2019年9月28日土曜日

JASDF 浜松基地エアパーク

いやあ…勝ちゃいましたね日本代表。アイルランドに勝つとは正直思ってませんでした。凄いわ。トンプソン選手のインタビュー、関西弁で可愛かったしねえ、めっちゃ嬉しいわ。
さて、ハマイチの翌日、いい所みつけました。航空自衛隊浜松広報館エアパーク。ホテルの場所確認で地図を調べた時、空自浜松基地のすぐ北と言うのは解っていました。浜松基地はFS2004でも離発着してたところです。その浜松基地の地図の中にエアパークなる博物館マーク発見。へぇーと思ってネットで調べると、これ凄いやん。飛行機オタクの必修科目みたいな場所やとハマイチとワンセットにしました。
映ってるのは格納庫、左手に資料館があります
何せ近いんで、ハマイチ翌日、9時半にホテルをC/Oしエアパークには10時前には着いてましたね。9時から開館しているようで既に駐車場にはたくさんの車。空自の広報部門の位置づけで、駐車場や入館は無料なんですね。感激。
建物の前にはF86Fのブルーインパルス機がお出迎え。建物は資料館と格納庫に分かれていて、ますは資料館から。ゲートを入ると目に入ったのはXF-2という試作戦闘機のカットモデル。現在のF2支援戦闘機の原型ですが、これがまたかっちょええ。白地に赤のカラーリングのせいかも知れませんが、現在のF2(青緑の迷彩色)よりスマートに見えます。
XF-2(F-2)支援戦闘機
お勉強もたくさんできます
フロアには航空自衛隊のあらゆる業務をアピール・解説する掲示やビデオが並び、戦闘機だけじゃないよ、後方業務も大事なんよというメッセージが受け取れました。全部見てるとここだけで半日位かかりそう。反対側には三菱製F1戦闘機が展示され、脚やエンジンの仕掛けが見えるようになっていました。2階に上がると、目の前には空自の飛行機たちの模型がずらー。それから搭乗員の装備品や戦闘機への搭載機器、ミサイル類や地上兵器を展示。トップガンってリップクリーム持って乗ってるんやーとか大判バンドエイドは俺も自転車に載ってるーとか小さな感激が。ミサイルだってプラモデルでは爪楊枝位だけど実物はでっけえ。
パイロットの持つ救命キット
機に搭載するミサイルたち
このフロアには大人気の全天周シアターもありますが、既に整理券なし。3階は図書室と喫茶店、ゲーム機のような簡易型シミュレータ4台。これにも子どもたちが並んでいました。この階で意外に嵌ったのは何気に入った真ん中の視聴覚室。上映していた訓練ドキュメンタリーに感激。特にレスキュー部隊の1年生隊員が、雪山に墜落した(と思われる)パイロットを救助するため、ノルディックスキーと大量の荷物を背負って実際の雪山で訓練する様は、思わず「頑張れー」と叫びたくなりました。関西訛の先輩隊員の叱咤にも愛情が感じられ、生死を共にするというのはこう言う事なんやと思いましたね。ここまでで1時間半を費やし、続いて格納庫へ。
この可愛いの、簡易型シミュレータです
資料館2階から連絡通路で格納庫のキャットウォーク?に出ると、Wow! 壮観! 幸せ! Wowしか出て来ん。現役を引退したであろう空自機がずらりと並んでる。F86,F104,F1,T1,T2,T33,MU2・・・救難ヘリ各種。そして天井から富士重のT3やイタリアの複葉機、そして何と!零戦までぶら下がってる。ここは…ここは天国かっ?! 
格納庫にはヒコーキいっぱい!
富士重工 T-3練習機
三菱 零戦52型
ノースアメリカン T-6練習機
キャットウォークには政府専用機の座席が置いてありまして、自由に座れるのですけど、座るなんて時間勿体ない。ずーーっとウロウロしてました。F1やF104等は操縦席に座れてるけど、やはり子供中心に行列。大人の分別で単身のオッサンは遠慮しました(本当は座りたかった…)。
ロッキード T-33練習機
富士重工 T-1練習機
三菱 T-2 ブルーインパルス
目移りし過ぎて結局どれもじっくり見てなかった気がしないでもないけど、3周くらいぐるぐる回って退館し売店へ。うわー、ここもお宝いっぱい。まず会社へのお土産として空自ゴーフル、我家の非常用缶詰パン、ブルーインパルスのクリアファイルにトミカのF35、そして来年の卓上カレンダーをお求め。キャップも欲しかったけど被る頭は一つだし、滅多にキャップ被らんし、そもそもJTAのキャップあるし…。
外に出ると古い双発ヘリと輸送機が鎮座。はあーどこまでも気持ちいわ。結局3時間近く滞在しました。おススメですよー。
カーチス C-46輸送機
やっぱ、零戦は美しい…
帰路は浜松西ICから東名に乗って伊勢湾岸道へ。中央車線にバケットカーがずらーっと並んで走ってます。追い抜きざまに見ると『関電エンジニアリング』。そっかー、千葉の停電復旧応援の帰りか。日夜社会インフラを支える皆様、誠にご苦労様でした。新名神に入ったら前線と遭遇したみたいで、とんでもない雨。ワイパー高速でも前が見えんし、そもそも周囲は真っ白で何も見えない。流石に80km以下にスピードダウンし初めてリアフォグを点灯しました。超土砂降りは甲賀辺りまで続き、トンネル入るとほっとした。

お土産のF35Aライトニング
ハマイチ途中のDC3やパークの飛行機たち見ると、ギョーザへの関心は失せ、鰻を口にする事もなかった。定番の夜のお菓子すら忘れとった。楽器の街と言うのは知ってましたし、やたらスズキのディーラーが多いのも「さすが…」とは思ったけど、結論として、

浜松はトンだ(飛んだ)街でした。

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