2013年7月7日日曜日

志摩半島 演歌ロード

土曜の夜に三重県志摩市で会合兼宴会がありまして、日曜の朝解散だったので「ゆきかぜ」を持参し、志摩半島を走ってみました。

スタートは志摩半島の真中:賢島。ここから盲腸型?の半島の先っぽである御座白浜を目指します。まずは志摩観光ホテルの脇の賢島大橋を渡って鵜方の中心部へ。そしてそのままR260・R167を走って県道514号線に乗り入れ阿児町へ。海沿いの細い道をポタリングです。サーファーがいっぱい。そして途中で「磯部大王自転車道」なる看板を発見しました。自転車道あったんだ。どうやら今走ってきた道が自転車道だったようです。漁村の路地って感じで何の標識もなかったけどね。

そのまま車の離合も大変な路地を走り抜けます。と言っても結構坂が多く、のんびりポタリングって感じではなかったかな。後でこの細い道が県道61号と判ってびっくり。コンパクトな県道やなあ。道なりに行くと「右:御座 左:大王崎」なる看板があり躊躇わずに右に。これは失敗でした。途中で道路工事があって、迂回路云々の看板と誘導のおっちゃん、そして臨時信号に出喰わし、誘導されるまま直進すると、R260に出てしまいました。あれ?R260に合流するのってもっと先の予定だったような・・・と自分でも良く判らないまま、まあ何れ同じ道だと左折、西に向かいます。

風は海風。といっても三方海なので、たまたま西風。海から来るせいか結構強烈なアゲインストです。見上げれば、目で追えるほどの速さで雲が流れ、路面にもその影が駈けてゆきます。右手にとんがり屋根?がユニークな志摩病院が見えると長い下り坂。おー、帰りはこれを登るのかとちょっと憂鬱。でもUPDOWNはこれだけではありませんでした。ここから御座白浜までは下りと上りの繰り返しと言っても過言ではありません。元々山と谷が連続する地形が沈んでできたのがリアス海岸なので、坂の連続は自然な事なのですが、でも(上り)坂 嫌い。

ここからのR260(バイパス)は橋が綺麗です。3つの橋が海に架かっていますが、最初の橋は工事中。次が背高のっぽの丸山橋。最後がエレガントな志摩大橋。何れでも停止し良い眺め満喫。しんどいけどリアス式の眺めはOKですね。定期船が港に入るのを見ると、誰が乗ってるんだろー、誰が心待ちに待っているんだろー と昼間なのに演歌風景を考えちゃいます。港ってロマンですなあ。
で、志摩大橋を越えて最後の下りはまさに海への下りこみ。と言っても終点は漁港の傍のT字路で、あっけない幕切れでした。目的地:御座白浜は名の通り白い砂のビーチです。まだ本稼動には見えませんが、子供たちが浮き輪につかまって、あちこちでプカプカしていました。いいなあ、楽しいそうやなあ、娘たちが小さかった頃を思い出します。歳とった。しんみりまた演歌調。

しばし休憩の後は反転、来た道を戻ります。R260本道を戻る手もあったのですが、国道とは言え、きっと細くて路地みたいにややこしくてしかも坂だらけ を想像し嫌になったのです。それに行きと帰りでは見る方向が反対なので、違う海を見れます。
案の定?、志摩大橋の下には水産高校の実習船が係留されているのを発見。海の男がここで育つんだ。そして港で帰りを待つ彼女は・・・と見る方向が違っても演歌なのでした。いや、でもね、沿道にカラオケ店多いんですよ。ウチの近所にはないです。地域こぞって演歌なんですよ、きっと。
そして、難関・病院前坂もへーこら上りきり、途中のモスバーガーで休憩して賢島へ帰館。想定していたルートと随分違いましたが本日走行58.5km。距離の割にはくたびれ。それでもその後、車を200km走らせ帰宅したのでした。

志摩の道路はあちこちでカニがペシャンコ。加えて日焼け止めチューブもペチャンコ。さすがシーサイドです。私も本日は古い日焼け止めを使ったせいか、赤く日焼けしてしまいました。日焼け止めにも賞味期限があるのか、それとも海の紫外線はロート製薬を打ち破る力があるのか・・・。そしてこみ上げます。
 ♪ 古い薬で日焼けしてええ~ 私の肌は~ 朱に染まありィ~ ♪

頭離れん演歌調。きっと志摩はパワースポットに違いない。コブシの力?


志摩大橋(パールブリッジ)
リアス式とはこの事です


御座白浜ビーチ

港へ帰る船~ ちょっと派手

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