2013年11月23日土曜日

明日香国際コンベンション計画

秋真っ盛りの明日香へツーリング。先日、島の遺跡が発見されたと言うので新聞見てたら、CLの脇じゃないですか。折角だから見に行ってきました。

ルートは奈良市街地から県道188を経てR169上ツ道を南下、桜井市内から天の香具山の西側を走りました。ストレートに行くと甘樫の丘の横に出ますが、ちょっと寄り道。橿原市周辺の美味しいパン屋を探していた時に、香具山の真南にある「みるく工房」のソフトクリームが美味とあったのです。集落の中の細い道を辿り、天岩戸神社を右折するとありました「みるく工房」。こう言っちゃ何ですが、店と言うより小屋っぽい。強力な台風が来たら吹き飛ばされるのじゃないかと心配になる造りです。で、バニラソフトが350円。絞りたてと言うことで少々高め。味は奈良市の植村牧場ソフトの半分位の濃厚さ。もうちょっと濃くても良かったかな。

そのまま明日香村に突入し、CLに合流。すぐに川を挟んで左手に発掘現場が見えました。ニュース知ってたから発掘現場と判りましたが、でなければ何かの工事現場にしか思えません。よく見えないので一旦明日香村役場の前を通過し反対側に出てみました。おー見える見える。ニュースで映ってたのだ。地面の上に石が瓢箪みたいな形に積まれています。見物人が多いかと思いっきゃ、通る人が「あー、あれ?」程度。ガイドなしで見ても何にも解らないのでそんなものでしょうかね。

報道によると、これは池の中の雲形の島だったそうです。島からウッドデッキも出っ張ってたそうで、池(と言うより水盤?)を愛でるためのテラスだった模様。完全復元してくれなきゃ全く想像できませんけどね。そう言えば、奈良市内の平城京跡でも、いろんな建物が復元されて、将来国立公園?になるそうですが、いっそ、復元した建物を昔と同様、役所として使用して頂きたい。はい、ズバリ奈良市役所は古代の建物そのものになり、職員は古代の衣装を身に纏い、恭しく住民票謄本の発行とかするのです。建物は勿論平屋なので電気を食って防災面で面倒なエレベータも不要、バリアフリーや耐震も考え易い!屋根にはくまなくソーラーパネルを仕込んでニッポン技術も活かしましょう。だってね、復元して見物するだけじゃ建物が死にますよ。使わなきゃ・・・。

本日のお昼はいつものラスティックベーカリーではなく、「橿原市の美味しいパン屋さん」で見つけた「パルファン」に寄りました。店はビルの1階にあり、店内も至って質素。什器を変えればそのまま文具店にもなりそう。パンは評判どおりの美味しさでメープルシロップを織り込んだ「メイプルくん」は絶品でした。飲物もあって、イートインできます。更にトイレも借りられて大助かり。何故なら明日香村の公衆トイレはシルバー男女混成歩兵連隊に占拠されてて、とても入れなかったのです。

大変満足して帰路へ。紅葉舞い散る橿原神宮公苑を走ります。目の端々に映る真っ赤な葉っぱが心のアクセント。そのまま大和中央自転車道を走って、門限5分前に帰宅できました。本日走行76.6km。今月は既に350kmを突破。そして、先週、ネットで新しいタイヤを買ってしまいました。何しろ今履いているVittoria Rubinoはそろそろ6000kmに近づいてきているのです。来週末はタイヤ交換だ。

明日香は意外とインバウンド客を見かけません。外国の人には歴史を知らないと敷居が高いのでしょう。日本人でもよく解んないですからね。そこで、提案その2。平城京跡と同様、明日香の宮廷庭園や建物も迎賓施設としてそのまま再建し、外交やMICEビジネスに活かして下さい。最近仲の悪い近隣国にも「大昔、皆さんから頂いた技術をベースに作ったものなんですよー」とヨイショしてね。明日香は古代と同様、国家挙げての国際リゾート&コンベンション地域になります。廃案になった「飛鳥ナンバー」だって実現するかもですよ。尤も、考古学関係の皆さんは頭から湯気出るでしょうけど。

故きを温ねて、新しきを造る。

発掘された雲形の島(だそうです)
みるく工房の向かいにあった楠。見事!


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