2014年8月11日月曜日

大宇陀ショートトリップ

8月の月曜日、車の免許更新のため有給休暇取って免許センター(橿原市)に朝から出掛けました。自転車積んで。

2年ほど前に帯広市郊外の広大な、そして全てが見渡せるT字路で「一旦停止違反」を取られて、遂にゴールド免許は終了。青になってしもた。道警の名誉ために申し添えておきますと、警官の対応は見事でした。「充分に注意されて左折されたのも解っております。トラックの動静も確認されていたのも解っております。ただ、完全停止でなかった・・・。法律上は・・・」とえらい腰の低い解説、パトカーに乗るときも手を添えて頭ぶつけないように気遣って頂き、年配の釧路高速警察隊員2名に全く悪い印象はありません。でもなあ、青になってもた。

免許更新は1時間講習を経て11時前に終了。そこから桜井市の体育館に移動し駐車場を拝借、「ゆきかぜ」を降ろして宇陀に向かいます。目の前の三輪明神の門前町を抜けて、R165に入ります。榛原までは迷う事ない一本道。長谷寺過ぎて段々坂が急になってきます。それもずーっと坂。ゼイゼイ言いながら、ここぞの勾配には宝刀30Tを抜きます。交通量が多いので、また路肩が昨日の台風で荒れ放題なので結構危険。途中で後ろにピタッとついてるトラックを過すために止まったら、再始動できん。あーしんど。それでもヘコヘコ登ってようやく峠のコンビニで一休み。

以降は下り坂で近鉄榛原駅へ回り込みます。商店街には堂々「伊勢本街道」のややくたびれた看板。駅前を通って伊勢本街道を戻る形で走ります。すぐに宇陀川沿いのサイクリングロードを見つけ、そちらを走行。桜並木が続いているので春はきれいでしょうね。道なりに行くと途中で草生した地道になっちゃいます。並行する伊勢本街道R370にR166との分岐看板が見えたら一般道に移って下さい。大宇陀は山間ののんびりした普通の町ですが、アニマルパークを過ぎると急にレトロになります。江戸時代前後の町屋が保存されており、中にはモダンな洋館も混ざって散歩に丁度良い町並みです。そして、見つけました。銘菓「きみごろも」の松月堂。持ち帰りは大きな箱詰めなので断念しその場で一つ頂きました。見た目は「黄色っぽい豆腐?」。口に入れた瞬間ふわーっと溶けてしまいました。食べた気がしないのが魅力?明治の頃は「ハイカラさん」だったのでしょうね。そのまま街道をポタリング。

道の駅で休憩し、再び町を戻りながらポタリング。山間のレトロタウンには手付かずの「明治」が残っていました。観光色が薄いのでまさに「知る人ぞ知る、かぎろひの里」なんでしょうね。夏草の香りのみならず、山の端を染める早目の夕焼けや、暗闇に乱舞するホタル。350m登る価値はあります。
帰路はR166を走りました。ショートカットコースで、倉橋溜池の傍を通る国道です。大宇陀から快適な道路を走るとすぐに「女寄(みより)トンネル」。長さ500m強あるので常用しているCAT-EYE自動点灯テールライトの他にサドル下の第2テールライトも点滅させ、後方対策。道幅はそれ程でもなく立派な歩道があるわけでもなく、しかしながらトラック往来も多いのです。幸い数台抜かれただけでしたが後方から大音響すると緊張します。トンネル出たら直滑降の下り込み。とても登る気にはならん勾配と距離です。ここで新品ブレーキシューの真価発揮。下ハンせずとも50km/h以内でコントロールできました。所々路面が盛り上がってるので速度注意です。避ける所ないからね。

桜井からはいつもの横大路を走ります。大して走ってないので足も軽く、ルンルンと走っていて気がつきました。しもた、車は桜井や。耳成山の麓を大回りして桜井に戻ります。いつもの道はボケを誘います。車に自転車積み込んで帰りましたが、帰路の眠い事。免許更新で見たDVDの事故場面を思い出して必死のハンドル。結局自走しても大して変わらない時刻に帰宅しました。本日のショートトリップは45.6km。

しかし免許更新で驚愕の事実が。免許センターって日曜日もやってる!有給取らなくて良かったやん。5年経てばいろいろ変わります、免許の色もね。

めっちゃブルー。


和洋混在のレトロの魅力
銘菓:きみごろも 1コ110円税別







女寄峠から桜井への下り込み
女寄トンネル桜井側


0 件のコメント:

コメントを投稿