2016年4月28日木曜日

雨あがる しまなみ海道

夜中も盛大に降った雨は朝には上がっていました。と言っても雲の向こうにお陽様らしきが見えるだけ。
幻想的な 朝の小学校
【大三島2日目】
朝靄の中を車列は出発。いきなりチンタラ坂を登ってゆくと眼下には雲海。海霧が発生し、漁村や海面を覆っています。幻想的な中、霧中走行。海抜40~80m程度の起伏をUPDOWN。車列は長ーく伸びます。これを下って大山祇(おおやまづみ)神社へ。海上交通の神様だそうで、船の写真もたくさん掲示。30台を収容可能な自転車ラックもあって、さすがは伊予の国一宮です。

ズラリ駐輪 大山祇神社
参拝後、海岸沿いに戻り外周ルートを多々羅大橋に向かいます。先程顔を出していたお陽様は、また雲に隠れ薄曇状態。平均速度25km/h前後で幾重にも重なる島影を見ながら走行。一部内陸部にかかる所に数十mの峠越えがありますが、他は概ね平坦。一同機嫌よく多々羅しまなみ公園到着。ここで本日一つ目のジェラート”柑橘ソフト”。ちょっと寒かったけど爽やかで宜しい。水槽では高級魚(らしい)マハタの他、タイやヒラメが舞い踊っていました。記念写真撮影後、生口島に向け出発、まずはアプローチ登坂に備えて前ギアをインナーに落としとこうと切替えた途端、カシャカシャとペダル空回り。あちゃ、チェーン外れた。慌ててコンビニ袋出して、スタッフに支えてもらいながら嵌めました。「あー、これ手が汚くなるわー」と周囲からの声の期待通りに指先油ギッシュ。皆さん同じ経験されてるんですね。

多々羅大橋
気を取り直して再出発。確かここのアプローチ道の横にヘリコプターがあった筈・・・が見当たりません。飛んで行ったのかな?熊本ではヘリが不足しているって言ってたからね。そして橋の入口では参加者の一人がパンク。よりによってこんな所で、と思いますが、この方、復旧速かった。精々10分強でチューブ入替されたのではないでしょうか。私なら30分はかかって足引っ張った事でしょう。
多々羅大橋では、前回見逃した”鳴き龍”に自転車カップルがトライしていました。私も横で見物。拍子木の音が逆さ落としで響きます。これが龍の声、お見事!時間あれば何回もやってみたいものでしたが、遅れているので急ぎ橋を渡ります。

【食の生口島】
生口島で昼食予定だったので、瀬戸田方面にスピードアップ。この島の道は平坦で走り易いですが、信号多いのが玉に傷。幸い先頭集団に無事追いつき昼食会場へ。土産物屋さん併設で売り子?賑やかなお店でした。続いて有名なジェラートの店・ドルチェへ。前回はイチオシのデコポンだったので今回は瀬戸田レモン。2つ目の柑橘系ジェラートです。しまなみには蜜柑の木は勿論、レモンの木もあちこちで見られて風景を爽やかにしています。青虫が付かないなら家に植えてもいいなあと思ってしまいました。グルメスポットがあるせいか、この島では大勢のサイクリストと挨拶しました。外人さんも多いです。爆買ツアーじゃなく、カップルや仲間で回っている人たちですね。タンデムの後部席のレディは手を挙げて”ハーイ”。理想的なインバウンド環境に見えました。

生口橋
【今回は八朔GET 因島】
生口橋を渡って因島。ノンストップで”はっさく大福”の店”はっさく屋”を目指します。が、途中信号などで後方集団が完全分離し見えなくなってしまいました。今回は因島の外周を時計回りに回るので、そのうち追いつくかと島の北端:大浜公園前で待機。夏を待つきれいなビーチです。トイレに行って戻ると後方集団も到着していて、そのまま「はっさく屋」への坂を上がります。カロリー取るためには、その前に落とす必要あるよね、という有難い?計らいでしょうか。前回は販売期間終了でGETできなかった”はっさく大福”、今回はありました。が、既に残は十数個という際どい所。横にあった巨大苺が入った”いちご大福”も魅力でしたが、今回ははっさくをお持ち帰りで本日3つ目の柑橘系。帰宅後、カミさんにも大好評でした。その後また少々坂を登って因島大橋へ。次の向島が今回のフィニッシュラインです。

因島 大浜公園
【フィニッシュ向島】
因島大橋は上下分離式で、自転車道はカゴの中。ほっこりして私は好きです。名残を惜しむ1.2km。心持ちゆっくり走ります。出口を左折し最後の海沿いを少し走ると向島マリンユースセンター。駐車場にバスが待っていました。皆さまお疲れ、2日目の走行は私のサイコンで62.96kmでした。予定より2割程度減りましたが、2日間でほぼ100km。初めてスポーツサイクルを漕いだ皆さんには激闘だったかも知れません。コンディションはbestとは言えませんが、初ビンディングでの立ちゴケ擦り傷患者1名以外は無事で良かったです(初ビンディングが遠征ツアーってのも凄い勇気ですよね)。参加者及びサポートスタッフの皆さま、有難うございました。

因島大橋
バスが向島を走り始めると陽が射してきました。ちょっと悔しい気もしましたが、天には逆らえません。そんな事より一同あっと言う間に睡魔に襲われ、私も気づけば吉備SAでした。行きより和やかな車内。幾つもの同じ坂を登った仲間です。年齢層は幅広かったけど自転車乗りはいいものですね。車内にぶら下がった伝統の”テルテル坊主”だけが少し悔し気でした。

瀬戸内の波は穏やかで山もまあるく優しい。飛び飛びの島はテンポよく我々を迎えてくれました。道端の大きな蜜柑も、誰も居ない小さな砂浜も、明日もきっとそのままです。シトロンの風に乗って、時間さえ優しく過ぎて行った2日間でした。

世界のShimanoのように、世界のShimanamiとして知られてきたブルーライン。帰った所なのに、もう「次」を考えている自分がいるのでした。

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