2023年10月29日日曜日

秋の空のけいおん聖地

 天候が不安定とはまさに今日のこと。なのに滋賀県サイクリングで豊郷へ走ってしまった。これでもか!と言う程泥んこです。

いつの間にこんなの出来てたの?

出掛ける前から滋賀県の雨雲レーダーはチェックしていました。北から徐々に大きな雨雲が南下している。なので出走時間を30分後にずらし9時半~10時にしました。11時からは晴マークが並んでいます。そう、回復傾向なんだ!とお日様長閑な奈良を車載出発。瀬田辺りまでは陽射しがあって、しかし琵琶湖の向こう側には重々しい雲がどっしりと山に被さり、車が北上する程に空は怪しく。

こちらは恒例のビワイチ像

途中渋滞もあってスタート地点のピレリ守山には9:50到着。雨、降ってます。しばらく様子を見ているとマシになったのでレインウェア着て、バックバックにもレインカバーして、10:15出発。湖周道路は時折パラパラ降るものの酷くはなく、路面もびしょびしょだったり乾いていたり斑模様。サイクリストも大勢で皆さん今日は無事だったのでしょうか。雨装備の人は僅かでしたから。

最初の休憩点、南三ツ谷公園から湖東内陸部を見ると雨雲の傘が低い。うーん、降ってるなあれってまる判り。柳川町交差点から県道20を東進すると、追風強烈。ひと踏みで30キロ。大して踏んでなくても時々35キロオーバーしてた。で、案の定しっかり降って来ました。降って来たと言うよりも、こちらが雲の中に突入した如し。「この人、なんでこんな日に自転車乗ってはんの?」と思われていたでしょうね。

雨の中山道は自動車離合がやっとの道幅なので気を遣います。段差やマンホール、白線は滑りやすいから…と思ってもそうは行かない。ようやく12時過ぎに旧豊郷小学校(”けいおん”の桜が丘女子高)に着いてみれば、ウィリアム・ヴォーリズ設計の白亜のきれいな建物が…真っ黒。え? 足場の黒い養生カバーが全体を覆っています。大規模終焉工事だそうで…そりゃやらないといかんですよね。文化財なんだから。

ハクチョウがコクチョウになった感じ ご安全に!

案内所も同様 やってます看板ありました

雨が酷かったので開館していた観光案内所で雨宿り。10分程で雨が上がったので前回と同様高宮駅目指して出発。”けいおん”部室見学は省略し中山道をひた走ります。電車は毎時3分発。15分前に高宮駅に到着。するといきなり驟雨襲来。ホームにいた人も待合室に避難。これまた10分足らずで上がり、全く不安定。今日はざっと10名くらいが高宮駅からご乗車。私は2両目の最後尾に自転車持って座りましたが、そこそこ混んでいましたし、若者グループが中国語らしきでやかましい。部活のJKも冷ややかな目を向けていました。何言ってるのかさっぱり判りませんが「バイバイ」だけは判りました。バイバイなんや~。

多賀大社一の鳥居(1635年製です)

きれいな電車が止まっていました(高宮駅)

待合室のレトロな窓に叩きつける雨

きれいな電車は多賀大社ゆき

八日市が近づくと車窓から青空が垣間見えます。13時を過ぎてようやく安定してきました。八日市からは自走ですが向風。風速5m/sなんでインナーでへろへろ走行し、近江八幡で初めて雨装備解除。風が冷たくきついので、以降はまたモンベルのクイックベストで走りました。重宝するわ。昨日の天気予報では午後は風は強いが北東の風だったので追風と思っていたら北西風で殆ど向風。淡々と走りましたが今井浜始めコスモス畑は今がきれいです。

