2013年2月23日土曜日

新幹線は速かった

また大寒波がやって来るとニュースでありましたが、奈良市の天気予報は「西の風 風速1m/s 曇」だったので御幸橋までの南北コースを往復しました。
と言っても往路は木津川自転車道で木津川の西側、復路は河川管理道路と山城ポタリング道で木津川の東側、そのままR24で奈良まで抜けましたので首が超長いアシカみたいな形の経路でした。

西風と聞いていたのに自転車道に入ると真っ向・北風。それも風速1m/sなわけないだろって風。例えるならば風洞実験室の中で漕いでる感じ。私に毛糸とかペタペタ付ければ、丁度、流体力学の実験になりそう。なので、低速でヨロヨロ走行でした。
途中、自転車道用ゲート?ガード?を「えっこらせ」と抜けて漕ぎ出したら風に煽られ中央にフラフラと出てしまいました。「おおー」と思う間もなく右背後から「通りまーす」との声。黒いサイクルジャージで揃えた数台が、一糸乱れぬ動きで颯爽と抜いていきました。まるで俊敏な魚たちの群れのよう。私は彼らを密かに「チーム黒イルカ」と名づけました。だって「鯵」とか「鰯」じゃサマにならんし、第一私より5kmは速いので失礼でしょ。

自動的に置いてきぼりになった私は、真っ向北風を受けて更にペースダウン。「牛歩」から「カメさん」並みで走行。お陰で?自転車道に飛び出してきたクリーム色のイタチの子供を轢かずに済んだけど。そのまま20km/h前後で流れ橋SAに到着。トイレを借りて、ドリンク買って、御幸橋までは普通に走り、河川公園を奥へ奥へ。ドン突きは半円みたいになってて、ここからは淀川越しに新幹線が見えます。ここで本日のメインイベント。

八尾空港で鍛えたカメラの腕を試そうと、新幹線を連写。数分毎に新幹線は来るので、八尾空港みたいに緊張して見張らなくても済みます。残念ながら半円からは桜並木の向こうに新幹線が走っているので、それ程クリアに見えるわけではありませんが、真横に撮れます。
撮影手順は、

 新幹線接近を察知 → カメラを構える → 新幹線の頭を捉えズーム → シャッター押す

とても簡単。ところがぎっちょん、奴は速い。「お!来た。構えてシャッター ああ OFFになってる。ONにしてズームで ええい パシャッ」 7回撮って、頭か尻尾が写っていたのは3枚。残りは真ん中の胴体部分だけ。その3枚も並木に重なり「どこが先頭やねん」と探さないと解らない。本来は並木と並木の間の空間に「頭か尻尾」を捉える筈だったのですが。
それに、新幹線って16両編成なんですよね。だから胴体が写ってましたが、2両編成だったら恐らく「並木」しか写ってません。と言う事で掲載しているのがベストショットです。なんだかなあ・・・。「たまたま入ってました」みたいな写真ですなあ。やれやれ。

でも新幹線の速度は250km/h。八尾のセスナの離陸時は70ノットとしても120km/h強。なんだ、新幹線の方が難しいに決まってるやん。と言いながら、以前近鉄電車も胴体しか写ってなかったのを思い出して「やっぱりウデやん」。再びやれやれ。カメラマンって尊敬に値します。

復路は、初めて御幸橋付近から河川管理道路を走ってみました。路面もまずまずで広くて、おまけに殆ど通行が無いので快適。でもR1号線は横断帯がある訳でなく大迂回。また所々が工事中で地道になっており、押し歩きもありましたが、使えますね、この道は。山城大橋からは井手町やら木津川市の中を走って、そのままR24に合流。1級国道だけあって大型車が多く、路肩には何故かガラスや鉄片が散らばるおっかない道ですが、そのまま走り、奈良市法華寺付近で右折し、平城宮跡近くの古墳群を抜けて、霙降る中帰還しました。本日走行は80.4km。2月の走行は292kmで、やっぱ300kmには届きませんでした。ま、明日8km走れば良いんですけどね。

本日の結論。私のカメラは静物専用とし、新幹線の写真は鉄道マニアに任せる。身の程を知るのも大切です。
はい、「狐と葡萄」・・・ 仰る通り。

河川管理道路は MY WAY
新幹線! 上りか下りかも不明



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