2014年8月17日日曜日

ミシガン見ただけ

お盆行事で走らない週末。

と言っても本日は午前中にお墓への卒塔婆更新作業?を終えたら出走しようと思っていました。ところがお墓で線香上げたりしている最中に早くもスコール襲来。線香も短い命と思いつつ撤収。空を見上げると南西方向から次々分厚い雲が流れてきます。そしてその上にはうず高い積乱雲。見上げる傍からボタボタと大粒が降ってきます。青空も断片的に見えるものの最近の勝率?考えて本日は断念。ま、昨日から警報出まくりで床上浸水まであったので仕方ありません。先週は台風でしたし近畿は亜熱帯かいな。

そこでカミさんと大津市の「びわ湖大津館」に出掛けました。昨年も行った「英国庭園」のある所です。出掛ける端からまたスコール到来で先が思いやられましたが、その後の道中は大丈夫。随所に大きな水溜りがあって「ヤツは先刻ここを駆け抜けたな」と丸判りです。R307から宇治川ラインで数台のロードバイクを見ましたが誰もが一発はヤツに遭遇したのではないでしょうか。そして瀬田川の異常な高水位。南郷近くでは道路面と変わらない高さに見えました。水の流れも速いこと。普段リバーカヤックがロディオを楽しんでいる辺りは、まさにホワイトウォーターが牙をむいている感がありました。あんなのに引き込まれたら浮上は難しいでしょうね。きっと水中でも縦渦潮状態と思います。
瀬田川の河口付近居には何故か消防車がパトパトさせながら集結し、川には消防艇?らしき赤い船体が通せんぼしているのも目に入りました。どうやらお祭りの警戒だったようですが。

「びわ湖大津館」に到着し、レトロで明るいレストランでまずティータイム。この建物は元々「琵琶湖ホテル」だったそうで、レストランにはテラス席もあります。館内席も大きな窓から大津港から南湖が一望でき、リゾート感覚満点。湖・浜・街、そして背景の山が重なってちょっとした外国のようです。やっぱ水辺はいいなあ と思っていると辺りが白く霞んできて、スコール!30分近く叩きつけるような雨。そして一転厳しい日射。これまた外国のようでした。

やがて向かって左手から大きな船体が現れ、観光船「ミシガン」が桟橋に着岸。琵琶湖では目立つ船です。平べったい船体に4層のデッキが載った、内航船ならではのトップヘビーな形で、船尾に並ぶ大きな外輪が特徴です。水深のなさそうな桟橋への着岸は難しそうでしたが、えっちらやっこら着岸。クルーズは90分との事で残念ながら本日は最終便が出た後でした。もう1隻の大型船「ビアンカ」も大津港に入港するのが見えました。こちらは同じくトップヘビーながらも随分スマートな船体。カヤック中に出会ったなら、どちらも見上げるばかりの高層ビルに見えるでしょうね。ま、遠望した時点で逃げますけど。

ついでに?英国庭園も散策。今はバラの季節でないので花々しくはありませんでしたが、キキョウやらヒメリンゴやらイトトンボやらに出会いました。大雨の後の日射は蒸し暑さを増長させ、お客さんは数えるほど。七人の小人たちが「かくれんぼ」したりしそうな繁みがたくさんなのですが、この暑さと客数では小人達もどこぞで昼寝でも決め込んでいたのでしょう。だって小人の数の方が多いっすから。「やってられん」どこからか寝言が聞こえたような。我々も間もなく撤退しました。

さて、売店でリバーシブルのお皿を発見。和食器で長方形。片面は焼き魚が似合いそうなお皿で、ひっくり返すと長手方向に畝がたくさん。ステーキとか置くと油が溝に落ちて具合良さそう。グッドアイディアですね。両面使えるお皿なんて初めて見ましたが、非売品だったかな?

両面だけに「うら(裏)ない」。┏(ー_ー;)┓

藻だらけの桟橋に着岸したミシガン
びわ湖大津館

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