近江鉄道八日市駅は近畿の駅百選だそうです

近江富士(三上山)今日初めて青空が写った

今井浜のコスモス 皆「こっち見て!」とか言ってる

お日様微笑む中をピレリ守山には16時前に到着。軽く「たんちょう号」の泥を拭って車載し、お風呂へ直行しました。本日走行78.4km。

行く時 と 帰った時 です

なんでこんな日にわざわざ行ったのかと言うとカミさんが夕方から出かけるから丁度良いと言うだけです。滋賀県サイクリングは1日仕事でお風呂まで入って来るのでこちらもそれなりに気を遣い、こう言うチャンス日は逃さず予定を入れるとカミさんも気遣わず出掛けられてWinWin。だから有言実行なのです。女子の気が変わると何かと大変でしょ。

女心と秋の空…、まじ今日の空は大変やったし。

2023年10月22日日曜日

トップに落ちない

 秋晴れの日曜日、八尾空港へ。しかしそれに先立ち、ラスト3キロ雨の蒜山岡山ツーリングから帰って来た「たんちょう号」を清掃整備したところ、リアギアがトップに落ちない! トップから4枚目くらいで止まってしまいます。アジャスタ調整で1段だけ落ちるようになったんだけど、それ以上は頑として落ちず。これ、正しくメカエラーじゃないの? トップ側に落ちないと言うことは…ワイヤ張り過ぎ? ワイヤが緩むのなら判るけど、自然に張り過ぎるものなのか?

確かに輪行帰りです。私がタイヤ外して袋詰めしました。雨の中を指をギアで切るくらい慌ててたし。でも出して組み立てたのはスタッフさんですからそんな妙なことにはならんでしょう。もう一つの可能性はハンガー歪み。見た目には判らないけど可能性はある。駆動系は素人判断危険と、急遽近所のGショップに車載搬送。

するとハンガーは正常、恐らく輪行中にワイヤが一旦外れたんじゃないかとの事。んなこと起こるの?と不思議でしたが治ったので良しとしました。ですから本日はギアチェンジ爽快。トラブルなくてもたまに調整してもらうものですね。(有償ですよ)

Fly セスナ!

富雄川沿いを下ると、慈光院近くのCRでコスモスが全て伐採。綺麗に並んでいる場所だったのですが事情があったのでしょうか。その上をタテハチョウが所在なさげにフラフラ飛んでいました。何故か哀しい。朝イチは12℃位の気温で、またまたモンベルのクイックベストが活躍。R25から大和川CRを西へ。いつもなら松原橋梁で折り返すのですが、今日はもう少し向こうで折り返そうと吾彦(あびこ)大橋を折り返し。大阪メトロ御堂筋線がその地下を走る橋ですね。

橋を渡って反対側の周遊道路(河川管理道路)に左折しようとすると、左折道路はそのまま阪神高速(地下トンネル)の入口になっています。はや? しばし止まって観察。周遊道路は吾彦大橋をアンダーパスしていて、これは大迂回して行くしかないか…と自転車を押してバックした途端、カチャン。 あー、チェーン落ちたー。

出動!AS350(中日本航空)

止む無くその場で修復作業。ビアンキの高級車に乗った御仁が後から来て「何やっとんねん」とばかりにチラ見されるので記念写真どころではなくなり、信号が変わった途端に飛び出し、町の中を迂回して川べりに出ました。あーこの道、自転車博物館に行く時に迷子で通った道や…と気付いて心強くなったりして。

朝日航空 セスナ208キャラバン

共立航空 セスナ208キャラバン

八尾空港には11:25着。セスナがいきなり着陸。少ししてドクターヘリが帰還。続いて中日本航空のスレンダーなヘリが離陸。その後もヘリやセスナキャラバンが発着し結果的には40分の間に11回の離発着。相変わらず忙しい八尾空港。実は20分くらい経った頃、もう引き上げようかと思ったら、駐機スペースに出ていたコーナンジェット(セスナサイテーション)のエンジンが回り始め帰る訳に行かなくなりました。結局このジェット機は12時にタキシングを始め、12時5分テイクオフ。ジェット機特有の轟音を後にどこかへ飛んで行きました。速すぎていつも写真は失敗するので今回は動画に挑戦。追いつけないカメラワークですが一応離陸の様子を納めたのですが、ブロガー制限容量(100MB)をオーバーして掲載不能。編集で何とかならんかトライしてみます。代わりに?先日JAL機から見た伊豆大島の動画を貼っておきます。三原山の火口がぽっかり見えます。

