2013年11月16日土曜日

海を見に

大阪南港まで往復。海を見てきました。結論、もうちょっときれいな海が良かった・・・。

元々はそんなつもりはなく、南河内CLから穴虫峠という珍名さんを越えて戻ってくるつもりだったのですが、昨晩ふいに「真っ直ぐ行ったら海やんけ」と思い立ち、google地図と指尺測定で八十数キロと推定。これなら15時には戻れると行き先変更。

真っ直ぐと行っても、八尾空港最寄の大正橋から先は行った事ないので、地図を見てチェック。第一ポイント「吾彦大橋」、第二ポイント「大阪市立大学を右折」、第三ポイント「南海高野線を渡るクランク」、後はひたすら大和川沿いを西進。といった感じです。

南河内CL起点である大正橋までは普段どおり到着。川沿いに直進します。すぐに高速道路がオーバーハング。「あれ、阪神高速ってもっと先だった様な」と早くも混乱気味。近畿道のことは全く頭にありませんでした。更にもう1本高速があって、鉄道の踏切が見えてきます。手元メモには鉄道はJR線、南海線、阪堺線があるのみ。JRの手間に大阪市大がある筈が、それらしきものは何もなく、更に鉄道には見慣れた近鉄電車が走ってきます。あれあれ・・・オレどこにいるんだ?チェックポイント制は早くも崩壊。

まあいい、川沿い川沿い・・・と唱えつつ、進みます。結構走ったんでもう海なんじゃないかと考えてたら「吾彦大橋」の表示が眼に入りました。なんや、まだ第1ポイント?。がっかり。その後、割れ目だらけのガタガタ舗装を散歩のおっちゃんを避けながら走ってると突然前方の道がclosed。右折するとグランドみたいなのが見え、それが大阪市立大学でした。久し振りの大学キャンパス、青春グラフティ。なっつかしー雰囲気の中を走りぬけJR線を渡ります。第3ポイント南海高野線クランクをクリアし、再び河畔道路へ。すぐに阪堺電車が見えてきますが、これで大丈夫なん?って位素朴な造りの鉄橋を1両だけの路面電車がオモチャのように走ってゆきました。

その後は順調。いきなり路面が茶色と緑のツートンカラーになって自転車道っぽくなり、路面もまずまず。ただ、路面に大きく「YM-R」とか書いてあります。地上絵みたいですがなんだろか。阪神高速湾岸線が頭上に被さってくるといよいよ南港エリアです。コンボイが増え、大変雑然とした雰囲気。フェリーターミナルに向かうと2車線の片側はフェリー待ちのトラック・トレーラーがずらっと停車。フェリーは3隻停泊中で、口を大きく開けて搭乗準備のようでした。フェリーターミナルの周辺を走ってみましたが、岸壁は立ち入り禁止、路面には自動車事故後のような樹脂や金属やガラスやらの破片が至る所に散乱。そして明らかに不法投棄のゴミもあちこちに山盛り。自動車まで捨ててありましたが、その車内にもゴミが詰め込まれています。更に何故かパトカーも走り回ってて落ち着かないので早々に退散。時間あったらWTCとかある方に行った方が良いかもでした。

復路は海風を背に受けて快速。第3ポイントあたりでちょっと迷いましたが、R25の河内国分駅前までノンストップ。ここでいつか行ったパン屋さんでイートイン、と思って入ったら河内のおばちゃん達が店内占拠中でした。止む無くパンをゆきかぜに括り付け、再度R25へ。結局法隆寺近くで初めて休憩できたのでした。本日走行102.3km 推定より遠かったので門限破りと相成りました。

海無し県の奈良県民は、海が見えると思わず「海や~っ」と叫ぶと言われていますが、事実です。本日も大和川河口から海が見えた時、思わず「ゆきかぜー!うみぃー!」と叫んでました。海は憧れなのですが、自転車で行ける海にはちょっと厳しいものがありました。

ゴミを見に?


海 到達!
フェリーが並んでます


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