2022年7月31日日曜日

リアBOX付けたらキャリアが壊れた

 暑すぎて出走できなかったのでバイクと飛行機の話。


まずZ125PROへリアBOX装着したら一大事になってしまった件について。

貨物積載能力ゼロのZ125PROに昨年12月、リアキャリアとシートBOXを装着し運用してきましたが、如何せん布製で度重なる雨にブヨブヨ。容量も少ないので遂に先週、GIVI製のリアBOX27Lを装着しました。背中でっかちになるけど背に腹は代えられぬということで。

今思えば、流石にこのバランスでは揺さぶられますね

で、本日八尾空港まで試運転という事で走りましたら15キロほど走った王寺町の大和川の橋上で、キャリンキャリンと左後部から音が。異音はトラブルの源ですが、バイクの場合は急停止できず、チラ見した時も板のようなものが転がったように見えたのでそのまま走行。R25に入ってすぐのホームセンターへ乗り入れ確認すると…

エライことです。キャリアを支える左側のプロップバー(斜めの太いバー)が消失。右側も軒並みボルトが消え、キャリアは辛うじてくっついている状態。勿論その上のリアBOXもユラユラ。うっわ、さっきの板はプロップバーだったのか…、しかし拾いに戻るにしても、このグラグラ状態のキャリア&BOXでは危険。万一BOXが落ちでもしたら事故になりかねません。

増し締めは必要と思っていましたが、まさか15キロでこうなるとは思ってなかった。キャリアのボルトも既定のトルクで締めたのですが、想像以上にBOX(2.6kg)の揺さぶりが激しかったのですね。

取り敢えず消えたボルトを補充しようとホームセンターでそれらしいボルトと小さいモンキーレンチにインシュロックを購入、右側のボルト3か所を苦労して締め(暑い・狭い)、念のためにインシュロックを巻き、他のボルト類も確認して仮復旧。左側の支えがないのでバランスには欠きますが、路面状態の良いところを選ぶように走り、橋梁近くにバイクを停めて捜索。車がブンブン来る中を、欄干沿いにキョロキョロしているのですから不審な視線を浴びながら です。

プロップバーは回収出来ましたが、ボルト類は一つ見つけただけ。最後まで粘った1コだったのでしょう。きっとボルトは順番に脱落したんでしょうね。

左プロップバー消失状態(黄色枠のようにありました)

帰宅後はボルト緩みは無かったものの、キャリア取説より長めのボルトを付けていることが判り(M6-20とM6-15→M6-25)、BOXを外し、有り合わせのボルトナットで左プロップバーを取付け、再度締め直してから近所のホームセンターでボルトとスパナ購入。全く同じような(ワッシャ一体型?)はなく、同じ長さって言う位。六角レンチの径も合わせようとすると品揃えってなかなかないのですね。一度、ENDURANCEさんにボルトナット類だけでも取寄せできるか問い合わせようと思っています。

かくして貨物容量倍増計画は早速頓挫。安全が確保されるまでは、また軽量なシートBOXの出番になりそうです。

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先週、3年ぶりの出張で東京へ。今回は往復JALで、これまた4年前のホノルル便以来。最大の懸念はコロナを拾って来ないかと言う点で、携帯用アルコールスプレイ持参で出掛けました(少量なら機内持込もOKだそうです)。

左が搭乗機 ウィングレットがグラデュエイションカラー

往路はJAL自慢の最新機種 エアバスA350-900。昨秋に就役したばかりのピッカピカのJA12XJ。これに乗る為にJALにしたようなものです。一言で言うとヨーロピアンサルーンって感じ。シートは皮張り、テーブル出さなくてもドリンク置けたり、目の前のパーソナルディスプレイに航路図から機外風景(垂直尾翼カメラ)が映ったり飽きません。気のせいかロールスロイス製エンジンも淑やかに聞こえます。難点と言えば、前から見たらポンタカードのキャラクタと似てること。色目は反転なんだけど、私だけですかね、そんなに見えるのは。

似てます・・よね?
奈良市上空 真ん中が大和西大寺駅付近
垂直尾翼カメラからの機外風景

今回初めてJR山手線の高輪ゲートウェイ駅を利用しました。そんな駅が出来たの、すっかり忘れてた。夜に到着すると下車したのは数名。がらーんとしたホールのような構内。人口が減って社会的な機能はAI搭載ロボットに移行した未来のトランスポートターミナルって感じがしました。しかしながら駅前は完全に工事現場。ホテルやらコンベンション施設やら、どこでも聞くような再開発プランだそうで、未だ駅前広場もない状態の中、猫の額ほどの駐輪場に通勤用でしょうか、子乗せ電動チャリが数台停めてあるのを見て何だかホッとしました。ロボットだけじゃなく、ニンゲンもいるんだと。

復路は打って変わってB767-300。まだ現役で飛んでたんだねー。2005年就役のJA614J。しかしシートは黒い革張りになってました。そうそう、国内線なのにファーストクラスがあるんですねぇ。クラスJはそのままなので、なんと3クラス制でした。座席が2-3-2で、私はK席でしたが、週末の大阪便なのにエコノミーは結構空いてて、高価な席から埋まってるって感じ。羽田離陸は往路の着陸と同じ22番滑走路。K席は西日が眩しい。離陸後間もなく富士山が見えてきました。雲の中からにょっきり黒い雄姿。ドリンクサービスが始まり浜松上空辺りで、間もなく降下を始めるアナウンスの後、バタバタとCAさんも着席。何故なら「大阪空港が雷雨真っ只中」らしく派手に揺れると。

富士山が見えました ♪

確かに前方には雲が沸き立っていて傘のようになっています。上昇気流を避けるようにナナロクが旋回し黒い雲を見上げていると、キャプテン・イトウが直接状況説明。雷雨は大変な強雷で、空港地上作業も見合わせている。天候が回復するまで10~20分上空待機を続けるとのこと。本機の前には同様の飛行機が3機旋回中で着陸は4番目。丁度奈良県の宇陀上空でナナロクは左旋回を開始。橿原市から吉野熊野の山なみを飛び、そして南紀・南勢の海を望んでまた宇陀上空に戻るパターン。巨大な雲の合間から西日がオレンジに光って綺麗なんだけど、確かにあんな中に飛び込んだらラピュタにでも行ってしまいそうだ。

待機中動画も幾つか貼りますが、容量制限でアナウンスの肝腎の動画が貼れませんでした。残念。



旋回中① 左が聳える積乱雲 右は吉野熊野の山々

旋回中② 左:和歌山方面 右:ヴィーナスベルトから薄明光線がくっきり


私は帰るだけなので構いませんでしたが(寧ろ長く乗れてラッキー)、都合のある人は焦ったと思います。3周したところでキャプテンよりアナウンス。強雷は抜けたので大阪空港へ進入を開始すると。次の雲も来ているので一か八かみたいでしたが、いつものアプローチより南から入り、金剛葛城山系の尾根沿いを北へ飛び、生駒の手前で北西へ。東大阪上空は揺れもせず、びしょびしょの大阪空港へ30分遅れでLanding。流石は安定のナナロクでした。すぐ後ろに2機ほど続いて降りてきました。一気に気温が5℃下がったとか。

ゲリラ雷雨が続く毎日、全国のどこかで同じようなことが起きているのでしょうね。恵みの雨なんだけど災害にもなりますし…ちょっと複雑。

過ぎたるは猶及ばざるが如し。



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