2024年3月12日火曜日

10年振りに斑尾山春スキー

 先週末は三日かけてスキー。実に10年ぶりになるタングラムスキーサーカス斑尾。と言っても遠距離なので滑ったのは中日のみ。大雪警報が出ていたにも関わらず、雪時々晴の天気で、青空も結構望めました。ここのゲレンデは斑尾山の北西向き斜面にありまして、同じ斑尾山の北斜面は、古くからある斑尾高原スキー場です。それぞれの端っこのリフトが隣接しているので相互にゲレンデ乗り入れ可能となっています。因みに山の西側には、ゾウの化石で有名な野尻湖があります。

到着日は良い天気でした(斑尾山とスキー場)

朝7時に出て名神・北陸・上信越道をひた走り15時に現地着。北陸道は路面こそいまいちですが(浅い凹みがたくさん)、それと三月ですから?やたら工事で車線規制の中、交通量は次第に減少しトンネルが26コも続く朝日町~上越JCTでは、たまにトラック類が走っているだけでのんびりしたものでした。しかしながら海と山に挟まれた(所により海上)道路なので、能登半島地震を思うと、大地震と津波が来ればどうなるんだろうとちょっと不安。上信越道は平日(金曜日)と言う事もあり更にまばら。ほぼアイサイトでレヴォーグが独りで走っているようなものでした。妙高高原ICでガソリン入れて(単価が20円以上お高いです…)地道をトコトコ。路上は雪もなく晴天で楽ちんドライブでした。

滋賀県内は紫式部推し一色です

笹団子パン 上越市小竹製菓の名物パン 名立谷浜SAでGET

中日は朝から雪。低気圧接近でやむなく、しかし青空も結構出てまあまあのスキー日和。長女家族も埼玉からやって来て一緒に滑ってる筈でしたが行動パターンが違うのか、ゲレンデでは遂に発見出来ず仕舞い。前夜からの冠雪で(20cm位?)雪質は良く、リフト待ちもなくてバンバン滑れ、30本位滑ったような。主に中級者コース、たまに止む無く上級者コース。ケガしないように…が目標(ホテルで急遽車椅子の人も見ましたしね)。リフト乗車口には可愛いJKがバイト中。思わず何回も乗ってしまい、おっさんやね、気持ち悪い。思ったよりスキーヤーが多かったですが、南アジアインバウンドスノボ隊も練習中。初心者には何語か判らん言葉で外人先生が大声で教えていましたが、拍子取るのは何故か「イチ・ニー・サーン!」って、なんでやねん…。

雪のタングラムスキーサーカス

練習中の南アジアスノボ隊(パンタンライン)

こんな晴れ間もありました(第6リフトから)

タングラムプライマリコース(紫)と斑尾高原スカイラブコース(緑)分岐点

最後は斑尾高原スキー場に入りました。休憩しようとカフェらしきに滑り降りましたがトイレ以外は休館状態。昭和っぽい大衆食堂のみで諦め、少し滑ってから隣接ペアリフトで上がってタングラム側に滑り降り、バーで昼間っからビール飲んでスキーは終了。5時間以上滑りっぱなしでした。リア充自慢みたいで心苦しいですが、こんなこと年に1回ですから。膝も痛いし。

斑尾高原スキー場内看板

メイプルリーフ掲げたレストラン・バンフは休館中
 
斑尾高原クリスタルコース(バブルっぽい名称ですね)

30年前から子ども連れで来ているホテルタングラム。その同じ場所に、小さい子どもだった娘がママになって子どもたちを連れて来て、同じ光景が再現されているのが感慨深くうるうる。ビール飲んじゃいますよ…。

関東圏からは3時間程度で来れるので駐車場も関東甲信東北ナンバーばかりで近畿ナンバーはほぼ見かけず。葛飾やら板橋なんてナンバー、初めて見ましたよ。因みに両隣は水戸と品川。この時ばかりは飛鳥ナンバーのデザインプレートつけてたかったな…と思いました。

2日目の夜はまた雪が降り(警報でしたから…)帰宅日の朝から駐車場に行くと、案の定、車はカマクラ状態。屋根の上に数十センチの雪が載ってます。タイヤも半分埋もれている状態で、まずは運転席ドアが開けられるように、ドア前と上の雪を下し、排気管の前に空洞を作り、雪かき道具(北欧製タフスコップとスノーブラシ)を取り出しましてひたすら雪下ろし。下すと言ってもすでに膝下まで積もっているので側面に下したのでは隣の邪魔になるしドアも開きません。前方も発車出来ませんから自ずと斜め後ろに雪山を築くことに。フロントウィンドウが出て来るまで30分ひたすら作業。これもまた久し振りでした。周囲でも出発を控えた人たちが同様に作業。一日中氷点下なので溶けないんですよねぇ。娘婿殿も道具を借りて孫と一緒にせっせとやったようです。で、10時にようやく出発。周囲の道路は既に除雪車が出動していて走行可能。ま、四駆のスタッドレス新品ですから走れない訳もなくスムーズに下山出来ました。

三日目の朝はこんなになってた(第1駐車場)

レヴォーグの雪変遷

無事に出発出来ました ホテル玄関前

妙高高原ICではタイヤ規制のCHKを受け、再び上信越道。路面は除雪されているので走行に何の問題もなく、しかし前後に車影nothing。北陸道もトンネル間で一部路面真っ白がありましたが、それに富山県内で雪霰が吹き付けてきましたが、まあ普通に走れました。トンネル抜けて目の前にバーンと現れた青海黒姫山が白く輝きめっちゃきれいでした。

雪道を粛々と降りました(信濃町)

妙高高原IC内には信号があるのです

サービスエリア3か所に立ち寄りながら日暮れ前には奈良に到着。思わずGSで洗車してしまった。往復で1,014km強でした。

上信越道 北方向(上越市中郷付近)

有磯海SA 背後高架は北陸新幹線

しかし、黒姫山って二つあるんですね。今回は雲の中で全く見えなかった北信五岳の2000m級・黒姫山。こっちがメジャーです。黒姫とは蛇龍に懸想され身を犠牲にした当地の姫さまらしく美しく哀しい伝説です。

一方、1200m級の青海黒姫山は石灰岩で出来ていて鍾乳洞もあるようで、昔の関取、関脇・黒姫山はこちらから取ったシコ名です。こちらの黒姫は神話の奴奈川姫(ぬなかわひめ)、大国主命の奥方で存在感ハンパない。

どのみち山の神は姫さまです。嫉妬で山崩れが起き、口笛吹くと踊り出して落石が起こると某ゼネコンが仰っていました。

トンネルは静かに通りましょう。

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