2023年10月16日月曜日

岡山は晴れの国?!

 週末はCTJさんツアーで岡山県を縦断する旅に参加。と言っても通しではなく、初日は蒜山高原CR周回、二日目は片鉄線路跡CRで津山から備前に降りると言う緩いサイクリング。蒜山高原は大山の南側で岡山県では北西部ギリにある地域。二日目の片鉄とは片上鉄道なる平成まで営業していた元鉱山鉄道だそうで、起点は県中部に近い津山市の南側、美咲町の柵原(やなはら)という所から。鉱山があったのがこの地域と言う事です。今回も奈良観光バスにお世話になりました。ナンバーが777。2年半前の丹波花見サイクリングでずぶ濡れになった時と同じバスでした。

曇天サイクです。背後が蒜山

奈良観光777号

初日はお昼前に到着し、いきなりジンギスカン。一面高原色の中で食べるのは嬉しいのですが、今回参加は多分16名で平均年齢は相当Upper(私で多分下から3番目)。正直きつかったと思います。13時前に出発し蒜山高原自転車道を時計回りに周回。曇り空で大山は裾しか拝めませんでしたが、暑くもなく寒くもなくサイクリングには好適な気温。少し走ってジャージーランドで休憩。ここでは牧草地が蒜山麓にかけて伸びていて、まさにザ・高原地帯。蒜山ジャージーミルク(ジャージーは英仏海峡のジャージー島から来ていましたね)のソフトクリームを休憩時間10分間で堪能。めっちゃ濃い。美味し。

ジャージーランドの牧草地帯

自転車道の前半(北半分)は高原すそ野の林間をかすめるコース。少々なUpDownはありますが、初心者でも充分OK。なので平均速度は著しく低し。秋の気配(紅葉も始まっています)を全身に受けながら林間コースを抜けると盆地部分に入り、今度は東から西へ畑の中を走ります。森の端っこでは栗の実が散在し走行注意。イガ栗でパンクした話は聞いた事ないけど、乗り上げると結構危ない。しなの木橋休憩所付近の旭川河川敷は真っ白な薄の穂が風になびいて「タンタンタラタンタンタン」とナウシカのメロディが出てきました(大変美しい)。

薄の穂が揺れてます

黄色矢印が大山付近と思われます

畑の中を走った後、中国四国酪農大学の看板を左折、本日唯一の坂道に入ります。初耳の学校です。先日仕事で農芸高校のJKと話をしましたが、酪農の道を目指すと明言していました(その筋では有名校だそうです)。北海道の専門大学に進みたいとの事でした。うら若き女子ですが見上げたものです。北海道は冬になるとカメムシやてんとう虫が窓を覆いつくすほど集まるよ~大丈夫?と聞いたら「虫は駄目なんです」とキッパリ。ウシの産道に手を突っ込んでも平気だけどムシは駄目ですか…、決意は素敵だけど大丈夫かなとちょっと心配になりました。この学校ならその点は大丈夫と思うけど。

坂と言っても精々500m。ゼイゼイ登って爽快に下ったら後続が来ません。頂上で揃うのを待ってたみたい。んなこと言ったってシニア軍団は下りたいぜよ。後は出発地点のBBQ会場へ戻るだけ。森をクネクネ抜けると遊園地や牧草地帯が一望できました。ここに蒜山タンチョウの里なるスポットがあって丹頂鶴が居るそうなのですが、CRからは遠くて確認できずでした。

健脚オジサンと健脚爺さん軍団 下って休憩中

曇天の中30.4kmのポタリングを終了、自転車を輪行袋に入れてバスは出発。30km程南にある湯原温泉に向かいました。それやったらそこまで自走したら距離的には丁度良かったのにと思いましたが、2車線国道は山沿い谷沿いをクネクネ上下に走っていて、交通量もあるので確かに十数台の自転車がダラーっと走っていたら危ないところでした。

夜はさながら爺ちゃんたちの同窓会。まあいいんだけど。80/70/60代と年代ごとにカラーがあるのも判るし、それを串刺し出来る人がどこにも必ずいると言うのも事実です。宿泊場所は贅沢言わないですが、ウォッシュレットは欲しかったな・・・。

晴れの国・岡山も山間部では雲が出ます。これ当たり前。がちょっと疑わしいのは常連の某雨男さんではなく、トリプルセブンバス。今日は降られなかったからやっぱラッキーじゃん…に見えますが、いやいやその答えは次回、後半で。

参加の皆さまお疲れさまでした。


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