2024年6月23日日曜日

右前足はピッカピカ(豊郷の続き)

 我が愛車のレヴォーグ。ノーマルタイヤがそろそろ限界と昨年の整備の際に言われてて、思い切って先月半ばに更新しました。12月にスタッドレスを更新し、連続タイヤ更新で散財。ノーマルタイヤは扁平率45の18インチですから何を選んでも高価。定価だとレグノ(ブリヂストン)なんて1本6万円とか言ってますからね(ちょっと呆れる)。

デフォルトはダンロップでしたが、今回はレヴォーグ乗り定番と言われるミシュラン・PILOT SPORTと現行レヴォーグの標準装備、ヨコハマ・ブルーアースGT AE51とで迷いましたが国産を選択。スタッドレスがヨコハマからダンロップになり、ノーマルはダンロップからヨコハマになるという状態。

オートバックスのNET販売で購入し、近所のオートバックスで取付。オートバックスと言えば少々ヤンチャなイメージがありましたが、今回は礼儀正しくつけてくれました。総額13万余と高額消費。乗り心地は新しいせいか、ややマイルドだけどグリップはちゃんとあります。

左側前後輪 ヨコハマ ブルーアースGT AE51

で満足していたのが、豊郷方面ツーリングの帰路、ピエリ守山の駐車場を出ようとしたら右前輪からカチャカチャ音が。

雨が降り出す中、再度駐車場枠内に停めて右前足をじっと見ると、トレッドの真ん中に白いものが生えてます。

ナニコレ? まじで珍百景かと思った。形状はフランジボルト。ワッシャと一体化したねじ込みボルトで頭径は1cmはありそうなデカいヤツ。これが刺さってる! ちょっと触ってもビクともしない。しかし思いました。力づくで抜いたとしても途端にパンク状態になるのでは。自転車でもあるあるパターンです。自動車のタイヤはチューブレスだし、これは素人判断しちゃいけないと即JAFコール。

白いのが生えてる!

JAFさん、生涯2回目のコールですが50分かけて17時に来てくれました。若いお兄ちゃん、右前輪見て唸っています。

・抜くとヤバい。

・しかし抜かなきゃ修理材(シーラントのような)は入れられない。

・このまま走るのはバーストの可能性をはらむ。しかも奈良までは高速を走るが、それはキケン。

・かと言って一般道は山の中を通るため、そこでバーストしたら目も当てられない。

矛盾する様々な課題。お兄さん、課題を列挙した上で一言

「どうします?」

こっちが聞きたいその答え。

遅まきながらJAF兄さんが石けん水を掛けてみるとゆっくりではありますが気泡が出来ます。こりゃ貫通してるなと頷き合う私たち。JAF兄さんの対処案は

〇 思い切ってボルトを抜いて修理材を入れてみる

〇 近くのタイヤ交換できるところまで走るorけん引する

〇 自宅までけん引する

でした。修理材は車載のものでもJAFサポートカーのものでも良いようです。が、修理材を使ってしまえば、そのタイヤはもう使えません。どのみち右前足のタイヤは救えないと感じていたので(新品なのに・・・泣)、タイヤ交換するしかないと申しますと、JAF兄さん、スマホで探してくれました。

・スバルの中古車販売店が近くにあるが、タイヤ在庫を持っているとは思いにくい

・スバルディーラーもあるが、小規模でタイヤストックがあるとは思えない

・量販店は琵琶湖大橋を渡った反対側にオートバックス堅田店があり、ここなら自走で行けそう

と言うことで、電話して事情とタイヤの種類を申しますと当該タイヤの在庫はないとの事。但し、草津のスーパーオートバックス(そんなのあるんだ!)に、システム上は4本セットが在庫しているとのこと。1本しか要らんのだけどダメ元でスーパーオートバックス草津(正式には湖南)に電話してみると、19時までに来てくれたら交換しますとの事。但し工賃等含み4万円也。うわーっと思いましたが背に腹は代えられません。

JAF兄さんに「行きます!」と宣言し、「幸運を!」と励まされました。出撃かよ。

空気を多めに入れてくれて「時々覗いてタイヤの状態見て下さい」と言われ、スーパーオートバックス湖南へ20km弱の自走開始。窓を小さく開け異音に注意しながら、マンホールを踏まないように、凸凹は避けるように走行。写真のようにボルトの頭部分が出っ張っているので、昔あったウレタンのチェーンでも巻けば隠れそうなんですけど干渉するかな。スタッドレスを17インチにダウンするのは隙間確保もあると思われるので。

あと15キロ、あと10キロ、あと5キロ、頑張れと祈りながら人車一体です。まだ暗くなっていなかったのも幸いでした。18時半位にR1沿いの店に到着。周囲は大雨でしたが、快く交換作業をしてくれました。オートバックスの株、私の中で爆上がり。感謝です。

作業完了しピットへ行って、交換したタイヤを見ると、まじキノコのように生えています。裏を探ると、やっぱ貫通していました。太さはワッシャ径に較べると細いものでしたが、多分タイヤが新しかったからゴムが柔らかく、空気漏れも最小で済んだのだと思います。硬くなったゴムならバーストもあり得たなと思います。

取り外して見たら、やっぱ結構大きい

交換した新品の右前足

なんであんなものが駐車場に落ちていたのか判りませんが、工事の人が落としてくことありますよーとか言われました。

因みに、翌日・日曜日に12か月点検でしたので事情を話し四輪の再調整(エア・締付トルク)をやってもらいました。

やはりテンパータイヤがないって、いざと言う時テンパってしまいます。(๑╯ﻌ╰๑)=3


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