2013年5月12日日曜日

倉橋溜池なかなか良かった♪

予期せぬ晴天の日曜日、倉橋溜池へツーリング。

なんじゃそりゃって? 私も知りませんでした。桜井市から明日香に抜ける道を探していた時、同じく宇陀に抜けるルート66 ではなくルート166から少し外れたところに、まるで「びちゃっ!」って形の妙な池があるなと思っておりました。「倉橋溜池」とあるので、灌漑用のため池と余り興味も無かったのですが、宇陀まで行くのは遠いので、取り敢えず「ため池目標」で走ってみました。

R169を南下し桜井市街に出た後、中和幹線を取り敢えず東へ。適当な所で右折したら道がどんどこ細くなり、近鉄線の踏切渡る時には、自転車担いでおりました。(とても走る勇気が出ない道だった・・・) すぐに古い街中道に出たので東進すると「宇陀が辻」に到着。大宇陀方面への道との3差路なんですが、名称からして太古の事件のにおい。

R166は山に向かうので緩やかに上ってゆきます。すぐに「倉橋溜池」の看板があり、右折。R166からも堰堤のようなものが見えてました。曲がりくねった坂道を少し行くと池の切れ端?に到着。程なく芝生の広場発見。溜池(ダムとも言えるようですが)の周囲を遊歩道が巡っています。まずは広場のトイレを探し、更にクネクネと車道を走ります。池のドン突き?で車道は池から離れ、遊歩道へ。

一旦ここで休憩と思い東屋に座ったのですが、親子3代の家族がやってきて賑やかにお弁当(コンビニでしたが。ハイ、余計なお世話か・・)を広げだしたので居心地悪くなり東屋を明け渡しました。池の北半分は遊歩道と言っても舗装された管理道路です。山の中の溜池なので、道路は池と山の間。ペダルを漕いで進んで行くと脇の山がガサガサ。蛇の退却?蛙の移動?

まだ鶯の声も聞こえますが、木々の上からカエルの鳴き声も。いろんな鳥の囀りが聞こえる森のアンサンブルでは、カエル君は、さしずめ打楽器の役割です。昨日の雨で陰になった路面はまだ濡れたまま。カーブを曲がると、路面で水を飲んでいた蝶々2羽が慌てて舞い上がりました。ごめんねカフェの邪魔して。そして所々、空に架かった藤の枝から花びらが舞い落ちて、路面は友禅のようでありました。
池は入り組んだ形なので、ひっそりと人目につかない水面もあります。1羽の水鳥がそんな中に着水。マルコの秘密基地みたい。池の周囲は2km位あると思いますが、出会った人は数名だけ。ひっそり、しっとり、オゾンに溢れた良い散歩道でした。

1周して池に突き出た東屋で少し休憩。釣り人が次第に現れ賑やかになってきたので引き返すことに。帰路はまずR166を戻り、R165との合流地点からは(外山と書いて、トビ と読む交差点です。これまた古代の曰くがありそう)R165を西進。途中から街中の旧道?に入って、大和中央道経由で帰って参りました。本日走行81.1km。

大和中央道では、2度目の子ガメ救出! 自転車道とは言え、周囲の地元の人が車で入る区間だったので、危ない危ない・・・と道路脇に移動させているその瞬間、車が来ました。危うくペチャンコになるところだったよ、子ガメ君。恩返しは出世返しでね。

 え?1万年先に竜宮城招待?
バケモノ屋敷になってへんか それ?


こんな沼も! ちょっと尾瀬みたい
閑静な溜池です。しっとり。





レスキューされた子ガメ君
カミさんが京都でもらったネコちゃん。まさにCAT EYE
フネで言うフィギュア・ヘッドを勤めます

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