2014年5月6日火曜日

屋根より遥かに高い鯉のぼり

晴れると思わなかった本日、急遽、桜井周遊コースをツーリング。

金剛葛城自転車道を南下、大和高田から橿原・桜井へと東進し、R169を少し北上して大和川沿いの快適ロードを北西に走ります。その終点である川西町内から県道を北上し、大和郡山市内で奈良自転車道に乗り入れると言う盆地内長方形コースでいつもと逆回転です。

奈良県内はそこそこの北西の風、薄曇で結構肌寒く、長Tに半袖ジャージを重ねて丁度良かった感じでした。機嫌よく葛城自転車道を走り橿原市今井町の華甍でまず休憩。明治の建築で今井町の自治が認められていた頃の役場建物だそうで、威風堂々の建築。入口上のアーチ状の瓦屋根がラウンドしているので、ちょっとモダンな感じもします。

トイレを借りてそのあとR165に入ります。多分この区間を走るのは初めて。直ぐに右手にJR畝傍駅がありました。JRより国鉄って感じの駅で、歴史や重みを感じます。建物そのものは大して大きくなく、またそれ程凄いものではないですが、地方都市ならどこにでもありそうな渋い建物です。蒸気機関車が似合いそうですね。桜井線なので本数も少ないと思いますが、やけにホームが長い感じでした。昔は長い列車が停まったのかも知れません。因みに駅前広場は月極駐車場になっておりました。

「橿原はなかなか渋い」と思いながらR165を少し走り、いつも通っている「横大路」に入りました。東進するのは初めてなので、いつもと風景が違います。なので、R169に左折する交差点を過ごしてしまい桜井駅まで行ってしまいました。いや、厳密には「ここやったかなあ」と迷ったのです。交差点名は「戒重南」。うーん、カイジュウなんて物騒な名前だっけ?と考えてるうちに信号が青になり、そのまま直進してしまいました。桜井駅前で少々ウロウロし、何とか高架を潜り、迂回してR169へ。但しその間に「シャトレーゼ」を見つけ、どら焼きとワッフルを買い込めたのはラッキー。

大和川沿いの道はやはり快適。適当にトイレもあり、路面も良好。ロードバイクも時々出会います。沿道緑地で、どら焼き&ワッフルを食べました。小さい女の子が若いパパ・ママと遊んでいます。緑地には黄色い小さな花が絨毯のように咲き詰められ、その中にクローバーの白い島、タンポポの大きい黄色や薄紫の小さい花が顔を出しています。何があったか、スズメとケリが追いかけっこ。うららかな春の風景でした。ウチの娘も小さい頃、春の公園で四つ葉探しに夢中でした。それが今月は里帰り出産。その間いったい何回の春が来た事でしょう。四季が走馬灯のように回り回り、人は人に受け継がれてゆきます。この盆地にはそれが千数百回も繰り返されているのですね。血とは不思議なものです。

以後の県道・奈良自転車道は北へひた走り、GWも締めくくり。本日走行70.8km。

農村の大きい家に大きな鯉のぼり発見。鯉のぼりって、父真鯉・母緋鯉・子真鯉と思いっきゃ、ひい・ふう・みい・よ・・・  えええ?11匹? 大きさも色もみんな違うし、ポールも通常の倍以上ありそう。農家のお金持ちはスケールが違います。童謡を超えて

♪♪(2階のー)屋根より(遥かーに)たーかーい、こいのーぼーり(たち!)♪♪ 


JR畝傍駅
今井町交流センター 華甍



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