2014年2月9日日曜日

虹と雪のバラード

広い地域で積雪となった週末、金曜日に飲みに行って帰りの電車から外を見ると大阪府内でも道路が雪化粧。最寄り駅に着いたら粉雪が降り注ぎ道路もサックサク。足跡つけて歩いて帰ったら屋根のない駐車場のR2はすっぽり雪に包まれていました。2cm位は積もってたかな。

明けて土曜日、夜間に雪が霙になったらしく、銀世界も何だか重ため。降ってくるのは牡丹雪。どのみちサイクリングはムリなので、散髪に行ってついでに整形外科にて痛みが残る左手首を診察、レントゲン撮って貰いました。骨には異常なし。オリーブの瓶開けて骨折なんて恥ずかしいので取り敢えずホッとしました。で、どうやら手首の骨が軟骨を突いて損傷させたらしく、回復は骨折より長引くよと言われました。手首には2本の長い骨があるのですが、私は先天的に片方が長くて余計に軟骨を傷つけ易かったんでしょうとの見解。痛いような動きはしちゃいかんですよとの事でした。はい、気をつけます。そのレントゲン見て思ったんですが、手首の骨って複雑な形状です。それ故に手は自在に動くんですね。人体の不思議を改めて発見しました。

午後は夫婦で雪だるま作り。霙が混じって重くて溶けかけのカキ氷みたいです。首都圏のドカ雪を2cm位分けてもらっても良かったかな。写真は美容室の駐車場で見つけた雪だるまクン。スズキ・ラパンの屋根にちょこんと鎮座していました。こう言うのはラパンが絵になるねえ。

取り敢えず手首安心で本日はツーリング。最初は新たな遺跡発掘で湧く巻向遺跡の方角を考えたのですが、天気予報の風向きは午前南西、午後北西。これじゃ行きも帰りも向い風やん とあっさり撤回し枚方周回コース。
コース自体は何ら変わったことなく、まだ冷え冷えのR168山間カーブを下って交野市から枚方市内へ。すると前方にぶっとい虹発見。天空にかかる通常の虹とは違って、街並みすれすれに横たわっています。ぶっとくて重いんで上がれまへんねん、とでも言いたげ。

向かう方向が虹の麓です。淀川沿いに着いてみると、虹の麓は対岸でした。こうやってどんどん虹は遠ざかるのでしょうね。「虹を追いかけるのは、また夢」と北方謙三センセイなら書きそうです。淀川沿いを暫く虹と併走します。まだある、まだあるとチラ見しながら走りますが、木々が視界を遮って、抜けたら虹はありませんでした。あるべきものがない消失感。抜け殻になった部屋。きっと離婚したらこんな感覚に襲われるのかなあと思ってしまいました。(予定はないけど)

そのまま御幸橋から飛行神社を経て流れ橋PAへ。木津川自転車道で帰ります。帰路は追風爆走。徐行区間以外はほぼ35km/hペース。調子に乗って漕いで、ふとサイコン見たら39.6kmとか出てました。風は凄いなあ。本日走行67.7km。

冬季オリンピックも開幕しました。私の齢ではまず札幌。懐かしいな、虹と雪のバラード。まだ小学生でしたが、行った事のない北の空に憧れを抱きました。40年後に度々行くとは思いもしませんでしたが。

ソチでも白銀の上に虹が架かるのを楽しみにしています。若いみんな、がんばれ。

横たわるRainbow!
ラパンに雪ウサギ?





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