2014年9月23日火曜日

山と海の3日間

先週末は九州に行っていました。熊本県は阿蘇と天草です。

LLCピーチで福岡空港まで飛んで、次女と合流。そのままレンタカーで阿蘇まで走りました。車はBR型レガシィTW。予約はB4だったのですが先方の都合でTWに変更。操作系が私のBP型と似ているので助かりますが、走りは重厚。高速でもどっしりとしていてBPとは違いを感じます。エンジンブレーキの感覚、電動式パーキングブレーキ&ヒルアシストに初めはめっちゃ違和感。数十キロ走れば全体の感覚は慣れましたけど。

天候が生憎の雨模様でしたが、九州道から大分道、やまなみハイウェイを走り、阿蘇を迂回して南阿蘇村で宿泊。翌日は阿蘇パノラマラインを走り山頂を目指しました。マグマがどうとかで火口は立ち入り禁止。白雲(霧ですが)たなびく草千里を通って、今度は菊池渓谷へ。曇空模様なので人はまばらでしたが、美しい日本の自然を満喫しました。本当にきれい。これから紅葉の季節はさぞや賑わうでしょうね。どこから来るのか途切れる事のない水が、ある所では真っ白な飛沫になり、ある所では青緑の淵になり、岩を削り木々を潤し、葉っぱを運び、そして人々の心を洗います。古代より絶えることなく続いている自然の営みにはただ平伏すしかありませんでした。このまま大切に次世代に受け渡してゆきたいものです。

その日のステイは天草上島の北端。天草は広いです。島と思って舐めてはいけません。翌日下島の天草市まで走りましたが、時間が無くそのまま折り返し、上島の九州側の海岸線沿いを戻りました。海岸沿いと言ってもどっこい山ばかり。すれ違いがやっとの細い九十九折の国道を上がっては下がり、曲がっては戻り。天文台までありましたから立派な山岳地域です。

山と海のコントラストを愛でた後、今度は「くまもん」を描いた小さな船で天草5橋をクルージング。松島の名前を冠するだけあって小さな島々が点在し、鴎は羽を休める場所に苦労せず、小舟が網や筏を巡回し、不知火の藍の海はただ穏やかに人々の生活を見守っていたのでした。

その後、熊本城を経由し九州道に向かいましたが、熊本市内は藤崎八幡宮のお祭で大混雑。道路も車と人で大渋滞。熊本最大級の祭にたまたま命中。正直、焦った・・・。何とか九州道に入り一路福岡へ。レガシィは2500CCのベースグレードですが、S,S#モードにすると俊敏な加速を見せパワーに不足することはありませんでした。でも初日の雲中走行ではフォグ・リアフォグが欲しかったなあ。少々渋滞しながら遅刻寸前に福岡空港に到着、3日間の走行は649km。

帰路も再びピーチ。最終便にありがちな機材到着遅れで出発も20分遅れ。その直前に隣から出発したJetStar機も30分以上遅れてたので福岡空港のラッシュ時は大変です。ピーチ機は福岡着陸が12番目で遅れたーと言ってました。滑走路もう1本増やせませんかね。

そして本日は「たんちょう」で橿原から桜井を周回し、初瀬川(大和川)沿いを戻ってくるサイクリング。コース自体は慣れた道ですが、曼珠沙華やキバナコスモスも盛りを迎えつつあり、カラフルな風景でした。台風の影響か風は少しありましたが爽やかな晴天で、半袖シャツが似合う秋 になりつつあります。本日走行73.2km。

そうそう「たんちょう」のサドルを交換しました。元々Selle SAN MARCOのSKNがついていましたが50kmでお尻が痛くなり、「ゆきかぜ」で使って良かったセラSMPの新作:HELLに交換。本日は全く痛くありませんでした。セラSMPのサドルは妙な形ですが、そしてHELLなんてネーミングですが、私とは「お尻合い」のようです。

地獄と知り合いじゃないっすよ、念のため。

雲の中で草を食む阿蘇の牛さん
阿蘇の火口は立入禁止でした










菊池渓谷。本当に美しい。
3日間走ったレンタカーのBRレガシィ


穏やかな天草の海

新サドル SELLE SMP HELL



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