2012年5月6日日曜日

藤ノ木古墳に入る

さて法隆寺にサイクリングは雨天中止になりました。

午前中から怪しい風が吹き荒れ、そのうち大粒の雨が横殴り、更に雷がドンガラガラ。
13時過ぎには雨は上がりましたが、次女は就活のレポート作成に突入したのであえなく中止に。代わりに?車でカミさんと出掛けました。もち、法隆寺にです。車ではたった20分です。

法輪寺横の町営パーキングに車止めて、法隆寺まで自転車道をブラブラ歩き、法隆寺を1周したところで、「藤ノ木古墳 一般公開」の貼紙発見。
500mしか離れていないと言うことなので行ってみました。
「藤ノ木古墳」:新聞やニュースではかつて見た記憶がありますが、なんで有名なのか、また法隆寺のすぐ横にあったんかい など知らん事ばかりです。本日は特別、石室の中に入れるという事でした。ま、お墓の中ですから、いくら古代のものとは言え気持ち良いものではありません。順番が来て、入る前にまず合掌。

中はがらんとした空間で、石棺のレプリカが置いてあります。役場の人?が解説してくれました。一緒だった「典型的な関西のオカン達」が偉く専門的な用語を駆使して解説者に肉薄。
人は見掛けに依りません。考古学マニアのオカン・・・ なかなか懐深いです、関西は。
その後、近所にある文化財センターに寄って、埋蔵品(埋葬品)のレプリカを見て帰りました。

では、復習です。

○藤ノ木古墳は、法隆寺建立の10年前くらい(500年代末期)に出来たと推定
○誰が埋葬されているか未だに不明だが、埋葬者は2名
○盗掘に遭っておらず、出土品には大陸の影響が濃いと見られるものが多い
○直径50m位の大型円墳

発見前は、民家に隣接した柿の木繁る林だったそうですから、この辺りは何がどこで眠っているやら見当つきません。
そう言えば、昨日嵐山でも、お散歩中のゾウガメに遭遇しました。日本のガラパゴス化は技術だけではなかったんか・・・。

歴史・古代史がお好きな方は是非、奈良にお住まい下さい。
汲めども尽きぬオモチャ・・・ではなく資料がたくさん埋まっています。
古墳は撮影禁止だったので、写真は昨日見た「れんげ畑」と最近のフライトです。

GWは終わり、明日からまた仕事ですね。これから夏までが長い。
人生50年超えても、小学生と同じレベルの感想しか出て来ないのでした。

一面れんげが咲いてきれいです
JAL Cargo B742F 上海離陸

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