2014年9月13日土曜日

神戸ハーバーポタリング

六甲アイランドからポートアイランド、そしてハーバーランドをポタリングしてきました。

海の見えるところを走ってみたかったのですが、神戸まで自走は1日で終わらん・・・と言うことで安直に六甲アイランドまで車載。六甲アイランドは人口島で中心部は住宅・文教地区、周囲には工場や倉庫を持つちょっとした未来都市です。最南端にかつてAOIAという大規模なレジャー施設がありましたが、阪神大震災で壊滅し、代わりに?プールを中心とするデカトパスが出来てます。道路網は中心部と周辺部が巧妙に分けられており、意外に行き詰まったりします。で、本日はAOIAの名残の屋内駐車場に車を止め、「たんちょう」で出発。

人工島の幹線道路を北上し、六甲大橋を渡ります。自動車道と歩道・自転車道は分けられているので入口がちょっと難解。冷蔵倉庫脇の公園の中から入るんですね。海を渡って「第2工区」という変な交差点で左折し道なりに。倉庫が多いのでトラック・トレーラがバンバン来ます。摩耶ランプからはHATと呼ばれる綺麗な地区を走ります。マンション・美術館・防災関連機関・病院などが並び、海岸沿いには公園が整備され気持ちいい居住地域でした。震災復興公園の近くから神戸大橋を渡ってポートアイランドへ。ポートアイランドも人工島ですが規模が大きく、住宅地区は勿論、大学や研究機関も多数(国内最速スパコン”京”を置く理化学研究所もあります)、更にIKEAに田崎真珠にUCCにユーハイムに・・・と多彩。株式会社神戸市と言われる所以ですね。

ポートライナーの高架下を走り、目指すは神戸空港。大型トラックと競うように真っ直ぐ平坦な道を走ると、空港島への長い橋「スカイブリッジ」が見えてきます。本日唯一坂らしい坂ですが、ぽっかりと海上に浮いたような一本道です。渡ってみれば堂々群青の海の上。吹き抜ける風まで青く爽やか。背後に緑の六甲山系を控える神戸の街並みは勿論、大阪湾も広く見渡せ、西にはフェンスの向こうに淡路島と明石海峡大橋も望めました。PAがあってもいい位。まさに景色のお刺身って感じでした。

スカイブリッジを駆け下りると神戸空港。んーでも自転車ってどこに停めるんだろう。探しまくって見つけたのが駐車場内のバイク置場。寄りかけられるフェンスが少ないので駐輪には苦労しました。ま、ロードバイクで空港に来る人は滅多にいないだろうから仕方なんですけどね。空港の展望デッキに出てみました。が、飛行機nothing。船はたくさん見えるんだけど。時刻表を見ると次の便は1時間後と言うことで、さっさと退散し、コンビニでパン買って更に西へ。

実は神戸空港の西端に隠れリゾートがあるのです。ウェディングハウスと公園(空港島西緑地)が一体化していて、人口浜があってめっちゃきれい。写真だけ見せたら「どこ行って来たん?」「コーベ」「うそ?」請け合いです。きれいなラグーンを眺めながら休憩。随所にベンチもあり、西側堤防からは明石海峡大橋が見えて1日でもぼーっと出来そうな所でした。で、折角空港に来たから「たんちょう」と飛行機の2ショットを狙っていたのですが、どうもSKYMARKとは相性悪いらしく、待ってると来ず、行きかけると来たりします。辛うじてフェンス越しのが一枚撮れました。

ソラシドエアのB737が着陸するのを横目にスカイブリッジを戻ります。今度はポートライナーを追いかけるように西進し、スパコン”京”の前を通過し西側外周を走ります。ドン突きの公園から「たんちょう」担いで階段登り神戸大橋(歩道部)へ。再び海を越えたら歴史を感じるビルの間を抜けてメリケン波止場・ハーバーランドへ。

人が多いので大半は押し歩きでしたが、ここが神戸の真髄。古きも新きもごちゃまぜのオモチャ箱。カラフルでシックで楽しくもあり、哀しくもあり、ジャズもありクラシックも似合う。いろんな人達がみんな其々の神戸を楽しんでいました。クルーズ船は貸切ウェディングでしたよ。横浜は、よく「ベイ某」と言いますが、神戸はやっぱり「ハーバー(波止場)」です。出会いも別れも潮風に巻き込んで、包容の波が波止場に打ちつけていました。だから「波止場」なんですね。

壁に取り付く職人さんフィギアを横目に煉瓦倉庫群を抜けて、ガス灯通りで「エルヴィス・プレスリー像」と記念撮影。これで本日の「コウベ・ポタリング」は終了です。国道2号線から元来た道を辿ります。六甲アイランドには15時頃帰還。名残に駐車場南の海を少し眺めてから「たんちょう」を車載、湾岸高速を飛ばして帰りました。本日走行53.2km。

橋から街を眺めて思いました。海の色がベースにあるから風景が落ち着くんですね。群青色は英語でUltra-Marine。

海を超えた色です。

スカイブリッジは海から空への一本道
リゾートに行きました!


埠頭を渡る風 やや強し

エルヴィスと2ショット




0 件のコメント:

コメントを投稿