2023年7月8日土曜日

走行中のハチ刺され対処

 先週は金沢に行っており出走出来ず、今週末も荒れ模様ながら唯一本日午前から午後の前半はOK。更に北部は雨雲が掛かり易いので南方の御所明日香周回へ出発。

先週行ってた金沢城

東の茶屋と今は呼ぶそうで(昔は廓だった)

富雄川沿いを南下後、金剛葛城自転車道に入りますと、葛や夏草がボーボーで前方視界不良。徐行してゆくと、「エホバの証人」(そう言う教会?集会所?道場?があるのですよ)のところで「通行止め」

疾走はキケンです

じゃん!通行止め(多分きれいにしてくれてる)

迂回路が表示されていたので、ふむ と漕ぎ出したものの、どこを走ってるか判らなくなりスマホの地図と睨めっこしていると、保険の営業の人から電話かかってきたりして10分はロス。判らんなりに走っていると見覚えのある交差点に出て、CR本線に復帰。近鉄線踏切を二つ渡って、R165高架を潜って、葛城川沿いをヘロヘロ走っていた時のことです。突然、

痛っ!!

痛ー、めっちゃ痛い! 首(顎の下の方)に激痛。瞬間、蜂と判りましたが走行中。手で払うも何も判らず。場所は脇に草が生い茂り小籔もあって、蜂もいようかと。本日のジャージはグリーン基調のジャングル柄?なので住みかと思って寄って来たのか?

停車して、指で出血している傷口付近をつねるように絞って、しかしながらスマホで映しても安定せず、流そうにもスポドリしかなく掛けられず、自販機を探します。数百メートル走ると公営スポーツ施設を発見。サイクルラックもあるし、ここなら自販機ある筈と入って、まずトイレを拝借。鏡を見ながら水を傷口にバシャバシャつけて、また絞って…。

で、考えました。蜂に刺されるの、三回目。最初は子供の頃だったのでこの数年間では2回目。アナフィラキシーが気になります。ネットで調べると短時間で呼吸困難など発症すると。サイクリングどころちゃうやん。と、直ちに帰還を決意。施設を出る時、まだ置いてあった手指消毒用アルコールを刺されたところに塗ってみたら、飛び上がる痛さでした…。

汚い写真で恐縮です 刺されたところ(首の一部)

幸い復路は追い風。30km/h前後で疾走。傷口はジンジン痛むものの呼吸困難の気配はなし。1時間で第二浄化センターに到着し、多分大丈夫と安心しました。前回はアイウェアの中に蜂が飛び込んで来て目蓋を刺されて結構腫れたので、今回はマシな方かも。

帰宅後シャワーで洗い流し、ムヒアルファEXをつけたら赤くなってる以外、どこ刺されたか最早判らん。ズキンズキン痛いのはまだ続いていますけど。と言うイタいサイクリングで本日走行61.5km。

ただ一つ、今回の蜂は実物確認できていないのです。アブ(虻)だった可能性もゼロではない。何故なら近所に下写真のような施設があったため。但し、以後の症状がちょっと違う気もするので今回は蜂と考えています。

で、NET情報ではアナフィラキシーショックを起こすのは2割程度。但し2~3%は意識無くなるとの事なので、気をつけるべきですね。走行中、蜂に衝突するのを避ける方法はなかなか難しいもので、精々茂みからは距離を取る位しか思いつきませんが、そうは行かない場合だってありますわな。今日のCRのように夏草が路面の半分を占めるようになると避けようがない。

なので、せめて刺されたときの応急処置を覚えておくことです。大抵のチャリダーは走行中不意に起こる事への心構えは身についていると思いますが(セミが顔面直撃とかケムシが腕にLandingとか)、まずは

〇痛いけど慌てない これは蜂!と認識できればOK(叫んでもいいと思います)

〇停車して、傷口から毒を絞り出す

 今回は首だったので吸い出せなかったけど腕ならイケます。前回の目蓋、今回の首ともにスマホやアイウェアやバックミラーなど手鏡の代わりになるもので刺された場所を確認して指で揉み出す

〇水・お茶で洗い流す(お茶のタンニンは毒消しになると聞きました) これ私が今回持参したサーモスの保冷ボトルじゃ無理っす(吸い出すタイプなので)。キャメルバックのチルボトルみたいなビューっと飛び出すのが最適。前回はチルボトル2本持参で片方に水道水入れていたので対応出来ました。

〇しかし、チルじゃ真夏保冷が心許ない。ご尤も。そこで私はハンディサイズのスプレイボトルに水道水を入れて持参することにしました。擦過傷の傷口洗いにも使えます。コロナ対策でアルコールやマスク消毒の小さなスプレイボトルがたくさんあるので丁度いい。サドルバックにも入りますし。

以上が蜂刺され対策ですが、いきなりアナフィラキシー症状が出たらこれはもう躊躇わずに119番。早いと十数分で絶命するとの事なので。

ハチ合わせはアブないのです。

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