2013年6月23日日曜日

雨の和束・もののけの森

雨中走行でしたが和束まで行きました。

梅雨時になるとクセ毛が一層巻毛になって始末に終えんので、本日はまず散髪。その後、加茂から府道5号線で、できれば滋賀県境まで、もしかしたら信楽まで行ってみようと思ったのですが、雨が強くなり和束の山の中で折り返しでした。

加茂まではご機嫌ルート。雨模様にも拘らず、たくさんの自転車と擦れ違います。皆さんきっと朝から走ってて、帰り道なんでしょうか。それからR163をちょこっとだけ走って、すぐ府道5号線に入ります。ロードバイクの定番練習コースだそうで、ここでも何台か擦れ違いました。道路は川に沿っていて、緩やかに登っていますが、時々下ったりもします。和束町は「宇治茶」が自慢らしく、「茶源郷和束」の看板があって、実際山の斜面にはウネウネと茶畑があります。

しばらく走るとダウンタウンに出ますが、雨もそれ程強くないので、もう少し行ってみようと役場前を通過。道は次第に山の中に入って行き鬱蒼としてきます。眼下には渓流が流れ、夏の日なら大変気持ちの良いサイクリングコースと察します。でも今日は肌寒いくらい。通る車も少なく練習コースには打ってつけですね。そのうちトンネルがあって、少し行くといきなり道路が拡幅され人家がまばらに。
どこだか判りませんが、停車・休憩としました。ここで本日の新兵器「TOPEAK 携帯型スタンド」登場。クランクに嵌めるタイプで、アイディア賞ものです。強風の時なんかは不安ですが、平坦地で何もない時は重宝します。次女の父の日!。

で、休んでたら雨が強くなってきました。ドリンクも凍らせてきたのですが全く解凍されず、寒くなってきたので「本日これまで」宣言。後で調べたら「五ノ瀬」と言う場所でした。県境までは10キロ位あったみたいです。帰りは下りなので楽なのですが、少し走ると脇道発見。府道5号もいい加減鬱蒼ロードですが、薄暗い脇道は一層鬱蒼としていました。で、少し探検。

山に入る道のようですが、小さな川が流れていて、勿論誰も居ません。大きな一枚岩が鎮座し苔やら蔓性の葉っぱがアイパッチみたいに纏わり付いています。周囲には濃いオゾン。繁る木のトンネルのせいで雨もかかりません。小さな川は真っ白な飛沫を飛ばし勢い良く流れています。川の音と雨の音、大きな葉っぱがふわーっと落ちてきた時は心底びっくりしました。いやー、山犬様やら木霊たちがそこここに現れ消えても不思議はありません。時間が止まったかと思いました。それに誰かが見てる?怖いのではなく落ち着いた眼差し。私はここに居るよ、ずっと昔から って。

その後は下り道を飛ばして、加茂から奈良市に入り、更に強い雨の中びしょびしょになって帰宅。その後の「ゆきかぜ」のメンテに1時間近くかかってしまいました。本日走行69km。
雨中走行しても、本日はギアチェンジもチェーンもブレーキもスムーズでした。やはりマメにメンテすると違うものですね。

和束の森も、天気がよければ陽気なハイキングコースで歌が生まれるのでしょうが、今日のひっそりしっとり人知らずの森からはお話が生まれそうです。
木霊はいつでも傍にいます。山犬様や恐竜だって出てくるかも知れません。
トイレは最寄のコンビにまで我慢しましょう。

え?オレ? ・・・。 寒かったよねー今日は。

何もこんな日に走らんでも・・とも思います
新兵器 TOPEAK携行スタンド




小さな滝もありました
木霊 見えますか?






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