2021年11月27日土曜日

バイクは寒い

  マッシュルームみたいな出来物が足の指に出来て、当たると痛いので朝から皮膚科に行列。数年前、落車後遺症で帯状疱疹が出た時に行った医院です。30分待ちで見て頂けました。関節にある潤滑油みたいなのが洩れて膨らんでるとのことで、ズバッと針を刺すと、ジェルのようなのがジョバジョバ出て来てぺったんこに。また出て来るそうで、足の指を絆創膏で適度な強さでグルグル巻きにして下さいとのこと。適度とは、強すぎず緩すぎず。何かの極意のようだ。

出来物は隣の指にもう一つあったのだけど、そっちはズバッと針を刺すと(痛いですよ、そりゃ)血が出ただけでした。「なんやろな、これは」で終わってしまった。

ついでに首筋にずっと前からあるイボも除去をお願いしました。すると「凍らせます」とのことで、液体窒素でどうにかして(見えないので判らない)、「そのうち取れますわ。残るかも知らんけど」とご宣託。出た!関西名物「知らんけど」作戦。要は凍傷のようにして壊死を待つみたいだけど、生命に関わらない診療ってこんな感じなのね。締めて1700円也でした。

寒々しい…

バイクでだったので、そのまま和束方面へ走りに行きました。先週は奈良県ヘリポートを経由し柳生方面を周回して来たので、似たような山道です。コースは自転車で走っているのとほぼ同じ。府道5号を汗もかかず上って行き、和束ローソンを過ぎ、どこまで行こうかなとひたすら走ります。途中で崖崩れ補修?の片側通行があり、五の瀬を過ぎた辺りで一旦停止。路面が濡れていて先の空は濃灰色。まあ、何とかなるかとそのまま進行。湯船に入ると雨がポツリポツリと。府県境を越えてR307までは行こうかと坂を下り出すと雨が強烈になり始め、途中の集落付近でUターン。

ここから滋賀県

ライディングジャケットは一応撥水機能があるのですが、寒さに備えてその下に野球用の防風アンダーシャツを着こみ、リュックにレインカバーを掛けて出発。残念ながら下半身はただのジーンズなので無対策。雨は降り続け寒いこと。思えばこのコース、雪に見舞われたことも一度じゃない耐寒コースだった。ヘルメットのシールドに雨滴がついて視界不良なので思い切って鍔の位置まで上げたら尚更寒いし雨が痛い。路面も充分ウェットで水たまり迄あるため速度を抑え慎重に走りました。

ようやく和束ローソンでトイレを借り、ホットコーヒーをバイクに跨って飲んでると雨がバラバラと。うっわ、追いつかれた。雨の中また府道を下ると足が寒さでガクガク震えます。自転車では回しているのでそんなになるのは初体験。R163に出ると速度を上げ、するともっと寒い。雨は降り続け、山田川付近でようやく止みました。大型スーパーでトイレを借りて休憩と思ったのですが、雨雲レーダーでは次の雲が接近中。慌てて出発。ジーンズがずぶ濡れ状態なので風を切ると足が相変わらず震える。身体が温まる要素が皆無なので仕方ないですが、ようやく顔を出したお陽様を恨めしく仰ぎながらようやく自宅に辿り着きました。走行距離は82kmでした。

こちらは先週の奈良県ヘリポート

流石にエンストしなくなりました。ゼロじゃないけど、今日は、これはしゃあないわなが2,3回。先週はゼロでしたが。それとカワセミ号は低速なので、後ろからライダーが来ると、道を譲ります。すると大抵のライダーは挨拶してくれますね。ロードバイクとはプロトコルが違うけど。

アニメ「スーパーカブ」の小熊ちゃんも「ゆるキャン」のリンちゃんも二輪の冬の寒さには苦労していましたが、私も痛感しました。どないかせねば。こんなだったら首筋のイボ、液体窒素で凍らさなくても、府道5号で凍るんちゃうん。通称 イボ取り街道 

もっとも、寒風に首筋晒す気はさらさらないけど。明日は自転車乗って身体温めよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