2013年5月5日日曜日

ビワ南湖遊覧走行

解っております。琵琶湖の南半分を1周したところでビワ半でも何でもないことは。
でも、カミさん不在で今日しか出来ない琵琶湖遠征なので「ゆきかぜ」を車に積んで9時前に出発。

やっぱGWでしたね。琵琶湖博物館の手前にある湖岸緑地駐車場に着いたのは10時半。宇治川ラインの交互通行、瀬田漕艇場での朝日レガッタ、そしてBBQ客で超満員の湖岸駐車場。たまたま空いていたのはトイレもないし、BBQするスペースが無い駐車場でした。
コースは簡単。湖岸道路を上って、琵琶湖大橋、堅田市内、R161、大津港、唐橋を通って再度湖岸道路で元に戻るというもの。推定数十キロのまったりコースです。

湖岸道路を走るのは2回目ですが、走り易いですねえ。景色もいいので、スピード出すのが勿体無い。琵琶湖博物館の周囲をぐるっと回って、マリーナの横を抜けて琵琶湖大橋へ。自転車は無料なんですね。走りながら湖上を見るといろんなフネが走っています。カヤックでは琵琶湖大橋の下って、結構難所とされるんですが、これだけ交通量があれば、沈しても誰かが助けてくれそう。

橋を渡ると袂にある道の駅「米プラザ」へ寄り道。車も多かったですが、それ以上にロードバイクが大集結。いろんなジャージ、いろんなバイク。見てるだけで楽しいですが、船ならばメザシ係留と呼ぶ停め方で壁際に数台が停まっていたのは圧巻でした。ここで早めの昼食。ま、パン買って湖見ながらモグモグするだけですが。

次の目標は浮御堂。新しい住宅・道路、古い住宅・道路を手繰りながら走ります。堅田の町にこんな旧家が並んでいたとは知りませんでした。とりわけ気に入ったのはO医院。レトロ・洋館・スタジオジプリの雰囲気。きっとドクターもジプリっぽい人に違いない・・・。
さて、浮御堂は満月寺の中にあって、入るには有料です。でも隣り合わす公園から良く見えました。穴場ですねー。ここからR161までは迷路です。バギーを押した同じ美人ママに何度も会いました。ははー迷子やな と思われたでしょうな。正解!

R161は普通の国道です。他所に無いのは3階建駐車場みたいな駐艇場。車が停められるんならボートも入りますわな。相変わらず渋滞する車を尻目に浜大津アーカスを抜けて湖岸の「なぎさ通り」へ。なぎさ公園には幸せな家族の風景がたくさん。いいですね平和って。途中で「ありがとう連隊」にも遭遇。も一つ判りませんが、オッサン達が十数人、縦列で行進しながら「あ・り・が・と・う」と叫んでいました。ま、いい言葉です(^_^;)。

なぎさ公園内の遊歩道で近江大橋を潜ってしばらく走ると、遊歩道は消滅。本日2回目の瀬田の唐橋を渡って対岸を北上。ペースがゆっくりで、距離が短いので殆ど疲れません。しかし湖岸緑地が見え始めると「あれ、どこに車停めたっけ??」。駐車場ってみんな同じに見えるのです。トイレが無いのとBBQの匂いがないのを頼りに(頼りない!)進んでいって、ついに琵琶湖博物館に到着。あれ?行き過ぎた?

仕方ないのでまた烏丸半島を1周し、今来た道をゆっくり戻ります。1km程で我がレガシィ発見。駐車場が満車になって見えづらかったのですね。両脇はミニバンでしたし。お待たせーと駐車場に下って「ゆきかぜ」を車載。本日走行は軽めの53.5km。行過ぎた分があるので南湖1周って多分50km位ですね。リハビリ走行に持って来いです。トイレも多いし。

古い町を走りながら、狭い路地の向こうに見える湖面が羨ましくて仕方ありませんでした。以前にも書きましたが、水が身近な暮らしは生活や精神に潤いを与えます。人間は水から生まれたってDNAのどこかに記憶があるのでしょう。

§ 日本語では、海の中に母がある。フランス語では母(mere)の中に母(mer)がある。

詩人・三好達治の有名なフレーズです。来週は母の日。


満月寺 浮御堂でございます
琵琶湖大橋に路駐。爽やか~。


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