3年前にピアノをヤマハからカワイに変えましたが、今度は自動2輪をカワサキからヤマハに乗換えました。
YAMAHA MT125 |
以前から悩んでいて、ホンダのCB125Rを近所で調達と目論んでいましたが、依然として納期見当つかずで、そんな時にカワサキから小型MT免許で乗れるZ125のEVが発表。小躍りしましたが航続距離はフル充電で53km。えー、自転車の試運転距離やん・・・。しかも価格は100万円超。東京都のように補助金の厚い自治体なら実質60万円台で買えるかもとのことでしたが、地方都市奈良市はその手の補助は皆無だそうで、早々に諦めがつきました。
で、その間にヤマハが125シリーズを怒涛の如く発売。その中でネイキッドのMT125が特に悪くはない。カワサキには申し訳ないながらヤマハに宗旨変え。12月に予約しまして本日納車でした。お洒落と評判のヤマハです。カラーは3種類。カワセミ号みたいな浅葱色とグレイのツートン、シックな紺青、そしてダークグレイでどれでもOKでしたが、ダークグレイを選択。ほぼ黒ですと言われましたが、ヤマハの音叉マークが一番映えるのがこの色と思ったのです。座席高が810mmでしたので、ダウンリンク入れて下げました。計算上は792mmで、Z125Proより12mm上がりますが、何とか両足がつく高さ。
左サイド |
その他、Z125Pro:カワセミ号と大きく違うのはミッション。6速なんですね。2速も増える!それからエンジンが水冷。回転計もデジタル(これは残念)。そしてABS付(これも乗換の大きな理由です)。あと、複雑なお顔周りでは、パッシングスイッチがある(道を譲るため?)のとポジショニングランプがありました(以前は要らなかった?)。
本日午前に簡単に説明受けて早速乗車。フルサイズバイクは実質初めてで緊張です。スターターボタンが無く、キルスイッチが兼用はびっくり。リアブレーキが弱い気がしましたが、滑らない安心感で強く踏めます。
右サイド |
ハンドル周り(反射でメーター見づらいです) |
まず給油して、そのまま宇治川ラインへ向かいます。振動がZ125とは桁違いで楽ちん。Z125は60km/hになるとマッサージ器みたいになって速度上げるのを躊躇いましたが、MT125は気がつけばオーバーしてる(危ないよ・・・)。6速なんか使いますかね、とか嘯いていたのに使うこと使うこと。幹線道路はほぼ5速と6速で走っていました。Z125ほどの小回りは効かないものの、カーブも気持ちよくリーンかけられて快適。喜撰山発電所で折り返し、R307の峠の茶屋でお茶を購入。
実はこれが主目的で、ここで出して頂くお茶の美味しさは感激もので、スーパーで少々お高いお茶買っても太刀打ち出来ない。やはり宇治茶の本場で玉露だー と言うことで雁が音をお買い求め。雁が音って茎のお茶なんですね。茎は茶葉より甘いとか。それであの甘い味が出るのです。因みに蒸らす必要はなく、お湯の温度も80℃でもOKとの事でした。
この峠の茶屋は何回か来たことありますが、今日は超忙しい。次々に年配者から子どもまでがあの狭いお店にやって来るのです。話から推測すると旧車(四輪)のリストアとかもされているようでした。道理で駐車場にはいろんな車が来るわけだ。
R307から府道22BPに出て、3時間弱のツーリングは終了。初日に70km余走ってしまった。今のバイクは慣らしは要らないそうですが、急加速は控えおろうとの事でした。
因みにMT125は『よたか』号と命名。2輪車は代々鳥の名前が多いのでダークグレイの鳥って何やろと探しましたが、ドバトとかカラスとかヒヨドリとかイマイチなんですね。ヨタカはグレイと言うかブラウンと言うか要は褐色で純グレイではなく、しかも宮沢賢治の小説『よだかの星』の通り、イケメンではない鳥として有名ですが、MT125の複雑な顔つきから、まあええやろと採用。『夜鷹』には俗な他の意味もあったりだけど、語呂が良かったのと、『よだかの星』作中で、カワセミの兄になっていたので、Z125Proのカワセミ号の跡継ぎとして適役となりました。私の年齢からしても恐らく最後のバイクになるでしょうね。最後に燃え尽きて星になる気はないけど、似た感じです。因みに『よたか』号のイメージデザインは文末の通りです。ステッカーにして貼るかどうかは考え中。(鳥の部分はNET素材を拝借しています)
帰宅後、シートバッグをタンデムシートに取り付け、買物仕様になりました。
シートバック付けました |
本日のツーリング中気温は5℃~10℃。ユニクロのフリース長Tの上に野球用防風アンダーシャツを重ね、更にウルトラライトダウンベストを着た上にコミネのウィンターライディングジャケット。首に薄手のネックウォーマ。下半身は、超ヒートテックインナーに暖パンジーンズ。初乗りで不安だったのでインナーに脚用プロテクタも嵌めました。概ねこの服装で大丈夫でしたが、コミネのジャケットはファスナーが勝手に開いて来るのが玉に瑕で、最初のうちは半分オープンしながら走っておりました(寒)。何とかならんですかね。
以上、よたか号デビューのお話でした。
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