2014年10月4日土曜日

福知山のモモタ

前の日曜日、福知山市動物園に志村動物園出演中のシロテテナガザルの赤ちゃん「桃太郎(モモタ)」を見に行きました。ウリ坊・みわちゃんを見に行って以来2回目です。

到着時にはモモタ、お昼寝中。仕方ないので園内を2周ほど回り、ハトやミニブタ、モルモット、ニワトリなど動物園と言うより家畜園?に近いラインナップを見て回ったり、自由に、そして意外に快速に歩くゾウガメの後を付いて回ったりしてました。そのうちシロテテナガザルの山ちゃんにお客さんがメガネ取られて(取られますよって注意書きがたくさん貼ってあるのですが)TVでお馴染みの二本松園長がレスキューに入り、山ちゃんを捕まえている間に落としたメガネをカミさんが拾って・・・などの騒動があって、その後ようやく昼寝から覚めたモモタが抱っこされて登場。紙オムツしてタオルにくるまってました。

自由がモットーの動物園です。園長はすぐに周辺の子供たちにモモタを抱っこさせてあげて、写真タイム。カミさんも抱っこさせてもらい記念撮影。園長は近くの木にモモタをぶら下げて解説。曰く

 テナガザルは類人猿で猿とは異なる。肩甲骨の付き方が違って人と同じく雲梯ができるし2足歩行も出来る。ニホンザル等のサルは4足歩行であり、肩甲骨の位置から雲梯は出来ない。モモタは木から木に移って生活せねばならないので志村動物園でも瀧本美織ちゃんが雲梯の練習をさせている。志村動物園も、何故それをやらせてるのか ちゃんと言わなあかん。[ごもっとも]

サルの肩甲骨は犬と同じで横についているんだそうです。人や類人猿は背面についてます。故にオーバースローで投げられるし雲梯もできます。そして五十肩にもなります?。類人猿は、オランウータン、テナガザル、チンパンジー、ゴリラの4種でサルとは異なる系統なんですね。日本語では類人猿と「猿」の字を当てていますが、英語ではapeで、monkeyと区別しています。なのでロード中の「猿の惑星」は実は「猿」ではないんですね。それと、類人猿も人と同じく尻尾がないんです。だからモモタもオムツ出来たんですね。ともあれ、木にぶら下がるのも自在なようで、フサフサの黒い毛と真ん丸の目がなかなかキュートでした。

園長は、めっちゃフレンドリーで博識。きっと休まず園を支えていると思いますが、凄い人ですよ。子供にも判りやすく説明して、なるべく直に動物と触れ合えるように計らっています。オンボロですが、少々いろんな臭いがしますが、この動物園は旭山にも負けないポテンシャルを持ってると思いました。現在拡張工事中。立派なレッサーパンダの飼育舎もできていますが、園長をみていると、もうちょっといい設備を与えてあげてと思ってしまいました。どこもかもが高校の文化祭のような手作り感満載ですからね。

本日は台風前に宇治方面へサイクリング。宇治田原から宇治川ラインを走って天ヶ瀬ダムを経て宇治市内に出るルートです。紅葉にはまだ早いものの、平等院の修理が完成したせいか観光客多かったです。天ヶ瀬ダムも工事中なんですが、仮設道を押し歩き、川の北側を初めて走ってみました。背後に三室戸の山を背負い宇治神社や恵心院がある側です。南側とは異なり山の中から宇治川を見下ろす道で、山では遅れ法師がまだ鳴いていました。初めて宇治橋を渡り、宇治市内を横断、城陽市を経て木津川沿いの管理道路・CRを走って帰宅。本日走行73.3km。

今来てる台風は18号でエースナンバーだから強いそうです。昨年嵐山がえらい事になったのも18号。ストライクゾーンにズバっと来る。しかし気象庁の針路予想と違って米軍の予想はもっと南の海上に外れてます。

おっと18はMLBじゃエースじゃない。ボーーール!(だったらいいけど)


園長とモモタ。寝起きだじょ。


宇治川は絵になります

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