2014年5月4日日曜日

新緑の嵐山

GW恒例の嵐山ツーリング。強烈な人出でした。
幸い私も4連休を頂いているので走るなら今日でしょ、の好天気。木津川自転車道も自転車たくさん。

往路は流れ橋PAでトイレ休憩し(流れ橋 復活してた!)、そのまま三川合流点から桂川沿いへ。お馴染みになった道なのですが、桂川を渡る橋を間違えました。本来はR9号線を渡るんですが、手前の八条通り(桂大橋)を前に居たママチャリにくっついて左折してしまい、歩道の広さに「ありゃ、こら違うわ」。ま、いつかは渡る川とそのまま進行。桂大橋を渡り終えたら、丁度ベテランサイクリストっぽい3人連れが信号待ち中だったので、ラッキーと付いていきました(基本的に懲りてないってことやね)。途中、トヨタのハチロク軍団(昔のレビン・トレノ)がブイブイと追い抜いてゆきましたが余り行儀宜しくない。豊田社長のハチロクへの想いは空振りしてるのではと思ってしまった瞬間でした。ベテラン達は速くてそのうち置いていかれたのですが、馴染んだ道に復帰。そのまま北上すると松尾橋付近からBBQの香り充満。河川敷は大焼肉大会と化していました。

そして自転車道終点に着いてみれば、既に人出の凄い事。中ノ島公園へ渡り、トイレ借りた後、渡月橋を渡りましたが、自転車乗るのも憚れる感じでずっと押し歩き。対岸のボート乗り場付近からようやく徐行で乗り始め、トロッコ駅の方まで行ってみました。メインストリートは車禁止でしたが、それでも例外のバスやら人力車がごった返し、私もタクシーのお尻や人力車の後に忍び足で?ついて行きました。

嵐山の細道は新緑で溢れています。竹林には明るい陽射しがスリットのように注ぎ、もみじの若葉は和紙の如く陽射しを円やかに漉します。古池は鏡面のように愛宕の裾を彩る青葉を映し、ひっそり黙したままです。鶯や鶸が鳴き声と共に枝葉を揺らし、路面の斑もまた揺れていました。「ええ塩梅どすなあ」 京美人の声が聞こえた気がしました。
何だか自転車で走り抜けるのは勿体ないので、私もずっと押し歩き。人間だけど光合成でエネルギーが蓄えられました。

店はどこも行列ができ、とても自転車抱えて並ぶ気にはなれません。写真撮ろうと思っても目の前の人々がたくさん写ってしまい躊躇します。明るい青葉の眩しさに目を細めるだけで結局ぐるっと回って再度メインストリートから渡月橋まで徐行。そのまま自転車道に戻りました。嵐山は腹減る名所です。

復路は向風でしたが、あまり気にならず26~7km/hで流します。途中、橋のアンダーパスから本線?に「よっこらせ」と坂を登って入ろうとしたら、目の前を黒いロードがヒューンと通り過ぎました。テニスのスコートのような漆黒のウェアが翻り!レディース! はやっ!。
私も、おっちらこと走りましたが、どんどん離れてゆくばかり。その後信号で追いついたのですが、私がよそ見しているうちに、後姿が小さくなっておりました。かっこいい!どちらのどなたか存じませんが、私は勝手に「快速黒アゲハ」と命名しました。

自転車道は河川敷のグラウンドや公園の中を通り抜けるので、周囲に子供がたくさん。自転車道にもキックボードで駈けるわ、ラジコンカーが走るわ、サッカーボールが転がるわ・・・。まるで障害物レースみたい。安全運転、連休注意。本日走行は112.2km。

嵐山のメインストリートの踏切で、たまたま遮断機が降りたので「トロッコ列車、来るかな」と期待したのですが走って来たのは妖怪・一反木綿みたいなカオの特急列車。さすがは山陰本線、ゲゲゲのふるさとからやって来たに違いない。

特急 ゲゲゲが来たろう。(o_ _;)o


若葉・若葉・嵐山!
渡月橋は人人人・・・



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