PS. コーナンジェット離陸動画、小さく出来たのでUPします。写真下手なのでカメラがついて行っていないですがご容赦ください。

東邦航空 AS350 青空を気持ち良さげ

セスナ172スカイホーク 垂直尾翼がカワイイ

タキシング中のコーナンジェット


帰路もいい天気。休憩に立ち寄った法隆寺近くの太子公園では紅葉が僅かに「色づき始め」でした。帰宅後はチェーン落ち部分で剥がれたガードシールを貼り直し、いや、これでもかと二重に貼りました。本日走行81.4km。

                  三原山です(10/11撮影)

ボケてますけど、着陸したトンビ?

ようやく暑さを考慮せず走れるようになりましたが、今年の冬はスーパーエルニーニョだそうで、要はスペシャル暖冬で雪が降らないそうです。え?来年3月にスキー場の予約、入れちゃったけど…。大発生したカメムシも安心して冬を越せるようで、長女が北海道で仕事をしていた時、真冬の寮の窓に一面カメムシが貼り付いていたと言う怖ろしい話をしていました。道外でも斯様なことが起こるかもです。

しかし考えてみたら、私はトップに落ちないって騒ぎましたが当たり前ですよね。普通トップには「上がる」もので、落ちるのは最下位(ボトム)です。代わりに今日はチェーンが落ちたんだけど。

バグってますわ。いや、カメムシじゃなく…。




2023年10月16日月曜日

岡山は晴れの国??

 CTJツアー二日目はバスでの移動から。岡山県縦断サイクリングと言っても半分はバスです。高速含め1時間、津山ICから吉井川沿いを南下し、起点の柵原ふれあい鉱山公園で自転車組み立て。片上鉄道の車庫駅・吉ヶ原駅構内がまんま保存されています。ここから線路跡をサイクリングロードにしたのが片鉄ロマン街道だそうです。

吉ヶ原駅構内

吉ヶ原駅舎外観 お洒落な三角屋根です

吉ヶ原駅舎内 ノスタルジック!!

ホーム上にありました 何だか判らんけどカワイイ

駅構内でわらわらした後、10時頃出発。穏やかな道です。吉井川沿いの専用道は車の心配もなく全体的に緩やかな下りなので快適。

鉄道原点は左下の鉄鉱石輸送だそうです

全容はこんな感じ ピンクはCR脇の標識

10分程で2つ目の駅「備前福田」。トイレがあります。吉井川を備作大橋で渡り、風景は田畑から森の下へ。20分程で苦木駅、更に20分弱で備前矢田駅。何れも石積みの古いホームが残っています。

国道脇の備前福田駅

山が迫る苦木駅

住宅の目の前の備前矢田駅

また20分程で天瀬駅。ここが行程のほぼ半分で、アニメ「推し武道」のパネルが設置されています。岡山県舞台のアニメだそうですがこの地とどう関係があるのか判りません。実写版ロケでもしたんですかね。ノートがあったのでCTJツアーの記帳をしておきました。

松山空音と五十嵐れお がお出迎えの天瀬駅(和気町)

右側に雄大な川の風景を見ながら更に十数分走ると山を抜け、広々エリアに出ます。和気ドームなる施設がありトイレ休憩。公園施設のようで、ドームは屋根のある運動場でした。CR沿いに貨車が1両、満身創痍で鎮座。隣にある益原駅は新築したもののようで、うーん、新築する意味…あります? 

