2013年6月9日日曜日

淀城跡に行ってみた

3ヶ月ぶりの枚方周回コース。少しケムシ予感はしましたが、府県境は一気に突破と言い聞かせ出発。

ところが、周回コース定番の第一トイレ休憩場所、天野川トンネル(川がトンネルに入る所)でいきなり遭遇。マイマイガのケムシがトイレの壁に整列。帰宅後大発生場所を再度調べると、生駒市から交野市にかけてと書いてある!丁度周回コースとぴったり。しかもマイマイガの大量発生って2,3年続くんだって。来年も枚方周回コースには充分な注意が必要です。Wiki読んでると北米でも森林に大被害があったそうなので、まさに人類の敵。ヨーロッパから人間が持ってきたものが広がって収拾つかなくなったそうです。海外の生き物を安直に持ってくるとどうなるかを示唆する事例です。ま、可愛くて連れて来た訳じゃないんだろーけどね。

ケムシ後、枚方まで順調に走行。信号の度に同じ自動車と抜きつ抜かれつ。嫌がられてたでしょうなあ4回も自転車に抜かれると。そのまま枚方市駅コンコースを押して通り抜け、淀川沿いの河川道路へ。こちらも快適な走行。風は緩やかな追風。周囲の林・草むらからオオヨシキリのギギ・ジェッジェという鳴き声がたくさん聞こえます。時折、鶯が割って入り賑やかな事。途中から京阪国道に上がりましたが、御幸橋近くの河川管理道路から京阪国道への合流道も遂に舗装され、次回からは国道を走らずに済みます。

御幸橋から今日は嵐山方面へ向かい、淀城跡に行ってみました。京阪淀駅のすぐ傍の城跡です。マップ上で緑色になっていたので休憩に丁度いいや と行ったのですが、淀駅近くは大量の警備員が赤旗もって交通誘導中。どうやら淀競馬場でレースでもあったみたいです。淀駅の方向から淀城跡に近づいてみるも、一帯は区画整備工事中で、フェンスやら臨時駐輪場で封鎖状態。何だか訳解らず、商店街を戻って旧京阪国道へ出てみました。実はこの道は、私が京都府民だった十数年間、運転免許更新で免許センター(淀にあるのです)に通った道でした。なっつかしー!ここに来てようやく地図と記憶が結ばれたって感じ。そして旧京阪国道を少し走ると淀城跡公園を発見。狭い入口ですが石垣が見えます。

入ってみると、うーん、イメージと全然違う。まさに「昔の光 今いずこ」。石垣と雑草。暗い木陰。雑然。中に小さな公園がありますが長居しようと思わせるものは何もありませんでした。栄枯は移る世の姿。ああ荒城の無念の跡よ。
と言うわけで荒城はさっさと後にして自転車道に戻り、流れ橋SAで休憩。その後も緩やかな追風に助けられ木津川自転車道は25~30km/hで巡航し戻って参りました。但し、自宅から2kmの所で、いつもと違う道を行こうと急坂を登ってみたら両脚の太腿の前部筋肉が攣り始め、宥め宥め登りましたけどね。本日走行74.5kmと出ていましたが、途中でサイコンが止まっていたので過少申告。太腿筋肉メーターの方が正直かも知れん。80km越えて無茶すると攣る とか。

さて、淀城って言うと「淀君(お茶々)」のお城みたいですが、別物だそうです。「淀君」の為の淀城もあったそうですが、今は姿形がなくお寺になっています。この辺りは京都と大阪(=西国各地)を結ぶ交通の要所だったので、いろんな歴史が隠されています。奈良と違って中世以降の話が多いので親しみ易くもあります。タカラヅカでもやったそうですよ、石田光成とお茶々の恋。

それこそ茶々が入りそうや。


バンビちゃんと違って全然可愛くない・・・
花の宴 も想像できません



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