暑い筈。CRの最後の方では、大きなパニアケースをリアに振り分け、バックパックを背負った外人さんグループサイクに遭遇。荷物の大きさと慣れないのか蛇行気味なので追抜くのが難しく、ずっと追従運転。観光っぽい服装だったのでさぞや暑くて草臥れたと思います。「誰だよ、自転車乗るとか言い出した奴!」とか揉めていないといいけどね。本日走行80.6km。日焼け止めを塗らなかった脚が真っ赤になっております。

◆本日デビューの装備品

①リアライト:5年使ったモーションセンサー付猫目が充電できなくなって引退。後継は猫目のラピッドミニ。フロントライトとセット商品で遂に1軍起用。取付方法模索中。 

②シートバックに飾り紐:旧豊郷小学校の観光センターに”Take Free”として置いてあったもの。Freeなのに売れ行き悪いので二つ頂き、バックの左右に装着。紐なので外れて巻き込むと大変なのでそれなりに気を遣いますが、和風で良いなと。

ライトがカッチリ付かず歪んでます 飾り紐はアクセントでしょ

③ツール・ド・フランスのハーフグローブ:頂きモノなので価値不明。ネットでも出て来ず、しかし触った感じは安っぽくなく色合いもいいので大事に使います。Jスポの販売品っぽい。

こんなグローブです 付け心地よろし

しかし、宇治川の鵜たちの名前はみんな「ウッティー」。美人ママから「ウッティー!」と声掛けられて、俺や! なんでお前も行くねん!とか喧嘩にならんのだろうか。ま、そのうち「お前行けや、母ちゃん怖い顔してるし、俺嫌や」とかなるかも知れん。

母たいへん。



2023年6月4日日曜日

拙作並みに近江電車の降り忘れが再現してしまった話

 この週末、本来はハマイチ&空自浜松広報館見学、の予定でした。カミさんが丁度同窓会等二泊で上京予定だったからです。ところがご存知の台風2号。静岡にも大きな被害をもたらしました。そもそも浜松入りする予定だった3日の朝は東名高速の浜松付近が通行止め。ライブカメラで浜名湖見ても、ミルクコーヒー色にごった返していて昨年ハマイチの低気圧通過直後と同じ様相でしたので中止して良かった。

ついでながらカミさんも新幹線運休で同窓会ドタキャン。様々なCXL処理だけで2時間くらいかかってた。幹事なのに大丈夫かって気もするけど、そもそも遠隔地に住んでるのに幹事ってね…。

私は代わりに本日「けいおんの郷」豊郷へ。前回は豊郷から一駅足を伸ばし尼子まで参りましたが、今回は更に一駅伸ばし高宮まで走り、例によって近江電車で八日市まで戻って、ピレリ守山まで自走のパターン。

朝7時過ぎに車載で出発、京奈和・京滋BP経由で8時20分頃守山ピレリに到着し8時半出走。湖周道路をせっせと漕いで、南三ツ谷公園で休憩後10時半に豊郷小学校到着。今日は自転車もたくさん見かけました。女子も…増えましたねえ。近江平野は小麦と田圃の黄色と緑のコントラストがきれいです。

ビワイチ像にも詣でました

琵琶湖も濁りまくり

田圃と麦畑のコントラスト

麦の穂!

日曜日なので次々に若い来訪者。でも日本語じゃない。クールビューティの三人娘は台湾のお嬢さんだったかな。男子勢はどちらかというと「なるほどね…」って感じの兄さんが多かったような。近江電車は1時間に1本なので時間を逆算し旧豊郷小学校を出発し、中山道を辿ります。今は普通の道路ですが、やはり周囲は昔の面影が残っています。すっかり大きくなった並木やきっと昔は旅籠屋だった建物。交通量がそこそこあるのでのんびり散策は難しいけど、草鞋でも貸して歩く旅ってのもいいかも。

美しい校舎ですね 外国みたい

ちびっとすっきりした「放課後ティータイム」部室

やたらリアルでして…(ギターのスプーン?いいですね)

しかしハード的には深刻な状況が(雨漏り)

みんなが通る階段のウサギさんは剥げて金ピカ
下は校舎端っこ階段の、恐らくオリジナル

けいおん!