ワム1805という貨車(ワケだったら良かったのにね)

新築された?益原駅待合室 背後は和気ドーム

ここからは残り10km。町の中を走るので交差道路で減速or停車しながら走行。金剛川を渡ると、道はラウンドしてJR和気駅横へ。大きな駅で、丁度貨物列車が通過してゆきましたが、機関車には「桃太郎…」のロゴが。流石は岡山です。しばらくしてセブンイレブンでトレインはまた停止。なんでもこのまま行くと昼食の予約時間より1時間も早く到着するとか。「ええやん取り敢えず行こう」派と「一旦休憩」の主催者側でワイワイやっていましたが、結局暫くしてだらだら出発。

しかし、この時私には見えていました。北の空が黒い雲で覆われているのを。終着の備前市サイクリングターミナルまでは残5km。CRは国道沿いから分かれて、山陽道を潜る頃には背後の黒雲が急速に接近しポツポツと雨が。一行はペースアップ。CRが森の下を潜ると幾分雨は避けられますが、再度国道横に貼り付く頃には除けるものもなく、私は停車し、スマホ誤動作対策と財布の濡れ防止のためにバックパック奥に収容替えしレインカバー装着。今日は「雨は降らない」前提だったのでレインウェアは携行しておらず、その先にトンネルがあるので取り敢えずそこまでと走行再開。

雨と風は強くなり、寒いほどでしたが遮るものはなく、しかしサイクリングキャップを被っていたので前方視界は確保。一旦停車したことで遅れ、ハイペースで漕ぎます。やがて傍示ヶ峠の峠清水トンネルの灯に薄暗い中でほっとして飛び込みました。前方からは皆さんの賑やかな声が聞こえます。私は再度停車して最終兵器、モンベルのクイックベスト装着。嵩張らないので寒さ避けに持っていました。前面しかカバーできませんが無いよりマシ。この間に最後尾メンバーが横を通過。

持てる全雨天対応装備を装着したので再びハイペースで走行再開。少し行くと前方に皆さんが停車中。すると「行き過ぎた~」と200mばかりバックし(なんやそれ…)、一行揃ってバスが待つ片鉄サイクリングターミナルに到着。いやはや最後の3kmで結構濡れました。

サイクリングターミナルと言う割には建物閉館で駐車場があるだけで、それも大半は未舗装。当然自転車も泥んこ。そんな中で自転車を輪行袋に収納作業。My自転車の人はほぼ各自でやるのですが、私も最後にファスナーを閉める時にギアで右手親指を切ってしまい(ギアって刃物やもんね)血がつかないよう気を遣いましたさ。で、一行が収納を終えかけたころ雨は上がり、お日様が…。セブンでごちゃごちゃやっていなかったら降る前に着いたんちゃうん とか トンネルで雨宿りしてたら雨が止んでから着いたんちゃうん とか諸説ありますが、バスが出発したらすっかり好天になりました。うわ。

二日目走行33.4km。二日間で63.7kmのポタリングはこうして終了。一行はバスで日生へ昼食に向かい、晴天の日生港を眺めてボヤくことボヤくこと。そこからのバスでの帰路は、休憩の龍野西SAまで記憶が飛んでおりました。高速道路は予想外に順調で明るいうちに大阪市内に到着。皆さま大荷物でお帰りになりました。

いいお天気です 日生港

CTJさんは本年で業務を終了されるそうで、泊りがけのツアーはこれが最後です。事情は判ります。15年間大変お疲れさまでした。有難うございました。私は来月の日帰りツアー参加がラストの予定です。(カキオコは昨年懲りたからね)

で、ラスト3キロ程の雨、大当たりでしたね。そう、トリプルセブンの意味は決して「雨除け」ではなく「大当たり」なんですよ。

やるな、奈良観光バス。

心なしかドヤ顔に見えます777号

岡山は晴れの国?!

