2017年1月28日土曜日

手作り再訪

昨年6月、行ったら定休日だった奈良県御所市の梅本とうふ店に行ってきました。

本日は営業中!梅本とうふ店
元々は竹内峠を越えて八尾空港へ行くつもりだったんですけどね。香芝市から、いつもR165BP走ってるので、今日は旧道で行ってみようと妙な色気を出したら、旧道ってR168で違う道でした。道は段々と峠と逆の東方向へ振れて行き、大和高田とか御所方面とか看板に書いてる(168なもんで)。戻れないことはなかったのですが、ほんじゃ御所の豆腐屋さん行こうと安直に進路変更。ならクルC17に入ります。

少々迷いましたが、走っているうちに見覚えのある場所に出て、晴れ渡る空の下、葛城山系を眺めながら一路南下。長閑な道をせっせと走り、R309を越えるとレトロタウン名柄地区。とうふ屋さんの場所は覚えていなかったのですが勘で走ってゆくと田畑に囲まれた集落内の狭い路地に、いきなり熱気ムンムン。前回はガラーンとしていたのが店の外まで行列と待合の人と連れのワンなどで賑わっています。

県道30からだと、味わいのあるこの看板が目印
開店していたことにほっとして、駐輪ラック(ちゃんとあるのですわ)に自転車を掛けて、人をかき分け店の中へ。狭い店内は雑然としていて、私が小学校位の時の商店を思い出す昭和レトロ。作法が解らないので、レジ兼注文台と思われるカウンターに並んでると、奥のオバサマから声が掛かりました。

「試食まだのひと~」

オバサマ私を見ています。店内においてはヘルメットにサングラス差し込んだ異様な出で立ちなので目立ったのでしょうか。

「えっとまだですけど、トウフドーナツが欲しいんですけど、どうしたらいいですか?」

ああ、ちょっと待ってね の声とともにトレイを渡され、その上にテキパキと小皿が並びます。
「これが豆乳鍋で、こっちが”うす揚げ”これは”冷奴”でハンバーグは冷凍。ドーナツも入れとくね」

あっという間に4皿5品の試食定食?が出来上がり、「ほんで、ドーナツ幾つ?」
「えーっと3個で」   「はい、255円ね」

やすっ!1個の値段かと聞き返したくらいです。わたしゃ50km弱を走って1コ85円のドーナツを買いに来たんかいと。

こちらが試食定食 実は食べ放題だそうで、それって試食?
ほいっと袋に入ったドーナツを渡され、トレイを持って近くの席について試食定食を頂きました。はっきり言います。ウマい!
私は元々豆乳ってそれほど好きでなかったのに、この豆乳鍋は、まろやか・健康的・冷たく疲労回復にぴったりで美味しい。量的にはおやつ程度なんだけど、255円のおまけで頂いているんです。十二分でありました。
そう、肝腎のとうふドーナツですけど、こちらもフワフワ。甘すぎることなく素朴で、原料が豆腐だなんて判りません。この他の商品は知りませんが、WEB上には口コミが山ほどあるのでご参考にして下さい。もっとも、幾ら美味しいとしても、ロードバイクで走って豆腐買って帰るって、なかなか難しいかとは存じます。その他にも野菜とかも売ってましたが、ましてや…。

夕方から「若草山 山焼き」を見に行くので、帰りは知っている道という事で、名柄地区を通ってR24を跨ぎ、京奈和道の高架下から橿原神宮へ。アニメ聖地踏切を渡って、神宮の森で休憩。(可愛いシェルティが散歩中でした。シェルティが走っているのって絵になるわあ)その後は所々が工事中の大和中央CRで帰宅。本日走行84.5km。ようやく”たんちょう”のODOが9000kmを超えました。

それにしてもスタッフはオバサマ2,3名なのに、試食定食を揃え、注文を受け、注文品を袋に入れ、その中には予約で取り置きの人も居て、更に常連さんには少々世間話を加え、とごった返すお客を見事に捌いていました。すごいな。お客さんも、多少の前後はあるでしょうに、皆さん文句も言わず捌きに従っています。何しろ、豆腐だけに

揉(も)めん。


【以下は本日の山焼き風景】

若草山 山焼きの花火ー!

本年はよく燃えました
奈良国立博物館です。水面がまさに鏡!ちょっと怖い

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