2021年2月7日日曜日

サイクルトレインに乗った結果、走行距離が増えた件

 本日は滋賀遠征。ピエリ守山まで車載し、日野町の旧鎌掛(かいがけ)小学校校舎を目指しました。本来は昨日行く予定が、金曜夜に車載しておこうと見たところ、前輪がスローパンク。止む無く昨日はチューブ交換でしたのだ。ほんのピンホールがタイヤを貫通しており申した。

菜の花満開、背後には雪を冠る山 の近江路

自宅を7時前に出てピエリに8時到着。10分後に出発しました。湖周道路を近江八幡まで走り、観光案内所でトイレ借りてから市内を縦断、県道14号・41号・175号・45号を通って、新幹線を潜り、名神高速を潜り、ひろーい畑の中の道と、時折現れる集落を通ってひたすら漕ぎます。路面はイマイチですが、市街地を抜けた後は交通量もさほど多くなく、のんびり漕いでいけるのですが飽きてくる。

風景が似たような…というのも原因なのでしょうね。ただ集落の中にはレトロな建物も多く、これは日野町内もそうなのですが、保存しているというより建て替える理由がないって感じでしょうか。

10時過ぎに日野町ダウンタウンに達し、日野商人街道なる道から再び県道41へ入り(県道はどういうルートなんだかよく解らん)数キロ走ると、鎌掛集落に着きます。そのランドマークが旧小学校校舎。

旧鎌掛小学校中庭

堂々たる… の形容がぴったり

到着すると、まさに「しーん」が空に描かれるような静けさ。「開いてます」と表示されていたので、お邪魔しまーすと校舎に入ってみても「しーん」。来訪ノートには本日まだ誰も書いていません。お、オレだけ? と思いながら入場料?300円を箱に入れ、一人で校舎の中を散策。前回と変わりはないですが、前回は結構人がいたのでこの静けさは、有難いような不思議な感覚。まさにタイムトリップしたみたいでした。もう学校としては使われていない建物。子どもたちの歓声や、先生の叱る声やバタバタ足音を戻して欲しいなと思いました。Before-Afterってこう言うためにやれよと思いますね。

「意見がそこそこ出る学級」だそうで

アニメを知らないと何も判らんコタツとその上
なんちゅう ちぐはぐな光景やねん

今回の発見は、昔ウチにあったオルガンと同じものを見つけたこと。電源スイッチがレバー式。なっつけ~と思いましたが、よく考えたらこの年代なのね。入学した小学校の校舎も木造だったわ…。

体育館兼講堂 教室とは廊下で繋がっています

復路はしゃくなげ街道とR307で日野駅へ。30分前に着いたのでコーヒータイムと思ったのですが、その場所では吹奏楽の練習してる。ボーカルもいたので、バンドなのかも知れません。珍しく駅員さんもいて、切符も買えました。切符そのものが珍しい今どき、硬券と呼ばれる切符。うわ、ハサミまで入れるんや…ってそりゃそうですよね。

こういう切符、ホントに見なくなりました

文字通り、近江電車に揺られ八日市へ。一応、電車や混雑する建物内では、ポリウレタンのスポーツマスクに不織布マスクを重ねました。物理的な効果云々より、印象の問題と言うことで。

日野駅に到着した下り電車 西武電車の顔ですね

車内駐輪場所に置いて押さえて立ってました

で、八日市駅でお土産の買物。近江電車のグッズみたいなのがあるとHPにあったので鉄オタ入門中の孫にお土産。と言っても自転車で持って帰れて電車が描いてあるものって定規しかなかったけど。一緒に「鉄道むすめ」のキーホルダーもお求め。こんなんじゃ近江鉄道再建の役には立たんけど、ほんの気持ちです。いつも楽させてもらって有難う。

八日市駅にて。全部色が違う近江電車

近江電車グッズ 日野せりかちゃんって日野駅長?

ところが、です。八日市からは冷たい北西風と相対しながら近江八幡経由でピエリまで走ったのですが、近江電車でワープしたんだから楽な筈…がそうではなかった。往路、鎌掛小学校までは走行距離42kmでした。しかし帰着時の本日走行は86.4km。

ん? 同じ経路を往復すれば42km×2=84kmです。電車でワープしたのにそれより多いやん!あの電車で稼いだ距離はなんやったん?

近江電車のHPでは日野~八日市は12.5km。但し、八日市は近江八幡とはあさっての方向です。なので12.5kmマイナスのつもりが結果は+2km。その運賃は530円。きっと鎌掛小学校に巣くう中2病の「極東魔術」とやらに嵌っているのでしょう。

ま、ピエリで買って帰った「アンドリューのエッグタルト」がめっちゃ美味しかったので気にしませんけど。(オススメ)


【CM】

先週ご紹介したWeb小説新作「チロンヌプの魔法」、連載開始しました。

https://estar.jp/novels/25765921

です。よろしくお願いします。



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