 週末はCTJさんツアーで岡山県を縦断する旅に参加。と言っても通しではなく、初日は蒜山高原CR周回、二日目は片鉄線路跡CRで津山から備前に降りると言う緩いサイクリング。蒜山高原は大山の南側で岡山県では北西部ギリにある地域。二日目の片鉄とは片上鉄道なる平成まで営業していた元鉱山鉄道だそうで、起点は県中部に近い津山市の南側、美咲町の柵原(やなはら)という所から。鉱山があったのがこの地域と言う事です。今回も奈良観光バスにお世話になりました。ナンバーが777。2年半前の丹波花見サイクリングでずぶ濡れになった時と同じバスでした。

曇天サイクです。背後が蒜山

奈良観光777号

初日はお昼前に到着し、いきなりジンギスカン。一面高原色の中で食べるのは嬉しいのですが、今回参加は多分16名で平均年齢は相当Upper(私で多分下から3番目)。正直きつかったと思います。13時前に出発し蒜山高原自転車道を時計回りに周回。曇り空で大山は裾しか拝めませんでしたが、暑くもなく寒くもなくサイクリングには好適な気温。少し走ってジャージーランドで休憩。ここでは牧草地が蒜山麓にかけて伸びていて、まさにザ・高原地帯。蒜山ジャージーミルク(ジャージーは英仏海峡のジャージー島から来ていましたね)のソフトクリームを休憩時間10分間で堪能。めっちゃ濃い。美味し。

ジャージーランドの牧草地帯

自転車道の前半(北半分)は高原すそ野の林間をかすめるコース。少々なUpDownはありますが、初心者でも充分OK。なので平均速度は著しく低し。秋の気配(紅葉も始まっています)を全身に受けながら林間コースを抜けると盆地部分に入り、今度は東から西へ畑の中を走ります。森の端っこでは栗の実が散在し走行注意。イガ栗でパンクした話は聞いた事ないけど、乗り上げると結構危ない。しなの木橋休憩所付近の旭川河川敷は真っ白な薄の穂が風になびいて「タンタンタラタンタンタン」とナウシカのメロディが出てきました(大変美しい)。

薄の穂が揺れてます

黄色矢印が大山付近と思われます

畑の中を走った後、中国四国酪農大学の看板を左折、本日唯一の坂道に入ります。初耳の学校です。先日仕事で農芸高校のJKと話をしましたが、酪農の道を目指すと明言していました(その筋では有名校だそうです)。北海道の専門大学に進みたいとの事でした。うら若き女子ですが見上げたものです。北海道は冬になるとカメムシやてんとう虫が窓を覆いつくすほど集まるよ~大丈夫?と聞いたら「虫は駄目なんです」とキッパリ。ウシの産道に手を突っ込んでも平気だけどムシは駄目ですか…、決意は素敵だけど大丈夫かなとちょっと心配になりました。この学校ならその点は大丈夫と思うけど。

坂と言っても精々500m。ゼイゼイ登って爽快に下ったら後続が来ません。頂上で揃うのを待ってたみたい。んなこと言ったってシニア軍団は下りたいぜよ。後は出発地点のBBQ会場へ戻るだけ。森をクネクネ抜けると遊園地や牧草地帯が一望できました。ここに蒜山タンチョウの里なるスポットがあって丹頂鶴が居るそうなのですが、CRからは遠くて確認できずでした。

健脚オジサンと健脚爺さん軍団 下って休憩中

曇天の中30.4kmのポタリングを終了、自転車を輪行袋に入れてバスは出発。30km程南にある湯原温泉に向かいました。それやったらそこまで自走したら距離的には丁度良かったのにと思いましたが、2車線国道は山沿い谷沿いをクネクネ上下に走っていて、交通量もあるので確かに十数台の自転車がダラーっと走っていたら危ないところでした。

夜はさながら爺ちゃんたちの同窓会。まあいいんだけど。80/70/60代と年代ごとにカラーがあるのも判るし、それを串刺し出来る人がどこにも必ずいると言うのも事実です。宿泊場所は贅沢言わないですが、ウォッシュレットは欲しかったな・・・。

