2014年9月7日日曜日

明日香のピラミッド

GENNIX R2 「たんちょう」初ライドで、明日香で話題の都塚古墳を見に行きました。

私は考古学ファンでも何でもないので、詳しい知識は全くありませんが、古墳はお墓であり、ピラミッドは王家のお墓であり、明日香の古墳がピラミッド型ならば、それは王家の古墳?程度の興味です。明日香に行く口実に近いです。R2も初めてなのでワクワク出発。すると10分ほど走った所で、前の職場の同僚発見。しばし立ち話し、ちびちゃんのご機嫌を取って(ヘルメットにサングラスですから恐いわな・・・)そのまま奈良のダウンタウンへ。明日が仲秋の名月と言うことで猿沢池では采女祭りの準備中で、龍の顔した船が2艘浮かんでいました。

そのまま県道188とR169を南下します。R2の走行感は軽いです。しゃっしゃっと進んで行く感じ。でもまだギアの感覚が判らず無意識に少し重目を選択しているようで往路で早くも疲労感。10段ある上にインジケータがないので、今どのギアに入っているのかチラ見しながら走っていました。桜井から香具山の横を抜けて明日香村に入り、自転車道を走って石舞台へ。石舞台の南に目指す都塚古墳があるので、祝戸集落の中を回り込んで到着。チラホラ見学の人が居ましたが、日曜で発掘もお休み。石室も閉鎖されていますが、表から見ると石室の斜め上にこんもりとした木が両側に生えていて、なんだかミッキーの顔のようでした。

残念ながらピラミッド状の様子は皆目判らず、王家かどうかの判定も出来ませんでしたが、報道によると蘇我稲目のお墓とか。稲目と言えば馬子の父ですね。もし聖徳太子が馬子だったら(そう言う説があるそうです。太子は馬小屋で生まれたしね。ポニー?)聖徳太子のお父さんのお墓。蘇我氏は豪族ですが、なんちゃって王家の墓 だったら通りそうな感じ。

石舞台横で休憩後、再び自転車道へ。私は明日香に至る自転車道では最終の森の袂を抜ける数百mが一番好きです。傍らの飛鳥川のα波と森のオゾンはふと自転車を止めてじっと、ただじっと受け止めていたい気にさせます。夏の気配の残る今日は、まだ森から法師の鳴き声が響いていましたが、稲穂の傾げ具合や空の高さは、秋がすぐ向こうに控えているよと告げているようでした。

明日香村には旧跡・名所は多いですが、そう言ったポイントよりも、私は小高い丘から眺める村全体の絵が好きです。そこここに古代の姿がラップし、今の長閑な風景と、かつての都の風景が二重に楽しめます。そういう意味では復元建築なんてない方が想像上、良いのかも知れません。古代首都・アスカの風景画大募集 なんてやったらいいのにな とこっそり思っています。

明日香村から橿原神宮公苑脇の大和中央自転車道に入り、ストレートに帰宅。予期せぬ好天にも恵まれ結構草臥れました。本日走行78.2km。
帰宅後「たんちょう」を整備しましたが、まだ殆ど汚れていないため、すぐに終了。スプロケ(11-28T)も14~24以外は「お試し使用」位でした。まだ初デートだけでは相手が解らない状況ですが、ともあれツルは飛び立ちました。

帰路、自転車道は葛に覆われて大変(写真)。繁殖力が凄くて世界でも問題になっているそうです。
改名しましょ。 「屑」


石舞台を背景に 「たんちょう」
都塚古墳 正面












どこを走るの?状態の自転車道

清冽な飛鳥川上流

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