彦根市高宮という地区は多賀大社の門前町だったようで中山道沿いに一の鳥居が聳えておりました。多賀大社までは2キロ以上ありそうですが。辿り着いた近江電車の高宮駅は超立派。多賀大社まで伸びる多賀線との分岐駅でホームも3つありカットピザのような形です。無人駅なんだけど、運転士が交代していたので、運転区とか列車区のような職場が置かれているのでしょうか。丁度3番線に多賀大社行きの渋~い電車が停車中でした。暫く待っていると八日市方面行きの水色の電車がやって来ました。きっとこれ、乗ったことある奴です。乗客もバラバラと数名以上が乗車。

新幹線、今日は元気に走行
多賀大社 一の鳥居


中山道です 電柱と電線が若干気になる?

高宮駅 この立派さは何?

私は自転車付きなので2両目の最後部に座り「たんちょう号」を抱えます。目の前には日曜日なのに部活っぽい可愛いポニテの高校生。渚もこうやって乗ってたんだなあと拙作[空と渚と二つの淡海]を振り返ってしまった。明示はしていませんが、モデルは近江電車なんですね(読めばまる判りですが)。2両目車内には各ロングシートに二,三人ずつ、外国人旅行者グループのみ数名が固まって座っていました。で、「けいおんの郷」がある豊郷駅の到着アナウンスが流れるとスマホを眺めながら日本人少年1名と外国人Gが立ち上がります。電車が停止してもそのままキョロキョロしているので、思わず「降りるのは一番前から!」と叫んでしまった。

前方を透かし見た一同はわらわらと1両目に移動しようとしますが連結部の扉を開けられない(確かに重かった)。ええーっ?!と、目の前のJKはじめ残りの乗客が焦る中、残酷にも豊郷駅発車。拙作の空クンのシーンを彷彿させる出来事が目の前で起こり、私も唖然としてしまった(もっとも彼は早とちりと寝過ごしでしたが)。

次の愛知川駅のアナウンスが流れると早々に立ち上がる「けいおん」ファンたち(たぶん)。男性客の一人が、外国人Gに連結部扉を開けて見せ、ご一行無事に下車されました。愛知川駅から中山道を歩いて戻ったのでしょうね。それはそれで新たな(古の)ニッポン発見で良かったかも、と思うのは私だけでしょうか。あのスマホ少年に、渚ちゃんみたいな女子との出会いがあれば、と願ってしまいます。

高宮駅待合室 明り取りの絵が気になる

カットピザ型ホーム 背後は多賀大社行電車

渋い電車ですねえ 百じゃなくて十景に留めたとこが

貴生川行きのすっかり見慣れた電車到着

八日市から近江八幡は自走。並行する近江電車は19分で到着するのに対し、我がチャリは40分近くかかってしまった。倍ですね。渋滞・信号待ちいろいろあったのでストレートならもう少し縮まる気がする。張り合ってどうする?

近江八幡からは慣れた浜街道とR477。なのですが冷静に考えたら思い浮かべても経路が判らないんですよね。走ってみると、うんうん、ここ右とか判るんだけど。ピレリ守山着は14時25分。ピレリで入浴すると遅くなるので今日はTEDDY'sバーガー食べただけ。高いけど美味しいです。ドリンクバーもあるので助かる。お風呂は通っているジムに寄ろうと出発。今年の琵琶湖は水位高っと思っていましたが、台風もあってか瀬田川も満々と水。宇治川ラインの道路の真横に水面って感じでした。普段ラフティングをしている立木観音近くの瀬なんぞは茶色い濁流がうねって、こんなの落っこちたら絶対見つからないし助からない感じ。水は怖ろしいです。

出発時と帰還時のピレリ守山

で、17時半に近所のジム(コナミ)に到着してチェックインすると、受付のお兄さんが「今日は営業18時までですけど大丈夫ですか?」と。え?まじか。「シャワーだけ!」と叫んで、結局10分で済ませました。全然リラックス出来んかった。本日走行78.6km。いろいろありましたが、充分ハマイチの代打の役割は果たしたと思います。

そうそう、近江電車の多賀線の次の駅の駅名はなんと「スクリーン」駅。近所の会社名だそうですが、

バーチャルかと思ったよ…。