2014年11月8日土曜日

公衆キンギョBOX

本日の目的地は2か所、和束町と大和郡山。何を今更の場所ばかり。

まず和束町。先日のTV番組で「今、外国人観光客がたくさんの和束町」と紹介されました。うーん、和束なら時々行くけど見たことない。きっと茶畑に集まるに違いないと目標設定。次に大和郡山。YOUTUBEでご覧になった方も多いと思う金魚BOX。私は彼の地の高校に通っていたのですが、記事では場所がさっぱり判らずStreetViewを駆使して見当を付けました。

和束へはいつも府道5号線ですが、これでは茶畑通らないので本日はヒルクライム入門コース・府道321号。大正池(上高地ではないっすよ)の傍を通る道です。木津川自転車道を途中で折れて井手町役場前からクネクネ走って321号線に入ります。道はすぐに山間に入り砂防ダムのある川沿いを登ってゆきます。坂道嫌いの私ですが、今日は覚悟して体力温存のチンタラ走行。何回も同じようなカーブが現れ狐に騙されてるみたい。ヒーハー走っているうちに大正池に到着し休憩。元々ここで休憩と思っていたのですが、それ以上に切迫したトイレ事情がありました。気温が下がると途端に近くなる年寄シンドロームで、役場前からウズウズしてたんですよねえ。

大正池管理棟の寄進制トイレを小銭チャランで拝借後、少し池を眺めました。山々が静かな水面に映り絵のようです。モミジこそ赤くなっていましたが、紅葉としてはこれからのようです。ここから先の坂がしんどいと聞いていたので更にチンタラと走り始めます。後方からタイム計測中の二人が抜いて行きました。が、何となく追いついてしまいそこから団子状態で峠到着。どうやらお一人がブランク明けのリハビリ走行のようでした。私は休憩しているのでそれ程キツくなかったのですが通しで走ったらしんどいでしょうねえ。山頂でこれから和束方面に降りると申したら、斜度がきついのでブレーキングと転倒に注意とアドバイスを頂き恐る恐る下ります。以前、信貴山の下りで前車「ゆきかぜ」のブレーキを焼いた経験があるのでスピードを抑え、所々で景色を眺め(リムを冷やし)降下。ハラハラしながら和束ダウンタウン到着。 和束は「日本で最も美しい村」に入っているそうですが、なるほど山肌一面を埋める茶畑は美しい。外人さんも夢中になる筈です。しかし結局一人も見かけませんでした。どこで聞いたか日テレは。和束町は茶畑だけでなく自然もきれいで素朴ないい所なので、外人さんがステイできる施設とかあればいいのにね。乞う英語ペンション。

次は大和郡山。府道5号を下り、加茂町から奈良市へ入り、久しぶりの植村牧場でソフトクリームを食べ、牧羊猫?としばし遊んで出発。東大寺大仏殿脇の奈良公園を通ると観光客たくさん。何語か判らないコトバが飛び交っています。奈良公園も紅葉には今少し早いですが、国立博物館の正倉院展には超長蛇の列。うーん。行ったことないわ、古跡に疎い奈良県民。

県道188等で大和郡山市到着。見当つけていた場所に金魚BOXは…ありました。期待通りK Coffeeの店先です。このコーヒーショップは小さいガソリンスタンド跡をそのまま利用していて、給油場所に簡易なテーブルと椅子が並び、コーヒーはかつての事務所の窓からTakeOut方式で販売、勝手に座って飲みます。1杯ずつ点ててくれるので少々時間はかかりますが、若いマスターの心意気が伝わってきます。GSの看板もそのままで、雰囲気は東洋的アメリカン。気に入ってしまいました。そしてその軒先に金魚BOX。縦長の空間を伸び伸び泳ぐ地元名産の金魚ちゃんたち。BOX内にはレゴで出来た公衆電話。受話器が水中に舞い、レゴの金魚も居ましたよー。
そうそうK Coffeeの'K'は、キンギョ・コオリヤマ・マスター&ジュニアの名前等いろんなものが'K'ゆかりだったからだそうです。こんなスタンドが増えたらいいなあ。出来たら和束にも。(宇治茶も出してね) 本日走行73.4km。

ヒルクライムコースはしんどいですが、林間を通る陽射しは美しく、並んだ杉木立が黄金に輝き神々しくさえありました。 あ、今日はサングラスをイエローにしたんだった。道理で世界が眩しい筈だわ…。

イエロー・マジック・コースだら。

  写真(上から) 府道321の峠(美しい村の看板です) ,絶景ポイント,茶畑の美,仰天金魚BOX
 


PS. 先程、羽生君の圧巻の演技見ました。オトコだぜぃ。




















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