2012年5月3日木曜日

GWはタイムトリップ

今年のGW、遠出の計画はありません。
代わりに(めっちゃ)身近な観光地、奈良に出掛けました。
それも自転車でしょっちゅう行っている、奈良町と今井町です。

で、思ったこと → 歩くと違う。
奈良町付近(元興寺を中心にした半径1kmほどの区域)は、高校生の時にボランティア活動の拠点として通った地域ですが、全く変わりましたね。要は「観光地」になってます。
サイクリングは大抵一人なので、お店に入ることも余りありませんが、カミさんと歩くと入り浸ります。
ガイドブックに載っているようなカフェは行列が出来ています。大体、昔 奈良にカフェなんて無かったもんね。
旧家を改造したというお店でお茶飲みましたが、おばあちゃんちみたいな感じでした。
写真の「漢方薬」の看板は奈良町のものです。空中の電線が無ければ「江戸時代に撮りましてん」でも判りませんね。

今井町では「蕎麦屋さん」に入りました。写真のようにアリエッティが出てきそうな中庭のオープンカフェ?です。
井戸には金魚が泳ぎ、新緑を分ける風に「ふうりん」が応えます。
そして、お蕎麦を食べてると、マスター(大将?)がケージに入った「ウサギさん」を連れてきました。
何でも、ご近所から「借りてきた」そうで、そのご近所も2,3日前に「知り合いからもらった」そうで、この関係者全員が「この子の名前知らない」そうで、何だかさっぱり判りません。
さすが中世の町。時間の流れも人々の気質も浮世離れしています。
ピータラビット似の団栗のような黒い大きな眼をしたウサギさんでありました。今頃月でも愛でているでしょうか。

因みにこのお蕎麦屋さん、大変感じよかったです。蕎麦も美味しく、デジタルフォトフレームでお客さんとの記念ショットをスライドしていました。なかなか進んだ中世です。

曇空の下、近いが新鮮なタイムトリップでした。


今井町の町並み
お蕎麦屋さんの中庭

漢方でござる




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