晴れの国・岡山も山間部では雲が出ます。これ当たり前。がちょっと疑わしいのは常連の某雨男さんではなく、トリプルセブンバス。今日は降られなかったからやっぱラッキーじゃん…に見えますが、いやいやその答えは次回、後半で。

参加の皆さまお疲れさまでした。


2023年10月7日土曜日

スカイパークも3回目

 ハマイチ翌日は恒例の空自浜松基地附属の博物館、と言うか広報施設スカイパークへ。

零戦が飛んでいます52型

夜はいつものホテルに宿泊し1階で営業している中華で晩御飯。美味しいんだけど、ホール係の奥様はちっとも上達しないカタコト日本語で接客し、旦那にオーダー通す時は中国語。なので正しくオーダーが通ってるかどうかは不安、いや不明です。四川料理だそうですが台湾ラーメンがついてたりします。生ビールにもピーナッツがコメダコーヒーの10倍くらいついて来るのでお腹は一杯になります。

お出迎えのF86Fブルーインパルス

手消毒もブルーインパルスになっとる…

翌朝、スカイパークには開館直後に到着。今回も勧められるままシアターでブルーインパルスのPV観賞。プラネタリウムみたいに頭上で展開する映像は迫力あるんだけど、古いせいか暗くて荒い。昨年も思ったけど4Kで撮り直したら迫力出るんだけど無料サービスなので予算がつくか…ってとこですね。

展示はあまり変わりません。1階のF2戦闘機はそのまま。模型がたくさんの2階は半分がガランとして、イタリアの複葉機レプリカのみがポツンとしていました。対空兵器や装備品展示も減ったような気がします。

半国産戦闘機F2

F16とは違うのよの解説

国産支援戦闘機F1

F1はお尻(エンジン)丸出し

3階ではフライトシミュレータコーナーが親子連れで賑わい。PR動画シアターは休憩に丁度良く、イートインコーナー(テーブルと椅子のみ)と図書が並ぶキッズコーナーは、小さい子連れには助かる場所でした。喫茶FUJIは相変わらずレトロな存在で、私もアイスコーヒーで休憩させて頂きました。

政府専用機B747の貴賓室(最前部)

資料館から格納庫へ向かいます。こちらも徐々に機数が減っている気がします。プロペラ機が天井から吊り下がり(重量の関係でしょうね)、救難機、戦闘機とブルーインパルスの歴代機が並んでいます。以前はジェット練習機T-1とか黄色い練習機もあった気がしますが無かった。日曜日でしたがそれほど混雑しておらず、ぐるぐる回って観察するも、コックピット観察は子供優先なので遠慮しました。F4戦闘機がやっぱ一番売りですかね。戦闘機では他にF1・F104・F86Dが並んでいます。F86Fは有名だけど、F86Dなんて戦闘機は全く知らんかった。和名は月光だそうです。ブルーインパルスはT4,T2,F86Fが並んでいて、みんな色が違うのですね。T4が一番好きだけど。

歴代戦闘機が並んでいます

引退したF4ファントム最終生産機

ファントムのお尻は切なく色っぽい…

練習機T3(富士重工)

最後に売店へ。ファイナルF4のTシャツと卓上カレンダーなど購入。会社での卓上カレンダーはこのところJALだったけど来年はエアフォースです。

外は風が吹いて気持ちいい。広々してるし日曜日は静かだし(ここが大騒ぎになったら緊急事態です)、幼稚園みたいな遊具もあって近所の人なら子ども連れに持って来いの公園です。西方向の草むらの向こうに練習機T400やT4の垂直尾翼がちらっと見えました。

C46輸送機 昔の飛行機って形です

自販機にも戦闘機 売ってるものは普通です

じっとしている飛行機ばかり見て来たので、一度実機が飛ぶのを見てみたいとも思いました。カワサキプラザからせっせと「乗るカワサキ(自動二輪)」と「着るカワサキ(アパレル類)」のメルマガが来るのですが、ここには

「飛ぶカワサキ」

が居るんですからね。

飛ぶカワサキ(空自HPより引用)