2021年3月28日日曜日

さくら百選のお城は続・名城百選でした

 絶好の花見日和、業務上の事情で今週末は走れず、カミさんと(大和)郡山城の「お城まつり」に出掛けました。

大和郡山城 追手向楼

郡山城って奈良県でほぼ唯一と言っていいお城らしいお城です。私、このお城の二の丸にある高校に通っていたので、本丸(天守閣のある場所)も知ってはいるものの、精々「吹奏楽部が朝練するところ」程度の認識しかなかったです。3年ほど前に自転車で通りがかった時に、初めて追手門前まで入り「こんなの、いつの間に出来た?」とびっくりしたくらいで、今回、多分初めてちゃんと城跡を歩きました。コロナもあるので「お城まつり」そのものは多分超縮小(初めてなのでよう判らん)。人出も密になるほどではありませんでした。

郡山城の桜は「日本さくら名所100選」だそうで、やはりお城と言えば桜。ほぼ石垣しかないようなお城ですが深緑の堀にしだれる桜はきれいです。最近いろいろ整備されたようで、追手門からの散策コースもあって、天守があった場所も展望広場みたいになっています。奈良市~橿原市が見渡せるので、かつての天守楼からの眺めはさぞ良かったでしょうね。


天守台展望広場より奈良市方面

ぐるっと回っても30分強です。お城の構造物は殆どなく、移築された古い図書館とか資料室があります。建物はいろいろ復元中のようでした。天守楼まで復元されると、これまでの奈良とは一味違う名所になるでしょうね。なかなか大変とは思いますが、出来たらいいなあと思いました。桜は7分咲きと言う事でしたが、十分綺麗でしたよ。

しかし郡山城、調べてみるとなかなかなもんだと言う事が初めて判りました。桜だけでなく、お城そのものも「続・日本の100名城」に選ばれているそうで、「続」とは言え、こんな何もない城跡をよく選んで頂いたと思いますが、一時は大和・紀伊・和泉国、100万石のセンターだったそうです。( ゚A゚)!

歴代城主も、豊臣秀長を筆頭に、水野・松平・本多・柳沢と(昔のサッカー代表か)聞いた事ある苗字が並び、特に豊臣秀長は秀吉を支えた名No2として知られた人ですし、柳沢吉里は忠臣蔵で悪名だけ響いてしまった吉保の長男ですし、最後の城主・柳沢保申は、大和郡山の金魚の養殖を引導し、教育振興にも努力され、私の母校(尋常中学時代の)設立にも功績大だとか。有難うございました。めっちゃ楽しい高校でした。

そう言えば、大学受験の時、本丸方向(北側でちょうど廊下の窓側)を向いて勉強したら現役で受かるという伝説を聞き、夏休みに廊下に机を持ち出して、みんなで机並べて勉強したの、思い出しました。柳沢さまに敬意を表してのことだったのね。効果は人それぞれでしたが。

市立図書館のティールームには「金魚が泳ぐ」カレーも!

なお、大和郡山城についての学術的な調査は「大和郡山城ばーずあい」なるサイトに詳しく載っておりました。とてもじゃないですが読めませんでしたが。お城好きの方は是非どうぞ。リンクフリーとのことでしたのでURL貼っておきます。

http://www4.kcn.ne.jp/~suizan21/index.html

さて、先日、桜の絵をもうちょい描こうとClipStudioを起動したら「期限切れ。購入手続きは…」のメッセージアウト。ペンタブのオマケソフトでしたので期間限定だったのね。それも2年と言う、丁度「忘れたけどこれがないとやっていけない」くらいの巧妙な期間設定。幾ら機能的には2割くらいしか使っていないとしても、今さら別のソフト…、なんて気にはなれません。¥3,300でしたのでしっかり購入してしまいました。で、出来た作品がこちら↓。

次作のWEB小説の挿絵でもあります。今日、実物の桜を観察して「随分いい加減な絵」であることが判りました。(面倒なので放っておきますけど)

因みに本日は「さくらの日」でした。

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